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この物語は、中年版『君たちはどう生きるか』です――金原ひとみ。45歳一人暮らし、労務課勤務のルーティン女・浜野文乃と、ホスクラ通いのイレギュラー編集者・平木直理。新たな代表作。
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Posted by ブクログ
お気に入りの本になりました! それぞれのキャラクターが素敵で頭に自然にイメージが浮かんできます。多分ニヤニヤしながら読んでました。 わたしも主人公と同年代ですが、このお話に出会えてよかったなーと心から思いました。
面白かった。 ルーティンをこよなく愛し、平穏かつ平和な毎日を繰り返す『私』、45歳事務職が、全く違うタイプの年下の同僚と親しくなり、人間関係も生活も様変わりして動き出す。 『私』は、なんか途中からしっかり自己主張もしていて、生まれつきの臆病者なんて誰のことって感じになる。 読んで良かったと思える素敵...続きを読むな作品でした。
すごいものを読んだ。すごい本だった… 毎日同じ時間に出社退勤し、毎日同じような献立を食べ、趣味はサブスク動画だけという、超ルーティン生活を送る45歳の独身女性の日常が、ある出会いをきっかけに崩れ始めて…というあらすじだけ聞くと、ここ数年で増えた推し活小説かな?という風に思っていたのだが、全然違った。...続きを読む というか、序盤の1/3くらいまでは推し活小説のテイをしているのだが、中盤から一気に様相が変わって、本当のテーマが明らかになる。主人公が抱えている "問題" が、自分の抱えているそれとかなりリンクしていて、ぶっ刺さってしまった…。芥川賞作家が書く、純文学ではないけど純文学っぽいセリフの数々、心理描写の数々が、本当にすごい。これは、30代、40代あたりの女性にはかなり刺さるんではないだろうか…。男性が読むとどう感じるのかは、興味が湧く。ちょっとレビューを色々見てみよう。
---------------------------------- ルーティンを愛する 45歳事務職 × ホスクラ通いの 20代パリピ編集者 同じ職場の女から 導かれて出会ったのは 忘れかけていた本当の私ーー 新しい世界を 見せてくれ ---------------------------...続きを読む------- YouTube「ほんタメ」で、 あかりんが紹介していた一冊です。 (確か焼き鳥屋の回) 気になっていたんですが、 金原さんのイメージが「蛇にピアス」で、 当時は同年代で、どんな作品なんだろと読んで、 全く理解できず終わりました。苦笑 そこから歳月が経ち、満を辞して!! (最近こーゆー久しぶりな感じ多いです苦笑) 結果、めっちゃ良かったです!! 40歳に差し掛かり、 若くもなく会社でも世代的に真ん中から上になり、 だけど心は成長してない気がするし、 でも体力気力は落ちてきてるし。苦笑 そんな体も心も柔軟性を失ってきてた私にとって、 とても良い読書時間でした。 ルーティン女の浜野が、 全くタイプの違う平木と出会って、 最初は相手のペースに巻き込まれていたけど、 途中から自分を内省して、 その過程を言葉にしていく姿に、 読んでいて私自身も癒される読書でした。 途中からは面白くて、 終盤に向かって終わっていく寂しさと、 浜野の言葉がぽつぽつと私の胸に響いて、 不覚にもうるうるきました。苦笑 良い週末の読書でした。
作者とは年齢も近く、同年代が一番その時に気になっているであろう事象がテーマになっているので常に共感の嵐。 今回も人生一山越えて、さて、改めて自分の人生をどう生きるかと。 ストーリーの力はもちろん、登場人物も魅力的であっという間に読み終えました。 ラストも刹那的、衝動的な気持ちが集まって一瞬見えるもの...続きを読むもまた真実なんだろうなと思わせられました。
最初は少し読みづらさがあったが、共感する部分も多くて段々と気にならなくなる。平木さんと出会ってから、浜野さんの生活がどんどん変化していく様や、まさかさんとの会話が心地よく、こんな感じで進んでいくのかと思いきや、浜野さんの過去が少しずつ分かってくるとまた切ない。初めての作家さんだったけど他の作品も読み...続きを読むたくなった。
行動する前にぐるぐる思考してしまって、行動出来なくなる人にオススメです。 そんな人々の価値観と生きる姿勢に触れられる作品です。
はじめは読みづらく感じたが、金原ひとみさんぽい作品で結婚や出産についても新しい感覚で描かれていて、とてもよかった。
『蛇にピアス』は読んで、こういうコいるよね、と冷めた覚えがある。 それ以来の金原ひとみさん。 中年を題材にした、というような書評を読んで、読んでみたくなった。 初っ端から読みやすくて面白くて、同年代の書くものは理解しやすいと思ってるのだけど、最初はこれもそうだなと思った。 が、最終的には理解ある...続きを読む(=都合の良い)男性が知らない魅力的な世界に引っ張り出してくれるって単にシンデレラかいなと思ってしまった。あるいは少女マンガ。CMでよくやってる溺愛されてどうこう的な笑 いやだからこそ面白くはあったんだけど、40である必要はないなと。(と言って20代だったらベタすぎるんだけど) それに我々世代は世の中シンデレラとは違う、王子様は来ないと気付いてきた40年だったじゃないか!という気持ちもある。 話は変わるが、有名ナチュラル系物書きの方のブログを愛読していて、その方は既婚だけど子どもはなし。 驚くのが、60歳でも感覚は30歳ぐらいと変わらないこと。若い頃と同じような生活が続くとこうなるのかといつも思う。 読んでそれを思い出した。 ーーー (追記) これ、中年版『君たちはどう生きるか』なのか。 縮こまってないで、あたらしい世界、楽しいことに手を伸ばせということなのか。降ってわいた男性でなくていいとは思うが、それなら共感できる。
とても好きな作品 まさかさんとは似ているところがあって惹かれあって違うところに救われていくんだろうな。
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