小説の検索結果

非表示の作品があります

  • 本日ノ亡者 娑婆ノ縁尽キテ

    本日ノ亡者 娑婆ノ縁尽キテ

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    60年に一度の御本尊開帳を3年後に控える唯願寺。 住職・密門吽海は盗難の危険性から秘仏の開示を望まぬなか、博物館の学芸員、役場の観光課担当らは、展覧会の目玉として、地域振興として、それぞれに思惑を抱えていた。なぜ吽海は御開帳を避けるのか――?  限界集落における老僧の日常と本尊をめぐる駆け引きから、現代日本の宗教観、死生観を鮮やかに照らす表題作ほか、第11回林芙美子文学賞受賞作「アナグマ」を収録。
  • 命舞

    命舞

    小説・文芸
    4.0
    1巻781円 (税込)
    リアルで熱い!友情と恋の芸道男子小説。 知り合ったばかりの清香に誘われて、興味もない日本舞踊の発表会を見学した大学一年生の駿介。「吉野山」を清香とともに舞う男、吉樹から目が離せなくなった駿介は、まるで冴えない自分と華やかな舞台で堂々と踊る吉樹とを比べてショックを受ける。そのまま日舞教室に通いはじめた駿介は、吉樹が師匠の息子で名取でもあると知るが、吉樹は無愛想で駿介に対しても素っ気ない。熱い性格の駿介はまったく気が合わず、衝突する日々が続く。しかも清香は吉樹を気にしている様子で、モテない男としてのコンプレックスを刺激される。憎いライバルの吉樹だが、彼の踊りの素晴らしさだけは認めざるを得ず、駿介はもやもやするばかりで――。  芸事にはまったく縁のなかった駿介が飛び込んだ、厳しくも魅力的な日舞の世界。清香に認められるために必死で努力を続ける駿介は、いつしか日舞の魅力そのものに取りつかれていく――。  面白さ、国宝級! 日舞の名取でもある著者がリアルに熱く描く、友情と恋の芸道男子小説! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『いのち短し、踊れよ男子』を改題した文庫版です。
  • 怪談禁事録 ヨミの島

    怪談禁事録 ヨミの島

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    東北の漁村に伝わる《禁忌の島》伝承。 曰く、雨と霧の夜に出現する島は桃源郷だが、その姿を見た者は二度と戻れない――。 「行こう、ヨミを見つけたんだ。」 夜釣りの高校生二人組を襲う恐怖と運命の分かれ道。言い伝えの真相とは? ――「ヨミの島」より 金沢市の塗料会社で営業マンをしながら、怪異を集める著者が見聞きした最新怪談集。 毎朝4時に聞こえる子供が川で遊ぶような音。川を探しに出た彼女が見たものは…「川の子供たち」 田舎に移住した男性の玄関に人知れず置かれる《贈り物》。送り人不明のそれは徐々に不気味なものに…「その土地にいるモノ」 霊能者Aさんの叔母を襲う霊障。悪霊を始末すべく現場の家に向かったAさんのとった方法とは…「漆黒を作る」 社員旅行の余興で心霊スポットの廃神社に行ってから生肉を食べるようになった娘。廃神社でいったい何が…「娘の視線」 東北の漁村で古くから伝わる幻の島の話。雨と霧の夜に出現するその島を見たものは二度と戻れないというのだが…「ヨミの島」 保険会社の男子トイレに出る女の霊。目撃した社員の相次ぐ退職の真相は…「カリフラワーの花」 両親と喧嘩別れして東京に出た看護師の女性。母危篤の知らせに雪の中を向かう途中で起きた怪…「生者でも亡者でも」 死んだ妹の身代わりにと人形を作って母に贈った長女。だが人形の顔つきが徐々に変化して…「人形は何処にいる?」 懐かしさからかつて住んでいたマンションを訪ねた女性。外から見上げるベランダに見た衝撃のモノ…「彼女の過去」 姉が連れてきたみどりという名の少女霊。みどりは姉の惨たらしい死を予言して…「終わりの記憶」 バイクでツーリング中、山奥で見つけた洒落た店。絶品のコーヒーを味わうのだが何かがおかしくて…「最高の店に出会えた」 余命僅かな妻のために30年前の思い出のカクテルをもう一度飲ませてあげたい。夫の悲願と不思議な怪現象…「紛れもなく怪異」 他、禁忌に触れる危険な因果ばなしから切なく不思議な奇談まで、生者と死者のあわいで陽炎のごとく揺れる怪、全27話収録。
  • 廃校教師

    廃校教師

    小説・文芸
    4.0
    1巻946円 (税込)
    長時間勤務、休日返上の部活指導、保護者からのクレーム、無気力な教師・・・・・・現代の学校問題をすべて抱える市立中学で、衆人環視の中、体育教師が変死した。あり得ないほど首が伸びきった異常な遺体と、その後も続く学校関係者の不気味な悶絶死。若手教師の保穂は、赴任間もない理科教師の海老原の言動に怪死との関係を疑うが、調べてみると、なんと、彼が赴任前に勤務していたという学校は・・・・・・存在しなかった。歪んだ教育が生み出す闇を描く、社会派ホラー。
  • 英雄の条件

    英雄の条件

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,254円 (税込)
    著名なスポーツドクターが失踪した自宅から、一冊のノートが発見された。そこにはメジャーリーグの大スター・オブライエンの名前のほか、メジャーを引退した国民的英雄の津久見浩生の薬物使用が記されていた。日米のスター選手のスキャンダルは野球界を揺るがす事態に発展する。だが、記者たちの激しい追及にも、沈黙を貫く津久見の真意とは──。誇り高き者の真実が明らかになるとき、深い感動が押し寄せる。傑作長篇小説。
  • 恐怖心展

    恐怖心展

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 総動員数13万人突破! 『行方不明展』の梨×株式会社闇×大森時生が手掛ける “恐怖心”をテーマにした話題の展覧会を完全書籍化。 書籍オリジナル展示1件に加え、綿矢りさ書き下ろしコラムを収録! 展示会パンフレットに収録された、ダ・ヴィンチ・恐山(品田遊)書き下ろしコラムも再収録。 誰しもの心にある“恐怖心”。それらが可視化された時、新たな恐怖が呼び起こされる。 怖いものって身近にある。身近にあるものは怖くなりうる。 ──ましろ爻(にじさんじ) この可視化できない霧を求めて、私は恐怖を求め続ける。とりあえず空気清浄機の側で本を読もうか。 ──綿矢りさ あなたに、我慢できないほど怖いものはありますか? ※収録内容の一部はフィクションです 「恐怖心」とは あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安。 単なる命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあります。これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴います。 『恐怖心展』では、「先端」「閉所」「視線」といった、様々なものに対して抱く「恐怖心」をテーマにした展示物を収録しています。 これらを通して、あなたの恐怖心に向き合うきっかけになれば幸いです。
  • 食いしん坊発明家(新潮文庫)

    食いしん坊発明家(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻649円 (税込)
    この本に書かれている「発明」は、食いしん坊発明家である俺が考案し、特許を取ったものである――米と牛乳を使った風味絶佳な「ライスチーズ」、カボチャから作られた耽美なる甘さの「黄色い砂糖」、馥郁たる香りでチャーハンを大変身させる「エビラード」、そして不可能とされていた「松茸の栽培」にも挑戦し……。極上のうまみがチュルル、ピュルルとあふれ出す究極にして至高の発明をご賞味あれ。(解説・平松洋子)
  • 深川あやかし屋敷奇譚

    深川あやかし屋敷奇譚

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻836~880円 (税込)
    大店の放蕩次男坊・仙之助は怪異に目がない変わり者で、深川にある彼の屋敷には、いわく因縁付きの「がらくた」ばかり。呪いも祟りも信じない女中のお凛は、仙之助の酔狂に呆れながらも、あやしげな品々の謎の解明に今日も付き合わされる。――自ら火を出す呪われた振袖。ひとりでに歩き出す市松人形。飼い主の周囲に不幸をもたらす猫。そして、無残に打ち捨てられた遺骸のそばに現れるあやかし・以津真天(いつまで)。これは怪異か、それとも誰かの策謀か。ミステリと怪異が複雑に入り組んだあやかしお江戸ミステリの最高峰、ここに現る!
  • 死まで 吉村昭初期短篇集

    死まで 吉村昭初期短篇集

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    学生時代より執筆の「学習院文藝」掲載作品を柱とした、最初期の貴重な短篇を収録。全て単行本未収録作品。若き日より、冷徹な視点で人間を見据える高い文学性は瞠目に値する。発掘原稿「日曜日」も収録。
  • はじめまして、夢交換手の川崎です

    はじめまして、夢交換手の川崎です

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,793円 (税込)
    何度忘れられてしまっても、僕は「はじめまして」を繰り返す ひとが見る夢は、誰かの夢と繋がっている。 夢と夢をつなぐ「夢交換手」の川崎は、カフェで働く女性・凪沙の夢へ出張するうちに、次第に惹かれていった。 しかし現実世界では、凪沙は川崎のことを覚えていない。凪沙に対して、何度も「はじめまして」を繰り返す川崎…。 誰かを大事に想うことを諦めた男が、本当の愛を見つけるまでの物語。 ●目次 プロローグ [川崎]夢交換手って知ってるかい? [凪沙]ネモフィラの花言葉 [川崎]僕らの宿命 [凪沙]アリスの迷路 [川崎]きっときみは現れない [凪沙]「はじめまして、夢交換手の川崎です」   ●著者 2020年にスターツ出版キャラクター小説大賞特別賞受賞。『未だ青い僕たちは』でデビュー。 著書は『蛍石アクアリウム』(マイナビ出版)『夏の夜明けを待つ僕ら』(実業之日本社)『大嫌いな世界にさよならを』(スターツ出版)など多数。
  • 君と綴る明日

    君と綴る明日

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,200円 (税込)
    自分の中から大切な何かがこぼれ落ちていく。それは大切な誰かとの思い出であり、その誰かの顔であり、名前だった。 【あらすじ】小学生の時に輝かしい賞を受賞するも、目標を見失い、小説を書くことをやめてしまった修司(しゅうじ)。中学入学後、謎の多い女子生徒・優芽(ゆめ)によって半ば強引に文芸部に入部させられたことをきっかけに、修司は再び小説と向き合おうと決める。優芽の存在が色々な意味で気になる修司だが、ある出来事がきっかけで優芽がこの世の存在ではないと知り――。エピローグで彼女の「本当の正体」が明かされる時、誰もが予想しなかった真実に驚き、心揺さぶられる一冊。 【目次】第一章 文芸部/第二章 リハビリ/第三章 秘密/第四章 望月優芽/第五章 約束/エピローグ
  • いわさきちひろ(学習まんが 世界の伝記NEXT)

