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  • ろまん燈籠(新潮文庫)

    ろまん燈籠(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻539円 (税込)
    小説好きの五人兄妹が順々に書きついでいく物語のなかに、五人の性格の違いを浮き彫りにするという立体的で野心的な構成をもった「ろまん燈籠」。太平洋戦争突入の日の高揚と虚無感が交錯した心情を、夫とそれを眺める妻との画面から定着させた「新郎」「十二月八日」。日本全体が滅亡に向かってつき進んでいるなかで、曇りない目で文学と生活と戦時下の庶民の姿を見つめた16編。(解説・奥野健男)
  • 惜別(新潮文庫)

    惜別(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    仙台留学時代の若き日の魯迅と日本人学生とのこころ暖まる交遊の描写を通して、日中戦争という暗く不幸な時代に日中相互理解を訴えた表題作。“アカルサハ、ホロビノ姿デアロウカ。人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ”敗戦へとひた走る時代風潮に対する芸術家としての自己の魂を、若き頃からの理想像、源実朝に託して謳う『右大臣実朝』。太宰文学の中期を代表する2編を収める。(解説・奥野健男)
  • グッド・バイ(新潮文庫)

    グッド・バイ(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻605円 (税込)
    被災・疎開の極限状況から敗戦という未曽有の経験の中で、我が身を燃焼させつつ書きのこした後期作品16編。太宰最後の境地をかいま見させる未完の絶筆「グッド・バイ」をはじめ、時代の転換に触発された痛切なる告白「苦悩の年鑑」「十五年間」、戦前戦中と毫も変らない戦後の現実、どうにもならぬ日本人への絶望を吐露した2戯曲「冬の花火」「春の枯葉」ほか「饗応夫人」「眉山」など。(解説・奥野健男)
  • 7

    7

    小説・文芸
    4.0
    1巻5,280円 (税込)
    ドラッグの売人、元ロック・スター、トップモデル、革命家、UFO研究者、分断世界の監察官、そして不滅の男ーー7つの物語が交叉する。仏哲学界の新スターによる驚異的建築物のごとき傑作。 「彼は死ねないんだよ。人が経験することをすべて経験しちゃってるんだ」(本文より) 【仏メディア、困惑と絶賛の驚異的傑作!】 *よくできた短編集ではなく、特異かつ驚異的な建築作品――テレラマ *本作をもって、トリスタン・ガルシアは短編と長編の中間にある物語集(という新たなジャンル)の作者となった。真実はときとして危険なほど超自然に接近する――ゾーン・クリティック *信仰と美と歴史と時間をめぐる7つの精神的な寓話。今年の避けては通れない10冊のうちの1冊――レクスプレス *一見多様な小説の寄せ集めにみえるこの作品は首尾一貫した構造を持っている。だが、その一貫性は見出すべきものなのである。それは読者に差し出された大いなる喜びでもある。トリスタン・ガルシアの最高の作品である――ル・ヌヴェル・オプス 「鼻血が出ない。とても孤独だ」(本文より) 7つの物語が交叉する、巨大な人生万華鏡! 「エリセエンヌ」……若返りのドラッグを求めて、閉ざされた世界の混沌へと深入りしてゆく売人。 「木管」……元ロック・スターが見つけた不思議な楽器には、過去のあらゆる名曲が刻まれていて……。 「サンギーヌ」……〈顔〉と呼ばれるスーパーモデルと、傷を負った男との奇妙な相関関係。 「永久革命」……革命を夢みた一児の母が迷い込んだ世界は、1973年に革命が成就した世界だった。 「宇宙人の存在」……宇宙人を研究する兄とその恋人のもと、すべてを疑いはじめた幼いムーンは……。 「半球(ドーム)」……国境が消え、同じ思想の者同士が〈囲い〉で暮らす完全な分断が実現した世界で、〈普遍主義者〉が見たもの。 「第七」……大量の鼻血を出して何度でも生まれなおす男が、7度目の人生でついに到達した新たな世界。
  • 谷川俊太郎の日本語

    谷川俊太郎の日本語

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    現代の国民的詩人と呼ばれ、2024年11月に92歳の生涯を閉じた谷川俊太郎。その作品はなぜ広く受け入れられているのか。難解ではない現代詩、平明であることを基調とする谷川の作品は、現代詩への問い、あるいは詩とは何か、ことばとは何かという、さらに高次の問いになっている。谷川俊太郎の作品をこよなく愛した日本語学者が、作品をかたちづくる日本語について様々な角度から観察し、分析、「できるかぎり丁寧に読む」。
  • 悲鳴だけ聞こえない

    悲鳴だけ聞こえない

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    弁護士の木村は顧問先企業からパワハラ調査を依頼された。パワハラを訴える投書はあるものの、被害者も加害者もわからなかった。苦しんでいる社員は誰なのか?(『悲鳴だけ聞こえない』)遺言執行をはじめて担当する木村。死んだ父から遺産をもらえないと知ったギャンブル狂の息子が怒り任せに取った行動が……(『無意味な遺言状』)。新米弁護士と敏腕の先輩が難儀な依頼を解決する「木村&高塚弁護士」シリーズ第3弾。5編の傑作を収録。
  • 犯人に告ぐ <文庫合本版>

    犯人に告ぐ <文庫合本版>

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻1,320~1,430円 (税込)
    闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒業に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった――史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞した圧巻の警察小説、合本版にて再登場!
  • ヴァムピールの花嫁 孤独な娘は吸血鬼に嫁入りする
    無料あり

    ヴァムピールの花嫁

    小説・文芸
    4.0
    1巻0~814円 (税込)
    継母と義妹に虐げられ、孤独に生きてきた比翠。ひょんなことから、比翠は自分が愛した吸血鬼を殺すことのできる血を持つ「吸血鬼の花嫁」だと知る。ある日、彼女は借金のかたに男爵の東久世千冴に嫁ぐことになる。義妹が頬を染めるほど妖艶で美しい彼は、なんと吸血鬼だった。彼は比翠の血を知ったうえで、「ただ君は僕を愛してくれればいい」と求婚してきた。婚約者として彼と過ごすうちに、比翠は彼に惹かれていくが、彼女の特別な血を狙う者が現れて……!? 和風シンデレラ物語、開幕!
  • 令和ノ迷い家 S邸に行くと言い残し消えた夫を探してください
    完結

    令和ノ迷い家 S邸に行くと言い残し消えた夫を探してください

    小説・文芸
    4.0
    全1巻1,650円 (税込)
    夫が最後に残した「S邸に行く」という謎の言葉。 その言葉に絡みつく、4つの不審な死の影――。 東端省吾@higasho0107 東端省吾の妻です。 5日ほど前から夫と連絡が取れません。 夫の消息をご存じの方はこのアカウントで結構ですので、DMをください。 最後に話したとき、夫は「■■に行ってくる」と言っていました。 私は普段通り相槌を打っただけで特に興味はありませんでしたが、 いま考えると手がかりになると思います。 夫がその地域に知り合いがいたかわかりません。 どんな些細なことでもいいのでご一報くださると助かります。 よろしくお願いいたします。 ■著者 最東対地(さいとうたいち) 1980年5月9日生まれ。 大阪府交野市出身。大阪府在住。2013年より執筆活動を開始。 ホラーブログ『最東対地の嗤う壷』開設。 2016年、『夜葬』(角川ホラー文庫)で第23回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞しデビュー。 近著に『花怪壇』(光文社)、『この場所、何かがおかしい』(エクスナレッジ)、 『恐怖ファイル 不怪』(竹書房怪談文庫)、『ふたりかくれんぼ』(二見ホラー×ミステリ文庫)、 『カイタン』(集英社オレンジ文庫)、『七怪忌』(角川ホラー文庫)など
  • からさんの家 伽羅の章

    からさんの家 伽羅の章

    小説・文芸
    4.0
    1巻913円 (税込)
    東京・根津。言問通りの近くに建つ古い洋館に住む 三原伽羅は、詩人で小説家で画家、 女優だったこともある多才な女性。 昭和・平成・令和と、自分に正直に生きた彼女の人生は、 この経歴からもわかるとおり、波瀾万丈。 そんな彼女に、息子の結婚相手の 義理の娘・まひろという孫が出来た。 建築家志望の柊也、新進芸術家のタロウ、 建築会社勤務の男性、バーを営む祐子、 個性的な面々が下宿している家での共同生活。 その暮らしに、様々な事件と変化が……。 ドラマ化もされた「東京バンドワゴン」や 「花咲小路」などの人気シリーズをもつ著者が描く 、新しいカタチの家族小説。
  • からさんの家 まひろの章

    からさんの家 まひろの章

    小説・文芸
    4.0
    1巻935円 (税込)
    まひろの家族事情は、ちょっと複雑。 実の両親は幼い頃に離婚。 父親は再婚した母親とともに事故で死亡。 義母の妹に引き取られるも、彼女が結婚した 相手の転勤で北海道へ行くことになるが、 高校卒業間近だったので、同行せず、 新しい父親の母が住む家に引っ越すことになった。 義理の祖母となった三原伽羅は、詩人で小説家で画家で、 女優だったこともある多才な女性。 彼女が住む東京の下町にある古い洋館には、 新進の芸術家、建築家志望の学生、 バーを営む歌手の女性といった 個性的な面々が住んでいる。 新しい環境の中、ユニークな同居人たちとともに暮らす まひろの日常を描く。 ドラマ化もされた「東京バンドワゴン」や 「花咲小路」などの人気シリーズをもつ著者が描く、 新しいカタチの家族小説。
  • 私が鳥のときは

    私が鳥のときは

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,815円 (税込)
    「さらわれてきちゃった」。中3の夏、蒼子の家に突然やってきたのは、余命わずかのバナミさん――。第4回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞した傑作青春小説。書き下ろし長篇も収録。 朝倉かすみさん、久美沙織さん、柚木麻子さん絶賛! 第4回氷室冴子青春文学賞・大賞作、 書き下ろし長篇を加え待望の書籍化! 中三の夏休み、蒼子の母が元同僚で余命わずかのバナミさんをさらってきた。なんでうち。なんで今。腹を立てる蒼子だったが、ひょんなことから一緒に受験勉強に励むようになり――受賞作「私が鳥のときは」 英語の授業は気づまりだし、部活は基礎練ばかり。「社会」というもののハードさに気づきはじめた、中一のバナミと友人たち。夏休み、お屋敷に暮らす老婦人・英子さんと出会って――書き下ろし長篇「アイムアハッピー・フォーエバー」 少女と元少女たちに訪れた、奇跡のような夏の物語。 軽やかに瑞々しく、世界をあざやかに変える、傑作青春小説、誕生!
  • 贋品

