去年、本能寺で

去年、本能寺で

2,090円 (税込)

10pt

アシカガ・ショーグネイト崩壊後、AIは長足の進歩を遂げる。軍事AIが合戦を司り、文事AIが詩歌、楽曲の生成に勤しむ世界で、つわものたちは何を思惟するのか? 歴史小説のはずが、ミステリあり、スペースロマンあり、アイドル活劇あり、異世界転生まであり! 何でもあり! 円城ワールド全開の戦乱ラプソディー!

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去年、本能寺で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『攻殻機動隊』の新作テレビアニメのシリーズ構成・脚本を務めることも発表された稀代のSF作家の新刊。最高!もうあまりにも面白すぎて涙が出たwタイトルから想起される通り織田信長がモチーフなわけだが、そもそも「本能寺といえば織田信長」という日本人に深く根差した一般常識すらも逆手にとった構造になっている。時

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    無条件にオモシロい、楽しめる作品。
    歴史とSFが混在する11の短篇集。標題作ではもちろん織田信長を扱う。歴史ってのは事実の積み重ねによって語られるものだから、新事実が発見されると人物像にも影響を与えるけど、それに自覚的な信長だったらどうなるんだろうね。
    信長というだけで、固定化されたイメージがあるけ

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    綺麗な装丁と、「著者直筆サイン本」が売ってあったので、思わず手に取った。

    歴史×SFの、11編の短編集。

    著者の作品は、複数積んではあるものの、何故か手が出なかった。それは著者が明晰なSF作家であり、どこか読むのに心構えみたいなものが必要だと感じていたからかもしれない。

    短編の中の、「タムラマ

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    鬼才(?)円城塔による歴史短編集。だと思うのだが……各編、日本列島上に嘗て存在した人物を主人公に据え、何者か(語り手は一体何者?)がその事跡を思考を語る。しかしそこに当時ではありえないような知識・技術・情報が盛り込まれる(たとえば細川幽斎の正体が軍事AIかつ文事AIだとか、坂上田村麻呂の正体がカエサ

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    「歴史×SF」はSF的なものへのフックのかけ方として重要である。と思っていたところタイトルを見かけて、円城塔ということもあり買ってみた本。
    読んでみたら面白かった。作劇や構成というより、やはり文体のひとつひとつが沁みるようにおもしろくてずるい。その上で、SF的なエッセンスをうまく時代と融合させている

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    宇宙から俯瞰する。遥か遠い過去から未来へ。どこにでも落ちている石。世の中の全てが伏線なんだと感じました。

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    日本史とAIの融合した短編集。
    転生を繰り返す信長が、秀吉に、「お前が遊んでいるのは『信長の野望』世界版にすぎん」とぼやく「去年、本能寺で」や親鸞の息子善鸞は東国ツアーを描く「偶像」などは面白かった。
    短編集なのでアイデア先行の部分もあり、同様のAIと歴史が融合する「コード・ブッダ」のほうが完成度は

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    AI足利将軍、アフリカ人の田村麻呂、原始人探偵にアイドル僧侶などなどが織りなす幻想歴史SF短篇集。


    まさか円城さんがこんな澁澤龍彦2.0みたいなアナクロ幻想歴史小説を書いてくれる日が来るなんて思ってなかったなぁ。「タムラマロ・ザ・ブラック」が好き。『読書で離婚を考えた』で熊害の話をしていたとき以

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ


    歴史×SF×メタという仕掛けが面白い11編。個人的には、
    「冥王の宴」
    「宣長の仮想都市」
    「偶像」
    「去年、本能寺で」
    あたりが好きだった。
    歴史の出来事そのものより“語り方”や“記録の形式”が主役になっている感じは新鮮だった。
    宇宙規模から江戸の学問、アイドル活劇、そして最後は信長の、、視点が

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    11の短編。平安時代から戦国時代まで、信長はじめ歴史上のメジャーどころが、時間も次元も乗り越えて、大活躍はしないけど、淡々と思考を働かせている。なんのこっちゃか伝わらないだろうけど、伝えられない。なんでもありを淡々と楽しむが吉。信長が太古の地球に模される「冥王の宴」が特に良かった(なのんこっちゃ)。

    0
    2025年07月06日

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