作品一覧 2023/10/16更新 カトリと霧の国の遺産 試し読み フォロー カトリと眠れる石の街 試し読み フォロー 黒猫(乙女の本棚) 試し読み フォロー 詩集『山羊の歌』より(乙女の本棚) 値引きあり 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> まくらくらまの作品をすべて見る
ユーザーレビュー カトリと霧の国の遺産 東曜太郎 / まくらくらま かなりこわかった。今まで読んだ本の中で、こわさは上位に入る。 将来のこととか生き方とかについて迷っていると、別の世界に連れ込まれちゃう。ぼくは、だいじょうぶだと思うけど、そういうふうになる可能性があるのがこわい。それから、解決していないのがこわい。早く次の巻が読みたい。 リズがカトリを助けるためにが...続きを読むんばっていたのが、いいなと思った。でも、あの本を手に入れた。リズも親のこととかで悩んでいるから、自分が入ったり、親を送ったりしないか、心配。(小6) Posted by ブクログ 黒猫(乙女の本棚) エドガー・アラン・ポー / まくらくらま / 斎藤寿葉 乙女の本棚シリーズより エドガー・アラン・ポー × まくらくらま、さん コラボ作品の「黒猫」を読みました。 ブク友の皆様より、怖いと噂の「暗黒作品」… 私には無理なのでは…⁉ということで怖じ気づいておりました。 でも新刊コーナで何度か目にしていて 怖い物見たさで思わず手に取ってしまいました。 「...続きを読む……私は狂っているわけではないし、よもや夢を見ているわけでもない。どのみち明日になれば私は死ぬ。だから今日のうちに心の重荷を下ろそうと思うのだ。……」 と一人語りで始まっていく物語でした。 狂気を淡々と語っているような描写。 辻褄の合わないような気持ち悪さ、気色悪さ…。 読んでいくにつれて、 引き込まれてしまって 胸がどんどん悪くなり まくらくらまさんのイラストでの 不気味さも相まっての 恐ろしさに拍車がかかってしまって…! 特に物語終わってラストの頁に また挿絵が1枚あるのですが…。 ここに、この挿絵の頁があるのと無いのでは 全然違うのではないかと感じました… 裏表紙の絵が赤いハートの絵なのですが、 出版社からの本の説明によると バレンタインのヴィンテージポストカードを イメージした構図とのこと。 黒猫と男の表情の差がシュールで気に入っているとの説明文がついてました…。 バレンタインの時期が近いですけれど、 こんなポストカードは…ちょっと不気味です… Posted by ブクログ カトリと霧の国の遺産 東曜太郎 / まくらくらま はー、面白かった!! エディンバラを舞台にした中世ファンタジー、第2弾。 今回はとある年代記にまつわる 霧の国の謎に巻き込まれるカトリとリズ。 根底の謎に、古代の怪物の存在があり、最後のリズの怪しい動き。もっとボリュームをつけても面白そうなエピソードだったけど、さらっと終わった印象。リズの動き以...続きを読む外は。 カトリが悩みながら、霧のなかをすすむ決断をするところもよかった。 続編がまたたのしみ!!!!! Posted by ブクログ カトリと霧の国の遺産 東曜太郎 / まくらくらま ものすっっごく面白かった! 以前、講談社児童文学新人賞受賞者のオンライン座談会を聞いたことがあって、そのときにスピーカーとしてお話しされていたのが東先生でした。 『カトリと眠れる石の街』は王道のゴシックファンタジーと編集者さんに言われていて、「いつか読んでみたい!」とずっと気になっていた作品。 ...続きを読む今作はシリーズものの2作目ですが、今作から読んでも十分に楽しめる作品になっています。 先の見えない不安な状態を「霧」として表現されていたのは、一見安直かな?と思うものの、カトリの世界観にマッチしているように感じました。 わからないラテン語、博物館での面白くない事務作業、金物屋の仕事も取られてしまい、限界状態のカトリ。そんなカトリが、ネブラの街で未来が定められた生活を送る。でも、いざ全てが決められていると、平穏であるが窮屈で、反発したくなってしまう……。 特に良いなと思った文章は、「数え切れない選択の中に自分自身が宿る」。カトリが夢の中で無数の扉から気に入った一つの扉を開ける。それが「自分だけの道」になっていくと気づく。 私もアラサーになってから、自分がどうしたいのかわからなくて、不安で、誰かに決めてほしいとさえ思っていました。そんな自分の悩みとカトリの悩みが一致していて、共感しながらも、最後にはとても励まされる気持ちで読み終えることができました。大人にもぜひ読んでほしい一冊です。 Posted by ブクログ 黒猫(乙女の本棚) エドガー・アラン・ポー / まくらくらま / 斎藤寿葉 あの有名なラストは知っていたものの、前半部分はほとんど覚えていなかった。そういう流れだったのか。 件の黒猫さんは、妻の猫だと思ってたなぁ。だから、ああなのか、と。そうではなかったのね。 主人公の精神状態、怖いよ。 まくらくらまさんの挿絵も雰囲気があって素晴らしかった。この「乙女の本棚」シリーズ、ライ...続きを読むンナップがすごく豪華。 他も手に取ってみたい。 Posted by ブクログ まくらくらまのレビューをもっと見る