    贋品

    小説・文芸
    4.0
    1巻935円 (税込)
    \   第5回大藪春彦新人賞作家   /   \    渾身のデビュー作    /    \ 多くのメディアに紹介され /     \   文庫化に!    / ■週刊文春     2024年5月30日号 ■週刊現代     2024年6月1日号 ■週刊ポスト    2024年6月7日・14日号 ■日刊ゲンダイ   2024年6月18日付 ■ダ・ヴィンチweb  2024年6月22日付 ■日刊ゲンダイ  2024年6月26日付 ■小説すばる   2024年7月号 ■毎日新聞  2024年7月3日付 ■小説新潮  2024年7月号 ■小説推理     2024年8月号 ■文蔵       2024年9月号 ■このミステリーがすごい! 2025年版 亡き父の友人山井からの提案が、 佐村の地獄の始まりだった――。 東大阪の施設にある本物の「ピカソ」。 それを持ち出しデータ化して、 贋作をつくり、売る!  元学芸員の鑑定で真作認定済み、 絵を持ち出す段取りも終えているという。 狙うは中国人メガコレクター!  騙し通せれば40億円以上での売却も 夢ではない。だが、バレたら死が待っている。 借金を抱えていた佐村は この危険な賭けに勝負する。 (解説:香山二三郎)
  • 拷問依存症

    拷問依存症

    小説・文芸
    4.0
    1巻847円 (税込)
    廃墟と化したラブホテルで、男性と思しき全裸の遺体が発見される。所持品はなく、指は切断され、歯も抜かれ、身元の特定は難航。検死の結果、全て被害者が生存中の所業だった。あまりの惨忍さに「せめて怨恨であってくれ」と願いながら捜査に当たる高比良巡査部長らだったが、再び酷似した事件が発生する。これは復讐か、または連続快楽殺人か。
  • わたしを永遠に眠らせて

    わたしを永遠に眠らせて

    小説・文芸
    4.0
    1巻909円 (税込)
    前夫と死別した秋夜は、再婚先で義母の苛めに遭っていた。一方、近隣に住む小学生の優真の生活もまた、継父による暴力の日々。偶然出会った二人は、互いの拠り所となるが、安寧も長くは続かない。ある日、秋夜の味方だった義祖父が急死し、優真の親友が自殺を図った。連続する悲劇はただの「不運」なのか。二人の陰でほくそ笑む悪意の正体とは――。
  • 暴走
    無料あり

    暴走

    小説・文芸
    4.0
    1巻0円 (税込)
    高齢ドライバーの事故は「アクセルとブレーキの踏み間違い」と片付けられる――。 しかし、同じ家族に二度も起きた「車の暴走」は、そんな常識を覆す出来事だった。 原因を追及しようとする家族と、責任を回避する自動車会社。 辻褄合わせに奔走し、自ら矛盾を露わにしていく警察。 現実にありそうで恐ろしい暴走事故の舞台裏を描いた、リアルで痛快な物語。 巻末には、もし車が暴走したときに被害を最小限に抑えるための実践的な「まとめ」も収録。 「かもしれない話」としての読みごたえと、実用的な教訓の両方をお届けします。
  • 鋼の声が僕を呼ぶ

    鋼の声が僕を呼ぶ

    小説・文芸
    4.0
    1巻836円 (税込)
    「誰だって痛みを抱えて生きている。」 孤独な男子高校生のコテツは、島根の刀鍛冶に引き取られて暮らすことに―。 人生に立ちすくんだ少年が一歩を踏み出す、再生の物語。 青春小説の旗手が贈る、感動の傑作! 天涯孤独となった彼は、島根に住む遠縁の剱田かがりという老婦に引き取られることに。 かがりは、現代日本において唯一と言われる女性の刀鍛冶で、寡黙だが瞳に燃え盛る炎を持つ刀匠だった。 自暴自棄になり言われるまま島根にやってきたコテツだが、転校初日、己の火傷を見るクラスメイトの視線に耐えられず、学校へいけなくなる。 部屋にひきこもるコテツに、かがりは「学校へはいかなくてもいいが、そのかわり仕事を手伝え」と言う。 かがりの弟子であるコウやカンナに教わりながら手伝いをするうちに、徐々に作刀に興味を持ち始めるコテツ。 現代日本において、刀をつくる意味とはなにか?  かがりや兄弟子たちと関わり、悩みながらも、鉄を打ち、その熱に溶かされ、コテツは自らの心の形も変えていく――。
  • 創作者のための読書術

    創作者のための読書術

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,970円 (税込)
    「読む」解像度が上がれば「書ける」ようになる! 作家は作品をどう読んでいるのか?──プロの書き手の読み方を知ることで、小説やエッセイ、漫画からウェブメディアでの執筆まで、書く技術を向上させよう 優れた作家になるための第一歩は、優れた読書家になること。プロの書き手が行っている「分析的読み方」を学ぶことで、自分の作品を書き出す一歩が見つかり、さらに書き手としてのスキルを高めることができる──そんな「書く」ための学びとなる読書術を徹底伝授。本書は、ジャンル、ナラティブアーク、キャラクター造形、語りの視点など執筆術の使われ方をひもときながら、現代の小説やノンフィクション、詩、SNS、ブログなどの豊富な引用例を繰り返し読むことで、創作に役立つ効果的な読み方(=精読)が自然と身につく一冊である。 【本書のポイント】 ・すべての「書く」人に役立つ「読み方」がわかる ・創作理論が実際の作品にどう使われているかを学べる ・言葉にする力を育て、自作の文章に応用できる ・引用作品を多角的な視点から何度も読み込むことで、分析的読書の訓練ができる ・各章末に引用作品の考察のポイントと自作のための執筆のヒント付き
  • 切腹~鬼役(十二)~

    鬼役

    小説・文芸
    4.0
    12~35巻660~814円 (税込)
    将軍家毒味役を務める矢背蔵人介。いまやその剣の腕は幕臣一といわれるが、いまから二十五年ほど前、道場で鎬を削った友・小暮清志郎がいた。火盗改同心にまで出世し順風満帆だった小暮はなぜか突然、上士を斬って出奔した。はたして何があったのか。調べ始めた蔵人介の前に、とんでもない「悪事」が浮かび始める。人気爆発の鬼役シリーズ上、かつてない衝撃の第十二弾。
  • ラバウルの迷宮

    ラバウルの迷宮

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    〈戦後最大の“捕虜収容所×忠臣蔵”サスペンス〉 終戦直後、ラバウル。 10万の日本兵がひしめく捕虜収容所で、元情報将校に下された密命はただ一つ――「禁じられた忠臣蔵を上演せよ」。 暴動の火種がくすぶる舞台に、紙の雪は降るのか。 ・ ・ 【読みどころ】 ●実在した〈ラバウル捕虜収容所での忠臣蔵上演〉がモデルの歴史サスペンス。 ●ジャングルに舞う“雪”が暴く、戦争VS芸術の衝突。 ●密林の奥と、地下迷路に封印された〈戦中の極秘事件〉――衝撃の真相ミステリー。 ●かつて殺し合った日本兵と豪州軍人。そこに芽生える、希望の絆。 ●戦後80年、日本人の「生き方」を問う壮絶なスペクタクル。 ・ ・ 【推薦コメント】 「手に汗握る反乱劇。映画化を熱望!」 ――鴻上尚史(作家・演出家) ・ 「異色の舞台と題材、謎を呼ぶストーリー、熱い人間ドラマ。 どれもが面白く、読みどころが多すぎる」 ――細谷正充(文芸評論家・アンソロジスト) ・ ・ 戦争が終わった時、いかに生きるかの戦いがはじまった。 エンターテインメントで描く〈慟哭〉と〈感動〉の物語。
  • 硝子の塔の殺人

    硝子の塔の殺人

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    最高到達点!!! 著者単行本売上第1位(弊社調べ) 本屋大賞ノミネート作品! 超話題沸騰!! ミステリ界が唖然、呆然、絶賛! 島田荘司「これを超える作が現れることはないだろう」 綾辻行人「ああびっくりした」 有栖川有栖「まるで本格ミステリのテーマパーク」 法月綸太郎「綱渡りのどんでん返し」 560ページ一気読み! ミステリファン必読の書!! 雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。 ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、 ゲストたちが招かれた。 この館で惨劇が起こる……。 館の主人が毒殺。 ダイニングでは血塗れの遺体。 血文字で記された十三年前の事件。名探偵・碧月夜と 医師・一条遊馬が謎を追う。 散りばめられた伏線、 読者への挑戦状、 驚愕のどんでん返し。 2022年本屋大賞ノミネート作であり、 知念実希人史上、最大ベストセラー作!  【目次】 プロローグ 一日目 二日目  三日目  最終日  エピローグ 『硝子の塔の殺人』刊行に寄せて 島田荘司
  • 犬を盗む

    犬を盗む

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    犬だけが知る真実とは―― 驚嘆&感動の長編ミステリー 都内の高級住宅地で一人暮らしの老女が殺害された。部屋には、かつて犬を飼っていた痕跡が残されていた。 一方、雑誌記者の鶴崎は、あるスクープをモノにするためコンビニでアルバイトを始め――。 人と犬の絆に感涙、想像を超える展開に一気読み必至の傑作ミステリー!  ※犬はつらい目にあいませんので、愛犬家の皆さまも安心してお読みください。 解説/村井理子 ――作家からも感嘆の声続々!―― 「細かい違和感を憶えておいて。最後に『なるほど』と思うから」――貫井徳郎さん(作家) 「人生のほとんど全てを失ってしまったかのような人間が、一匹の犬と巡り会う。 他者から見れば寂しい人生かもしれないが、一人と一匹にとっては、とても豊かな時間が流れていくに違いない。 それがはっきりと見えるラストに感動した」--村井理子さん(翻訳家・エッセイスト 解説より)
  • 神に愛されていた

