オートフィクション

オートフィクション

484円 (税込)

2pt

22歳の女性作家・リンが新たに執筆を依頼されたのは自伝的創作=オートフィクションだった―。なにものによっても埋めることのできない、深い孤独を抱えた彼女が語り始めた「オートフィクション」は抹殺したはずの過去を描き出す。切り取られたいくつかの季節と記憶。通り過ぎる男たち。虚実が錯綜し破綻した世界の中で、彼女が見いだしたものとは。著者渾身の傑作長編。

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オートフィクション のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年04月14日

    初めて金原さんの作品を読んだときから、崇拝に近いくらい絶大な信頼をおいている。大好きな作家さん。今までの中で一番かも

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    果たしてこれは作者の自伝的作品なのかなんなのか笑
    最初は主人公の22歳の作家の口調がギャルで嫌だったんですけど、何も考えていないようで色々な事を考えているんだなぁと分かりました。
    ていうかすっごく嫉妬深くてネガティブ笑
    病的に寂しがり屋だということと病的に嘘が嫌いなのは何故か最後まで読んだ時に分かっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月16日

    あなたは、自伝を書いてみたいと思ったことはありますか?

    少し前に”自分史”を書くということが流行り、ニュースの話題などでも大きく取り上げられていました。歴史家の色川大吉さんという方が1975年に自らの著作で使ったのが始まりとされる”自分史”という言葉。実は私もそんな”自分史”を書こうとしたことがあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月11日

    「結婚しても、子供を生んでも、ずっと死にたい気持ちは変わらなかった」
    筆者のインタビュー記事を読んで、彼女の本を絶対読みたいと思った。

    思い返せば、一番最初に彼女の作品を手にしたのは、私が高校生の時、「蛇にピアス」。
    正直、痛々しくて読み進められなかった。
    でもあの頃から私は10も年をとって、
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年11月07日

    文章があまりにも純粋すぎて、何度も心苦しい気持ちになった。
    暴力的でスピード感溢れる筆致は読んでいて清々しい。

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    Posted by ブクログ 2015年11月12日

    メディア禁止用語炸裂の世界。
    今を生きてる自分にメディア禁止も何もないでしょう。

    金原ひとみワールド炸裂。
    アミービックと似た世界観。

    地獄と言われる螺旋階段を落ち続ける。
    自分と向かい続ける。問い続ける。狂い続ける。

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月23日


    感情優先その場のノリ
    それって自分の直感を信じてるってこと

    そっかリンは苦しみながらも
    自分のことを信じれてるんだ。

    0

    Posted by ブクログ 2015年08月11日

    『蛇とピアス』も雰囲気で避けていた金原ひとみ。病的な主人公。衝撃的な文章。電車で読むつもりだったけど落ち着かずすぐ閉じてしまい家で読む。
    どう評価すべきかは未だにわからないのだけど頭を揺さぶる一冊であったのは確か。私、ぬるいわぁって少し思った。

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    Posted by ブクログ 2013年03月16日

    現実がなんなのかわかんなくなる。

    読んで気分のいいもんじゃないけど
    つい買ってしまうんだな。

    0

    Posted by ブクログ 2011年11月04日

    金原さんの作品って評価つけるの難しいんですよね。すごく書き方がうまいからうますぎるから読み手を不快にさせるんです。デビュー作の蛇にピアス、アッシュベイビー、AMEBICと読んできましたが、AMEBICのときのように錯文です。
    マンコにチンコにウンコと韻を踏むかのように炸裂。マンコが泣くって描写好き...続きを読む

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