炭酸水と犬

炭酸水と犬

1,100円 (税込)

5pt

【電子書籍限定! 由麻の同僚・丹羽さん視点の後日談短編「旅とハンカチ」を収録!】「もうひとり、彼女ができたんだ」。付き合って九年、同棲して四年。結婚間近と思っていた恋人・和佐からそう告げられた二十九歳の由麻。和佐は「由麻と別れたいわけではない」「ただ、もうひとり、どうしても付き合いたい人ができた」と言い出し、由麻は混乱する。怒って別れればよいのか、一時の過ちだと思って待てばよいのか、歪な関係を受け入れたらよいのか――愛していた日常はどうすれば戻って来るのか。恋の痛みが走る著者デビュー作、待望の文庫化。 ※本書は二〇二一年三月にKADOKAWAより刊行された『炭酸水と犬』を加筆・修正し、文庫化したものです。 ※紙版初版限定特典の後日談「緑の休日」は電子版には収録されておりません。予めご了承ください。

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炭酸水と犬 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった。

    ジャンルとしては恋愛モノ。
    ある日、主人公は彼氏から「他に好きな人ができた」と言われる。そこで「あ、そうなの。じゃあさよーなら」とならないのが小説で、なんやかんやあって主人公は彼氏にめちゃくちゃ悩まされる。

    この小説はその「なんやかんや」の展開を作りだすのが非常に上手だと思った。物

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    2025/07/13
    主人公の舘野由麻は9年間付き合っている彼氏の小平和佐からいきなり「好きな人ができた」と告げられる。
    結婚を視野に同棲までしていた矢先。でも和佐は一番好きなのは由麻だと言い続けて結婚に向けての話も進めていくのだが、その過程で好きになったという相手のアサミの存在が目立つようになって

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    「もうひとり、彼女ができたんだ」
    そうですか別れましょうとはならない2人の関係が面白かった!主人公の友達目線で読み、心の中で「別れろ」と何回唱えたか。好きになるのは一瞬なのにどんなに傷つけられても嫌いになれない...恋愛のややこしさが煮詰まってました。

    結構分厚めなのに、スルスル読めてあっという間

    0
    2025年05月27日

    Posted by ブクログ

    好きだったところが嫌いになっていく、好きな時は全てがよく見える、すごくリアルでした

    恋愛はやっぱり頭で考えるのではなく心で感じるものですね

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    表示が可愛い!

    苦しいくらい感情移入してしまった。
    砂村さんの恋心の描写がとても好き!
    恋人との甘やかな時間、恋人がもう一人の彼女に向けた淡い気持ちへの強烈な嫉妬心、恋人の弟を意識してドギマギしてしまうところ、共感できすぎて胸が張り裂けそうだった。ドキドキした。恋人の煮え切らない態度には苛ついたし

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    読み終えた今は「めちゃくちゃ好き!!」って感想だけど、読んでる間、3分の2くらいはずっと彼氏にイライラしてたのは本音。笑
    これは好き嫌いが分かれる作品かも。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    現実にこんなの起こり得ないと思っていたけどリアルすぎて、読み進めていくうちに自分にも起こるかもと思ってしまった。感情移入しすぎて心が痛い

    0
    2025年06月11日

    Posted by ブクログ

    爽やかな炭酸系のタイトルに騙されて読み始めたらアラサーのドロドロした恋愛ものでした。すごく面白かったです。

    「もうひとり、彼女ができたんだ」という不穏な台詞で始まる長編小説。突然の事態に理解が追いつかず、ただ唖然として時が過ぎる序盤と、テレビドラマのように次から次へと事件が勃発する中盤、感情が溢れ

    0
    2025年03月14日

    Posted by ブクログ

    私は、恋愛というものを真剣に考えられない。
    恥ずかしいとかそんなものではない。

    私は相手の行動で自分が揺さぶられることが
    好きじゃない。

    好きな人となるとさらに揺さぶれる。

    真剣に考えるほど、人をおかしくさせていくのか
    恋愛だと思う。

    本作、「炭酸水と犬」は恋愛というものに揺れ動く人たちばか

    0
    2025年06月11日

    Posted by ブクログ


    結婚を前にする人、恋に迷う人にはとても刺さる話ではないかなと思う。400ページがあっという間だった。
    今読んでる夏目漱石の作品が一部引用されててびっくりした。夏目漱石、改めて後世の文学にものすごい影響与えてるなと思うなどする。
    『こころ』の問いが自身の作品でもずっとテーマになってるような気がする。

    0
    2024年12月26日

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