    神に愛されていた

    小説・文芸
    4.0
    1巻891円 (税込)
    「忘れようとしていた痛みが「ここ!」と叫んでいる」 ――――作家・町田そのこ(「解説」より) 大ヒット作家・木爾チレンの「伝説の衝撃作」、ついに文庫化! 希望と絶望、羨望と嫉妬…… 愛憎渦巻く、狂気の物語。 若くして小説家デビューを果たし、その美貌と才能で一躍人気作家となった東山冴理。 しかし冴理は人気絶頂のさなか、突然、筆を断った。 一体なぜ――。 やがて30年の時が経ち、冴理のもとへ、ひとりの女性編集者が執筆依頼に訪れる。 すると冴理は語り始める。 心の闇に葬った、戦慄のその過去を……。 これは才能を信じて生きた女性作家ふたりの光と影、あるいは愛憎の極致。 魂が震える傑作! 著者渾身の「文庫版あとがき」、作家・町田そのこ氏による「解説」も特別収録!
  • 道の果て、朝はまた来る

    道の果て、朝はまた来る

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    人生の交差点に立ったとき、 伝説の空色タクシーは現れる。 もしも「あの時」に戻れたら、 誰に、何を、伝えますか―― とめどなく、泣いて、泣いて、泣く! 切なく温かな人間ドラマに、感動の涙が止まらない! その変哲もない黒タクシーは、辛い過去を抱える者にだけ「空色」に見えるという。 ドライバーの四井創空(よつい そら)は、そんな不思議なタクシーで彼らを「目的地」へと連れて行く。 ――それは、時空を超えた「乗客の後悔が残る場所」。 「あの時」に時間を巻き戻して、大切な人へ伝えたい言葉がある。 果たして人生の岐路に立つ乗客たちは、降車先で誰と会い、何を得て、未来への一歩を踏み出すのか。 癒しのヒューマンファンタジーの名手・いぬじゅんが、人生を旅するあなたへ捧げる、極上の感涙作品!
  • 5分後に、虚しい人生。 本当に欲しかったものは、もう

    5分後に、虚しい人生。 本当に欲しかったものは、もう

    「チャイムの音と共に騒がしくなる教室で、目を輝かせる友人達。小学校の話題の中心はいつもポケモンだった。僕は一人、いつも下を向いていた。ウチにはゲームボーイも、スーファミもなかった。」(窓際三等兵「本当に欲しかったものは、もう」より)――『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』の麻布競馬場、『地面師たち』の新庄耕他、総勢10名義による絶望文学アンソロジー全23編。どの作品からでもOK!  読めば5分で泣ける・・・・・・痛くて。けど、それが人生♪
  • ハレーション

    ハレーション

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    離島「子泣き島」で暮らす小学生の拓海は、家の手伝いで釣りに出かけたところ、 同級生・涼子の飼い猫が海に転落したのを目撃する。 防波堤にいた、親友・風太の父である亮平に助けを求めるも、 台風一過の海に飛び込んだ彼は帰らぬ人となってしまう。 成長した拓海は島を出て働いていたが、忘れもしない、あの風太と「偶然」にも再会し……。
  • ムーンフォール・サーガ2 氷の揺りかご [上]

    ムーンフォール・サーガ2 氷の揺りかご

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻1,650円 (税込)
    〈シグマフォース〉のジェームズ・ロリンズ、最新ファンタジー・アドベンチャー 月が堕ちる予言とともに、少女は立ち上がる。 舞台は運命と出会い会が待つ氷の果てに── 失われた絆、裏切り、そして予言。少女は真実を求めて旅に出る。 凍てつく世界に待ち受ける謎。 奇跡の力を持つ少女は、翼をもつ弟とともに禁断の氷壁を越える。 迫る終末、揺らぐ記憶、目覚める古代―― これは、運命に抗う者たちの黙示録。 〈あらすじ〉 氷に覆われた世界で運命が目を覚ます。 真実が暴かれる時、世界は再び動き出す── ムーンフォールによるアースの破滅を予言したニックスは、それを阻止するため仲間たちとともに永遠の夜が続く大氷原を目指す。その途中で巨大コウモリ――ラーシュクの群れに襲われ、不時着した氷の下には「クレイシュ(揺りかご)」と呼ばれる世界が広がっていた。そこで出会ったダールという青年から、「オシュカピア(夢見し者)」という生き物の存在を聞かされる。オシュカピアの持つ不思議な力が導く先には何があるのか? 一方、別行動を取って南クラッシュ帝国に潜入したハレンディ王国のカンセ王子たちは、謎の鍵を握る「眠りし者」の捜索を試みるが、国内の不穏な情勢と、王国との戦争の気配に妨げられる。ようやくたどり着いたマルガードの地で、カンセたちが目にしたものとは?
  • 巨匠とマルガリータ(新潮文庫)

    巨匠とマルガリータ(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    ある春の晴れた日、モスクワに悪魔が現れた。黒魔術の教授を名乗る悪魔は、グラスでウオッカを飲む巨大黒ネコら手下を従え、首都に大混乱を巻き起こす。一方で文壇の権威に酷評され絶望に沈む巨匠。彼に全てを捧げるマルガリータは純愛を貫くべく悪魔の助けを借りる。スターリン独裁下の社会を痛烈に笑い飛ばし、人間の善と悪、愛と芸術を問いかける哲学的かつ挑戦的な世界的ベストセラー。
  • ブリタニア列王史 ――アーサー王ロマンス原拠の書

    ブリタニア列王史 ――アーサー王ロマンス原拠の書

    中世ヨーロッパを代表する騎士道物語として愛され、今日でも様々な文化芸術に大きな影響を与えつづけるアーサー王物語。その起点をなすのが本書『ブリタニア列王史』であり、『アエネーイス』の主人公であるアエネアースの子孫ブルートゥスが紀元前12世紀にブリタニア王国を建設してから、ブリトン人が追放されサクソン人による支配がはじまるまでの二千年近くに及ぶ歴史がダイナミックに物語られる。本書を通じてその生涯や事績がはじめて体系化されることとなったアーサー(アルトゥールス)王や魔術師マーリン(メルリヌス)らの活躍が鮮烈な印象を残す、ロマンス文学の先駆的古典。
  • 意味が分かると震える話

    意味が分かると震える話

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大ヒットホラー短編集『意味怖』に、「謎」と「超」の新コーナーを追加。さらに怖さを増したショートショート61編収録。大人気5分シリーズから派生した病みつき確実の新感覚ホラー短編集。
  • どこかで叫びが

    どこかで叫びが

    恐怖が、再定義される── 『ゲット・アウト』の監督・ジョーダン・ピールが送る 黒人作家たちによる恐怖の最前線 【ローカス賞】、【ブラム・ストーカー賞】、【英国幻想文学大賞】受賞! 【世界幻想文学大賞】最終候補作! 『ゲット・アウト』『アス』『NOPE/ノープ』で世界に衝撃を与えた映画監督・脚本家ジョーダン・ピールが編集を手がける、全編書き下ろしによるブラック・ホラー短篇集。 本アンソロジーに収録された19の作品では、奴隷制度の記憶、公民権運動のトラウマ、移民としての分断されたアイデンティティ、そして現代社会の見えざる暴力など、超自然の恐怖だけでなく、アメリカ社会に深く根を下ろした不正義や歴史的暴力といった“現実”の〈悪夢〉が描かれる。 作家陣には、N・K・ジェミシン、ンネディ・オコラフォー、レベッカ・ローンホース、タナナリーヴ・ドゥーら国際的に高く評価される作家たちが名を連ね、新進気鋭の書き手も多数参加。また、ジョーダン・ピール自身による序文も収録されている。 ローカス賞、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞を受賞したほか、Esquire、CrimeReads、シカゴ公共図書館の「年間ベストブック」にも選出された。また、英・ガーディアン紙は「今年最高のアンソロジーであるだけでなく、時代を超えて語り継がれる一冊」と絶賛している。 ブラック・ホラーの最前線を記録する、必読のアンソロジー。 あなたがまだ見ぬ恐怖が、ここにある──
  • 世界終末戦争(上)
    完結

    世界終末戦争

    小説・文芸
    4.0
    全2巻1,507~1,573円 (税込)
    十九世紀末,ブラジル北東部の最貧地帯に現れたキリストの再来をおもわせるコンセリェイロ(「教えを説く人」)およびその使徒たちと,彼らを殲滅しようとする中央政府軍の死闘を描く,円熟の巨篇.ブラジルで実際に起きた「カヌードスの反乱」をモチーフにした,バルガス=リョサ畢生の超大作.(全二冊)

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  • ダンシング・ガールズ:マーガレット・アトウッド短編集

    ダンシング・ガールズ:マーガレット・アトウッド短編集

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,376円 (税込)
    『侍女の物語』前夜のアトウッド 世界的作家アトウッドの初期短編集が待望の復刊。キャンパスで繰り広げられる奇妙な追跡劇(「火星から来た男」)、記者が陥る漂流の危機(「旅行記事」)、すれ違いから各々孤独を深める夫婦(「ケツァール」)、適性に悩む医者の卵がある少女に向ける感情(「訓練」)、下宿屋で巻き起こる異文化をめぐる騒ぎ(「ダンシング・ガールズ」)など――アトウッドのぞくぞくするような「巧さ」が詰まった七編を収録。あからさまにではなく、ほんの少しだけ垣間見せるというやり方で、日常に潜む違和や世界の綻びをアトウッドは示してみせる。 「ことに「キッチン・ドア」で描かれる、形のない、だがはっきりと肌で感じる破滅の予兆は、のちの『侍女の物語』や〈マッドアダム〉三部作のディストピア世界の前日譚と見ることもでき、世界のあちこちで不穏な狼煙の上がる二〇二五年に読むと、これを訳した当時よりずっと生々しい実感をともなって迫ってくる。およそ五十年前に書かれたにもかかわらず、これらの物語は少しも古びていない、どころか読むたびに「今」の物語として更新されつづける。そのことに何よりも驚きを感じる」(「復刊によせて」より)
  • 怪談

