岩倉さんの写真って、一枚一枚ものすごくキラキラしていて、大切なものがギュッと大事に詰めこまれている感じがして、儚くて尊くて、、、
“できるだけアンテナを巡らせて
たくさんのことを見ようとしているけれど、
きっと私もたくさんのことを見逃している。
小さい頃から何度も来ている海がきれいだったことも、
...続きを読む夜明け前の街が青白いことも、
朝日と夕日の光の色が違うことも、
台風のあとの雲は特別なことも、
雨上がりの夕日は眩しいほどの美しさだということも、
入道雲なんて数分で形が変わってしまうことも、
影は黒いものではなくて、雲にできる影は青いことも、
そもそも光にはいろんな種類と色があることも、
数年前の私はまったく知らなかった。”
“写真はシャッターを押せば撮れる本当に簡単なもので、
だけど、季節も天気も時間帯も光もそこに流れる空気も、相手の気持ちも自分の気持ちも、
ありとあらゆるものが詰まってその瞬間にしかない1枚になる。”
そんな岩倉さんの言葉が、写真に詰まってあらわれている。すごい。