    いわさきちひろ(学習まんが 世界の伝記NEXT)

    『ゆきのひのたんじょうび』『あめのひのおるすばん』『おふろでちゃぷちゃぷ』など、やわらかな色彩で、美しい花、かわいい動物、愛らしい子どものしぐさや日常を描いた絵本画家、いわさきちひろ。戦争の悲しみ、苦しみを経験したちひろは、世界中の子どもたちが愛され、幸せであることを願って子どもたちの未来を明るく照らす絵を描き続けます。そんな彼女の生涯をまんがでわかりやすく描いています。 第一次世界大戦終戦直後に生まれたいわさきちひろは、幼いころから絵をかくことが大好きな子でした。 もっと絵を学びたいと思ったちひろは美術の専門学校に行こうと考えます。 しかし、岩崎家の長女で家を継ぐ役目があったため、一度は絵の道に進むことをあきらめます。 その後、悲惨な戦争を経験したちひろは、「もう二度と戦争をしてはいけない」という思いを伝えるために自分にできることを考えます。そして、絵を描くことを通じて平和の尊さを訴えようと決意します。 やさしいタッチで描かれたちひろの絵には、子どもたちの幸せと平和への願いがこめられています。
  • 沈黙をあなたに

    沈黙をあなたに

    ノーベル賞作家でありラテンアメリカ文学を牽引した巨匠による、 喜劇と悲劇、そして音楽と本と祖国への愛に満ちた人間賛歌。 クリオーリョ音楽の研究者トーニョが出会った、世界で最も美しいギターの音色。そしてその奏者であるラロ青年の夭折。それはリマ近郊でつつましく暮らすトーニョの人生をすっかり変えてしまった。彼について、そしてこの国の音楽について本を書かなくては! 使命感に燃えるトーニョだが、その熱意は様々な人を巻き込んでいき・・・・・・。 2025年4月に逝去したペルーの巨匠、その最後の小説。 【著者プロフィール】 マリオ・バルガス=リョサ Mario Vargas Llosa 1936年、ペルーのアレキパに生まれる。20世紀後半の文学を代表する作家のひとり。 1959年に短篇集『ボスたち』でデビュー。初の長篇『都会と犬ども』で注目を浴び、生涯にわたってセルバンテス賞など数々の受賞歴を誇る。2010年にはノーベル文学賞を受賞した。 著書に『緑の家』『ラ・カテドラルでの対話』『フリアとシナリオライター』『世界終末戦争』『密林の語り部』『チボの狂宴』『楽園への道』『ケルト人の夢』『激動の時代』など多数。 2025年4月13日に逝去。本書は著者が生前に刊行した最後の小説となった。 【訳者プロフィール】 柳原孝敦(やなぎはら・たかあつ) 1963年鹿児島県名瀬市(現・奄美市)生まれ。東京外国語大学大学院博士後期課程満期退学。東京大学大学院人文社会系研究科教授。著書に『ラテンアメリカ主義のレトリック』、(エディマン/新宿書房)、『テクストとしての都市 メキシコDF』(東京外国語大学出版会)。訳書にアレホ・カルペンティエール『春の祭典』(国書刊行会)、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』(共訳、白水社)、セサル・アイラ『文学会議』(新潮社)、フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』(松籟社)など。 【原題】 Le dedico mi silencio
  • 噴水 五十年目の俺たちの旅

    噴水 五十年目の俺たちの旅

    小説・文芸
    4.0
    1巻726円 (税込)
    「失敗だらけの人生こそすばらしい」――町工場を営むカースケこと浩介(72歳)のもとを昔の仲間、オメダこと隆夫が訪ねてきた。だがしばらくして、隆夫は失踪してしまう……監督・中村雅俊、脚本・鎌田敏夫により、昭和の青春を象徴する伝説のドラマが初の映画化。その脚本を手がけた著者が自ら書き下ろした原作小説。生きることの切なさとやさしさに満ちた物語。映画にはないエピソードも満載。「俺たちの旅」ファンはもちろん、はじめて出会う方にもお楽しみいただけます。(解説・石飛徳樹)
  • このマンガがすごい! 2026

    このマンガがすごい! 2026

    小説・文芸
    4.0
    1巻999円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『このマンガがすごい!』20周年特別記念号!!!!! 歴代の『このマン』1位獲得マンガ家が贈る、20周年お祝い描き下ろしイラスト&好きなマンガについて答えた特別アンケートは、マンガ好き垂涎! 1位作品作者インタビュー&ランキングレビュー&人気マンガ家に聞くアンケートなど、2025年のマンガ情報もテンコ盛り! 今年の1位マンガは、なんだ!? ※プレゼントキャンペーンにご応募いただくには、紙版に付いている応募券が必要になります。電子版のみをご購入いただいた場合はご応募いただくことができませんので、予めご了承ください。
  • 人間失格

    人間失格

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    己は人間として「失格」なのだと断ずる男・大庭葉蔵は、三つの手記と三葉の写真を残して消えた。1948年、入水直前の太宰治が筑摩書房の雑誌「展望」から放った異端にして普遍の世界的人気作。初版単行本表紙&本作冒頭の直筆原稿を掲載したカラー口絵付き。
  • 包帯クラブ ルック・アット・ミー! ――The Bandage Club Look At Me!

    包帯クラブ ルック・アット・ミー! ――The Bandage Club Look At Me!

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    「力を貸して。わたしはここにいる」 そんな声を聞き逃したくない……。北関東のはずれの町の高校生6人は、「包帯クラブ」の名の下、人の痛みに緩やかに寄り添う活動を始める。クラブ結成までの経緯が語られた前作につづき、本書ではその後の「包帯クラブ」と、さらに大人になった6人それぞれが、各々の場所と方法で形を変えながらも活動を続ける姿を交互に描く。ベストセラー『包帯クラブ』続編。
  • 青木きららのちょっとした冒険

    青木きららのちょっとした冒険

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    そっちはどうですか? あいかわらず最悪ですか? こっちはこっちでまぁまぁ最悪かな! 無責任な暴力、すれ違う意識、のしかかる思い込み―― 8人のきららの8つの人生が照射する 残酷でかすかにあたたかい世界の物語   人気モデル兼女優の偽物、痴漢された女子高生、特別な日を撮影するカメラマン、推しの若き死を願う会社員…… あちこちに現れて 誰かであり 誰でもない 名前のない私たちみんなが 「きらら」として生き抜いている
  • 花売り姫

    花売り姫

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    ある理由で高校を退学し、母と二人で田舎に引っ越してきた梓未(あずみ)。母が営む花屋を手伝っていたが、ある時、家の裏に紫陽花や桜、桔梗、牡丹など、咲く季節が違うはずの花々が咲き乱れる不思議な花畑を見つける。花畑の主である女性“ひい”と出会い、仲良くなった梓未は、美しい花と自分が持っていたものを交換してもらうようになるが、次第にひいの態度が変わっていき……。「本当に嫌いなものは何か」「本当に好きなものは何か」「本当に大切なものは何か」を問う、不思議で美しい物語。
  • 闇中問答

    闇中問答

    小説・文芸
    4.0
    1巻740円 (税込)
    直木賞作家・葉室麟がデビュー前に書いた小説が見つかった。織田家中の男が、信長本人も知らなかった出生の秘密に迫っていく中編小説「闇中問答」である。大胆な発想をもとに、のびのびとした筆致で描かれており、文芸評論家の末國善己氏も、「習作のレベルを超えている」と太鼓判を押す。この作品で著者は、信長の謎めいた出自について、乳母や家臣、一族の者らの証言をもとに明らかにしていくのだが、そこには著者の創作活動を知るうえで不可欠な要素を随所に見ることができる。著者の信長観が垣間見えるエッセイや読物を併せ読むことで、天下人・信長を読み解ける、ファン必読の書。解説:末國善己。文庫オリジナル。
  • ヴァージニア・ウルフ エッセイ集

    ヴァージニア・ウルフ エッセイ集

    初期から晩年までのエッセイ25篇を精選。未邦訳作品も多数収録し、現代に通ずるウルフの思想にふれるオリジナル・アンソロジー。
  • まだ終わらないで、文化祭

    まだ終わらないで、文化祭

    小説・文芸
    4.0
    1巻836円 (税込)
    八津丘高校の文化祭では毎年、生徒の誰かがサプライズを起こすことが慣例となっていた。しかし二年前の文化祭で、生徒が教師にケガを負わせてしまう。その様子はSNSにアップされて大炎上。自粛ムードで終えた昨年の文化祭を経て、迎えた今年。まるで宣戦布告をするかのように、二年前の文化祭ポスターが学内掲示板に貼られていた。文化祭実行委員の市ヶ谷のぞみは生徒達に話を聞きにまわるが……。文庫版限定で、甘酸っぱい青春と日常の謎が交錯するスピンオフ作品を収録!
  • さよなら、私の愛した世界

    さよなら、私の愛した世界

    小説・文芸
    4.0
    1巻814円 (税込)
    十六歳と三か月。それが栗原夏月の生きた時間だ。死の瞬間の記憶もないまま、夏月は思いがけずこの世に留まってしまう。そんな彼女を認識することができるのは、ただひとり、双子の姉の真柴春陽だけ。両親の離婚を機に別々の家で育った二人は、再び寄り添い、夏月が死んだ夜の謎を探ることにした。やがてかすかな足跡を辿るうち、春陽は夏月が隠してきた秘密を知ることになり――。なくした絆を取り戻す、希望と再生の物語。
  • 信商デパートは終わらない

    信商デパートは終わらない

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    信商デパート――それは長野県の信州商業高等学校で、在籍生徒総動員で行われる年に一度の大イベントである。 生徒たちが模擬会社を組織し、自らの手で「信商デパート」と呼ばれる大規模販売会を企画・運営するのだ。 冴えない中学生時代に信商デパートを訪れ、その楽しさに魅せられた三浦和樹は、「ここの社長になりたい!」という野望を胸に信商に入学した……のだが、生来の内気な性格を打ち破ることができず、3年生となった今年も一社員としての参加にとどまるであろう、相変わらずの冴えない青春を送っていた。 そんなとき、密かに憧れていた教師の村松摩耶に呼び出された和樹は、彼女から「社長特別補佐」に任命される。聞いたこともないその役職に戸惑う和樹。しかも今年度の社長は文武両道に秀でた完璧少女として名高い武田晴香なのだから、自分の出る幕などどこにあるというのだろう。ますます困惑する和樹に、村松はさらなるミッションを与えた。「あの子の様子を見張って、私に報告してほしいの」と。 アイドル志望の少女と料理男子が「和食の甲子園」を目指し奮闘する姿を描いた『コイのレシピ』の著者が新たにお贈りする、実在する高校生たちによる模擬会社とその事業をモデルとした青春ストーリー!!
  • 天使がいた三十日