    怪談

    小説・文芸
    4.0
    1巻836円 (税込)
    「聞いていただこう、ホーイチ・ジ・イヤーレスの物語を──」円城塔 作家・円城塔が、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの名著「KWAIDAN」を直訳! ダン・ノ・ウラの戦いの物語を──最も悲哀の深いくだりであるから(「ミミ・ナシ・ホーイチの物語」) オ・ジョチューは振り返り、そうして袖を下ろすと手で顔を撫でてみせ──(「ムジナ」) スライド式のスクリーンを開け、そうして彼は見たのだったが、ランタンの光に照らし出された五人の寝姿には──首がなかった!(「ロクロ・クビ」) 日本という未知の国の物語を、英語読者に向けて語るハーンの流儀を再現すると、日本の言葉はただのアルファベットの連なりで得体のしれない音となり、読み手の前に呪文のように放り出され、全てが説明されるわけでもない。当然これは、英語読者にとって「読みやすい物語」ではなく「驚異の書」として受け止められたことだろう。(「訳者あとがき」) 1904年に英・米国で発表された「KWAIDAN」には、遥かかなたの異国「JAPAN」の物語が描かれた。 当時、本書を手にした読者は何を感じたのだろうか。 円城塔が白日の下に晒す、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの名著「KWAIDAN」の真の姿。 待望の文庫化
  • 刑事継承

    刑事継承

    小説・文芸
    4.0
    1巻946円 (税込)
    東京の町田市内で飲食店の女性経営者が突如行方不明となった。常連客から出された捜索願に、警視庁捜査一課の山本俊太郎と信楽は、殺人事件の匂いを嗅ぎ取る。だが、有力な容疑者には完璧なアリバイが……。
  • 潮風キッチン
    完結

    潮風シリーズ

    小説・文芸
    4.0
    全5巻770~946円 (税込)
    突然小さなお店を経営することになった海果だが、奮闘むなしく店は閑古鳥。そんなある日、ちょっぴり生意気そうな女の子に出会う。「人生の戦力外通知」をされた人々の再生を、温かなまなざしで描く物語。
  • 高校事変

    高校事変

    小説・文芸
    4.0
    1~27巻748~990円 (税込)
    優莉結衣(ゆうり・ゆい)は、平成最大のテロ事件を起こし死刑となった男の娘。事件当時、彼女は9歳で犯罪集団と関わりがあった証拠はない。今は武蔵小杉高校の2年生。この学校に支持率向上を狙った総理大臣が訪問することになった。総理がSPとともに校舎を訪れ生徒や教員らとの懇親が始まるが、突如武装勢力が侵入。総理が人質にとられそうになる。別の教室で自習を申し渡されていた結衣は、逃げ惑う総理ら一行と遭遇。次々と襲ってくる武装勢力を化学や銃器のたぐいまれなる知識や機転で次々と撃退していく。一方、高校を占拠した武装勢力は具体的な要求を伝えてこない。真の要求は? そして事件の裏に潜む驚愕の真実とは? 人質になった生徒たちと共に、あなたは日本のすべてを知る!
  • かえるの騎士とみにくい背高女王

    かえるの騎士とみにくい背高女王

    かえるはいかにして騎士となり、敬愛する女王のもとから去るに至ったのか。 名前もないかえるは、地下室の檻で寝起きする見世物暮らし。 ある夜、騒ぎに乗じて逃げだしたかえるは、行く先々でたくさんの人たちと出会う。 数奇な運命によって遠く離れた土地へと導かれたかえるは、やがて闇を支配する恐ろしき敵との戦いに身を投じてゆく。 「ぼくは何ものなのか」。長い旅の果てに、かえるは何を見つけるのか。 世にも苛酷で優しいダークファンタジー、ここに開幕! ●著者 十文字青(じゅうもんじあお) 2004年『第7回角川学園小説大賞』特別賞を受賞し『薔薇のマリア』(KADOKAWA)でデビュー。 著作に『灰と幻想のグリムガル』(オーバーラップ文庫)、『果てなき天のファタルシス』(星海社)などがある。
  • 小説、この小さきもの

    小説、この小さきもの

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    私たちは孤独ゆえに小説を生みだし、小説を読み書きするゆえに孤独を深めてきた─。小説の本質とは何か。私たちはなぜ物語を必要とするのか。神なき時代の叙事詩である小説の起源を探り、フィクションを「読むこと」と「書くこと」の本質に迫る本格文芸評論。
  • 第七問

    第七問

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,970円 (税込)
    ベイリー・ギフォード賞受賞のメモワール 終末的未来を描いた小説家、原爆開発の端緒を開いた物理学者、〈死の鉄路〉から生還した父と家族、流刑地だった国と人々の歴史を描く。
  • 蜻蛉の夏

    蜻蛉の夏

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    命を削り今を生きる「止観の道士」たち。 時に精神は現実を凌駕する―― 織田信長が天下統一へ向け着々と歩みを進めていた元亀元年(一五七〇年)、京の街でこれまで交わることのなかった「止観の道士」たちの運命が交錯する。 「水観」の円四郎、「炎観」の平助、「月観」の桂月。 現実と幻想の狭間で揺れる自己矛盾、その道士という生き方にあえぎながらも、厳しい修行の末に彼らが得た止観の力は、やがて到来した織田家との戦いに大きな影響を与えていく――。 歴史上一切語られることのなかった儚き者たち。 その生の輝きと熱情が、乱世の闇を鮮烈に切り裂く! 『ヒートアイランド』 『ワイルド・ソウル』 『室町無頼』に連なる 垣根ワールドのエンターテインメント最高到達点!! 「25年小説を書いてきて初めて、全てをエンタメに振り切った物語を書いた」(著者)
  • 不揃いな家族

    不揃いな家族

    小説・文芸
    4.0
    1巻4,180円 (税込)
    米書評サイトでレビュー20万件越えの感動作 1965年、幼いフラニーの洗礼式で彼女の母と警察官の男が恋に落ちたことから、二つの家族は一つになった。二人の母と二人の父、そして六人の子供たちは、それぞれの葛藤を抱えながらも関係を築いてゆく。時に揺らぎ、傷つけあいながらも深く結びつく家族の物語
  • ブラックスワン

    ブラックスワン

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,881円 (税込)
    元自衛官が護衛を依頼された日本人女性研究者。 彼女を監視下に置き、接触を図る中国政府と警視庁公安部。 いったい彼女は何者なんだ? 社会派ミステリ(『震える牛』『ガラパゴス』)の名手が 世界最新のハイテク戦争の真実を暴く前代未聞の逃走劇! 台湾で暮らし、警護の仕事を個人で請け負っている元自衛官の城戸護に、養女から依頼が入った。友人の福本真衣を沖縄に連れて行ってほしいというのだ。日本と台湾のハーフの真衣はカナダの大学院で応用化学を研究する27歳。裕福な父親が心配性らしい。渋々引き受けた城戸が真衣をひとまず台北市内に案内したところ、何者かが彼女を狙撃してきた。間一髪で逃れ、人脈を頼りにプライベートジェットを使って沖縄に入る2人。だが中国政府の接触を受けて、城戸は警視庁公安部にもマークされていることに気づく。
  • 全部を賭けない恋がはじまれば

    全部を賭けない恋がはじまれば(ひろのぶと株式会社)

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    恋、仕事、友人、家族......。淡々と生きてきたつもりが、導かれるように出会い、巻き込まれていく——。 ほのかに揺れる心と理不尽で理解の追いつかない状況を、冷静にも芳醇に切り取る女性「コスモ・オナン」の18の物語。 著者、初の書籍。Web連載で人気の作品に加え、書き下ろし一編を収録。 「どこか別の世界に連れて行かれた感じ。」 「なんだこれは。爽やかさがものすごい。」 「こんなに名フレーズの多い文章ないですよ。」 SNSで驚きの声続々! 新進気鋭の作家、稲田万里、誕生。
  • 灘校物語

    灘校物語

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    成績上位で天下の灘校に入るも、深夜放送にドはまりして成績は急降下。広島カープファンだった故に、阪神ファンだらけの灘校に赤帽をかぶっていったことがきっかけで、ヒモで足を結ばれて3階の校舎からぶら下げられたりの過激なイジメを受け、にも関わらず、毎年泡沫候補と罵られながら生徒会役員に立候補、大人顔負けの熾烈な選挙戦を繰り広げる。(実話です) 天才・秀才・奇人ひしめく灘校で自分を見失いかけた主人公のヒデキが、映画への情熱と仲間を見つけ、とうとう編み出した受験のテクニックによって、東大理Ⅲ合格をつかむまでの自伝的物語。
  • 虚構の歌人 藤原定家

    虚構の歌人 藤原定家

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    定家ほど、現在まで誤解され続けた歌人はいない。定家の新解釈本登場!!  藤原定家は、「美の使徒」「美の鬼」「歌聖」「日本を代表する近代詩人」などと讃えられ、一般には「新古今」「百人一首」の選者として有名であり、日本を代表する歌人と言っても過言ではないでしょう。また18歳から74歳にわたり書き続けた日記『明月記』は、定家を識るための資料とともに、日本中世(平安、鎌倉)の歴史資料として国宝に指定されほど貴重なものとなっています。そんな藤原定家を著者は歌人としては、天才ではないと突き放します。秀才が作る歌と・・・。そして、冷徹な眼で多くの資料を猟渉し、定家の<歌>だけでなく、定家そのものを解剖していきます。まさに名外科医の発見困難な病巣を切り刻むメスのように、定家の崇拝者たちによって作られたステレオタイプの偶像を丹念に一枚一枚剥がしていきます。  しかし、著者は、定家の現在までの評価を貶めるためにこれを書いたのではなく、歌人として、歌を学び、歌を読んできた自分が、今、定家と直接対話ができる時期がきたのではないか、そして、今まで築きあげられた虚像・定家にあざむかれず、実像・定家を世に知らしめ広げることが出来るのではないかという、熱い思いでこの本書を書いたと語っております。 著者は本書の中で「定家は『おもしろき』歌を詠む人ではない、落語を見るとき人は笑おうという姿勢でみる。和歌を見るとき人はおもしろいもんだと思ってみる。しかし定家はむしろ「もののあわれや」や「おもしろさ」を否定するために歌を詠んでいる。定家の歌は前衛であり形而上的であり、いわば「禅」なのだが、たいていの人はそこまで考えが及ばない。ある人はそれにもかかわらず、定家の歌に風情を感じようと努力してとんちんかんなことを言う。またある人は、なんだこんなわざとらしい歌、とあきれてしまう。定家はこんな具合にいろんな人に誤解される。」 と述べております。本書は今までにない定家新解釈満載の定家ワールドがこれでもかと書かれていいます。本年度文芸界の注目の一冊となることでしょう。 ※紙版とは一部、内容が異なります。
  • 旦那の同僚がエルフかもしれません【電子特典付き】

