【感想・ネタバレ】あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Anotherのレビュー

あらすじ

大ヒット『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』待望の続編!
「もし、生まれかわれるなら--今度こそ、君の側にいよう」白昼夢-佐久間彰
「あなたと出会ったことで、私は変わった。あなたの想いが、私を変えたんだ」水鉄砲-加納百合
「千代ちゃん、どうか幸せになってくれ。君は絶対に幸せになる」三日月-石丸智志
「いつかまた必ずお会いできると信じて、ずうっと待っていたの。もう一度あなたに会える日を…」夏の空-中嶋千代
人気登場人物たちの”その後”が読める短編集。それぞれの物語に号泣!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

あの花→あの星→映画と
全て見て、こちらの本も読みました。
やっぱり涙してしまった。
今ある当たり前のことが当たり前でなかった時代。当時の話だけでなく、現代から見た当時の人達も書かれていて、どれだけ今の生活が恵まれているか再認識できました。
今日も忙しさにイライラしてしまったり、子ども達に怒ってしまった自分を反省しつつ、1日1日を大事にまわりの人達を大切に生きていきたいと思わせる一冊でした。

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2024年09月12日

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もう泣けます。同調圧力の恐ろしさ、戦争の恐ろしさ。若い青年たちの命を奪う特攻隊という役割の恐ろしさ。震えながら一気読みし、絶対にこんなことは繰り返してはいけないというだけでなく、きちんと自分の意見を言える社会を作っていかなければいけないと思う。

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2025年10月19日

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ネタバレ

あの花のその後を描いた物語でした。
自分が感動したのが、千代さんが94歳になるまで特攻隊だった石丸さんを忘れないままおったのが感動しました。そして、彰が飛びだった後のことも書いていて、とても百合のことを愛していたのが伝わってきました。
今までみた小説の中で1番好きだった物語でした。

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画が素敵だった。何度見ても泣いてしまう。
構成自体はタイムスリップものでありきたりであり、現実味のないものだが、戦争物の作品を初めて見たからか、ワンシーンワンシーン鮮明に覚えている。
皆生きたい気持ちは同じで、その気持ちのまま逃げる人もいれば、誇りを持って飛ぶ人もいる。
生きたくても生きられない、無駄死にだったのかもしれない。そんな葛藤がリアルに感じられてよかった。

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2025年08月10日

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号泣!中学生の百合が戦時中にタイムスリップし現代の考えを持ったまま特攻隊の彰に恋をする。非国民だと警察と衝突する百合を助けてくれたり星空を見上げたり百合の咲く丘で過ごす。出撃の日になったが二人は気持ちを伝えあうこともなく死に別れてしまう。百合への気持ちをしたためた手紙を読んだときは涙が止まらなかった

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2025年05月26日

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本作はあの花が咲く丘で君とまた出会えたらとあの星が降る丘でまた君と出会いたいの各登場人物のその後を描いたスピンオフ。戦争を通して辛い体験やそこに生きた人の思いも描かれていて最後は百合と凉のスピンオフありほっこりして終わって良かったです。また最後に彰がどういう思いで凉に生まれ変わったかもありうるっとしました。

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2025年04月09日

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それぞれの登場人物の視点からの想いや考えが描かれていて、タイトルどおり本シリーズの中でのアナザーストーリー的な立ち位置の作品でした。筆者もあとがきで記載されておりましたが、映画の公開もあり、それを含めての本作であると感じました。私も映画と本編を見てから本作を読んだので作品に入りやすく感じました。

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2025年02月09日

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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。と、あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。の主な登場人物たち、一人一人の‘’その後‘’を集めたお話です。

あの花〜と、あの星〜、の2作を読んだのでせっかくならこちらも読みたいと思っていましたが、なかなか手につきませんでした。
というのも、あの花〜や、あの星〜から得た戦争の姿に怖さを感じたからです。
ただ、経験した事も無いのに文字だけでも怖さを感じれるなんて、現実で、その目で見た人たちはどれほど怖かった日々なのだろう…と思いました。
ましてや国の為に、死ぬとわかっていながら毎日毎日、1分1秒を過ごした特攻隊員たちはどんな気持ちだったのだろうかと想像もつきません。

今回のシリーズを機に色々戦争について調べたり、見たりしましたが、これほどの知識を得てもまだ信じられない自分がいます。
けどそれは紛れもない事実ならば、より我が国の事として考え、 戦争=怖いもの だけで終わらないように、さらに知識を得ることや考えを持つことが、今の現代を生きる我々に出来ることでは無いかと思いました。