    天使がいた三十日

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    人気作曲家の日吉友哉は、クリスマスイヴに身重だった最愛の妻・夏乃を不慮の事故で失ってしまう。あまりの喪失感から酒浸りになり、ギャンブルで浪費した挙げ句、全財産を失って多大な借金を抱えてしまう。音楽もやめ、始めたばかりの食品配送の仕事も解雇され、すべてを失ってしまった一年後のクリスマスイヴ、自身も旅立つ決意をした友哉。その彼の目の前に、白銀の世界を駆けてきた一頭のアイリッシュ・セターが現れる。
  • 異聞 太平洋戦記

    異聞 太平洋戦記

    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    東京大空襲、真珠湾攻撃、海軍甲事件、久米島事件、ノモンハン事件――五つの戦争の舞台を通じて、定説に挑む“異聞”を重層的に描く事実に基づいたフィクション。真実を暴く筆を持つ著者が史実の裏側に潜む可能性を照らし、「事実と虚構のあわい」に迫る。読む者の常識を揺さぶる戦記の新たな地平。光文社文庫 柴田哲孝三カ月連続刊行 第三弾!!
  • 陽ちゃんからのそよ風

    陽ちゃんからのそよ風

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    友達がいない小学五年生のアマネは、ある日、人気者の陽ちゃんに「『女子みんなで』遊ぼう」と声をかけられて――やがて大人になったアマネが辿り着く「友情」とは。あたらしい友情小説。
  • 警視庁公安部外事四課 アンカーベイビー

    警視庁公安部外事四課

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻880円 (税込)
    警察小説界に、新しい アンチヒーローの誕生! 深く静かに浸透しつつある 不穏なる海外テロ組織を、 排除せよ!  底辺ジャーナリストと、暗い情念を抱えた公 安刑事。日本に浸透した謎のテロ組織に、ふた りが立ち向かう。  ドローン、SNS、映像のデジタル化……。 技術のアップデートが、戦いを激化させる。私 たちは、なんという時代に生きているのだ。  とことん熱く、あまりにも恐ろしい、クライ ム・アクションの最前線が、ここにある。  ――細谷正充(文芸評論家) 経済記者・磐田は、友人の芸能記者・杉沢から 大きな事件の尻尾を摑んだと自慢される。しか し杉沢はすぐに行方不明に。彼が追っていたネ タは、移民問題――海外テロ組織による日本へ の浸透作戦だった。自治体ぐるみの陰謀の進行 に身の危険を感じた磐田は、先輩の女性記者・ 明智に助言を求める。明智が磐田に紹介してく れたのは、警視庁公安部外事四課きってのくせ 者刑事、六志麻生だった。
  • 鎌倉お宿のあやかし花嫁
    完結

    鎌倉お宿のあやかし花嫁

    小説・文芸
    4.0
    全3巻726~814円 (税込)
    就職予定だった会社が潰れ、職なし家なしになってしまった紗和。人生のどん底にいたところを助けてくれたのは、壮絶な色気を放つあやかしの男。常盤と名乗った彼は言った、「俺の大事な花嫁」と。なんと紗和は、幼い頃に彼と結婚の約束をしていたらしい! 突然のことに戸惑う紗和をよそに、常盤が営むお宿で仮花嫁として過ごしながら、彼に嫁入りするかを考えることになって……? トキメキ全開のあやかしファンタジー
  • やさしい雪が降りますように

    やさしい雪が降りますように

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,793円 (税込)
    「平和」な日常を送る高校生の六花。でも、この家には掘り出してはいけない蔓がある――。傷ついた心をやさしく包みこむ、瑞々しい「冬」の青春小説! 氷室冴子青春文学賞第5回準大賞。 町田そのこさん激賞! 瑞々しい「冬」の青春小説 森川六花、17歳の高校2年生。ふざけがちな母、穏やかな父、「お姫様」のお姉ちゃん、朝でも夜でもいつでも来るやさしいケイティ。 片思いしている同級生・森沢とはバカ話でいつまででも話せて、なんだかいい感じ。平和な日常に見えるけど、この家には掘り出してはいけない蔓がある――。 ユーモアあふれる家族の生活に潜む暗い影に向き合おうともがく少女の姿を、現在と過去を交錯させながら真摯に描いた、高校生たちの瑞々しい青春も眩しい「冬」の青春小説。 氷室冴子青春文学賞第5回準大賞。 ********** 「どうして彼らはユーモアを必死に纏おうとしているのか。ちらちらと影を感じさせながら不穏に進んでいく様子は、読み応えがあった。そんな中で主人公と森沢の微妙な距離感はキュンとした」--町田そのこさん(審査員講評より) **********
  • 氷上旅日記[新装版]:ミュンヘン―パリを歩いて

    氷上旅日記[新装版]:ミュンヘン―パリを歩いて

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,772円 (税込)
    「あのひとを死なせるわけにはいかない。ぼくが自分の足で歩いていけば助かるんだ」――重病の親友の快復を願かけて、ミュンヘンからパリへ向かい、雪と氷のなかを彷徨し、魂に呼応するような風景と忘れられたような人びとに出会う……。ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才が綴る孤高の幻視行。 最新作『歩いて見た世界』の監督による孤高の幻視行 鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督は、人間と自然の壮大なドラマをテーマにした映画で広く知られる。『アギーレ・神の怒り』『フィツカラルド』など初期の代表作から最新作『歩いて見た世界』まで、野心的な作品は高い評価を受け、数々の映画賞を受賞している。 一九七四年十一月、ヘルツォークはパリにいる友人の映画評論家ロッテ・アイスナーが重篤と知らされる。自分の足でパリまで歩いていけば、アイスナーの病は治る……と願をかけ、真冬のミュンヘンを発つところからこの日記は始まる。 痛む足をひきずりながら、死んだような小さな村をいくつも通り過ぎ、空き家に泊まり、田舎道を彷徨する。あるときは、自分がまだ人間の姿をしているのを確かめようとガソリンスタンドのトイレに駆け込む。やがて寒さに凍えるカラスを兄弟のような感情を抱くようになり、リンゴの実がすべて落ちるまで木を揺さぶった直後の静寂に、孤独と疲労が頂点に達する…… 研ぎ澄まされた感覚で、魂を震わすような自然に身を投じるヘルツォークならではの眼差し。極寒のなかをひたすら歩く真摯な姿と、狂おしいまでの思いが読者の心を打つだろう。
  • 信長・曹操殺人事件 歴史探偵・月村弘平の事件簿 新装版

    信長・曹操殺人事件 歴史探偵・月村弘平の事件簿 新装版

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    織田信長は三国志の真似?で 大炎上!? 殺人事件と歴史の謎にイケメン探偵が挑む! 「日本史最大の英雄・織田信長の人生は三国志の英雄・曹操のパクリに過ぎない」大学教授の浅井が歴史雑誌で発表した新説は日本全国で賛否両論の大反響を呼ぶ。 浅井は信長の信奉者に狙われ、大学の研究室で弓矢の襲撃を受ける。 歴史研究家の月村弘平は恋人の警視庁刑事・上田夕湖と襲撃犯の正体に迫るが、隅田川に死体が流れ着いたという連絡が…。
  • ぼくはなにいろ

    ぼくはなにいろ

    小説・文芸
    4.0
    1巻935円 (税込)
    君は、そのままで光だ。著者渾身の人間賛歌。 交通事故で体に傷を負って以来、人目を避けるようにに生きてきた祥司は、居酒屋で一人の女性に出会う。祥司には眩しいほど快活に見えた千尋だったが、彼女もまたトラウマを抱えていた。 スクラッチの宝くじを削ることだけを生きがいに、父親の文具店を手伝う孝志朗。その文具店には、試し書きノートで絵を描き続ける、不登校の絵美。文章で中学校の様子を絵美に伝える、口がきけない少年が通うようになる。心を閉ざした若者たちの繊細な関係を描きつつ、読む者すべての人生を肯定する大傑作。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ぼくはなにいろ』 の文庫版となります。
  • コメディ映画で泣くきみと

    コメディ映画で泣くきみと

    読めば元気になれる、最高&最強のシスターフッド小説、登場! 家族仲がしっくりいかず、生き方に迷う主婦。16歳になる直前まで自分が在日韓国人だと知らなかった姉妹。ゲイであることに葛藤する男子高生。血の繋がった子どもを持てなかった母親。プロムを開催すべく奮闘する女子高生たち――ままならない毎日に悩み惑う人たちの一歩を描く、心に灯をともす物語。
  • ある愛の寓話

    ある愛の寓話

    小説・文芸
    4.0
    1巻790円 (税込)
    デビュー30年記念作品、待望の文庫化! 捨てられた猫、恋人の犬、カエルのぬいぐるみ…言葉は交わせなくても、私は愛している。異質な存在との触れ合いを描いた傑作短編集。 長年連れ添ったカエルのぬいぐるみ 「晴れた空の下」 恋人が引き取ったラブラドル・レトリーバー 「同じ夢」 偶然出合った、余命が短い捨て猫 「世界を取り戻す」 人の手を渡り歩く、ナンタケット・バスケット 「グレイ・レディ」 かつて共に草原を駆けめぐった愛馬 「乗る女」 戦後のシベリアで心を通わせた看護婦 「訪れ」 単行本 2023年1月 文藝春秋刊 文庫版 2025年12月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 名探偵じゃなくても
    値引きあり

    名探偵じゃなくても

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    「うるっと切なくも 大きな愛に満ちた物語。 楓を守る祖父の存在、頼もしい仲間たちの支え、 事件と人物の展開に引き込まれ、優しさが謎を解くーー いま、深く心に沁み込む新感覚ミステリー」 大島璃乃(女優・モデル) 「認知症探偵」の名推理 スピンオフ掌編も特別収録!(解説・神永学) (あらすじ) クリスマス直前、居酒屋で“サンタクロース消失事件”について議論していた楓たちは、紳士然とした男性・我妻に声をかけられた。彼は、かつて小学校の校長を務めていた楓の祖父の教え子なのだという。楓や我妻が持ち込む不可解な謎を、レビー小体型認知症の祖父は名探偵のごとく解決する。しかし、その症状は一進一退を繰り返しており……。スピンオフ掌編も特別収録! 解説・神永学。 【著者について】 小西マサテル 1965年生まれ。香川県高松市出身、東京都在住。明治大学在学中より放送作家として活躍。現在、ラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』『笑福亭鶴光のオールナイトニッポンTV』『明石家さんま オールニッポン お願い!リクエスト』などのメイン構成を担当。『南原清隆、いまナンしょん。』(RNC)のアシスタントパーソナリティとして出演中。第21回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2023年に『名探偵のままでいて』でデビュー。他の著書に『名探偵にさよならを』(以上、宝島社)など。
  • さよなら嘘つき人魚姫【文庫版】

