横山起也の作品一覧
「横山起也」の「編み物ざむらい」「お茶漬けざむらい」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
三省堂書店札幌で平積みの中から発見し購入。
タイトルと表紙の絵が素敵だな〜と思って手にした。
今の私に突き刺さる言葉がたくさん出てきて、なんだか嬉しくなっちゃった。
頑張りすぎて目の前が見えなくなって、立ち止まっている私を肯定してくれるような、温かい気持ちになった。
主人公の今日子と同じく、私も不器用で編み物や裁縫が上手くできず、「私なんてできない」と諦めてしまうことが多かった。
この本みたいにそっと寄り添ってくれる人がいたら、私も諦めずに編み物や裁縫が楽しめたのかなって思う。
編み物や裁縫はできないけど、私の得意分野で困っている人を見かけたらそっと寄り添って、一緒に楽しみたいな。
読み始めた時、店主は二重人格なんだろうなって思っていた。
読み進めると予想外の展開になっていってハラハラしたけど、最後は素敵な結末だったな。
以下、好きな文章
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「どんなに忙しくても、自分をいじめちゃだめ。」
「逃げる時間があることで今を元気に過ごせるならそれもよいのだ。」
Posted by ブクログ
ただの編み物好きな侍の話かと思っていたのですが、それだけではなく、人の生き方について
すごく深く掘り下げられていて、
とても考えさせられる話でした。
人は生きていくなかで、自然と正しいことと、
してはいけないことの線引きを区別していくうちに自然と「檻」が組み上げられ、やがてはその
これまでに自分で組み上げていった「檻」に閉じこもることが正解だと信じて生きていくようになる。
これは、生き方に悩む主人公に、彼にとって、「別の自分」が問いかけたことです。
私自身、まだ人生経験も少なく上手くこれと似たような経験を思い出すのは難しいのですが、
自分が今までの経験から、勝手に決めた偏見で物事を判断したり行動していたことはよくあったかもしれないと感じました。
人が行動する上で、「知識」や「経験」、そこから生まれた「偏見」や「イメージ」は、もちろん必要な時もあるかもしませんが、何も知らないからこそ、そういった「知識」や「偏見」に囚われず行動を起こせることもあるんだなと感じました。
主人公が家柄や、父親の偏見に囚われず自分の「好き」を信じて続けてきたことが、偶然それが仕事に転じて、苦労や悩みを抱えながら努力を続ける姿もかっこよかったです!