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2024年10月07日

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何度も映画見てその後本を読んだけどやっぱり泣いちゃう。
それぞれの思いに凄く感動しました。
それと同時に生きたかっただろうなぁとか色々考えさせられました。
今の日本があるのはこの方達のおかげとゆうのを改めて思いました。

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2024年10月01日

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すきな人に想いを伝えることも
すきな人と一緒に過ごすことも許されない状況下で
好きなときに会えて
好きなときに幸せかみしめて…
そんな当たり前のことがなによりも幸せと感じた。
この当たり前の幸せを分かち合いたくて映画を彼氏とみたのですが、わかってもらえませんでした。
その幸せがわからないなんてまだまだですね(笑)

この作品は、原作・映画二回みて大好きな作品。
毎日憂鬱になって、いまの幸せがわからなくなったときに読みたいって思う一冊

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2024年10月01日

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原作・映画のその後の話が読めてとても良かった。
1話、2話は心がキュッとなる。

今ある平和が当たり前じゃないんだと思った

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2024年09月11日

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映画化されたので、原作を読んでみた。さらさらと読みやすくすぐ読み終えたが、いま一度戦中を生きた人たちのことを思い、平和であることを当たり前に思わないで、大切に今を生きようと思った。ツルさんが預かった百合宛の手紙の内容が知りたい。

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2024年09月06日

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あの花や続編の登場人物の本当の心情が描かれていて、
あの花ファンには胸アツな本でした。
短編集になっていたのでいろんな登場人物のことが深く知れる反面、もっと知りたかったと少し物足りなく感じてしまうぐらいに、あの花シリーズが良すぎる。
あの花からまた再読したくなりました!

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2025年10月08日

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ネタバレ

今作は汐見さんの作品をあさりだしたきっかけとも言える作品です。

今作と私の出会いは「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」の実写映画を見たことから始まりました

始めてみたとき、
ラストの百合がアキラの手紙を読むシーンでは滝のような涙が出たことをすごく覚えています。
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映画の次に今作を読んだのですが、先程書いたラストの百合がアキラの手紙を読むシーンは、少し原作とは違った文章だったりと、細かいところに違いが見られます。 
是非両方見ることをおすすめします。

今作に出会えた御縁に感謝します。

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2025年09月25日

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単独で読んでも余り感情移入出来ないと思いますが、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を読んでからか映画を見てから読んだら凄くそれぞれの気持ちがよく分かると思います。更に、「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」を読んでからだともっと良く分かると思います。凄く良かった!
プーチンと金正恩に読ませたい!

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2025年09月16日

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映画を観てそれから特攻隊資料館にいきました。
そこには若くして征った方々の写真や遺品や手紙がありました。たぶん映画を観てなかったらさほど興味もわかなかったのではないだろうか。映画やこの本を通じてその方々の想いを少しでも感じることができたような気がします。

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2025年07月26日

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本作では描ききれなかった登場人物のスピンオフ短編集。時が流れていても繋がる展開がステキだと思いました。

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2025年06月15日

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あの花とあの星に出てきた出演者達のその後を描いたストーリー。

特攻から80年近い日々が経ち、あの頃若かった人は、おじいさんおばあさんになって、子や孫などの世代の人達の話が短編で描かれています。
読みやすいですが、既に記された2冊を読んだり、映画をみたりしないと通じないかと思います。
魚屋の千代ちゃんが、おばあちゃんになってでてきますが、彼女の話はうるっとしました。

今年読みたい本3選をこれで読んでしまいました。また、新たな目標立てようかと思います。

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2025年05月25日

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続編との事でした。
書店で見つけて購入してしまいました。
前作以外の作品が読めていろいろな短編作品集になってます。
前作の登場人物の想いやその後の物語が読めて良かった。
感動して涙が出ました。
購入して良かったです。

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2025年03月29日

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フィクションだけど、
当時の人は実際にこのような想いを持っていたのだろうなと胸が苦しくなります。

自分の子供もいずれ戦争に駆り出されるのだろうな、なんて思いながら子育てするなんて考えられますか。

思ったことを口に出せること、嫌だ、おかしいと言える今の時代に生きられることの幸せをひしひしと感じる。
つい不平不満を口に出してしまう自分の生き方を見直したい。

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2025年02月22日

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知覧にある特攻平和会館を訪れないといけない。自分の息子がもし。。と考えたら、気が狂う。日本が戦争しない国であり続けられるよう、できる限りのことをしたい。憲法9条は、政治家の暴走を止められる唯一の手段。守らねば。