    さよなら嘘つき人魚姫【文庫版】

    小説・文芸
    4.0
    1巻799円 (税込)
    踏み出すきっかけをくれたのは、あなただった――。一匹狼の彼と、狼少女の君。ふたりでいられるなら、もう嘘はいらない。汐見夏衛が、悩み、痛み、孤独を描き切る。あなたの心に刺さる物語――ここでしか読めない文庫限定書き下ろしアフターストーリーを収録! 嘘ばかりついて、へらへら笑ってばかりの綾瀬水月。誰とも喋らず透明人間扱いをされている羽澄想。家庭に大きな問題を抱える二人は、居場所がなくて、毎日が息苦しくて、強く“死"に憧れるようになっていた。そんな二人が、あるきっかけで一緒に過ごすようになる。互いに聞かれたくないことは触れず、そっと寄り添うように、おだやかに過ごす日々。だけど、そんな幸せは長くは続かなくて……。すがるように奇跡を待っていた綾瀬と羽澄。ふたりが最後に見つけ出した答えとは――。
  • 葬りの怖い話

    葬りの怖い話

    葬儀から埋葬まで葬送と弔いに纏わる恐怖譚! 「かえせ、かえせ。お前の肉体を寄越せ」 土葬の遺言を破り父を火葬にした息子を襲う父親の影。 四体の父親が息子の手足を千切ろうと… ――「親父の遺言」より 人形供養で有名な寺の裏の公園で子供たちが掘りあてた禁忌…「人形の寺」 着物だけを棺に入れた奇妙な葬儀。火葬の炉に入れた途端、恐ろしい現象が…「着物葬儀」 通夜の晩、祖父から食べさせられたグミのようなもの。祖母の指だと言うのだが…「祖母の魂」 かつて風葬を行っていた奄美大島のある場所。祭りの晩に出逢った少女との関係は…「トフル」 葬儀の最中くじら幕の裏側に隠れて遊んでいた子供が布越しに見た奇妙な世界…「くじら幕」 他、野辺送り・風葬・骨噛み・逆さ事・両墓制・破地獄・洗骨・一杯飯など葬儀慣習の民俗学コラムもあわせ全43話収録。 葬るとは命と役目を終えたものを埋葬すること、そして時に「無かったこと」にすることである……。
  • ひとりでこの世に

    ひとりでこの世に

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    21歳でのデビュー作『二十億光年の孤独』から72年、つねに第一線に立ちつづけ、2024年92歳で旅立った唯一無二の国民的詩人、谷川俊太郎。遺作となった対詩のほか、未収録の詩を厳選し、コロナ禍、家族のために書いた連作を加えた最後の最新詩集。90歳を超えてもなお新境地に挑み続けた詩人が辿りついた場所とは。
  • 青とうずしお

    青とうずしお

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,365円 (税込)
    四十年ぶりに、高校時代を過ごした淡路島を訪れた圭介。かつて打ち込んだ人形浄瑠璃部の仲間の思いがけない歓迎と恩師の死を機に、島を去る原因となった出来事と向き合い始める。それは運命に抗い、恋に溺れ、島を駆けた夜のことだった――。ベストセラー『あん』の著者が贈る、名もなき人々の人生を力強く肯定する最新長篇。
  • I

    I

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    二編から成る物語。読む順番は自由。 あなたの選択で、結末が変わる。 「一冊の本」の概念を壊す道尾秀介、2年ぶりの新作。 35万部突破『N』を凌ぐ衝撃。 ホームレスの野宮と知り合った田釜は、元刑事だという野宮が語る幾つかの話に耳を傾ける。田釜も、野宮も、何かを抱えていた。(「ゲオスミン」) 硝子職人の律子と暮らす高校生の夕歌は、世間を騒がせた一家殺害事件の生き残りだった。彼女には誰にも言えない秘密があり・・・・・・。(「ペトリコール」) 「本作は二つの章から成る物語です。読む順番は自由ですが、その選択により、結末は大きく変わります。どちらかの順番で読むと、二人の主人公を含め、多くの人が命を失います。別の順番で読むと、彼ら(彼女たち)は生き残ります。殺すか、救うか。あなたの選択が、人の生死を決定します。後戻りはできません。/著者より」 【著者プロフィール】  道尾秀介(みちお・しゅうすけ) 1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞を、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、同年『光媒の花』で山本周五郎賞、11年『月と蟹』で直木賞を受賞。その他の著書に『向日葵の咲かない夏』『鏡の花』『いけない』『N』『きこえる』など多数。
  • 推しとともに去りぬ
    値引きあり

    推しとともに去りぬ

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,079円 (税込)
    「推し活」に人生を捧げるすべての人へ。愛とユーモアをたっぷり込めておくる、唯一無二の「推しごと」小説集!
  • 嘘つきなふたり

    嘘つきなふたり

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    「もしかして、光?」東大赤門前で声をかけてきたのは、小学校6年生以来、7年ぶりの再会となる長谷川琴葉だった。そんな時、当時の担任だった中山が川から遺体で発見されたとの報が入る。中山の訃報を告げると、「中山を殺したの、私だよ」と琴葉。そんなはずない。琴葉が中山を殺したなんて、絶対にありえない。なぜなら――母親からの呪縛、敷かれたレール。互いに言えぬ“嘘”を抱えた2人が、自分と向き合う旅が今始まる。
  • 騎手の誇り

    騎手の誇り

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,034円 (税込)
    12年前、勝利目前の落馬事故により、命を失った騎手・小山忍。その息子の和輝 は、父の死の真相を知るために、騎手になった。弱小の厩舎ながら勝利を重ねた和輝は、ついに父の兄弟子だったトップ騎手の平賀剛のいる厩舎に移ることになる。平賀は父の事故に関わっているのではないか――。新人競馬記者の津川仁美と共に事故の真相を追う和輝は、平賀のある秘密に気づくが……。衝撃の結末が感動を呼ぶ、著者渾身の長篇小説。
  • 皇帝陛下の禍祓士 堕ちた後宮

    皇帝陛下の禍祓士 堕ちた後宮

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    □■第10回 角川文庫キャラクター小説大賞<カクヨムテーマ賞(異能×溺愛)>■□ その国には道士や巫覡(ふげき)をはじめとした、常人には見えざる百鬼、百邪を祓う者がいる。 なかでも禍(まが)を祓う道士は「禍祓士(かばつし)」と名乗った。 ある日、姚流麗(ようりゅうれい)は、禍祓士として皇帝の許に召される。 そこで目にしたのは、穢れた皇城と、複雑な呪いにより衰弱した若き皇帝、姫舜(きしゅん)の姿だった。 術で舜の不調を一時的に鎮めた流麗だが、原因究明のため最も穢れが濃い後宮を探ることに――。 孤高の皇帝を救うために後宮の秘密を暴く、中華退魔謎解きファンタジー!
  • 袖の香はひそやかに薫る 平安身代わり恋ものがたり

    袖の香はひそやかに薫る

    小説・文芸
    4.0
    1巻792円 (税込)
    時の権力を握る左大臣家・北駒藤原家の娘の麗子は、亡き母の身分が低かったため虐げられて育った。 ある日、正妻の次女の乙姫の結婚が決まり、婚儀初夜の手伝いのため呼び出される。いつものように雑用を押し付けられる麗子だが、実は本当の目的は別で、この結婚に不満のあった乙姫が麗子を自身の身代わりに仕立て上げ、無理やり結婚させようとしていたのだ。 事情を察した麗子は言いなりにはなるまいと意を決するが――そこに現れたのは乙姫の結婚相手ではなく、まったくの別人だった。涼やかな面差しの男の正体は、没落貴族の跡取りである藤原季時。彼もまた、騙されて身代わりとしてやってきたのだ。奇しくも政略結婚の身代わりとして引き合わせられた二人は、それぞれの思惑で契りを結んだと画策するが、いつしかそこには本当の恋が芽生えていき――? そんな中、後宮内では政治の陰謀が渦巻きはじめ、麗子も駒として巻き込まれる。しかし麗子にはある秘密があった……。 人気作家・深山くのえが贈る運命の恋の物語。
  • 刑事の父

    刑事の父

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻968~990円 (税込)
    中央区日本橋に住むOL、三上舞衣が行方不明になった。警視庁刑事部捜査一課の西弘毅警部補は、所轄の和田ともに彼女の行方を追っていた。彼女の足取りは、六本木のホテル以降消えていた。そこで、ホテルから出てきた車に目を付け、車の持ち主・山川に事情を聞くことにする。すると、ホテルから出た後、友人と川に行ったというのだ。西は、山川たちの行った川を捜索し、三上舞衣の遺体を発見する。殺した犯人は誰なのか……。調べていく内に、「藤森駿」という大物議員の秘書の名前が挙がってくる。藤森を調べようとするも、捜査本部から西は外されてしまう。一方、御茶ノ水警察署からの電話に出た西は、「息子さんを逮捕しました」と言われる。捜査と家庭の間で揺れ動く西はどう動くのか――。
  • 蓮花楼 2

    蓮花楼 2

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    旅を続ける李蓮花(リーリエンホワ)の元に、またもや怪事件が持ち込まれる。江湖の大富豪が謎の死をとげたのだ。富豪の別荘を訪れ、捜査を開始する李蓮花。そこへ、かつて李相夷(リーシアンイー)と共に四顧門を率いた肖紫衿(シアオズージン)が、喬婉娩(チアオワンミエン)と結婚するとの知らせが。喬婉娩は、李相夷の死後、彼への思いを断ち切ろうとしていたが、心はまだ揺れていた。婚礼式に参加した李蓮花は、花嫁が何者かに襲われる事件に遭遇。背後には美貌の幇主・ジアオリージアオの影がちらつくが……大ヒット中国ドラマの原作・第2弾!
  • 通い猫アルフィーと始まりの家

    通い猫アルフィーと始まりの家

    猫にも、覚えていたい思い出がある。 いまアルフィーが語る エドガー・ロードに来る前のお話―― ハートフル猫物語、第9弾! 飼い主の老婦人を亡くしてひとりぼっちになったあの日。あれから月日は流れ、エドガー・ロードで大好きな家族と日々を送るアルフィーだが、ある日、元気がありあまって退屈をもてあましている仔猫たちのため、自分の思い出話をしてあげようと思いつく。それはまだ通い猫になる前、老婦人マーガレットとお姉さん猫アグネスとともに過ごした始まりの物語だった─ハートフル猫物語、第9弾!
  • 義とされた罪人の手記と告白

