AMEBIC

AMEBIC

小説・文芸
407円 (税込)

2pt

摂食障害気味の女性作家「私」のパソコンに日々残されている意味不明の文章=錯文。錯乱した状態の「私」が書き残しているらしいのだが…。関係を持った編集者の「彼」とその婚約者の「彼女」をめぐって、「私」の現実は分裂し歪んでいく。錯文の意味するものとは。錯乱した「私」は正気の「私」に何を伝えたいのか。孤独と分裂の果てには何が待つのか。著者の大きな飛躍点となった第三長編。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    AMEBIC
  • タイトルID
    :
    620742
  • ページ数
    :
    176ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年06月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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AMEBIC のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    勢いが良くて好き。アッシュベイビーを読んだときの暴走みたいな何かを思い出した。
    20年前の本なので、最近は大通りで流してるタクシーを拾わなくなったなと懐かしく感じる。

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ本の中で1番好き。文学のテストで論じた部分をそのままここの感想に書きたいけど答案が帰ってきてないので無理ぽ。。。。4人のゾアの話がすごい興味深くて色々調べました。

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    ものすごくわからないようなものすごくわかるような。

    錯乱状態になっているときに彼女が書く文は
    わたしが時折頭で描くその文に似ていたりするわけで、
    かといって彼女ほど常にクレイジーでいれるわけでもないが。

    とりあえず狂っているような正気のような本なのに、
    文の違和感もなく引き込む力があるのが
    金原ひとみの天才的なところだと思う。

    これ、金原さんの自伝ではないのかな。

    主人公の名前も何もわからなかったが、
    何もかも凄くわかった。

    0
    2013年03月13日

    Posted by ブクログ

    最近、著者の本を読んだのですが、
    過去作品も辿りたいなと思い。

    20代の頃に「蛇にピアス」を読んで、
    そこから読んでなかったので、
    読めるかなと不安に思いつつ。苦笑

    著者が出ていたYouTubeで、
    アミービックを書いた後、
    海外から帰国したら、
    みんなが「アミービック!アミービック!」と
    言ってくれるような想像をしていたが、
    実際に帰国してもそんなことはなかった、
    というような話をされていて。

    アミービックという言葉が印象的で、
    これだと思い、手に取りました。

    読んでる途中で、
    今だから読める本だな〜と。
    たぶん20代の私だったら読みきれなかったかも。苦笑

    摂食障害の作家の主人公と、
    別の相手と結婚を控えている編集者の彼、
    そしてその編集者の彼の恋人、
    が存在として登場するだけなんですが。

    主人公が錯乱しているときに書き残す錯文が結構なページにわたります。

    怒涛の言葉と波のような感情が、
    ドバ!!っときます。苦笑
    言葉で伝わらない、私の語彙センス。苦笑
    最後は一気読みでした。

    何かに怒って悲しんで、
    それなのに笑えるような、
    切実なユーモアという感じに、
    圧倒された一冊でした。

    0
    2026年10月17日

    Posted by ブクログ

    中盤まで特に展開がないのだが、突然婚約者の女と会うイベントが発生し、そこでの会話劇がウケる^_^
    めちゃめちゃお菓子作りして、全部捨てる切実さ。いっぱい食べて吐いちゃうみたいな摂食障害とはまた違った、身体性の無さというか、それこそ心と体もしくは意識と言動の分裂をうかがわせる。
    「彼の嘘は可哀想ではない。彼の嘘は、愉快だ。ただただ愉快なだけだ。私もいつかあんな嘘を、つけるようになりたい」
    全体としては、金原ひとみの疾走文体芸は、錯乱から来てるのかという納得の発見がありました!

    0
    2026年07月22日

    Posted by ブクログ

        

        『AMEBIC アミービック』


    金原ひとみさんの作品
    うーーーん 時間かかっちゃった
    ちょっぴり heavy ヘビーな作品。


    摂食障害気味の女性作家「私」のパソコンに日々残されている意味不明の文章=錯文。
    錯乱した状態の「私」が書き残しているらしいのだが………。関係を持った編集者の「彼」とその婚約者の「彼女」をめぐって、「私」の現実は分裂し歪んでいく。錯文の意味するものとは。錯乱した「私」は正気の「私」に何を伝えたいのか。孤独と分裂の果てには何が待つのか。
    著者の大きな飛躍点となった第三長編。
    ………ですって。

    一人称形式で進行していきます
    錯乱と錯文のインパクトが凄くって…
    内容がチンプンカンプンになったりもするの
    これは錯文? 普通の文章? 
    ……どっちなの? みたいにね ٩( ᐛ )و


    そりゃね…金原さんが「錯文」って設定で書いてる文章だもん…強烈よね ಠ_ಠ


    でもね 読み進めてくと(慣れてくると)
    リズムで読めるから不思議♪



    「私」がせつなくって
    愛おしく思えてくるの…
    一人称で進むから
    「私」の生活を覗き見しちゃってる感じかな
    決して いい子 じゃないんだけれど
    理解したくなる感情が芽生えちゃうの✨


    そして やっぱり 文章が綺麗
    言葉の選び方が素敵なんだよなぁ


    「人がこなす仕事などというものは、おしなべて意味のない事物である。」


    なんか素敵♡


    『蛇にピアス』『アッシュベイビー』
    と読んでからの『AMEBIC』
    あんまり期待していなかったのね
    錯文が本当に いっちゃってるぅ ☝️ だしね
    でも…「私」の切なさ 好きだなぁ
    あとからの余韻が堪らん♡



    レビューの評価は気にしないぞ!!
    私はこの作品が好きさ!
      

