あらすじ
この物語は、中年版『君たちはどう生きるか』です――金原ひとみ。45歳一人暮らし、労務課勤務のルーティン女・浜野文乃と、ホスクラ通いのイレギュラー編集者・平木直理。新たな代表作。
感情タグBEST3
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おもしろかったなー。
そう、こんな風にただ一緒にいるだけで気分が上向くような関係性がいい。
平木さんと仲良くなれたこと、まさかさんに出会えたこと、本当に良かったね。
くすっと笑えたり、感情に迫るものがあったり…久しぶりの金原ひとみさんを読んだけれど、他のも読みたくなった。
渡り鳥が渡り鳥に出会って、ちょっと疲れたから死ぬまで一緒に飛ばない?ってナンパしたみたいなもんです。
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泣いた。主人公と重なる気持ちのところもあり。一緒に生きていく、よりも一緒に老いていく、て感覚が自分には新鮮だった。そういう相手と巡り会えたら幸せなんだろうなー、とゆるく思うなど。
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なんだか浜野さんの早口口調面白いな〜
まさかさんといい感じでおかしいのに微笑ましいなって思ってたらどんどん浜野さんの元旦那との日々やすれ違い、不妊治療、流産に対する辛さや心の葛藤、子供への渇望が出てきて過去編は読むと抉られる、苦しい気持ちになったけど。
走って走って走り切って、手に入らなくてパキンと心が折れてしまって、、それでそこから10年、同じ日々で自分の心を守ってきていたのかなとか思ったりして、、そんな10年越しに浜野さんとまさかさんは意外な形で再び出会って。
今は、つかず離れずのほどよい距離感、何かに焦らされる事もなく自分以外での不安要素も考えなくていい。
お互いにちょっと寄り添いませんか?っていう穏やかな形で寄り添え合えた浜野さんが本当に本当に良かったねって思ったし。
大恋愛とか激情とかではなくて巡り巡って、出会えた2人の距離感に読んでる自分も安心した。
過去編から終わりまで読むページが止まらなくて、眠たいし寝ないといけないのに読み切ってしまった。
辛い所も読んで浜野さんの過去を知ったからこそ今の巡り合わせがあったのかなって。
ああ、、辛かったんだな浜野さん。真面目すぎて、それ故に子供を産まないと欠落していると思ってしまう考えが自分と似ていて苦しくなる。
でも今はむしろ子供が嫌い、なんであんなに欲しかったのか。
人間はその時のホルモンや立場や環境で欲しいと思うものが変化する。
その言葉にちょっと納得して救われた気がした。
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〇十年ぶりの金原ひとみ。
おもしろい、読みやすい。
句読点が極限まで少なくて、息継ぎをするのが難しく感じられる文体は〇十年経っても健在であった。だけれど、面白い。そして主人公と同じ40代として、人生の希望と気軽さをこの本から受け取りました。
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金原ひとみワールドを楽しめる一冊。奔流するような文体に揺さぶられ、何かが脳に刺さってくる快感。
極端な登場人物を描いているようでいて、普遍的なことを伝えていて、読者の共感を得る。
多少の毒や棘がある表現や内容があっても、作品全体としては人間やいろんな生き方を全肯定しているので、嫌な感じは全く無く、好きだった。
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主人公が同年代なので共感できることが多くて一気読み。登場人物が全員魅力的で、テンポもよく楽しく読めた。文章が長くて読みにくいそうかなと思ったけど、会話も多いしするする読めたしラストも爽やかでとてもよかった。
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とにかく「中年版『君たちはどう生きるか』」がついてまわる。つまり一言でいって仕舞えば、これは「ロスジェネ小説」だ。主人公は仕事がつまらないようだが、それでも一種「トレンディ」な職種をしている。「中年版『君たちはどう生きるか』」のベースだ。ある意味では「トレンディ」後の世界が語られている。
そして20代の同僚がいて、多くの場合はそこに目が行くようだが、そこは構成のうまさ、つかみのうまさに感じた。
もう一人男性の登場人物がいて、彼こそ「中年版『君たちはどう生きるか』」の核になる人物だと思った。彼はぼくのイメージでは、山⚪︎被告のifだ。現実の彼は、カルト宗教によって家族を奪われ人生を奪われ、いたはずの妻子も奪われた哀れな男でもある。その⚪︎上被告のあったかもしれないやり直し人生が描かれている。これはロスジェネ世代にはグッとくるだろう。またSNSなどで被告に同情的な発言が炎上したことから、彼に向けた憐れみの表現手法とか、彼の魂を救おうとする日本人らしい表現形態なのだと感じた。
