作品一覧

  • どこにもない編み物研究室 日本の過去・未来編:手芸とは何か? 時間軸で俯瞰すると見えてくるものがある!
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 前代未聞の編み物作家・横山起也の問題作が帰ってきた! あの『どこにもない編み物研究室』に続く第二弾。 私たちの「編み物」「手芸」「手仕事」とはいったい何なのだろうか? 「過去」を探り、「未来」に向き合う時、見たことのない「今」があなたの目の前に現れる! 新進気鋭の編み物作家にして小説家の横山起也が、多様なゲストの面々と刺激的な対談を繰り広げる一冊を是非あなたの本棚へ。 「編み物/手芸/手仕事」の「今」は多くの謎に満ちている。 「手芸」は「アート」なのか? 「手仕事」は「仕事」なのか? 「編み物」はこれからどうなるのか? これらの疑問から、 「なぜ編み物/手芸/手仕事は『安く』見られるのか?」 というクリティカルな問題まで、様々な謎の裏側が浮かび上がってくる! 人気作家、大学教授、アーティストなど、様々なゲストがそれぞれの「現場」から生きた言葉で語りかけてくれる一冊。 この本が、あなたの今までの編み物/手芸/手仕事の楽しみ方や考え方をがらりと変えてくれます! ゲストは以下の通り。 北川ケイ(レース編み講師/近代日本西洋技芸史研究家) 渡辺晋哉(会社員/牧師/編み手) 池田 忍(千葉大学名誉教授/美術史研究者) 帯刀貴子(スピナー/「古流の編み物」研究家) 村松啓市(ファッションデザイナー) 谷口聡子(ニットアーティスト) 森國文佳(アーティスト/kcal cafe club主宰)
  • 編み物ざむらい
    4.1
    1~3巻814円 (税込)
    武家から信頼の篤い蘭方医・久世に疑義を唱えたことで、凸橋家から召し放たれてしまった感九郎。父から勘当もされ、失意のうちに大川のほとりで得意の編み物をしていたところ、異形の男、寿之丞たちと出会う。成り行きから彼らの仕事「仕組み」を手伝ううち、感九郎のある能力が開花。そして召し放ちのきっかけを作った人物に接近する。その正体とは!? 江戸に実在した「編み物ざむらい」と異能集団が活躍する、新感覚時代活劇!
  • どこにもない編み物研究室:「ものづくり」のすべてに共通の考え方とコツがここにある!
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 手芸業界のパイオニアとしてワークショップや講演で大活躍する気鋭の編み物作家 横山起也が、今をときめく人気作家から牧師、歴史家まで、編み物のエキスパートたちと語り合う対談集。 この本が、あなたの今までの編み物の見方や楽しみ方をがらりと変えてくれる! ゲストは以下の通り。 ●北川ケイ(レース編み講師/近代日本西洋技芸史研究家) 明治以降の編み物の歴史を調査し続ける研究者。 個人所蔵とは思えぬほどの豊富な資料の向こう側から「なぜ日本の編み物には『正解』『間違い』があるのか?」の答えも見えてくる!? ●渡辺晋哉(会社員/牧師/編み手) 牧師と会社員の二つの顔を持つ編み手。 風景をスケッチし、そこから色やイメージを導きだして編みこんでいくその独自の手法などから「ものづくり」の深みに迫る。 ●ソウマノリコ(糸作家) 紡ぎをはじめ、糸にかかわる様々なワークショップを展開する糸作家。 まず「人」があり、それに支えられて「ものづくり」があるという考えを実践する。 「手仕事が伝わる場」の向こう側には何があるのか。 ●光恵(あみぐるみ作家/編み造形師) 「生きている」と言われるほどリアルなオランウータンの「オラン君」をはじめ、アメリカでも人気を博す様々な作品を生み出すあみぐるみ作家。 「オラン君」のような作品はどのように生まれるのか、その秘訣が公開される。 ●西村知子(編み物作家/翻訳家) 人気編み物作家にして翻訳家、さらには英文レシピ紹介の第一人者でもある。 海外の編み物事情について話が展開されるうちに『編み物に涙はいらない(原題 : Knitting without tears)』という「編み手にやさしい考え方」について書かれた洋書の紹介にたどりつく。 そして、横山起也自身も、ニットデザイナーでもある おおあみゆみ さんを聞き手にむかえ、編み物にまつわる様々な話を喋り尽くす。 各人が伝える「ものづくり」への柔軟性は固くなった考え方をときほぐし、「こうあるべき」ではなく「これでいいんだ」という気持ちへといざなってくれる。 ほかにもスパイスの効いた4つのニットコラム、それぞれの対談内容にちなんだ作品レシピ6点を掲載。 編み物を愛するすべての人へ贈る1冊。 オールカラー、全160ページ。
  • 編み物ざむらい

    Posted by ブクログ

    編み物とさむらいとは?と思ったら江戸時代にポルトガルやスペインから伝わり下級武士の内職のひとつとして編み物があったらしい。なるほど・・
    編み針を武器に戦うのかしらとか想像していたけれどもそういうわけではなかったw
    正義感のために勘当されてしまった下級武士の主人公感九郎が編み物が得意なことを活かして仲間と共に幕府筋の悪いやつらを懲らしめるという話なのだけど、それだけではなくサイキック的な話もありトリックを仕掛ける面白さもありで楽しく読めた。
    茶壺の紐の秘密とか組紐とかへーそうなんだ的な雑学も得た。

    0
    2024年11月10日
  • 編み物ざむらい

    Posted by ブクログ

    不思議な作品である。
    安土桃山、織田信長の頃、日本には既にメリヤス編みが存在していた。外国からの宣教者によってもたらされた。

    このメリヤスという技法は、後々需要が伸び、仕事として商品として価値が生まれ流通もしていた。

    格式はありながら貧乏な武家に生まれ、メリヤス編みを内食にしていた感九郎は、正義感を曲げられずに父親と対立し勘当される。

    街で偶然会った二人に助けられ、大きな組織から悪を滅ぼす仕掛けをする三人のグループに助力することに。

    この感九郎は相手の心の内側に入ることができる。
    登場人物たちは不思議で魅力的。

    第2巻が刊行されることを望む!

    0
    2023年05月05日
  • 編み物ざむらい

    Posted by ブクログ

    設定が面白った。毛糸じゃなくても編み物はあるもんなぁ。
    まだ全ての謎が明らかになってないし、卍次のこともあるし、続くのかな?
    楽しみ!

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    2022年12月31日
  • どこにもない編み物研究室:「ものづくり」のすべてに共通の考え方とコツがここにある!

    Posted by ブクログ

    読み物としての編み物本。編み方から、糸から、歴史からと、さまざまな角度から見た編み物についての対談。
    ただ編むだけでも楽しいけど、編み物にまつわる世界って広いんだなと感じられて面白かった。
    ワクワク供給。

    0
    2022年02月01日
  • 編み物ざむらい

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい歴史時代小説でした。難しい言い回しも少なく歴史時代小説が初めての人にはおすすめです。今では落ちぶれた武家の出自で編み物好きの主人公勘九郎がある事をきっかけに家から勘当され路頭に迷っていたところ御前とジュノに出会い『仕組み』という裏稼業に巻き込まれる話。『仕組み』をジュノら仲間たちと実行していくうちに勘九郎の心も変化していく。
    テレビドラマを見ているような肩の力を抜いて読める小説でした。

    0
    2024年10月20日

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