    義とされた罪人の手記と告白

    ゴシック・ロマンスの最高峰 17世紀末のスコットランド、地方領主コルウァンの二人の息子は、両親の不和により別々に育てられた。明朗快活で誰にでも愛される兄ジョージと、厳格な信仰をもつ母親のもとで陰鬱な宗教的狂熱の虜となった弟ロバート。自分が神に義認されあらゆる罪を免れていると信じるロバートは、17歳の誕生日に出会った不思議な力を持つ人物に唆されるまま、恐ろしい行為を重ねていく。変幻自在にその姿を変える〝謎の友人〟の正体は? そして政治的対立に揺れる議会開催中のエディンバラで、兄弟の宿命的な確執はついに衝撃の結末へ……。奇怪な事件の顚末が異なる視点から語られ、重層するテクストが読者を解釈の迷宮へと誘う。小説の可能性を極限まで追求し、アラスター・グレイらの現代作家にも多大な影響を与える、ゴシック小説隆盛の掉尾を飾る傑作にして早過ぎたポストモダン小説。(『悪の誘惑』改題)
  • パパラギ~南海の島の村長ツイアヴィのスピーチ~

    パパラギ~南海の島の村長ツイアヴィのスピーチ~

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    「パパラギ」とは「白人」「よそ者」のこと。南海の島の村長・ツイアヴィは、ヨーロッパを訪れた際、そこで目にした「パパラギ」の社会について、帰国後、島の人々に語り聞かせる。お金、物質、時間、仕事、メディア……。鋭い視点から展開される予言的・啓示的な文明批評が、私たちに“本当の豊かさ”を問う。世界的ミリオンセラーとなった不朽の名作が、松永美穂氏の新訳と柴田ケイコ氏のイラストで21世紀の今よみがえる!
  • 筆と槍 天下を見届けた男

    筆と槍 天下を見届けた男

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,600円 (税込)
    情報を制した者は、天下を制す。反りの合わない若き主君・三好義継の奸計によって信長の逆鱗に触れた「槍使い」の和久又兵衛は、すんでのところで秀吉に命を救われる。三好家を見限った又兵衛は、逆に三好家調略の功を立て、取次・交渉を担う「右筆」の和久宗是として信長の配下で働くことに。戦場で槍を振るう悦びに焦がれながら、日々筆を執り、天下人の政務を支える宗是の主君は、やがて信長から秀吉へ移る。そして現れる奥羽の雄・伊達政宗――。信長から秀吉、そして家康の世に至る、血生臭くも華々しい戦国を、信長・秀吉・政宗という3人の英傑のもとで生き抜いた「交渉人」の視点で描き切った大河長編。
  • 看板犬お風呂丸におまかせ

    看板犬お風呂丸におまかせ

    小説・文芸
    4.0
    1巻748円 (税込)
    山形県のとある温泉郷、老舗旅館<みどりや>にはある人気者がいる。それは若女将である凜々子…の愛犬・お風呂丸だ。賢くてお茶目な、凜々子の世界一かわいいコーギー犬(4歳、オス)には特技がある。自慢の鼻を活かし、警察犬よろしく投宿者の困りごとを解決してしまうのだ。盗難事件も恋の悩みも、果ては家督相続まで、お風呂丸におまかせあれ。一人と一匹の名コンビ、登場!
  • 浅草楼閣十三階 山姥の愚痴庵

    浅草楼閣十三階

    小説・文芸
    4.0
    1巻792円 (税込)
    【電子版巻末には壺也先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 売れないお笑い芸人・カツオ。ライブでは滑り相方とも解散。お笑いの道を諦めようとした時、先輩芸人からある「店」の噂を聞かされる。 異様な存在感を放つ明治時代竣工の建物、浅草楼閣(あさくさろうかく)。その中にある『愚痴庵』(ぐちあん)という店で“山姥”に愚痴を言うと、開運するのだとか。 半信半疑で愚痴庵を訪れたカツオの前に現れたのは、奇妙でハチャメチャな四人の山姥、そして楼閣の住人たちだった。 しかも愚痴を聞いた報酬はお金ではなく「風神雷神像に漫才指導」や、「花やしきでジェットコースターに乗る」など不思議な要求ばかりで……。 楼閣に魅入られたカツオは浅草最大の祭り・三社祭(さんじゃまつり)にも巻き込まれていくが、果たして運気上昇の兆しは見えるのか!?
  • 午後

    午後

    台北、東京、マラケシュ、ウィーン、チューリヒ、パリ……。弁護士で作家の「私」は講演会や朗読会で世界各国を訪れ、さまざまな過去を抱える人々と出会う。16年前に弁護したかつての依頼人がマラケシュで語った、当時明かさなかった事故死の事情。イタリアの古い館に滞在中、怪我をした隣人の女性から聞いた衝撃的な身の上話。ベルリンで亡くなった知人の遺言執行者に指名されて知った、彼の唯一の遺産相続人との愛憎半ばする関係──。死や罪悪感に翻弄される純粋で奇妙な人々の物語と、ところどころに挿入された歴史上のエピソードによる全26章は、ページを閉じたあとに、深く鮮烈な余韻を残す。クライスト賞受賞、日本で本屋大賞「翻訳小説部門」第1位に輝いた『犯罪』の著者が贈る新たな傑作短編集!
  • わざわざ書くほどのことだ

    わざわざ書くほどのことだ

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    脱いだ服を雪の中に隠すなどしばしば奇抜な行動で周囲を驚かせる古生物学者の夫や、独特なヘアスタイルをした関根という名前の大事な兎、自宅を半焼させた経験を持つどこか抜けたところのある祖母……。身の回りにいる愉快な人々の姿を、印象的なエピソードとともに軽妙なタッチで描く抱腹絶倒のエッセイ!
  • 笑辞苑

    笑辞苑

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    養成所、事務所、営業、同期、ネタ番組、解散……芸人と切り離せない50以上の頻出!? ワードをナイツ塙さんがしゃべりつくす! 審査員を務める「M-1」で起きた「漫才じゃない」論争、事務所問題、大学お笑いなど、お笑いの今を語る上で欠かせない話題もたっぷりつまった、まさに辞書的な一冊。 ※雑誌「EX大衆」の連載『古今東西 笑談芸』を書籍化したものです。
  • 三毛猫ランプ

    三毛猫ランプ

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,189円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひとりぼっちの少女・タマは、点灯士の少年・ミケと出会った。ランプの灯に導かれながら、少年少女は星をめぐる旅に出る……。 「満月珈琲店」の著者が贈る、心に灯をともす物語。
  • 理系の読み方:ガチガチの理系出身作家が小説のことを本気で考えてみた
    完結

    理系の読み方:ガチガチの理系出身作家が小説のことを本気で考えてみた

    小説・文芸
    4.0
    全1巻1,980円 (税込)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ★ヨビノリたくみ氏(教育系YouTuber)推薦!★ 「この熱量で話しかけてくる大学院生時代の友人を思い出しました。  理系の良いところと悪いところの全てが詰まった一冊です!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『変身』(カフカ)、『百年の孤独』(ガルシア=マルケス)、『灯台へ』(ウルフ)、『これはペンです』(円城塔)……。 古今東西の名作を題材に、理系のバックグラウンドを持つ作家・大滝瓶太が小説を理系的に読み解く読書エッセイ。 小説の「ジャンル」って誰が決めてるの? 「メタフィクション」ってなんであんなにとっつきにくいの? 「一人称」「三人称」みたいな「人称」って、結局何がどう違うの? こういう「文学っぽい」話題に、物理や数学といった理系的な見方を加えると、小説の仕組みがグッとクリアに見えてきます。 たとえばカフカの『変身』や『城』を熱力学的に読んでみるとどうなるか、ミステリはなぜ解けるのか、いい感じの文章が小説っぽく見えるのはどうしてか……この本では、あの手この手で文学作品を理系的に読んでいき、「ただの言葉の積み重ねが、どうして『小説』になるのか」という大きな謎にまで迫ります。 つまりこれは、「小説ってなんでおもしろいんだろう?」という問いに、理系的なアプローチで挑む読書体験。 小説は難しそうで敬遠してきた人にこそおすすめしたい、新感覚の読書ガイドです。
  • 贖罪のマンティス~浅井美奈の逃走三百六十四日~

    贖罪のマンティス~浅井美奈の逃走三百六十四日~

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    8人もの男性を性行為ののちに殺した浅井美奈。その特異性はロープと手斧を使用した極めて残虐な殺害方法にも顕著だった。壮絶な逮捕劇の果てに身柄を拘束され、そして2020年、世間を震撼させた彼女の死刑が執行される。将来を嘱望される水泳選手だった浅井はなぜ凶行に至ったのか。過去の深淵を窺くほどに浮かび上がるのは、凄絶な怨嗟の叫びだった。話題作『号泣』の著者が描く、数奇な運命に翻弄された者の慟哭のサスペンス。
  • 死んだら無になる

    死んだら無になる

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    第39回太宰治賞受賞『自分以外全員他人』、「本の雑誌年間ベストテン」第3位『孤独への道は愛で敷き詰められている』に続く<柳田譲>サーガ三作目! 報われぬ中年男性の魂の彷徨を描く 恋愛に絶望し、仕事にも倦み、家族はいよいよ疎ましく、ささやかなセルフケアも世間が容赦なく水を差してくる――。すべての苦しみから逃れて「無」になることを求め赴いた怪しげな座禅道場で柳田譲が見たものは!?
  • 猫弁と奇跡の子

    猫弁と奇跡の子

    小説・文芸
    4.0
    1巻825円 (税込)
    冴えない容貌、天才的な頭脳、人の幸せを第一に考える稀代のお人好し弁護士、百瀬太郎。 大福亜子と入籍を果たし、まだ式は挙げられていないものの、結婚生活にも少しずつ慣れてきた、そんな時。 福引きの一等賞で、とんでもない「景品」をもらったという相談が……。 いつもより、事件も謎も、喜びも驚きも、超特盛! 累計58万部突破!の大人気シリーズ「猫弁」、第2シーズンここに完結! 婚約から3年かかってやっと入籍した百瀬と大福亜子。 しかしまだ、結婚式を挙げられていなかった。 ある日、亜子の勤め先、ナイス結婚相談所に思わぬ客が訪れる。 百瀬法律事務所の事務員、仁科七重だった。 亜子にしか叶えることのできない「願い」があるらしい。 百瀬は、ひなた商店街の野原鮎太の相談を受けていた。 福引きで当たった一等賞の「景品」。 そのせいで、夫婦の間に亀裂が走ったそうだ。 次から次へと迫り来る事件を、百瀬は乗り越えられるのか?
  • 息をつめて