一応言っておくが、犯罪者を英雄視はしない。すべて情報からしかわからないが、そこから知れることがあり、ひとつのレイヤーには哀れで同情を禁じ得ない人生が見えてくる。そこに目を向けている。そして著者が書いたものも、このようなものだったのではないかとぼくにはそう見えた。
これを書いてしまったらもう書くことがない。ともかく、不思議な読書体験だった。実をいうと、途中まではそこまで惹きつけられる話ではなかった。しかし文章はぼくに合っていて読むのが苦痛ではないし、内容もまあ他人の世界のようでピンとは来なかったが理解はできた。なので脱落せずに読み切ることができた。終わり頃になって、このようなイメージがやってきた。印象がひっくり返った。
やはり同時代・同世代小説は面白い。あったかもしれない人生を感じることも面白い。やり直すことは面白い。やってみることができることは素晴らしい状態だ。
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向上心なんてないなんでもない日々も時には心が荒れることも肯定された気持ちになった
泣けたから素晴らしい話とかは言わない性分だけどめっちゃ良かった泣いた
551食べたい
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まず、主人公のものの見方や心情に深く共感した。
現在場面の主人公は、控えめに生きているものの、独特の感性をもって世の中や人を観察している。
軽快な現在の展開と対照的な回想場面は、己の過去を見ているようで苦しかった。
主人公がよき人に出会えてよかった。
読んだことないタイプ。文に区切りがなくて、目の前で2人の会話を聞いているような感じ。
主人公が怒涛の勢いで新しい世界に引き込まれるのが新鮮で面白かった。
あんなに正反対の人とそんなうまくカッチリハマることが気持ちよかった。
平木ちゃんのように、どんな価値観も考え方もたとえそれが自分のとは違うものであっても「ふむふむそうなんだねぇ、へぇ」と上手に流せるスキルは身につけたい。
ちょっと生きづらさを感じやすい現代人にぜひ読んでほしい1冊!!!
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金原ひとみさん2作目です。
毎回彼女の作品は息苦しさを感じるのですが、こちらもその一つ。序盤は切羽詰まるというか、やっぱり息苦しさは健在で、わーこういう感じなんだ、と。
中年に差し掛かって何年も経ちますが、この作品を読んで不思議と勇気づけられた、というか背中を押されたような気がしました。
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出版社に務める45歳の独身女性、浜野さんが主人公。本人曰く、「何もない」浜野が、平木直理(ひらきなおり)という女性の後輩の家を訪れることから物語が始まります。
かさましまさか、という人物との出会いで浜野の人生が大きく動きます。
平木直理もそうですが、登場人物の名前がまず面白い。
途中まで、「どう展開するんだろう?」と思いながら読み進めましたが、後半は浜野の過去に心揺さぶられ、まさかさんの抱擁力の大きさに癒されました。
はじめて金原ひとみさんの著書を読みました。さすが、同年代女性の葛藤を描くのがうまいなぁと思いました。
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読んでいる途中も読み終わったあとも、
『なんて優しい世界』とおもってじーんとした。
まさかさんが浜野さんに対しては王子様みたい。
きちんと好意を示してくれるけど、グイグイは来ないし、
けっして浜野さんの世界を荒らそうとしない。
何を言っても否定しないし、寄り添ってくれる。
なんなんですか、このAIみたいに完璧に優しくキュートでエキセントリックなおじさんは…。
少女漫画みたいなんだけど、でも二人共奇妙なおじさんとおばさんで読んでいてムズキュン…。
浜野さんもまさかさんのことを気にはなってるんだけど、
なんかあからさまに恋愛って感じではなくて
ベタベタしていないし、思い詰めてもいないし、
どこか抜けてて、読んでてじれったくて、
こんなカップルいたら推すが!!!と思った。
まさかさんと浜野さんが付き合ってる(厳密に言うと付き合う形は取らないが)のを知りながらも、今までと変わらず4人で会おうとしてくる平木さんも好きだし、結局4人でバカなことしながらも途中で2人でしっぽり残され、『やっぱりこの人大丈夫な人だ…』
って安心感を噛み締めていく浜野さんに、心がじわっと暖かくなる。
恋愛小説とはとてもじゃないけど言いきれない。
恋愛では無いのかもしれない。
でも恋愛よりももっと高尚なところで、
天使がパタパタ羽ばたいて恐らく愛のような暖かい光を
ふんだんに照らして与えている。
そんな画が思い浮かびました。
その人を尊重して寄り添って、どんな状態でもその人を受け止める、嫌いにならない。でも家族でもない。
これは金原ひとみさんが描きたかった、
新しい理想の人と人との関わり方なのでしょうか?
