座右の銘は「給我一個機会,譲我再一次証明自己」であるという、
経歴不詳、表と裏の境界線にいるインフルエンサーのZ李さんの同名小説。
まずは座右の銘を日本語で調べてみると、
「チャンスをください、もう一度自分自身を証明させてください」
であった。なるほど。
この本を読む前から自分は著者を知っ
...続きを読むていた。
知っていたと言ってもSNSの発信を見たり、
著者に対するワイドショー的な憶測のネタだったり、をネットレベルで知っている程度だが。
そんな著者の小説。
いや、たぶんこれは小説のようで事実なのかもしれない。
事実は小説よりも奇なり
とは、よく言ったもんで、この小説にはZ李さんやその周りの一部事実が散りばめらてるように見える。
裏社会好きならピカイチにハマる作品でした。
ドラッグ、詐欺、トー横、歌舞伎、OD、デパス、
などなど
怪しい単語がぞくっとさせる。
情景描写もリアルで素敵。
イラストやカバーや
目次がなしで
無駄なしな感じもまたいい!
上巻みたいなので早く下巻が出るのを今から楽しみです。
以下は読書中に響いた言葉たち
↓↓↓
here I come ,you can’t hide
ここに来て、あなたは隠れることはできません
ゲンの良い歌詞
ヤマとヤマというのは別々のタイミングで来てくれないんだよな
強欲が災厄を招く、この街のテンプレ。
詐欺師は人たらし、優しいし、自分で自分をも騙して虚構の人物を演じている
詐欺師あるある。
ポンジ詐欺。
「人生、ヤマ張って外れてもボーナスが待ってるかもしれないぜ?」
五感の一つを奪うと人間は不安になっておしゃべりマシーンになる
人生において"そんな気がする"ってことは大事なんだよ
笑顔は未来への種まき
良作に出会えました!!