    旦那の同僚がエルフかもしれません

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻748~792円 (税込)
    祖父が営む弁当屋で働くひばりは、常連のサラリーマンと恋に落ち、数年の交際の後に結婚した。ダーリンの名前は三輪伊吹。仕事は団体職員。忙しくてなかなか帰ってこないのが玉に瑕だけど、真面目で優しい素敵な人。 ただ、時々家に連れてくる同僚や取引先のお客様が、ちょっとばかり個性的だった。金髪ロン毛で耳がエルフのように長かったり、全身見たこともない模様の刺青だらけだったり。 「みんなひばりの料理が食べたいんだ」という伊吹の頼みで、不思議なお客様に手料理をふるまうが――そう、ダーリンは勇者様。今も異世界の平和のために奔走するエージェントだったのです! エルフやドワーフの同僚、ふわふわの毛をたくわえた人狼の上司、見た目は小学生な魔王のワガママ娘。 伊吹が連れて来るお客様をもてなしていただけのつもりが、ひばりの人柄と温かい料理で、知らず知らずのうちに異世界の危機を救っていて……? 『おいしいベランダ。』『犬飼いちゃんと猫飼い先生』シリーズの竹岡葉月が贈る、 すこし不思議なおもてなしファンタジー。 ※特典として、書き下ろしショートストーリー【まるで百日紅のように】を収録しています。
  • なでしこの記憶

    なでしこの記憶

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    少年少女を救うのは、互いを想う力と一輪の花 母を亡くし絵を描けなくなった颯斗と、“いい子”の重圧に押しつぶされたあかり。 自分らしさを取り戻すための、高校生活がはじまる――。 主人公・矢崎颯斗が病気の母のために描いたのは、花瓶に生けたなでしこの絵。母を失ってからは思い出さないように逃げてきた彼の前に、小花あかりという底抜けに明るい少女が現れた。彼女の天真爛漫さに、なぜか憎まれ口を叩いてしまう颯斗だったが、正反対の二人はだんだんとその共通点と最初の出会いに辿り着く。明るさのうらに隠されたあかりの本当の姿を、颯斗は見つけ出し救うことができるのか。

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  • 極彩の岬

    極彩の岬

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    白亜の灯台が見た、鮮烈な色彩(ミステリー) 『神奈川県M半島100年史』の執筆を任された20代の社会科教師・クロカリ。 太平洋戦争中の史料を漁っていると、米国公文書館のアーカイブでZ 埼灯台を舞台とした奇妙な「映像」を見つける。 そこには、目を疑うような戦中の光景が記録されていて――。 劇画のストーリーテラーが描く、ミステリーの世界!

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  • 日本エッセイ小史 人はなぜエッセイを書くのか

    日本エッセイ小史 人はなぜエッセイを書くのか

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    『枕草子』『土佐日記』の昔から日本人に親しまれてきた「エッセイ」。「昭和軽薄体」の大ブームや芸能人エッセイの人気、そして高齢者エッセイの百花繚乱ぶりなど、いつの世も「エッセイ」は時代とともにある。 では「エッセイ」とは何か? 「随筆」「コラム」「ノンフィクション」とどう違う?  「エッセイ」を読んだことのない人はいないはずなのに、意外と誰も答えられない「エッセイ」の正体。 「エッセイスト」を名乗り講談社エッセイ賞選考委員を長らく務めてきた「エッセイの専門家」である著者が、時代を彩った大ヒット名エッセイ160余作品をひもときながら、満を持して真正面から「エッセイ」を縦横無尽に語り尽くす! エッセイストがエッセイについて綴るエッセイ、ついに登場。
  • 私のことだま漂流記

    私のことだま漂流記

    小説・文芸
    4.0
    1巻803円 (税込)
    すがすがしく力強い声がする。 この先、人間として小説家として迷ったとき、 私はこの本の言葉に奮い立たされることになるだろう。 ーー宇佐見りん 山田詠美は常に今を生きている。それも常に今に迎合せずに。 だからこそ、誰よりも文学を愛した少女は、誰よりも文学に愛される作家となったのだ。 ーー吉田修一 初めて「売文」を試みた文学少女時代、挫折を噛み締めた学生漫画家時代、高揚とどん底の新宿・六本木時代、作家デビュー前夜の横田基地時代、誹謗中傷に傷ついたデビュー後、直木賞受賞、敬愛する人々との出会い、結婚と離婚、そして…… 積み重なった記憶の結晶は、やがて言葉として紡がれる。「小説家という生き物」の魂の航海をたどる本格自伝小説。 私は、この自伝めいた話を書き進めながら、自分の「根」と「葉」にさまざまな影響を及ぼした言霊の正体を探っていこうと思う。 ーー山田詠美
  • 戦神
    完結

    戦神

    小説・文芸
    4.0
    全1巻1,188円 (税込)
    戦国の世に、宿命を背負い生まれてきた戸次八幡丸。彼は、父・戸次親家が主君・大友親治の愛息を死なせた罰として、死に追い込まれた母の腹から取り出された子であるがゆえに、「鬼の子」と呼ばれていた。幼い頃から北九州にて戦の才を発揮した八幡丸は、戸次鑑連と名を改め、やがて大友最強の将と称えられるようになる。多くの家臣に囲まれながら、最愛の女性・お道を妻に迎え、幸せに包まれた日々を過ごす鑑連だったが、過酷な運命が襲いかかり……。後の立花道雪を主人公にした、歴史小説の傑作が待望の文庫化!(解説・内田剛)
  • うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理

    うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    探偵、容疑者、トリック、犯行動機……、すべての事件の影に「馬」があり! 田舎の乗馬クラブで起こった殺人事件。容疑者は、なんと馬のロック。本当にロックの犯行なのか腑に落ちない牧場の娘・陽子(マキバ子)に、突然、飼育している元競走馬のルイスが話しかけてきて、なんと事件の推理を始め出した――。小さな田舎町で起こる不可解な事件の数々に、元競走馬と女子高生のコンビが挑む連作ミステリ。
  • アリアドネの声

    アリアドネの声

    小説・文芸
    4.0
    1巻784円 (税込)
    巨大地震が地下都市を襲い、女性が遭難。しかも、彼女は「見えない、聞こえない、話せない」三つの障害を抱えていた。頼みの綱は一台のドローン。操縦士のハルオは、遠隔から要救助者を発見し、安全地帯まで誘導するという前代未聞の作戦を任される。迫る浸水。猶予は六時間。女性の未来は脱出か、死か――。想像の限界を超える、傑作ミステリー。
  • LO 警察庁ローンオフェンダー対策室

    LO 警察庁ローンオフェンダー対策室

    小説・文芸
    4.0
    1巻814円 (税込)
    LO=ローンオフェンダーとは組織に属さない単独の攻撃者のこと。SNSや爆発物原料などLOの前兆情報を収集し、事件発生を未然に防ぐ――対策室設置を警察庁に提案した三〇歳の警視、天童怜央は自ら初代室長になった。平成初期から凶悪犯罪を教唆し続けてきた伝説の存在「アジ子」との拘置所でのやり取りも参考に、クセの強いメンバーの力を捜査に結集させる。政治家、芸能界の大物、丸の内の商社、風俗店、はたまた家族などその標的はさまざま。LOの脅威を排除せよ! 社会の暗部をあぶり出す文庫オリジナル警察小説。
  • エクアドール

    エクアドール

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    大航海時代、琉球王国で役人を務める元倭寇の眞五羅は、島の防衛に必要な最新鋭の大砲を手にいれるべく、ポルトガル領マラッカを目指す船旅に出る。しかし、マラッカ周辺は3つの国が相争う危険地帯。眞五羅たちも壮絶な戦いに巻き込まれていく。島と大切な人たちを守るため、大砲を手にすることができるのか。手に汗握る冒険歴史小説。
  • 透明な耳。

    透明な耳。

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    都内の公立高校に通う原田由香は、ダンス部のエースとして活躍する17歳の高校生。彼女はある日、学校の帰り道で交通事故に遭い、突発性難聴となってしまう。交錯する絶望、葛藤、希望。そして音楽とダンスをこよなく愛する女子高校生が、聞こえと引き換えに手に入れたものとは――。 突然、「音」を奪われた主人公と、両親、恋人、友人、それぞれの心情を、リアルな描写とけれんのない筆致で書き上げた青春群像劇。
  • 朝がくるたび、また君に「恋」をする。

    朝がくるたび、また君に「恋」をする。

    小説・文芸
    4.0
    1巻759円 (税込)
    「自分の大切な人はみんな不幸になってしまう」。高校一年生の涼風はそんな想いを抱え、人と深く関わることを避けていたがある日、隣のクラスの五十嵐に告白されてしまう。告白を断ったものの、五十嵐とふれあううちに、徐々に涼風は誰にも打ち明けられなかった本音をぶつけられるようになっていく。涼風が「自分の幸せのために生きたい」と思えるようになった頃、悲劇が二人を待っていた──。自分や愛する人にとって、本当の幸せとはなんなのか。愛しい日々のために、必死で運命に抗う切なすぎるラブストーリー。
  • 一千億のif 仮想歴史研究ファイル

    一千億のif 仮想歴史研究ファイル

    小説・文芸
    4.0
    1巻946円 (税込)
    歴史を変える研究室へようこそ。 戦地から帰った曾祖父の「遺品」 消えた軍艦「畝傍」 地下室に眠る「亡霊」 「禁断ノ島」の謎 “異端”の歴史学ゼミが埋もれた過去に光を照らし、「もしも」の視点で史実を導く、冒険エンタメ! 就活に有利と騙され、「有賀研」に入った南武大学三年の坂堂雄基。メンバーは、とぼけた准教授と手厳しい院生の小春だけ。しかも歴史のif(もし信長が本能寺で討たれなかったら?など)を研究する胡散臭いゼミだった。 雄基は仕方なく曾祖父の海軍時代を調査する。だが、まさか「戦地から持ち帰った品」の存在が、坂堂家の根幹そして歴史をも覆すことになるとは……歴史冒険ミステリ。 ※本書は、2022年9月刊行の単行本『一千億のif』を改題し、2025年9月祥伝社文庫より刊行された作品を電子書籍化したものです
  • グールド魚類画帖:十二の魚をめぐる小説[新装版]