セックスとか独占欲とかに支配されない
こんなに落ち着いて静かであたたかな関係が築けるようになるのなら、年をとることは怖くないなと思いました。
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他人に程よく興味がなくて、あけっぴろげで
楽しい人間関係だなと思えた
傷ついた過去を知らなくても、目の前の人を見て信じることができる
素敵な人との距離感で、接し方だと思う
理解できない人にレッテルを貼って、外れると怒るというの、あるよなあと思った
わからないけど、受け止められるような人になりたいと思う
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すごかった、言葉の洪水みたいだと思った
1文がすごく長いんです。主人公の台詞や心情の描写が。思考を巡らせながら色々感じてかんがえて生きていることの表れだなあと。
重要なシーンじゃなくて普段の会話の中でぐっとくるような台詞が多々あったりして、すごい量の付箋を貼った
本の至る所に金原さんの人生観や大切にしてることが散りばめられていた
よしもとばななさんぽいなと思った
他の金原さんの本はどんなかんじなんだろう
金原ひとみの本、これが初めてだったのですが物語の合間合間で見える教養というか雑学的な部分も面白かった
若手でフレッシュな社員が数年でおじさん化する場合・しない場合の話は特に面白かった
序盤の中華ビュッフェも終盤の551パーティもどちらもすごく美味しそうで、どうしても中華が食べたくなって先週末行ってきた
あっちあちの北京ダックや肉まんをはふはふと頬張るところがもうたまんなかったです
「食」がメインのエッセイや小説も良いけど、媒介物として描かれる「食」は、日常の中にあってリアルだと思うしより幸福な気持ちになるなあ
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句読点が少なく、流れるような文体が印象的で、平気な顔してさらっとドぎつい言葉が出てくるあたり、ふっと吹き出してしまうくらい好きでした。ルーティーン命の40台の女性がキャラが濃い人たちと交わることで人生が変わっていく様が本当におもしろかったし爽快な気持ちになりました。
Posted by ブクログ
月並みの感想だけど、浜野さん、まさかさんと出会えて良かった。中年女性、もう一回、恋してみようってちょっと小っ恥ずかしい感じだけど、それで世界がAI感じゃなくなって、息が吸えるようになることもあるんだな。
まさかさんの、絶対温かく寄り添ってくれる感じ。私少し変ですよって言ったら、一緒に変のその先を体験してみましょうって微笑みながら言ってくれる感じ。何でかは分からないんだけど、絶対私を不安にさせたりしない感じ。
これはもう、どうしようもなく安心して大好きになってしまうじゃないか。まだまだそこに全ベットするには勇気がいるんだけど、負けてしまいそうな感じ。圧倒的だ。この世の全てを認めるように頷くまさかさん。
平木さんの宇宙人感、だけど心地よい「違和感と違い」もほんといい感じ。
とんでもぶっ飛び小説かと思いきや、最後はしっかりポロポロと泣いてしまった。怖いくらい分かるところと、絶対的に私と違うところがあって、だけど、同じ空間できっと同じように大好きになってる私がいるんだろうな。
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なんとなくシスターフッド的な小説なのかなと思っていたら、思った以上に恋愛小説になり、主人公の重い過去から妊活の苦しみについて考えさせられ、思いもよらないところに連れていかれたなという読後感。
離婚していたって、四十代だって、子供がいなくたって、ルーティンからはみだす勇気さえあれば新しい世界を見られる、まだまだ驚ける、恋愛だってできるというのは希望でしかない。
モッシュピットを作るというのはそんなに面白いのか?そういう系のライブは危険で怖いと思っていたけど、やってみたいかもとむくむく興味が湧いた。中華ビュッフェも行きたいし、蟹の甲羅酒も飲んでみたいし、メキシカンも食べたい。とにかくいろいろ楽しいことがしたくなる。
私も年甲斐ないとか思わずに、いくつになってもガンガン新しいことに飛び込んでわくわくできる自分でいたい。
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過去の出来事により心に傷を負った主人公の浜野さんは日々の生活をルーチン化し、心を無にすることでさらに傷つくことを避けている。または過去に行ったことや行動をなきものにしたいのだろうか。
そんな主人公と今を全力で生きる同僚たちとの出会いが主人公を変えていく。
みんなで食べるカニの茹で方の浜野さんの念入りなリサーチ、まさかさんのフラットな感じ、人生楽しすぎて不安がっている余裕がない平木さん、この本に出てくる人たちは、なんだか純粋でやり取りが心地いい。浜野さんとまさかさんが出会えて本当に良かったと心が温かくなった。
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どん底にいるとき、上から引っ張られるのではなく底から掬い上げてくれるような作品。胃のキリキリとする苦しみが織り交ぜられながらも人の愛を感じられる。金原さんの作品は逞しく、でも人間らしく生きる登場人物が多くて本当に気力がもらえる。
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「どん底にいさせてください」
Instagramで見かける丁寧な暮らしに憧れなくても良いし、TikTokで有名なカフェに行けなくてもいいし、土日に予定が詰まってなくても、明日に特別な希望がなくてもひっそり生きててもいい。
いつの時代も「明るく前向きに楽しい人生」が推奨されがちだが、底の方で沈んでても良いよ、と寄り添ってくれる一冊。さすが金原文学!
