去年、本能寺で

去年、本能寺で

小説・文芸
2,090円 (税込)

10pt

アシカガ・ショーグネイト崩壊後、AIは長足の進歩を遂げる。軍事AIが合戦を司り、文事AIが詩歌、楽曲の生成に勤しむ世界で、つわものたちは何を思惟するのか? 歴史小説のはずが、ミステリあり、スペースロマンあり、アイドル活劇あり、異世界転生まであり! 何でもあり! 円城ワールド全開の戦乱ラプソディー!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    去年、本能寺で
  • タイトルID
    :
    1843987
  • 電子版発売日
    :
    2025年05月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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去年、本能寺で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『攻殻機動隊』の新作テレビアニメのシリーズ構成・脚本を務めることも発表された稀代のSF作家の新刊。最高!もうあまりにも面白すぎて涙が出たwタイトルから想起される通り織田信長がモチーフなわけだが、そもそも「本能寺といえば織田信長」という日本人に深く根差した一般常識すらも逆手にとった構造になっている。時代を超越して科学的知見がありそうな雰囲気のトンデモ理論をぶちかます珠玉の短編たちは円城塔の面目躍如。古事記をデータセット呼ばわりする『宣長の仮想都市』や決定論を追究する『冥王の宴』が個人的には好きだった。そして『偶像』で爆笑した先に表題作でいよいよ信長を主人公に据えて〆る構成に痺れる。まさか信長・光秀・秀吉をああいう風な関係性で描くとは。天晴れ。

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    無条件にオモシロい、楽しめる作品。
    歴史とSFが混在する11の短篇集。標題作ではもちろん織田信長を扱う。歴史ってのは事実の積み重ねによって語られるものだから、新事実が発見されると人物像にも影響を与えるけど、それに自覚的な信長だったらどうなるんだろうね。
    信長というだけで、固定化されたイメージがあるけど実際のところは分からない。だから創作の出番があるわけだけど。
    そうそう、いろんな語句(桶狭間の戦いや信長公記)にルビがふってあるけど、これも笑える。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    何を言ってるのかわからねえと思うが、おれも何を読まされたのかわからねえ… 頭がどうにかなりそうだった…
    そんな11編。
    坂上田村麻呂はアフリカン!
    新説により、父と子に分裂し困惑する本人の道三!
    月の本能寺にいた信長に、隕石として飛来した光秀が衝突し爆散!

    浄土真宗の事がちょっと分かった「偶像」がお気に入りです。

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    凄い文章力でした。
    全部読みました。
    良かったです。
    存在しなかった旧人類の記録や偶像、最後のタイトルにもなっている去年、本能寺にて。
    終わり方も良かったです。引用も良かったです。

    0
    2026年07月19日

    Posted by ブクログ

    私には難解でした

    地球史、世界史、日本史、人類史、宗教史を『本能寺の変』を舞台に、信長、光秀等の登場人物の転生をもってAIがモデリング・再構築している???とムリヤリ解釈しました

    終盤の「偶像」はその中では比較的には読みやすく、ホッとします(笑)

    0
    2026年03月20日

    Posted by ブクログ

    綺麗な装丁と、「著者直筆サイン本」が売ってあったので、思わず手に取った。

    歴史×SFの、11編の短編集。

    著者の作品は、複数積んではあるものの、何故か手が出なかった。それは著者が明晰なSF作家であり、どこか読むのに心構えみたいなものが必要だと感じていたからかもしれない。

    短編の中の、「タムラマロ・ザ・ブラック」では、坂上田村麻呂、黒人伝説が復活し、「三人道山」では後の世の発見が時代を遡り、「宣長の仮想都市」でも、実際に若かりし頃に宣長が書いたと思われる架空の都市を浮かび上がらせる。
    「偶像」に至っては、まさに浄土真宗を、仏教をコミカルに描いている。他にも某著名な探偵と助手らしき人物が旧石器時代に現れるパロディなど。
    そして信長は、転生され続ける。

    歴史には明るくないが、時間感覚が逆行する体験は面白かったものの、少々取っ付きにくい短編もあった。
    ただサイン入りなので、⭐︎1はプラス(笑)

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    鬼才(?)円城塔による歴史短編集。だと思うのだが……各編、日本列島上に嘗て存在した人物を主人公に据え、何者か(語り手は一体何者?)がその事跡を思考を語る。しかしそこに当時ではありえないような知識・技術・情報が盛り込まれる(たとえば細川幽斎の正体が軍事AIかつ文事AIだとか、坂上田村麻呂の正体がカエサルだとかetc)せいで異形の歴史小説となり、最終表題作に収斂される。知識レベル語りのレベルが高度ですべては理解出来なかった。円城塔の博覧強記ぶりに今回も驚かされる。これまで語られてきた斎藤道三の生涯が実は父子二人のものだったらしいとか、本居宣長が少年時代に構想した理想都市だとか、ウィキペディアで調べて分かったものの、ウィキがなかったらちんぷんかんぷんだったろう。ついていけない部分もあったけれど、とにかく楽しめた。読んでよかった!

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    「歴史×SF」はSF的なものへのフックのかけ方として重要である。と思っていたところタイトルを見かけて、円城塔ということもあり買ってみた本。
    読んでみたら面白かった。作劇や構成というより、やはり文体のひとつひとつが沁みるようにおもしろくてずるい。その上で、SF的なエッセンスをうまく時代と融合させている。

    地の文の語り口は現代視点で、現代用語や現代からの視座があり、しかし作中の時間設定はあくまでもその時代。なのでミスマッチが起きておもしろい。

    例えば冒頭作などは、AIの原理を滔々と(もちろん面白くだが)述べているのだが、それが細川藤孝と関ヶ原、というシチュエーションで描かれるがゆえに、読者の興味も担保する。むしろ細川藤孝の話はマクガフィンのようにも思われるが、両者の組み合わせがおもしろく、また、AIの説明としてアナロジーの妙となっている。

    ただ、『冥王の宴』と『丹色の星火』しかり、自分が書いているものとの方向性の重複があり気持ち悪いというか、先にすべてやられてしまった感があり、悔しさはある。

    また、組み合わせのパターン(時代×SF的飛躍×現代視点かつ司馬遼太郎的語り)は一定なので、後半は失速というか、ちょっと飽きてきたりはした。連作短編全体としてのヒネリというか、横断してのカタルシスは欲を言えば欲しかった。
    初出を見るとそれぞれ2ヶ月おきに発表されており、それぞれ参考文献もしっかりあって、2か月ごとにこれら短編を作るのはやはりプロだと思った。

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    宇宙から俯瞰する。遥か遠い過去から未来へ。どこにでも落ちている石。世の中の全てが伏線なんだと感じました。

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    日本史とAIの融合した短編集。
    転生を繰り返す信長が、秀吉に、「お前が遊んでいるのは『信長の野望』世界版にすぎん」とぼやく「去年、本能寺で」や親鸞の息子善鸞は東国ツアーを描く「偶像」などは面白かった。
    短編集なのでアイデア先行の部分もあり、同様のAIと歴史が融合する「コード・ブッダ」のほうが完成度は高いと感じた。
    以下の11編。

    幽斎闕疑抄
    タムラマロ・ザ・ブラック
    三人道三
    存在しなかった旧人類の記録
    実朝の首
    冥王の宴
    宣長の仮想都市
    天使とゼス王
    八幡のくじ
    偶像
    去年、本能寺で

    0
    2025年09月21日

去年、本能寺で の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    去年、本能寺で
  • タイトルID
    :
    1843987
  • 電子版発売日
    :
    2025年05月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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