    グールド魚類画帖:十二の魚をめぐる小説[新装版]

    小説・文芸
    4.0
    1巻4,455円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 英連邦作家賞受賞作品 「ブッカー賞」を受賞した『奥のほそ道』が日本でも大好評を得た、タスマニア出身の鬼才による、「英連邦作家賞」受賞作品。 時代は十九世紀、本書の主人公「ウィリアム・ビューロウ・グールド」はイギリスの救貧院で育ち、アメリカに渡ってから画家オーデュポンから絵を学ぶ。しかし偽造などの罪で、英植民地タスマニアのサラ島に流刑となる。 科学者として認められたい島の外科医ランプリエールは、グールドの画才に目をつけ、生物調査として、彼に魚類画を描かせる。ある日、外科医は無残な死を遂げる。 グールドは殺害の罪に問われ、海水が満ちてくる残虐な獄につながられる。絞首刑の日を待つグールド……その衝撃的な最期とは? 歴史、伝記、メタフィクション、マジックリアリズム、ポストコロニアルなどの趣向を凝らした、変幻自在の万華鏡。奇怪な夢想と驚きに満ちた世界が展開される。 「大傑作」(『タイムズ』)、「『白鯨』の魚版」(『ニューヨーク・タイムズ』)など、世界で絶賛の嵐を巻き起こした、作家の代表作。 色刷り魚類画十二点収録。
  • 嫌な女 新装版

    嫌な女 新装版

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入り込む小谷夏子。彼女は男をその気にさせる天才だ。夏子との未来を夢見る男は、進んでお金を出してしまう。そんな生来の詐欺師が遠縁である弁護士・石田徹子は、夏子が問題を起こすたびに、解決のために奔走させられるが――。対照的な二人の女性の人生を鮮やかに描き、深い感動を呼ぶ傑作長編。
  • 水の月

    水の月

    小説・文芸
    4.0
    1巻929円 (税込)
    全編、手紙とメールで紡ぐ、家族の物語―― 親の離婚によって離ればなれになった姉妹が 30年の時を経て心を通わせようとする。 途切れた時間は再びつながるのか。 「私たちは、ふと空を見上げればそこに在る月にでも 話しかけるようなつもりで、まるで鈍化された祈りのように、 言葉をつづるのかもしれない。あるいは最後にはそんな境地に 戻っていくために、人生はあるのかもしれない。 本書を読ん、そんなことを思った。」 (上田岳弘 解説より)
  • 漢方医・有安 忘れ形見

    漢方医・有安 忘れ形見

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,567円 (税込)
    仇討ち、毒盛り、かどわかし……。江戸を騒がす数々の事件に、一人の漢方医が立ち上がった。市井に生きる人々の姿を浮き彫りにした、優しさと切なさが溢れる連作小説。
  • 新撰組捕物帖

    新撰組捕物帖

    小説・文芸
    4.0
    1巻796円 (税込)
    近藤勇、土方歳三とともに壬生浪士に参加した井上源三郎、三十五歳。おせっかい焼きの源三郎は、土方が本気になった恋の相手を探るなど、大小問わず事件をかぎつけては、首を突っ込むが、解決するごとに、ややこしい真相をあらわにしてしまう。源三郎がそれぞれに下した決断とは……。激動の時代を生きた男たちの息遣いを熱く感じる傑作捕物帖!
  • 忍び音

    忍び音

    小説・文芸
    4.0
    1巻836円 (税込)
    「実兄を見殺しにした男」と周囲から疎まれている武田の家臣・智之介。ある日、幼馴染みが殺害され、その嫌疑が智之介にかけられる。汚名をそそぐ為、そしてある罪の意識から一人調べを進めるうちに、負け知らずの武田家を揺るがす密約に辿りつく。接見することなく、一通の手紙で繫がった一介の武士と信長。誰も知らなかった長篠の戦いが今幕を開ける。
  • 凶弾のゆくえ

    凶弾のゆくえ

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,419円 (税込)
    フェア会場で起きた銃乱射事件。一発の銃弾が偶然居合わせた男の腕を貫通し、シングルマザーが連れていた幼児の命を奪った。事件は未解決のまま、グループセラピーで顔を合わせたその男、コールダーと幼児の母、エルは互いの苦しみを分かち合ううちに惹かれていく。そんな中、事件の被害者宛てに脅迫電話が入り、ふたりにも次々と危険が襲いかかり・・・・・・。悲劇が引き寄せた男と女の運命。贖罪と葛藤の先に、ふたりが出した答えは? 手に汗握る切迫感、一気読み必至のサスペンス!
  • ブータン、世界でいちばん幸せな女の子

    ブータン、世界でいちばん幸せな女の子

    小説・文芸
    4.0
    1巻850円 (税込)
    忘れられていた彼女は、誰よりも明るい大人になっていた 年齢や環境で、距離が変わるから面白い。 そんな“女友だち”の物語を書きました。――阿川佐和子 いつの頃からか、私は生涯の友というものを望まなくなった。女はいっときの悩みを共有できるともだちがいればじゅうぶんなのだ……。 四十を過ぎて、そんなことを思っていた頃、伯父の介護に通っていた病院で、「覚えてない? この顔」と、嬉しそうに駆け寄ってきた女性がいた。 彼女の名前は、丹野朋子さん。中学の同級生で、昔は存在感ゼロだった。太っていて、「ブータン」と呼ばれていた。 アラフォーになって再会した彼女は、ブータンという国に暮らしている人びとのように、世界一幸せ度の高い人間になるというのが、人生の目標になっていた。そして彼女は、夢を実現しているらしい。 ブータンに強引に連れられて、私は生まれて初めてカラオケボックスに行った。深呼吸するように、自分の思いを吐き出していた……。(第1話「ブータンの歌」より) 不思議な存在感のある「ブータン」をめぐって、さまざまな女性たちの人生が交錯する。 せつなさに胸が熱くなる、女友だちの物語。 文庫解説:中江有里 単行本 2022年6月 文藝春秋刊 文庫版 2025年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 猫吸い探偵 鎌倉かつお節店の覗き猫

    猫吸い探偵 鎌倉かつお節店の覗き猫

    小説・文芸
    4.0
    1巻840円 (税込)
    謎の解決の糸口は 猫の記憶を覗く“あの”儀式。 鎌倉の人々と猫の優しい物語。 『猫を処方いたします。』著者・石田祥氏、推薦! 鰹節の芳しさと、“アレ”。――どちらも幸せな香りです。 目を閉じて、思い切り吸い込んでみたくなります。 鎌倉の片隅に佇むかつお節屋「カツヲ堂」。 夢に破れた青年・凛は、店主のおばあちゃんのもとに身を寄せていた。 ある日、近所の人に困りごとを相談され真相を探ることになったが、解決の糸口は摑めない。 そんな時、おばあちゃんから【猫吸い】の儀式を教わる。それは、猫のお腹に顔を埋めて香りを吸い込むことで、“猫が見た過去”を追体験できるというもの。 凛は猫吸いで得た情報をヒントに謎を解いていく――。 これは青年が猫に導かれれ、居場所を見つける心優しい物語。 プロローグ 第一章『カツヲ堂といなくなった猫』 第二章『僕の血液型と二度助けられた猫』 第三章『迷子の子猫ちゃんとストローおじさん』 第四章『消えたタイムカプセルと番猫』 最終章『吾輩は、ソウセキの猫である』
  • 追憶の鑑定人

    追憶の鑑定人

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,035円 (税込)
    科学を信じることは、人を信じることじゃないかな? 元科捜研トップの鑑定技術力と知識から「彼に鑑定できない証拠物はない」と称された土門誠。民間鑑定人となった土門のもとに、大学教授の猪狩愛が訪れる。彼女は土門の過去を知る数少ない友人のひとりだが、研究中に起きた大学内での火事で記憶を失ってしまう。そればかりか放火の疑いをかけられ……。旧友を信じたい思いと、科学的事実の間で揺れる土門が導き出した答えとは? 孤高の鑑定人が真実を暴くサイエンスミステリシリーズ最新作、ついにドラマ化!
  • 時をかける少女 A Novel based on the Animated Film
    完結

    時をかける少女 A Novel based on the Animated Film

    小説・文芸
    4.0
    全1巻3,080円 (税込)
    ある夏、偶然“タイムリープ”という能力を手にした女子高校生の真琴。ついてない毎日を変えるため、ささいなことで時間を跳び越えタイムリープを繰り返すが、その積み重ねの先に思いもよらないピンチが訪れる。 かけがえのない時間と大切な人を救うため、真琴が決めた未来とは――。 *本作は劇場版アニメーション映画「時をかける少女」(原作 筒井康隆/脚本 奥寺佐渡子/監督 細田守)をもとに小説化したものです。
  • 旅の怖い話

    旅の怖い話

    旅館の客室で目にした不気味な面… 「重岡様は、こちらが何かの面に見えるのですか」 女将が言うには、それは面ではなく鏡で… 恐ろしさのあまり狂死した死者のようなその顔は―― 収録作「無貌の面」若本衣織 より 「旅」に纏わる最恐怪異譚38話! 最恐最悪の旅! 良き思い出となるはずだった「旅」に容赦なく降りかかる禍の数々…。 趣味の離島キャンプ、深夜海中から伸びたロープを引く裸の男の姿が…「浜へ来る」 母との旅の車中、乗り合わせたのは死んだ夫と父にそっくりな二人組で…「東京見物」 ある安宿、ノックに続き「そんなんしたらあかん」という男の声が…「関西」 無断放浪癖のある元彼が送ってくる写真に写っていたのは…「元彼独り旅」 着物姿の女性が描かれた土産物の菓子を爆食した彼女は一月も経たないうちに出奔し…「竈食」 など、最恐の旅・最悪の旅38話収録!
  • 惜別・パンドラの匣

    惜別・パンドラの匣

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,221円 (税込)
    魯迅をモデルとする〈周さん〉の,仙台の医学専門学校に留学していた時代の葛藤を描いた「惜別」.結核療養所で闘病する若者〈ひばり〉の書簡を通じて綴られる,みずみずしい恋愛小説「パンドラの匣」.戦中・戦後の激動の時代に,作者が苦悩しながら世に問うた〈青春小説〉二篇を収める.(注=斎藤理生,解説=安藤宏)

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  • ミーチャの恋・日射病 他十篇

    ミーチャの恋・日射病 他十篇

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,155円 (税込)
    「文字通り貫かれたのだ.この恐るべき日射病に,甚だしい愛に,甚だしい幸福に!」――亡命ロシア人作家イワン・ブーニン(1870-1953)は人間を捕らえる愛の諸相を精緻な文体で描いた.見知らぬ女性との一夜の記憶が鮮やかさを増す「日射病」,初恋の歓喜が嫉妬の情に蝕まれていく「ミーチャの恋」など,珠玉の中短篇集.

