Z李のレビュー一覧

  • 飛鳥クリニックは今日も雨(下)
     下巻から、自伝的な作品であることを知る。これまで読んできた内容は、ノンフィクションということに驚愕した。嵐の中で信念をもって生き抜く著者は、逞しすぎて近寄り難いのに、一人の女性を大切に思う気持ちがロマンチックで温かさを感じた。
  • 飛鳥クリニックは今日も雨(中)
     タイトルのクリニックが登場し、やっとタイトルの意味を理解。今回は、上の回想で、美香、順君など李君と周囲の人たちとの出会いが、分かる。順君にはお兄さんがいて、かなりやばい人だった。
     李君は、こんな修羅場を経験して今があるのだなと、思った。中は下に続くらしく、美香に何があったのか気になって仕方ない。
  • 飛鳥クリニックは今日も雨(上)
    座右の銘は「給我一個機会,譲我再一次証明自己」であるという、

    経歴不詳、表と裏の境界線にいるインフルエンサーのZ李さんの同名小説。

    まずは座右の銘を日本語で調べてみると、

    「チャンスをください、もう一度自分自身を証明させてください」

    であった。なるほど。

    この本を読む前から自分は著者を知っ...続きを読む
  • 飛鳥クリニックは今日も雨(中)
    新宿に生きる若いヤツの事件と過去の女の物語。
    暴力と売春、ヤクザと怪しい男たち。
    どうしようもないバカな話がなぜかせつない。
  • 飛鳥クリニックは今日も雨(上)
    Z李氏の著書という期待だけで読んだ。内容は著者が実際に体験したような内容がノンフィクションという体で書かれており、面白かった。
    詐欺、マルチ、薬、裏社会などなど、常人とは少しかけ離れた世界を知りたければ面白い。
  • 飛鳥クリニックは今日も雨(上)
    地球の歩き方の新宿歌舞伎町版。
    通りの名前やお店の名前など固有名詞を追ってるだけでも楽しい。中途半端なインタビューで終わるノンフィクションルポよりは歌舞伎町の事を知れて面白い。
    でもちょっと悪事に対して美化しすぎかな。