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2025年02月17日

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当たり前に過ごしている毎日がいかに贅沢で幸せなものか改めて感じさせてくれる一冊。
戦争の時代に若くして逝ってしまった方々の思いを受け継いでいくことが、現代の私たちに出来る感謝の意味になるのかなと考えさせられた。

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2024年09月22日

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戦争に行くまでのそれぞれの思いや特攻後の残された人々の姿が描かれている。前作からの回想みたいな感じで、前作を読んだ方がより分かりやすい。

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2024年09月19日

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2024年54冊目
「人間は、見聞きしたことを語り継ぎ、未来に残しておくべきものを受け継いで、忘れてはいけない過去を継承していくのだ」
…この夏、中2の息子と戦争について沢山話をした。
私がこどもの頃に祖母から聞いた戦争体験も伝える事が出来た。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を親子で読んでいなかったら戦争の話をもしかしたらしていなかったかもしれない。

Anotherは、映画の続きで主題歌の続きでもある。一人一人のそれぞれの想いが描かれていた。読後に「想望」を聴いたら号泣した1冊。

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2024年09月15日

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戦時時の話と比較して、現在は恵まれている。
生きていけるし、自由がある。
それをわかるために、数年に一度は戦争に向き合うということは大事だと思う。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』とその続編『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の登場人物たちのそれぞれの感情や生き方を知ることのできる短編集です。

 タイトルが『あの花が咲く丘で、~』のAnotherとなっていたので、『あの星が降る丘で、~』の前に読んでしまいましたが、内容を見るに『あの花が咲く丘で、~』と『あの星が降る丘で、~』の両方を読んでからの方がよかったかもしれません。もう少し間をあけずに読めばよかったと思いつつ、時間が空いてしまったので前作を思い返しながら読みました。また、今作は映画版のストーリーとも絡む部分があるそうで、原作だけでなく映画を読んでからでも楽しめる内容となっているようです。

 収録された短編は、それぞれの登場人物から見た本編前から本編後、そして現代に至るまでの物語です。それぞれの登場人物たちがどのように感じて、どのように生きてきたのか、また死んでいったのか、一人ひとりにフォーカスして味わうことができる一冊となっています。
 世界のあちこちで戦争をしていても、戦争から遠ざかっている日本にいて、戦争や平和、生や死について改めて考えることは大切なことのように思います。歴史の授業ではさらりと文章で流されていたその瞬間も、時には恋をしたり、仲たがいをしたり、家族を大切にしたりしてとにかく毎日必死に生きていた普通の人たちの姿があったということを、感じずにはいられません。
 知覧特攻資料館のパンフレットを見た親が、涙を流す場面があります。若くして国のために特攻で命を散らした特攻兵たちの名前を見て、この親たちも子どもの幸せを願って付けたはずの名前だろうに、と。その心を想像すると、胸が締め付けられるようでした。

 物語のアナザーストーリーではありますが、現実の想いとして平和への祈りと、亡くなっていった方への慰霊の気持ちを忘れずにいたいと深く感じるお話でした。

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

おすすめ度 ★★★☆☆
切ない度 ★★★★☆

前編を見ずに後編を読んでしまったが
短編やけど、繋がってて読みやすく
戦争中の恋愛話がなんとも切なかった。
決して幸せとは言えへん人生やけど
ただただ普通に過ごせてるだけで幸せやねんなと感じた

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

元となる作品も、映画も見ていないのに、スピンオフ短編集から読んでしまったのですが、十分に楽しめました。

生まれた時代、場所が違うだけで、当たり前は変わってしまう。
今がどれだけ恵まれていて、幸せなのか、自分自身が一番わかっていない。
ちゃんとそれに気づいて、感謝を忘れないこと。
平和な世界のために、一人の力を侮らないこと。
そうやって一人一人が生きていければ、もっと生きやすい世の中になっていくはず。

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2025年01月20日

Posted by ブクログ

できるなら、戦争はしない方がいい。それは当然分かっている。ただ、「手段」の一つとしてある以上はその手段を使う人間が出てくるのは止められない。
だから、今の「奇跡的な」当たり前の日常を大切にしたいと思う。当たり前すぎて、意識しないと淡々と流れてしまうかもしれないけど・・・。

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

「あの花が…」の登場人物の想いがまっすぐに伝わってきて、胸が締め付けられるようだった。
当たり前と思っている毎日は当たり前じゃない。
このシリーズを読むと、その事を思い知らされる。
いつか知覧にも行ってみたいなと思う。

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2024年09月03日

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