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  • 屍の街・夕凪の街と人と

    屍の街・夕凪の街と人と

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    「いつかは書かなくてはならないね.これを見た作家の責任だもの」広島で被爆した大田洋子(1903-63)は,その体験をもとに原爆を告発する作品を多数著した.人や街が屍と化した原爆投下直後の惨状を記した『屍の街』,原爆に人生を壊され戦後八年を経てなお苦しむ人々を描いた『夕凪の街と人と』を収める.解説=江刺昭子

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  • 闇抜け―密命船侍始末―(新潮文庫)

    闇抜け―密命船侍始末―(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻825円 (税込)
    富山藩の下級藩士・金盛連七郎は失業の身。ある日、重臣・寺西左膳から〈抜け荷〉の密命が下る。成功の暁には復職を約束する、と。ご法度と知りつつ、連七郎には選択肢はない。苛酷な決死行は富山から蝦夷・薩摩を経て再び戻る日本一周。そのなかで連七郎は侍以外の人々に初めて出会う。荒くれの船乗り、大商人、アイヌの美しい娘。旅の終わりに湧いてくる感慨とは。男たちの転機を描く傑作。(解説・細谷正充)
  • ファウンテンブルーの魔人たち(新潮文庫)

    ファウンテンブルーの魔人たち(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,265円 (税込)
    17階の住人が3人、立て続けに死んだらしいよ――前沢倫文は超高層マンション「ファウンテンブルータワー新宿」の58階で、大学生の恋人・英理と暮らしていた。連続不審死と時を同じくして、マンション内では“白い幽霊”の目撃談が相次ぐ。前沢が事件について調べ始めると、ブルータワーに隠された秘密が徐々に明らかになり……読む前の自分には戻れなくなる、超弩級エンターテインメント。(解説・華凜)
  • されどめぐる季節のなかで

    されどめぐる季節のなかで

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,035円 (税込)
    念願のカフェを開いた真芽だが集客が伸びない。打開策として自分で種から育てた作物をメニューに取り入れようと試みるものの、予想外のトラブルが──経営や人間関係、さまざまな課題に直面しながらも真芽はどう生きたいのかを問い直し、新たな目標を見つけてゆく。涙あふれる名作『やがて訪れる春のために』待望の続編!
  • その不動産、条件憑き

    その不動産、条件憑き

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    条件つきの賃貸物件あります――オカルト雑誌月刊「カクリヨ」編集部に所属する柏城鈴が、記事のネタ探しをしていたとき、奇妙な不動産の広告を見つけた。物件ごとに設けられた数々の条件。広告主の不動産屋に連絡を取った鈴は「玄関のドアの敷居を踏まないでください」という条件の日本橋兜町の中古マンションに住むことにする……が、あえて玄関の敷居を踏みつけると、なぜか不思議な現象が起きる!?  真相を繙いていくと、どうやらいわくつきの土地のようで……。 雑誌編集者×不動産屋のコンビが贈る、民俗学ミステリー。
  • 明日好きになる人【電子特典付き】

    明日好きになる人【電子特典付き】

    小説・文芸
    4.0
    1巻792円 (税込)
    高瀬の推しは写真部の羽鳥。卒業式の日、羽鳥に写真のファンだと伝えるつもりのはずが、勢い余って「好きだ!」と口走ってしまう。気まずさのあまりその場から逃げ出した高瀬は、その時の記憶を「黒歴史」として刻み込んだ。8年後、アイドルのマネージャーとして働く高瀬の前に、自分が担当するアイドルのスキャンダル写真を携えたパパラッチがやってくる。スキャンダル写真なのに、そこに写る女の子はこれ以上ないくらい幸せに見えて……「この写真、好きだな」そう口に出した瞬間、高瀬はあの黒歴史を思い出す。はっとして目の前の男を見つめれば、不敵な笑みでその男はサングラスを外した。――高瀬の最推しだった羽鳥との、予想外の再会だった。 電子書籍特典 書き下ろし短編『再会前夜(羽鳥side)』特別収録。
  • 共謀捜査I 桜は闇に咲く ~警視庁生活安全部・真白春花~

    共謀捜査

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻968円 (税込)
    警視庁生活安全部に所属する真白春花。 新宿二丁目に店を構えるカンナから相談があったつきまとい被害の調査後、 店で襲撃を受けたことをきっかけに、反社会組織の元構成員である黒主泰斗と顔見知りになる。 警察官である自分は関わってはいけない人物…… そんな中、カンナの知り合いの転落死を皮切りに、 カンナにも魔の手が伸びてきて―― 春花は真相を突き止めるべく黒主と手を組み、 新宿二丁目に隠された利権争いの陰謀に挑む!
  • 最後の陰陽師とその妻

    最後の陰陽師とその妻

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻759~869円 (税込)
    天涯孤独の身であり怪異が見える千曳泉は、「知人の嫁にぜひ」という突然の手紙に導かれ、上京する。そこで出会ったのは、怪異と戦う美しい青年・比良坂拝音。 彼は帝都を守護する最後の陰陽師であり、泉の結婚相手だった。 新婚生活の中で、無愛想ながらも泉の力を認め寄り添う拝音。特異な目を持つが故の孤独を抱えていた泉はその優しさに触れ、二人の距離は次第に近づいていく。 しかし、この結婚には国の命運をかけたある秘密が隠されていて――。 神話より結ばれし二人の、不器用な愛と絆の物語。 【登場人物】 ・比良坂拝音(ひらさかはいね) 陸軍で特任顧問を務め、帝都最後の陰陽師として怪異を滅する任を担う。 日本人離れした美貌の持ち主。 ・千曳 泉(ちびきいずみ) 天涯孤独の身であり、怪異を見ることができる”神照目”を持つ少女。 島根から上京してきた。内気な性格だが、芯は強い。
  • 彼がいる場所
    値引きあり

    彼がいる場所

    小説・文芸
    4.0
    1巻165円 (税込)
    約束を結ぶ人だけに見えているものがある。 親戚のなかで一番優しかったおじさんと、一番怖かったおばさんの話。 \ 岸田奈美・短編小説シリーズ第一作、電子版限定刊行! / 2025年3月、SNS告知から15万人がアクセスした話題作が、ついに電子化。 【あらすじ】 ユヅルおじさんは、わたしの親戚の中で、いちばん優しい人だった。頼まれたら、断れない人でもあった。 小学生のわたしが思いつきで「ハムスターが欲しい」とお願いしたことで、月に一度、おじさん宅へ通うことに……。そこには、たいがい機嫌の悪い透子さんがいた。 透子さんは、どうして私がこんなことをとでも言いたいような完ぺきな仏頂面で、毎日毎日、ハムスターの肥満防止としてはあまりに贅沢な鳴門金時を潰していた。 ハムスターは平均寿命といわれる2年を超えても、なぜか元気に生き続けていた──。 【読者から感動の声、続々!】 「冷たそうに見える人が本当は優しい人。そんな人間の奥行きを感じた。」 「お互いの優しさや思いやりを押し付けるのではない、深いところにある人の優しさが胸に残った。」 「分かりやすい優しさも、わかりにくい優しさも、どちらも尊いことが伝わる。」 数々のエッセイを発表し、明るいユーモアと愛をもってどんな出来事も描き切ってきた岸田奈美だからこそ書ける家族小説。
  • 「おくのほそ道」を読む 決定版

    「おくのほそ道」を読む 決定版

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,067円 (税込)
    芭蕉にとって、「おくのほそ道」とはなんだったのか。六百里、百五十日に及ぶ旅程を通して、芭蕉は大いなる人生観と出遭う。それは「不易流行」と「かるみ」だ。流転してやまない人の世の苦しみをどのように受け容れるのか。全行程を追体験しながら、その深層を読み解く。新書版『「奥の細道」をよむ』に、現代語訳と曾良随行日記を新たに付し、また大幅な加筆と修正を行った決定版となる。
  • カラマーゾフの兄弟 1

    カラマーゾフの兄弟

    小説・文芸
    4.0
    1~4巻1,320~1,430円 (税込)
    ドストエフスキー作品の謎に最も迫った翻訳者・江川卓による魂の訳業、初文庫化。 各巻に、訳者自身による詳細な注解を付す。〈巻末資料〉訳者解説
  • 9月1日の朝へ

    9月1日の朝へ

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    高永家の子供たちは四兄妹。中学の新米教師で正義感の強い長男、いわゆる美容男子である高三の次男、スカートを穿いて進学校に通う高一の三男、いちばん如才なく兄たちのことを観察している中二の末娘たちだ。父親は再婚しているけれど、離婚した「ママ」も気ままに子供たちに会いに来る。そんなフクザツな家庭で過ごす四兄妹が夏休みを経て、新学期の「9月1日」を迎えるまでを描いた青春家族小説。9月1日、それは学校に通う子どもたちにとって、とても大きな意味をもつ日――。
  • 部屋には葦が生えている

    部屋には葦が生えている

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    気づかぬうちに犯罪の片棒を担ぐことになってしまった「私」は、共に逃亡することになった手塚という男と話すうち、幼少の頃、解けないはずの謎を解いてしまったことを思い出す。それはノストラダムスの大予言に世間が騒然としていた1998年の思い出。ひと夏立ち寄った海沿いの町で、かつて「ぼく」だった「私」はかけがえのない友人と出会い、償うことの出来ない過ちを犯した。「私」は過去と向き合うため、記憶が眠るその町に向かうことになる。人間として思考し続けることの尊さを突き付ける、ジュブナイル×暗号ミステリ!
  • ミッション・ソング

