ふすいの作品一覧
「ふすい」の「付喪神が言うことには~文京本郷・つくも質店のつれづれ帖~」「見えない星空に最後の恋が輝いている」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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レゾンデートルの誓い
朱音の投げやりな言葉に切なさを感じつつ苛立ちを感じつつ、それでいて人間らしさが出ていてすごいリアルだった。生きる意味を失った安楽死希望者達との面談をこなしていく内に自分の生きる意味は何なのかという疑問が浮上してきて、古い傷が今になってまた痛み出す。朱音が真剣に安楽死希望者と向き合ってきたからの疑問だったんだろうな。どれだけ頑張っても、どれだけ辛くても、受け入れなければならない、受け入れてあげたい死がある...。形は違えどそれもその人にとっては望む未来で、救われる為の選択であることが、この作品を読んでよく分かった。その時のアシスターとしての渚の対応にも感動したし、何処となく共感できて苦しかった。
Posted by ブクログ
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。と、あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。の主な登場人物たち、一人一人の‘’その後‘’を集めたお話です。
あの花〜と、あの星〜、の2作を読んだのでせっかくならこちらも読みたいと思っていましたが、なかなか手につきませんでした。
というのも、あの花〜や、あの星〜から得た戦争の姿に怖さを感じたからです。
ただ、経験した事も無いのに文字だけでも怖さを感じれるなんて、現実で、その目で見た人たちはどれほど怖かった日々なのだろう…と思いました。
ましてや国の為に、死ぬとわかっていながら毎日毎日、1分1秒を過ごした特攻隊員たちはどんな気持ちだったのだろうかと想像もつきま