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40歳を過ぎたOLが
新しい世界に触れていく という
ありそうな物語設定なのだが
描写力というのか
さすがの作家だなと思った。
例えば
「その旦那は社会性も意思も主張も倍念もない
藻屑みたいな、
無意味を体現したような男だった」
藻屑って…
行間が無く単行本にしては
読みづらく感じるのは
オーディブルの書き下ろしでも
あったのです。
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はじめての金原ひとみさんの作品
一文が長めだけど、読みやすかったし面白かった
主人公が白黒思考なところとか、傷つきたくなくてルーティンを好むところとか共感できた
平木さんやまさかさんと出会って、世界が広がって面白いことに出会えたのは羨ましいな
頑張って傷ついたからこそ閉じ困ってしまった世界を、人との出会いによってまた癒されていってる様が描かれていた
平木さんやまさかさんたちは一見派手で自己中に見えるかもしれないけど、人への許容力が大きくて、自分の意見を押し付けてないから、主人公も接しやすかったんだと思う
妊娠とか、結婚とか、全部とっぱらって、一緒にいれるまさかさんみたいな人って現実にはいるのかな
まさかさんの見た目とライブ中と実際の性格のギャップもいいし、まさかさん自身も過去に傷を負ってきた人なので、優しいのかな。
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初金原ひとみさん。軽く読めて面白かった。中年の君たちはどう生きるからしい、、私はどうだろうと独身42才の自分と重ね合わせる部分もちらほらと。
平木さんのような同僚がいたら楽しいだろうな。あとみんな基本めちゃくちゃなんだけど食事のシーンの描写がすごく美味しそう。
物語の着地がそう来るのかと予想外に思ったけど、まさかさんとお似合いでほっこりした。
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半分以降から面白くなった。前半は若干ぶっとんだ会社の後輩とのやり取りでバタバタしている印象。後半は主人公自体にフォーカスが当たって、それこそ30代後半から気になる結婚、出産の話が深ぼられて面白かった。
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文体が現代をひしひしと感じて楽しかった。
とめどなく思考が溢れる感じは身に覚えがあるので親近感が湧いた。
ただ、悲観的で夢見がちな主人公は結局自分から幸せを勝ち取ったんじゃなくて、幸せにさせてくれる人に出会えただけというのが、好きになれない。
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初めて金原ひとみさんの作品を読む。登場人物、会話の内容が個性的。過去の傷、自分の弱さ、知られたくない事など、些細な迷いはふっとばす豪快さがあった。
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なかなかに、ありそでなさそな話だったな。
40代同士の恋愛の始まり、みたいなお話なんだけどそれは要素の一部で、自分の殻を少し破るお話、なのかなぁ。
ぶっ飛びの方向が私の得意な方向ではないんだけど、年齢的なものかそれなりに寄り添えるような箇所もあり、不思議な感覚。
2026.8.9
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ルーティン化をこよなく愛し、イレギュラーを恐れる主人公。彼女の過去がその今を作っているが、平木さんやましかさんと出会うことで変化と過去の振り返りにに繋がった。振り返りって自分が安全な立場になってからでなくてはできないんだろうな。
自分にコントロールできないものが怖い。
どんな個体が当たるかも分からないのに少なくとも18年くらい一緒に過ごすことが確定している子供を持つなんて恐ろしいことこの上ない。平均して3千万くらいの課金をどんな性格で情緒や体や性癖の持ち主かも分からない存在にベットできる人々は狂気に突き動かされているようにしか思えない。
おじさん化とは、この間まで普通に話の通じる人だったはずの男性が、同僚に対しても、新人に対しても、結婚相手に対してもめっちゃ偉そうな態度を取るようになる現象。権力欲の強い男性が教育係になったり、名誉男性としての権力者側に認められた女性が教育係になった場合も、おじさん化が激化していく。つまり弱者の気持ちを鑑みる必要に、駆られたことのない人ほど、おじさん化しやすい。おじさんとはつまり話の通じない人。自分とは価値観がかけ離れ過ぎた人。