    息をつめて

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    何かから逃れるように、都会の片隅でひっそりと暮らすひとりの女性。自宅や仕事を転々とするばかりの彼女にも、かつては幸せな暮らしがあった。その充実した日々も、ある違和感に気づいたことから少しずつ壊れていく。そして、ある事件をきっかけに、ついに彼女の人生は破滅してしまう――。愛憎の果てに、秘密を抱えていた彼女が覚悟したこととは……。衝撃の問題作!
  • 後宮悪女は逃げ出したい
    無料あり

    後宮悪女は逃げ出したい

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻0~814円 (税込)
    冬賀国の〝厄災姫〟と遠ざけられ、兄姉からはもちろん父帝にすら蔑まれる李翠雨。つらい日々は春栄国の後宮に入ることで終わる……はずだったのに!? なんと、翠雨が妃となった春栄国の皇帝・黎翔偉の顔は、前世で彼女を殺した男に瓜二つだった! こんな男と関わるなんて、絶対にイヤ! 追放を望む翠雨はやがて思惑通り、誰もが恐れる古狸宮に送られる。周囲の憐みの視線もなんのその、もふもふ自由生活を満喫していた翠雨だが、やがて前世の名前を知る黄泉の国からの使者が現れて――
  • 暁星 【無料お試し版】
    無料あり

    暁星 【無料お試し版】

    小説・文芸
    4.0
    1巻0円 (税込)
    「ただ、星を守りたかっただけ――」  現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。また、式典に出席していた作家は、永瀬の事件を小説として描く。ノンフィクションとフィクション、ふたつの物語が合わさったとき見える景色とは!?  ※この【無料お試し版】では、冒頭から第二章までを読むことが出来ます。湊かなえが紡ぐ唯一無二の物語を、是非お試し下さい。

    試し読み

    フォロー
  • 妻が余分

    妻が余分

    小説・文芸
    4.0
    1巻935円 (税込)
    定年退職を目前にして長き単身赴任生活から 家族の住む家に帰った小宮山元。 知らぬ間に義母が同居し、 大事にしていた物も妻に勝手に捨てられていた。 もはやそこに自分の居場所はなかった。 半ば自棄で空き家になっていた実家の整理をはじめた彼は 思わぬものを見つけ……。 表題作「妻が余分」ほか 熟年からの身の振り方や人間関係に惑う 男女の姿を軽快に描く全7篇。 珠玉のシニアミステリー短篇集。 むさしのニューライフ ゲストハウス 百万円分の無駄 サードライフ 妻が余分 ヘアドネーション 十年日記
  • あの日、僕たちが死んだ理由

    あの日、僕たちが死んだ理由

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,881円 (税込)
    僕はあの日に戻る。 君の嫌いな人になって――。 感動のタイムリープ・サスペンス メフィスト賞作家が贈る、祈りと奇跡の物語。 親友・秋月高輝が下宿の同居人4人全員を殺害し、建物に火を放ち、そして自殺したという。 もしもあの日、最後に会った彼に声をかけていれば。 後悔を胸に現場を訪れた真理に、奇跡が起きる。 目覚めると、真理は事件1週間前の下宿《おぼろ荘》にいた。 けれど、彼の大嫌いな人の姿で――。
  • 富士山と、コーヒーと、しあわせの数式

    富士山と、コーヒーと、しあわせの数式

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    夢に迷う孫と、夢を見つけた祖母――。ふたりが紡ぐ、人生のふとした喜びを描く家族の物語。映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』のノベライズが、巻頭カラー16ページ付きで登場! 世代も価値観も異なる二人が、ひとつ屋根の下で暮らしながら、少しずつ互いの心を温めていく。湯気立つコーヒーの香り、富士山のように揺るがない愛、そして「学び直す」勇気が、やがて人生を変えていく。 監督は『大河への道』の中西健二、脚本は『サイレントラブ』のまなべゆきこ。原案は、女性が学びの場に立つことすら困難だった時代に学校を創立した島田依史子氏の著作『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』。「学ぶことは楽しい」という信念を胸に生きた彼女の姿勢が、現代の家族の物語として息づく。 《STORY》 大学生の拓磨は、夢も自信もなく将来に迷っていた。母・綾の海外研修をきっかけに祖母・文子と暮らし始めたある日、亡き祖父・偉志の書斎で大学入学案内と「謎の数式」を発見。それは偉志が文子に用意したサプライズだった――。文子は過去の夢を思い出し、大学の生涯カレッジへ。新しい仲間との出会い、知る喜び、そして孫との時間が彼女を輝かせていく。やがて数式に隠された祖父の想いを知った二人は、新しい人生に一歩、踏み出していく。 映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』 2025年10月24日公開 監督:中西健二 脚本:まなべゆきこ 出演:豆原一成、市毛良枝 ほか (c)2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 配給:ギャガ
  • 違法捜査官

    違法捜査官

    小説・文芸
    4.0
    1巻682円 (税込)
    事件の早期解決のためなら、なんでもあり! 三十歳、警察官の仲條晴臣は出勤するなり、新しいペアを紹介された。 これで早くも三代目となる。 実は、初代も二代も「壊れて」しまい、ペア解消となっていた。 サボり上手で一筋縄ではいかない仲條は、所轄の誰もが持て余している人員なのだ。 しかし、今回の芹沢卓巳は、警視庁から来た四十代半ばの警部補。 仲條にとっては侮れない「敵」である。 そんな新造ペアに任されたのは、死体遺棄事件。 飲酒運転の検問突破を試みて、横転した軽トラックから死体が転がり落ちたのだ。 ふたりで現場から逃走した運転手を捜すわけだが、型破りな芹沢の「やり方」に翻弄される仲條。 振り回されつつも、次第に楽しくなってきた仲條の前に、警視庁の監察官・北山重行が現れた。 「変則的な」捜査を重ねるうち、単なる死体遺棄事件が予想外の大事件へと繋がっていき……。 重要事件に違法捜査は付き物? 捜査効率化のためなら、なんでもアリが当たり前のイリーガル・エージェント誕生!
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

    大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

    小説・文芸
    4.0
    1~12巻660~789円 (税込)
    江戸の両国橋近くに住むおゆうは、老舗の薬種問屋から殺された息子の汚名をそそいでほしいと依頼を受け、同心の伝三郎とともに調査に乗り出す……が彼女の正体はアラサー元OL・関口優佳。家の扉をくぐって江戸と現代で二重生活を送っていたのだ――。優佳は現代科学を駆使し謎を解いていくが、いかにして江戸の人間に真実を伝えるのか……。ふたつの時代を行き来しながら事件の真相に迫る!
  • 踏切の幽霊

    踏切の幽霊

    小説・文芸
    4.0
    1巻800円 (税込)
    いつまでも深く胸に残る哀切な幽霊譚 その踏切で撮られた写真には、写るはずのない人影が記録されていた。 大都市の片隅で起こった怪異。 最愛の妻を亡くし、絶望の淵にいる記者が突き止めた真実とは? 哀しみ、怒り、恐怖――読む者の心に様々な感情を喚起する、ホラーを超えた新たな幽霊小説の誕生。 迫真の筆致で描かれた、生と死についての物語。 第169回直木賞候補作 解説・朝宮運河 単行本 2022年10月 文藝春秋刊 文庫版 2025年11月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 本でした

    本でした

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シリーズ累計40万部突破! 「救ってくれたのは、本でした」ほんの1行のヒントから彼らは、「その本」を復元していった――お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、大人気の絵本作家ヨシタケシンスケからの、あらゆる感情を詰め込んだ「創作」のバトン。
  • 彼女の真実

    彼女の真実

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,776円 (税込)
    ラスト1行に、あなたは絶望する! 地下アイドルと読モ。クラブカルチャーと援助交際。港区女子とギャラ飲み── 若さが消費される東京の光と闇を描いた群像劇サスペンス。 時代と街を超えて交錯する“彼女”の行方。紐解かれる衝撃の真実とは? 三つの時代、三つの街、三人の〝彼女〟 2009年・渋谷。ある日突然、姿を消した地下アイドルの友美。 1992年・池袋。援交の斡旋に関わる女子高生のなっつん。 2019年・西麻布。“ギャラ飲み”の胴元の正体を探る、港区女子の麻里奈。 華やかな表舞台の裏側には、腐敗した人脈と欲望が渦巻いていた。 そして、彼女はなぜ消えたのか? 時代を超えて交錯する物語は、衝撃の結末へとたどり着く。

    試し読み

    フォロー
  • カッコウが鳴くあの一瞬

    カッコウが鳴くあの一瞬

    『黄泥街』で話題沸騰、残雪の不思議な世界 「彼」を探して彷徨い歩く女の心象風景を超現実的な手法で描いた表題作ほか、夢の不思議さを綴る夜の語り手、残雪の初期短篇を集成。 夢の不思議さを綴る夜の語り手、初期短篇集 わたしは駅の古いベンチに横になっていた。わたしにはわかっている、カッコウがそっと三度鳴きさえすれば、すぐにも彼に逢えるのだ。「カッコウはもうじき鳴く」とひとりの老人がわたしに告げた……。姿を消した“彼”を探して彷徨い歩く女の心象風景を超現実的な手法で描いた表題作。毎夜、部屋に飛び込んできて乱暴狼藉をはたらく老婆の目的は、昔、女山師に巻き上げられた魔法の靴を探すことだった……「刺繡靴および袁四ばあさんの煩悩」ほか、全九篇を収録。『黄泥街』(Uブックス既刊)が大きな話題を呼んだ現代中国作家、残雪の独特の文学世界が最も特徴的にあらわれた初期短篇を精選。夢の不思議さにも似た鮮烈なイメージと特異な言語感覚で、残雪ファンにとりわけ人気の高い一冊。付録として、訳者による作品精読の試み「残雪―夜の語り手」を併録した。 [目次] 阿梅、ある太陽の日の愁い 霧 雄牛 カッコウが鳴くあの一瞬 曠野の中 刺繡靴および袁四ばあさんの煩悩 天国の対話 素性の知れないふたり 毒蛇を飼う者 あとがき 残雪―夜の語り手 「曠野の中」を読む  近藤直子 [原題]布谷鳥叫的那一瞬間
  • 文豪は鬼子と綴る 弐 幻想列車編