    ミッション・ソング

    今も続くコンゴ紛争をスパイ小説の巨匠が描く! アイルランド人宣教師とコンゴ人女性の間に生まれたサルヴォは英国情報部の依頼で秘密会議の通訳をするが、背後には巨大な陰謀が。
  • もふもふ ふわふわ どうぶつ癒しのアンソロジー

    もふもふ ふわふわ どうぶつ癒しのアンソロジー

    【電子版巻末には伊藤詩都先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 水曜日に出逢うアクアリウムでの至福の時間。 珈琲店を営む店主が飼っているパグの秘密。 無邪気なレトリバーたちが引き合わせる恋の物語。 しゃべるカピバラとの、のんびりでちょっぴり自由な暮らし。 「カワイイ動物たちが大活躍!もふもふ小説コンテスト」短編部門受賞作! 犬、猫はもちろん魚やカピバラまで登場する、どうぶつの愛くるしさをふんだんに盛り込んだ至高のアンソロジー。 大人気作・『おまわりさんと招き猫』、『彼女は食べて除霊する』の書き下ろし短編も収録!
  • パパたちの肖像

    パパたちの肖像

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    娘の小学校のPTA活動に戸惑い――(「ダディトラック」外山薫)/俺も授乳ができたらいいのに。(「俺の乳首からおっぱいは出ない」行成薫)/いないはずの「父」の筆跡は――(「連絡帳の父」岩井圭也)/息子の大切なトミカがなくなった!(「世界で一番ありふれた消失」似鳥鶏)/――「イクメン」が死語になって久しい令和。家事も育児も当たり前に行うパパたちの胸の裡は? 7人のパパ作家による、令和パパたちの心の声。
  • 小泉八雲

    小泉八雲

    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    2025年度の連続テレビ小説「ばけばけ」の主人公小泉セツの夫・小泉八雲について、セツとの関係や作品のルーツとなる生涯を辿る。
  • 作家と山

    作家と山

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    昔の文豪から当代一のベストセラー作家まで、みんな登山にハマっていた! 登山の楽しみを描いたエッセイ、詩などを収録。
  • 雪女・吸血鬼短編小説集

    雪女・吸血鬼短編小説集

    人を異界へと誘う謎の女、血を求め夜をさまよう「何か」……小泉八雲による怪奇譚を中心に編まれた、雪女と吸血鬼にまつわる13篇。
  • 飛博(とばく)

    飛博(とばく)

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    鳩レースは、麻薬。 巨額飛び交う違法ギャンブル。 元締めのマフィアが闇ビジネスを拡大させる、真の狙いとは――? 賭け続けるしか、勝ちはない。 仁義なき賭博小説! 男のメンツと意地を賭けた、桁外れの闇賭博。 その日暮らしのしがない中年・上田安治は、テキ屋の元締めだった亡父・松吉から、違法賭博用の「レース鳩」を相続する。 松吉のコンサルタントを名乗る堂上によれば、鳩は名鳩ぞろい。プライベートクラブのレースに参加しないのならば、台湾人の楊志偉に売却してはと提案される。 博打よりも堅実な生活を求める安治は、勧められるままに鳩を売り、自らはクラブの鳩の世話をする鳩務員の職を得て、手堅く暮らしはじめる。 ところが楊の入会をきっかけに、クラブには台湾人が激増。彼らがマフィアだと知った安治は、日本人メンバーらの不審死と退会ににわかに恐怖を覚える。 だが新たな胴元による鳩レースは、開催間近にせまっていた……。
  • まもれ最前線! 陸海空自衛隊アンソロジー

    まもれ最前線! 陸海空自衛隊アンソロジー

    小説・文芸
    4.0
    1巻946円 (税込)
    「新型コロナ」下の日本で、自衛隊はそれぞれどう活動していたのか? 陸海空の各自衛隊を知り尽くした作家たちが、その任務の特性や特徴を活かしながらエンターテインメントに仕上げた日本初の自衛隊お仕事アンソロジー。陸上自衛隊の看護官・畠山知重が奮闘する「迷彩の天使」、砕氷船で南極に向かう海上自衛隊員の日常を描く「氷海」、航空自衛隊員・盛岡が遭遇した奇妙なバードストライクを追う「空のプライド」の3編を所収。
  • 限界国家

    限界国家

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    「憂国の士」であり、政界、財界のフィクサーとして名を馳せる前嶋が世界最大級のコンサルティング会社「LAC」日本支社を訪れた。用件は「20年、30年先の日本がどうなるか調査してほしい」というもの。命を受けたLACの津山は調査をはじめるが……。少子高齢化、AIの進化による職業寿命の短命化、地方の過疎化、優秀な若者の海外流出――。明るい材料が何一つないなか、津山が出した結論とは。そして、こんな国にしたのは誰なのか。すべての政治家、すべての財界人、そしてこれからの日本を背負う若者必読の書。
  • 死神ゲーム

    死神ゲーム

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    警視庁に新設された窓際部署・特別待機課に所属する倉木玲は、通り魔に刺されて致命傷を負う。いまわの際、自らの人生を儚む倉木の目の前に現れたのは、死神と名乗る男。命を助けてもらう代わりに、倉木は死神の提案するゲームに付き合うことになる。勝利条件は、死神が看取る対象の命を救い、「執行」と呼ばれる彼の業務を阻止すること。その日から、倉木は死神が関わる事件の調査に、右往左往することになり……。大人気「出雲のあやかしホテルに就職します」シリーズ著者、待望の最新作!
  • 女人太平記

    女人太平記

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ――これまでの歳月を振り返ってみると、竹向殿と私(足利尊氏)とは、奇縁で結ばれているものですね。後の北朝初代・光厳帝の典侍を務めた日野名子〈ひのなかこ〉は、関東申次として権勢をふるった西園寺家の若き当主・公宗の正室となる。だが彼女の栄光の日々は、後醍醐院の謀略と足利尊氏の裏切りにより、あっけなく失われることに。そしてそれは、数多の武家と公家、皇族が互いに争い合う、混沌の時代の幕開けだった――。度重なる戦乱に人生をかき乱され続けた彼女が最後に見抜いた、尊氏の抱える「秘密」とは。名子が著した、最後の宮廷女流日記文学として名高い『竹むきが記』を下敷きに、激動の室町幕府揺籃期を活写する歴史長編。
  • 負けくらべ

    負けくらべ

    小説・文芸
    4.0
    1巻935円 (税込)
    伝説のミステリー作家、入魂の現代長編!  初老の介護士・三谷孝は、対人関係能力、調整力、空間認識力、記憶力に極めて秀でており、誰もが匙を投げた認知症患者の心を次々と開いてきた。ギフテッドであり、内閣情報調査室に協力する顔を持つ三谷に惹かれたのが、ハーバード大卒のIT起業家・大河内牟禮で、二人の不思議な交流が始まる。大河内が経営するベンチャー企業は、義母・尾上鈴子がオーナーを務める東輝グループの傘下にある。尾上家との軛を断ち切り、グローバル企業を立ち上げたい牟禮の前に、莫大な富を持ち90代にして権勢をふるう鈴子が立ちはだかる。牟禮をサポートする三谷も、金と欲に塗れた抗争に巻き込まれてゆく。  伝説のミステリー作家、19年ぶりの現代長編! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『負けくらべ』 の文庫版となります。
  • ひまわりは恋の形

    ひまわりは恋の形

    小説・文芸
    4.0
    1巻891円 (税込)
    今、最も泣ける恋愛小説、待望の文庫化! 『桜の花びら集めてみませんか?』 大学四年生の春、就職試験に全滅した日向(ひなた)は、友人から不思議なアルバイトを紹介される。怪しいと思いつつも、彼はそこで出逢った依頼主・雫(しずく)に一目惚れをする。彼女がくれた「ありがとう」という言葉は、希望をなくしていた日向の心を鮮やかな色に染めた。自分も誰かに「ありがとう」と言われる仕事がしたい。彼女に振り向いてもらいたい。その思いを胸に、日向は新たな一歩を踏み出した。 しかし雫には、大きな大きな秘密があった……。 「本当のわたしを知ったら、きっと好きじゃいられないよ。わたしね、一年でたった七日間しか起きていられないの」 雫は一年のほとんどを眠り続けるという不思議な体質の持ち主だったのだ。彼女に逢えるのは夏のほんの一週間だけ。その事実に動揺を隠せない日向。 夢の中じゃメールも電話もできない。逢いたくても逢えない。声だって聞くこともできないんだ。そんな女の子と恋なんて絶対にできっこない。 この恋は、夢と現実の遠距離恋愛なんだ……。 どんな国よりずっと遠くて、どんな時差よりずっと永い、 究極の遠距離恋愛の物語――。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ひまわりは恋の形』 の文庫版となります。
  • 喫茶ガクブチ 思い出買い取ります

    喫茶ガクブチ 思い出買い取ります

    小説・文芸
    4.0
    1巻800円 (税込)
    「いらっしゃいませ。喫茶ガクブチへようこそ!」 東京・高円寺の街角――〈あなたの思い出買い取ります〉と書かれたド派手な看板と、元気な掛け声に吸い寄せられるように入ったカフェは、壁が大小様々な額で覆われていた。 中には靴紐や映画の半券、玩具など“誰かの思い出の品”らしきもの……? そこは、父親の跡を継いだ美咲兄妹が切り盛りする額縁店。寂れた店を復活させようと、妹の真日留は一階をカフェに大改造。兄の伸也はお客さんから持ち込まれた”思い出の品“を額装。額は客が大切に持ち帰ることもあれば、カフェの壁に飾られ、別の誰かが買っていくこともある。 店を訪れるのは、〈かつて世界中を旅し、いまは親の介護に明け暮れる多喜子〉〈カメラが趣味だった夫の遺言で、個展を開こうとしている郁恵〉〈無職の夫へのイライラが止らない梨々花〉〈大切なUFOの玩具を手にした、結婚を控える一直〉〈隣りの”おじいちゃん”の絵を持ってきた中学生の蒼空〉……。 生まれ変わった思い出が、傷ついた心と体を癒し、いつしか新しい出会いに繋がっていく。   『人生写真館の奇跡』『天国からの宅配便』著者が贈る、とっておきのハートウォーミング・ストーリー。文庫書き下ろし。

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