踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

1,980円 (税込)

9pt

作家として、母として、個人として――
金原ひとみ 魂の遍歴

希死念慮に苦しんだ10代、デビュー作による芥川賞受賞、
結婚、出産、孤独で自由なパリでの生活、
かけがえのない子供たち、離婚、そして新たな場所へ。

『蛇にピアス』から『マザーズ』と経て、
『アンソーシャルディスタンス』『YABUNONAKA-ヤブノナカ-』へと結実した
小説家の軌跡。

朝日新聞掲載からSNSで拡散され大きな話題となった
「『母』というペルソナ」ほか、
作家生活20年にわたって書き継がれたエッセイ&掌編小説を完全収録

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踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    エッセイ?小説?となるようなものが混ざりきってるからどれが金原さん自身の話なのかわからなくなって混乱する、私小説?と思っちゃうようなものもたくさんあるから。
    最初の母親というペルソナがやはり素晴らしい。私も1人の子の母になったから尚のこと響く。それからずっと死にたい死にたいというエッセイが続き、元夫

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    読んで確信。金原ひとみさんが好きだ。
    初っ端から『「母」というペルソナ』に撃ち抜かれる
    初期の繊細で孤独で自分を傷つけようとするエッセイも、出産子育てで惑い癒しを求めて創作するような感覚も、自分を取り戻しつつ昔の苦しみに再び対峙する現在も、金原さんの価値観が好きだ。
    同時代を生きる同世代の同性として

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    本当に好きなタイプの本。
    特に現代の母親にはものすごくささると思うし、あの時間をこんなにも言語化してくれて、本当に素晴らしいと思う。
    掌編小説もパラパラと好きなところから読み出せるし、この本はずっとずっと大切にしたい。
    欲をいえば、あとがき、みたいなものを期待してしまったけどないほうが、やっぱりいい

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    名文のなかの名文「母」というペルソナで始まる構成がにくい!全人類に刺さるところがあり、当時妊娠中に朝日新聞掲載のこの文章を読めた私は、産後も事あるごとにこの文章を繰り返し読んでは救われてきたので、本という形に残ってくれて感謝の気持ちでいっぱい

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    嘘とかいい加減な言葉がないように感じられるから、金原ひとみの書くものが好きだ。デビューの頃の文章はだいぶ今とは雰囲気が違うけど、最初から筆一本で生きてきたんだなとその迫力が伝わってくる。客観的にもお父さんの存在は大きいけど、学歴も経歴も何もないのにひたすら本を読むこと、全身でいろんなことを受け止め(

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    感受性豊かな、己に正直で飾り気のない人柄と文章に惚れ込む。著者の経験が活かされる物語は、心に響く。幼き頃、小説に救われた著者がいた。そして今、彼女の物語に救われている読者がいる。素敵なバトンパス。

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    毎日少しずつ、ご褒美のように読んだ。
    金原さんの2003年から2025年までのエッセイと短編小説たち。(贅沢!)

    これはエッセイ?それとも小説?という境界が曖昧なものもいくつかあり、答えが示されていないのがなかなか珍しい作り。何かのインタビューで、金原さんは小説とエッセイをあまり区別して書いていな

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    ・今回読んで強く印象に残ったのは、文章うまっ、っという事。
    ・金原さんという作家を語るポイントって色々あると思うんだけど、文章の上手さについて語られているのは、あまり読んでない気がする。
    ・構成も面白かった。エッセイや小説、時系列も特に明記される事もなくシームレスに並んでいて、その落ち着かなさが、何

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    ロックだ。

    金原ひとみさんが作家生活20年に渡って書き継いで来たエッセイと掌編小説が完全収録された本作。
    既読の小説で感じた熱量と破壊力はエッセイでも寸分違わない。

    金原さんと殆ど共通点がない私だが、冒頭の「『母』というペルソナ」に共鳴し、その言語化能力に痺れる。

    彼女から紡がれる言葉は生命力

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    他者の存在に怒り、押し付けられた苦しみに死を思い、それでもなお他者とあることを諦められない命の話。あらゆる二項対立のあわいに私はあるのだと再認識する。

    0
    2025年10月24日

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