    文豪は鬼子と綴る 弐 幻想列車編

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    其の列車は死者を運ぶ 亡き人に逢いたくば――さぁ、乗るがいい。 ついに香月の秘密が明らかに! 生まれながらに軛を背負う二人が、現世と幽世のあわいを走る幻の豪華列車を追う大正あやかし事件簿 大正十年博多。 正体不明の人気作家・香月蓮の助手を務める中学生・瀬戸春彦は「この世の不可思議なるものを見つけてこい」という主の無理難題に頭を悩ますが、香月の正体を嗅ぎ回る新聞記者の杉山から真夜中に死者を乗せて走るという幽霊列車の目撃情報を得る。 霧の中から忽然と現れては消える幻の豪華列車。しかもあの柳原白蓮が乗っていたとの情報も。 どうしても会いたい故人がいる香月と春彦は真相を突き止めるべく杉山と夜の博多駅に忍び込み、ついに幻の列車に乗車する。 居合わせたのは訳アリの乗客たち、果たして幽霊列車の正体とは……? 訳アリ、美形、偏屈。怪異大好き小説家の香月蓮(こうづきれん)と、 鬼子で、毒舌、優秀。甘味大好き中学生助手の瀬戸春彦(せとはるひこ)。 ともに出自にどうにもならない【呪い】を背負った者同士、 凸凹バディが大正時代の博多を舞台に躍動する耽美なホラーミステリー、第2弾!!  改札を抜けて発着場へ出ると、そこには荘厳な蒸気機関車に牽引された、豪華絢爛な車輌五両が停車していた。深青色の光沢が電灯の光を弾いて、まるで七宝焼きのような輝きを放っている。 「……帰って来られると思いますか?」  僕の問いに香月がこちらを振り向く。 「どうした? 恐ろしくなったのか?」  列車がぐん、と前へ大きく動き出し、車輌が揺れると木の軋む音がした。加速はゆっくりと、だが確実に前へと進み始める。前方で蒸気の噴出する音がした。 「春彦。私も同じだ。ひと目会いたい者がいる。その為に、この列車へ乗ることを決めたのだ」 ――本文より
  • ロンドン謎解き結婚相談所

    〈ロンドン謎解き結婚相談所〉シリーズ

    小説・文芸
    4.0
    1~5巻1,300~1,496円 (税込)
    1946年の戦後ロンドンで、ある女性たちが結婚相談所を設立した。ケンブリッジ大卒で戦時中にスパイ活動のスキルを得たアイリスと、人の内面を見抜く優れた目を持ち、戦争で夫を亡くした上流階級出身のグウェン。対照的なふたりが営む相談所に、若い美女ティリーが入会する。奥手だが誠実な会計士を紹介したところ、ティリーが殺され、会計士の青年が逮捕されてしまう。彼が犯人とは思えないふたりは、能力や人脈を駆使して真犯人さがしに乗りだす。魅力たっぷりの女性コンビの謎解きと、人生を切り拓こうとする勇姿を描いた爽快なミステリ!
  • オルフェオ

    オルフェオ

    小説・文芸
    4.0
    1巻3,960円 (税込)
    微生物の遺伝子に音楽を組み込もうと試みる現代芸術家のもとに、捜査官がやってくる。容疑はバイオテロ? 逃避行の途上、かつての家族や盟友と再会した彼の中に、今こそ発表すべき新しい作品の形が姿を現す――。マーラーからメシアンを経てライヒに至る音楽の歩みと、一人の芸術家の半生の物語が響き合う、危険で美しい音楽小説。
  • New Manual

    New Manual

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これは文学×ファッションで起こす事件だ! 日本を代表する豪華執筆陣とカリスマ的ヴィンテージデニムブランドによる豪華アンソロジー。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 彼女の最初のパレスチナ人

    彼女の最初のパレスチナ人

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,574円 (税込)
    パレスチナ移民たちの心情を描く傑作短篇集。 力によって追放され、世界のどこにいようと「よそ者」として日常を引き裂かれ続けるパレスチナ人たちは、あなたのすぐ隣にもいるかもしれない。ーー安田菜津紀氏(Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)推薦! 2022年アトウッド・ギブソン・ライターズ・トラスト・フィクション賞最終候補作 母国について教えた恋人が救済活動に目覚めていく姿に戸惑う医師 かつて暮らした国への小さな投稿によって追い詰められていく数学者 ルームメイトたちに溶け込むために架空の恋人をでっちあげる大学生 正規採用と引き換えに違法なミッションを引き受けてしまう司法修習生 妻と娘のために禁断の取引に手を伸ばしてしまうプログラマー…… 安住の地となるはずの国で心揺らぐパレスチナ移民たちの日々が、珠玉の9篇に。瀬戸際に追い詰められながら自らのアイデンティティを探る姿を多彩な筆致で綴る、カナダ発傑作短篇集。 (底本 2025年10月発売作品)
  • 短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇

    短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    「双子でも片方は泣く夜もあるラッキーアイテムハンカチだった」……毎月変わるテーマごとに雑誌『ダ・ヴィンチ』読者から寄せられた短歌を、人気歌人の穂村弘が選び評する人気シリーズ第4弾! 今回は「転校生」「先生」「占い」「初恋」「曜日のある歌」「手紙」「ラブホテル」など全30テーマへの投稿作と、自由題作品から成る。解説は、かつて本連載の常連投稿者であり、現在は第一線の歌人として活躍する鈴木晴香。
  • 歌詠み姫と晴明の鬼弟子 心をほどく和歌、呪いを断つ剣

    歌詠み姫と晴明の鬼弟子

    小説・文芸
    4.0
    1巻803円 (税込)
     時は平安。和歌を詠み、人の悩みを解決し癒やす力を持つ貴族の姫君・沙良に、怪しい気配が忍び寄る。沙良を守るためにと送り込まれたのは、陰陽師・安倍晴明の弟子、暁と名乗る鬼の青年だった!?  笛の名手とお調子者の若君、秘伝の香袋を作る姫君など、貴族たちを助けるうちに沙良と暁の絆はしだいに深まっていく。しかし人々に悪しき影響を与える鬼・鬼童丸が沙良の力を狙っていて――。  心優しい姫君と鬼の青年が京の事件とお悩みを解決する、平安ファンタジー! ◇◇主な登場人物◇◇ ・沙良(さら) 貴族・小野家の姫君。和歌の女神の加護を受け、歌を詠むことで人を癒やす力を持つ。 ・暁(あかつき) 大江山の鬼だが、人を殺めることができずに追い払われた。晴明に出会い、助けられる。 ・安倍晴明(あべのせいめい) 京に名を馳せる陰陽師で暁の師匠。式神を操り、沙良と暁に助力してくれる頼もしい味方。
  • 地図と領土

    地図と領土

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,606円 (税込)
    孤独な天才芸術家ジェドは、個展のカタログに原稿を頼もうと、有名作家ミシェル・ウエルベックに連絡を取る。世評に違わぬ世捨て人ぶりを示す作家にジェドは仄かな友情を覚え、肖像画を進呈するが、その数カ月後、作家は惨殺死体で見つかった―。作品を発表するたび世界中で物議を醸し、数々のスキャンダルを巻きおこしてきた鬼才ウエルベック。その最高傑作と名高いゴンクール賞受賞作。
  • 昭和未解決事件 松本清張の推理と真犯人X
    値引きあり

    昭和未解決事件 松本清張の推理と真犯人X

    小説・文芸
    4.0
    1巻665円 (税込)
    戦後日本の闇に迫る『日本の黒い霧』『昭和史発掘』といった名作を残した作家・松本清張。戦後最大の事件と呼ばれた「3億円事件」をはじめ国鉄総裁の死を巡り日本中で議論が沸騰した「下山事件」「帝銀事件」、ベルギー人神父による「スチュワーデス殺人事件」など戦前から戦後復興期に起きた7つの未解決事件に挑んだ巨匠の推理と事実を対比。昭和100年を踏まえた今、事件の真相に改めて迫る。
  • 罪に願いを

    罪に願いを

    火災現場で見つけた大金を自宅に隠したボランティア消防隊員ネイサン。末期がんの少女の夢を叶えるため病院の外へと連れ出す看護師キャリー。妻と幼い娘を同時に亡くしたアンディが狙いを定めた地獄への道連れ・・・・・・。横領、誘拐、殺人。ペンシルヴェニアの寂れた小さな町を舞台に、男女三人が犯したそれぞれの「罪」と運命が交差する。悲痛で愚かで温かい、極上の犯罪小説。本作は著者のデビュー作にして、エドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀新人賞候補作となった。
  • かくも甘き果実

    かくも甘き果実

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,166円 (税込)
    “ここではないどこか”を求めつづけ世界を放浪し、最後には日本で「明治の文豪・小泉八雲」となった男ラフカディオ・ハーン。彼の人生に深く関わった3人の女性が、胸に秘めた長年の思いを語りだす。生みの母ローザ・アントニア・カシマチは1854年、故郷への帰路の途中アイリッシュ海を渡る船上で、あとに残してきた我が子の未来を思いながら。最初の妻アリシア・フォーリーは、新聞記者の夫との別離を乗り越えたのち、1906年のシンシナティでジャーナリストの取材を受けながら。2番目の妻小泉セツは永遠の別れのあと、1909年の東京で、亡き夫に呼びかけながら。――ジョン・ドス・パソス賞受賞の注目作家が、女性たちの胸の内を繊細かつ鮮やかに描いた話題作。
  • 東の国から 新しい日本における幻想と研究

    東の国から 新しい日本における幻想と研究

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,276円 (税込)
    日清戦争前夜,古代伝説の地出雲から,軍都の色彩を強めていた熊本に移住したハーン.旅の宿屋で夢のあわいに浦島伝説へと入りこんだような「夏の日の夢」,一つの心中事件を描いて日本人の〈信仰〉に迫る「赤い婚礼」他,〈詩人の直観と哲人の思索〉に基づく繊細な筆をもって書き綴った,近代日本の肖像.(解説=西成彦)

    試し読み

    フォロー
  • ファイティング・チャンス

    ファイティング・チャンス

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    16歳のリリーは学校でいじめを受けている.理由は「太っているから」.母親も体型に悩みを抱えていて,家から一歩も出ようとしない.父親のすすめでボクシングを始めたリリーは,自分の心と体に向き合いはじめる.傷つき,それでもまた立ち上がる母と娘.みずからの尊厳をかけて闘う彼女たちの姿を描く.カーネギー賞候補作.