      金原ひとみさん 読むぞー!!


                   ってね✨


    0
    2025年05月27日

    Posted by ブクログ

    金原ひとみさんの小説は、彼女が若くして芥川賞を獲ったときから読もうかなと思いつつ、なぜか読まずじまいでいた。
    ヘヴィーなイメージがあったので、読む時期を選びそうだと勝手に思い込んでいて。
    結果、やはり、ヘヴィーだったのだけど。笑
    読んでいる最中、思わず「頭が変になりそうな小説」とつぶやいてしまうほど。
    でもこれは、貶しているわけではなく、どちらかと言うと感嘆に近い。「すっげーな…」って感じ。

    主人公は摂食障害気味の女性作家「私」。
    パソコンに日々残っている意味不明の文章=錯文は、「私」がアルコール摂取後に書き残しているらしいのだが、彼女にはその記憶がない。
    体の関係を持った編集者の「彼」とその婚約者である「彼女」をめぐって、「私」の現実は分裂し歪んでゆく。
    錯乱した「私」は正気の「私」に何を伝えたいのか。錯文の意味とは何なのか。

    上記に出てくる「錯文」から物語はスタートするため、初っ端から不穏な空気が漂う。
    「錯文」=「私」が錯乱している夜の状態と、目が覚めて正気に戻った日中の「私」の日々が繰り返すかたちで描かれる。
    主人公は極端に痩せている。ガムと野菜ジュースと少しの漬物とアルコール以外はほとんど口にすることがない。自分を追い込み(だけど本人にその意識はない)それでも物を書くという仕事はこなし、そして、「彼」のことを思う。
    自分から余計なものは極限まで削ぎ落としたような生活をしているけれど、女という意識は根強くあるところが切ない。
    「彼」を思うあまりしてしまうとある行動は、はっきり言って病んでいる。
    だけどなぜか、同じ女として気持ちが分かるような気がするだけに、やはりまた切なくなる。

    「世界が異常なのか、それとも私が異常なのか」という、映画「17歳のカルテ」に出てくるセリフを思い出した。
    ある意味でとても素直に生きている「私」のことを、異常だと断定できない。もしかしたら彼女のように上手く生きられない人間こそがまともなのかしれないと、昔から思うことがある。

    不穏な空気のまま物語は終わる。
    ぶっ飛んでるんだけど、これを読むと心が落ち着くという人も、きっと世の中にはいると思う。
    この方の他の小説を読んだことがないから分からないけれど、最近の作はどうなのか気になる。依存性のある「ストロングゼロ」の小説を書いたって、最近何かの記事で読んだから。

    0
    2020年12月09日

    Posted by ブクログ

    10年くらい前に一度読んでいる。再読。

    金原さんの作品はたぶん、全部読んでいる。どの作品を読んでも尖っているし、意味がわからない。最近の作品はまだ落ち着いてきている印象があるが。

    アミービックは初期の作品で、やはり尖っていて意味がわからない。
    登場人物は摂食障害の主人公「私」、編集者の「彼」、その婚約者の「彼女」。
    時折、「私」は錯乱し、パソコンに錯文を書き残している。その文章が、本当にわけわからない。まさにラリっている。
    でも、文章はカッコよく、読んでて心地いい。

    意味がわからないけど、また手に取ってしまう金原さんの作品。

    0
    2020年02月11日

    Posted by ブクログ

    摂食障害の女性作家(私)が日々パソコンに残されている錯乱した自分の文章や、婚約者のいる編集者やその婚約者との関係をめぐって歪んでいく話。

    全体的にとにかく錯乱していて現実の「正気である」私ですら、普通とは思えないのだが、ある種「普通ってなんだろう?」と思わされてしまう。
    すっかりひきこまれて1時間くらいで読んでしまった。

    作者の意図することはわからないのだけれど、とにかく恐ろしいほどの吸引力がある。
    これを22,3歳で書いたとは信じがたい。

    0
    2012年11月09日

    Posted by ブクログ

    3〜4冊読んだ金原作品のうちの一つですが結構すきです。ちょくちょく出てくる食べ物のくだり面白いです。苦手な人は読むの苦痛かもしれませんが。
    タイトルになってるアミーバより、ケーキとかタクシーのくだりが印象的でした。
    主人公の感情や行動の描写がやっぱり上手い、と思います。

    0
    2012年09月05日

AMEBIC の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    AMEBIC
  • タイトルID
    :
    620742
  • ページ数
    :
    176ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年06月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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