    試し読み

    フォロー
  • 夜叉ヶ池・天守物語

    夜叉ヶ池・天守物語

    小説・文芸
    4.0
    1巻572円 (税込)
    伝説を媒介に,二世界の恋愛を鋭く対立させた緊密な作劇法が光る「夜叉ヶ池」,戯曲にとどまらない鏡花世界の本源を示す「天守物語」.人間の本質を異界から鋭く照射しつつ,美と永遠の救済を求めてやまぬ感情の純度の高さとその尊さによって,「今」なお甦り続ける傑作戯曲二篇を収録(解説=澁澤龍彦・吉田昌志)

    試し読み

    フォロー
  • さよならジャバウォック

    さよならジャバウォック

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    <デビュー25周年>渾身の書き下ろし長編ミステリー! 結婚直後の妊娠と夫の転勤。その頃から夫は別人のように冷たくなった。彼からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力をふるわれた。そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。夫は死んだ、死んでいる。私が殺したのだ。もうそろそろ息子の翔が幼稚園から帰ってくるというのに……。途方に暮れていたところ、2週間前に近所でばったり会った大学時代のサークルの後輩・桂凍朗が訪ねてきた。「量子さん、問題が起きていますよね? 中に入れてください」と。
  • HACK

    HACK

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    一般読者から、 「圧倒的な没入感」 「世界の解像度が上がる」 というレビュー続々!   今度の「マネーロンダリング」は、暗号資産(=仮想通貨=クリプト)! これが令和の冒険ミステリーだ!! 橘玲11年ぶりの書き下ろし長編。 2024年、秋。 暗号資産で得た利益への課税を逃れ、バンコクで暮らすハッカーの樹生(たつき、30歳)は、大麻ショップの屋上で日本人の情報屋・沈没男(ちんぼつおとこ)から相談を受ける。彼は、特殊詐欺で稼いだ違法資金を、ビットコインを使ってマネーロンダリングしたい、というのだ。 頭脳明晰だが退屈な日々を送る樹生は、その話に乗ることにした。彼にとってはハッキングもマネロンもクリプト(暗号資産)もすべて「ゲーム」だった。 そんな樹生は、五年前のスキャンダルで失踪した元アイドル咲桜(さら)がバンコクにいることを知り、そして彼女から連絡を受けたことがきっかけで、国際的な「陰謀世界」へと迷い込んでいく——。 樹生にとって、最初は取るに足らないゲームのはずだった。彼に近づく検察と公安の諜報機関。北朝鮮のハッカー集団ラザルス。関知せず動かないタイ警察。なぜか樹生にコンタクトを取り続ける伝説のハッカーHAL(ハル)---。 ハッキング技術を駆使した、目眩くマネーロンダリング手法と、二重三重に仕組まれた罠と裏切りで、狙い狙われるのは、10億円が500億、そして2500億円へと瞬く間に膨れ上がる北朝鮮の暗号資産マネー——。
  • 血痕の記憶

    血痕の記憶

    実話に想を得た歴史ミステリ 19世紀パリ。記憶を失い精神病院に収容された少女と付添人の愛は、やがて恐るべき真実を暴く。エドガー賞最終候補の歴史ミステリ
  • 匂いに呼ばれて

    匂いに呼ばれて

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    すべての香りに物語がある。時代も距離も超えて辿る、美しく哀しい記憶の旅。香りと人と時間が奏でるショートストーリー。フランスで刊行され高く評価された作品を、著者自ら邦訳した幻想的な一冊。 ************************** 悲しみの匂いとはどんなものだろう。人の気配を匂いから感じることがあるが、不在の匂いとはどんなものだろうか。 誰かが死ぬとき、この世界の秘密の一部は永遠に失われてしまう。 人はみずからの秘密を抱えてあの世に旅立つ。残されたものにできることは、物語を語ることだけ。それが真実か否かは一生わからないまま。 秘密はどのような匂いをさせているのだろう。〈本文「ニューヨークで」より〉
  • 聞こえない羽音

    聞こえない羽音

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,287円 (税込)
    今度こそあきらめない!勇気と挑戦の物語。 涼宮花音、中学2年生。数年前から、耳に違和感を覚えるようになっていた。 診断は感音性難聴。授業や友だちとの会話が聞きとりにくくなり、何より大好きなバドミントンができなくなってしまう。 絶望のふちに突きおとされた花音だったが、デフバドミントンと出合い、新たなダブルスのパートナーと出会って、人生が変わりはじめる。 耳が聞こえなくなって、もう笑えないんじゃないかと思ってた。 もう何もできないと思ってた。 でも――、あなたとバドミントンがしたい。 一度はすべてを失った花音の、再生と挑戦の物語がはじまる!
  • 馬援

    馬援

    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    曽祖父の謀反に連座し、長く官途から遠ざけられた馬氏。 王莽の治世になり、ようやく官位を得た兄たちはそれぞれ家を出、末子ながら家主となった馬援は、馬を慰めとする日々を送っていた。 罪人をかばい、逃がしたことによって追われる身となった馬援は、北地へ逃れ、牧場経営で成功を収めるが、王莽への反乱軍が各地で蜂起、新たな政権が乱立する戦国の争いに巻き込まれてゆく。 馬騰・馬超の祖であり、光武帝・劉秀の臣下として後漢統一のため力を尽くした武将・馬援の非凡な生涯を描く。 「馬上の星」改題。 〈解説〉平尾隆弘
  • 待ち合わせは〈本の庭〉で 吉祥寺・シェア型書店の小さな謎【無料試し読み版】
    無料あり

    待ち合わせは〈本の庭〉で

    小説・文芸
    4.0
    1巻0円 (税込)
    ここは東京・吉祥寺にあるシェア型書店〈本の庭〉。 「棚主」と呼ばれる「小さな書店の店主たち」が店内に思い思いの本を並べて売る、この風変わりなお店には、いつでも小さな「謎」が集まってくる。 青春時代に親友と交換した大切な本の記憶を取り戻したい老婦人。製作者不明の同じZINEを買い続けるお客さんと棚主の攻防。書き込みだらけの「読み跡本」に込められた思い。この書店のはじめの一冊として「売り物ではない本」が置かれた理由――。 見逃してしまった誰かの「思い」が、時を超えて「謎」として目の前に現れたとき、 きっとこの書店の仲間は、それを解く手助けをしてくれる。 書物と珈琲の香り漂う、素敵で優しい「小さな謎解き」の世界へようこそ。
  • 烏羽色のふたりシリーズ1 滅びのカラス

    烏羽色のふたりシリーズ

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻1,200~1,500円 (税込)
    【櫻いいよ初の本格ファンタジー小説シリーズ第1巻】明日はいい日になる、世界は素敵だ。――そんなの、嘘だ。中学1年生の少女が迷い込んだのは、異種族とひとが共存する、残酷な世界。 【あらすじ】学校からの帰り道で川に落ちたことをきっかけに、人間とは異なる見た目の“じゃない者”と、いわゆる人間“ひと”が共存する不思議な世界に迷い込んだ、中学1年生の冥(めい)。真っ黒な制服姿で突然現れた冥は「言い伝えにある、この国を滅ぼすカラスだ」と考えられ、この国の王族たちから命を狙われる身になってしまう。一緒に川に流されたはずの双子の弟・涅(くり)の行方を探すべく、冥はこの世界で出会った“じゃない者”たちや、奴隷の少年の助けを借りて世界を旅することになるが……。 【目次】0:それは、終わりのはじまり/1:冥と涅、カラスと蒼衣/2:カラスと奴隷と水の者/3:カラスと“ひと”と“じゃない者”/4:カラスとメイと、これから/0:おわりはもう、はじまっている
  • 有吉メモ

    有吉メモ

    小説・文芸
    4.0
    1巻759円 (税込)
    有吉弘行の頭にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き綴ったメモの数々。「有吉メモ」は、そんな有吉氏のメモとともに、あなた自身のメモも書き綴れるオリジナルメモ帳です。日記のように毎日使うもよし、何か気づいたときに書き留めるために使うもよし。「バイデン昭和17年生まれ午年」「みんなが褒めてくれない仕事にこそ価値がある」など、有吉氏が日々書き留めたメモは果たして含蓄ある金言か、便所の落書きか――。有吉氏のメモだけでも読む価値ありですが、ぜひ自分だけのオリジナルの1冊を作り上げていただきたいです。  ※電子書籍版は、紙書籍版とは体裁が異なります。紙書籍版では読者の皆様が自由にメモ書きできる余白のスペースを大きく設けてある一方、電子書籍版ではメモ書き用の余白を無くして「本日の有吉メモ」を大きく見せるデザインに改めています。  ※この商品は固定レイアウトの画像で構成されるページが多い為、比較的大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、画像で表示されたページでは、文字列のハイライト・検索・辞書の参照や引用などの機能が使用できません。
  • 悪女と聖女が手を組めば

    悪女と聖女が手を組めば

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    バブル世代のアラ還OLが事故に遭い、目を覚ますと乙女ゲームの悪役令嬢・エレノアに転生していた!? 皇太子に婚約破棄されても、十代の少年を恋愛対象として見れないのでノーダメージ。しかもライバル聖女・ルミエラも転生者(元オタク女子大生)と発覚し、世代を超えて意気投合! 恋愛経験ゼロのルミエラを、長年の社会人スキルとバブル時代にブイブイ言わせた経験でサポートするうち、悪女のはずがイケメンキャラ達になぜか次々と好かれていくエレノア。世界滅亡バッドエンドを回避するためには魔王を含めた全キャラ攻略が必須だと判明し・・・・・・!? 昭和ネタ満載の新感覚異世界(代)シスターフッドコメディ!!
  • 素粒子

    素粒子

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,606円 (税込)
    人類の孤独の極北に揺曳する絶望的な“愛”を描いて重層的なスケールで圧倒的な感銘をよぶ、衝撃の作家ウエルベックの最高傑作。文学青年くずれの国語教師ブリュノ、ノーベル賞クラスの分子生物学者ミシェル―捨てられた異父兄弟の二つの人生をたどり、希薄で怠惰な現代世界の一面を透明なタッチで描き上げる。充溢する官能、悲哀と絶望の果てのペーソスが胸を刺す近年最大の話題作。
  • 地図―初期作品集―(新潮文庫)

    地図―初期作品集―(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻649円 (税込)
    石垣島制圧に沸く琉球国を、祝賀のため訪れた蘭人たち。彼らが献上した軸物を見るや国王はたちまち顔面蒼白になった……。表題作「地図」をはじめ、「怪談」「花火」など同人誌等掲載の初期作品を通して、中学生津島修治から作家太宰治誕生までのドラマを読む特別篇。後年、太宰の筆と確認された「断崖の錯覚」や、文庫初収録の「貨幣」「律子と貞子」など文豪への出発点を刻印する作品群。(解説・曾根博義)

最近チェックした作品からのおすすめ