わたしたちは、海

わたしたちは、海

1,870円 (税込)

9pt

クラスの女子たちが、タイムカプセルを埋めたらしい。6年3組のぼくは、親友のシンイチとヨモヤとともに、遠くの煙突の麓にある公園まで自転車で行ってみることにした――(「海の街の十二歳」) 高校の同級生・潮田の久しぶりのSNSを見ると、癌で闘病中とあり見舞いに訪れた波多野。数ヶ月後、潮田は亡くなり、奥さんのカナさんから、散骨につきあってほしいと言われ――(「鯨骨」) 海の街を舞台にした著者の新境地、全7編。

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わたしたちは、海 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まるで海のように時に少し高い波が襲ってきたと思ったら、また穏やかな海に戻るそんな小説だった
    皆同じ海が見える街に住んでいて、一つ一つの短編ではあるが、海という共通点で繋がっているのかもしれない
    私も海風や波の音を見に行きたくなった
    小説を読んでいると波音が聞こえて来そうだった

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    とても綺麗でまさに海のような作品でした。
    個人的にはオーシャンズが一番好みです!
    なかなか海に行くという機会がないので、落ち着きたい時などに手に取りたいと思います。

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    海辺の町で緩く繋がる短編集。

    この町は多分私がかつて住んでいた町だ。
    山育ちの私は海への憧れが強く、一度でいいからと会社を辞めて移り住んだのだが、経済的にうまく行かずその地を離れた苦い思いがある。
    この小説の人びとの様にもう少し根を張れなかったかと悔やむ。
    何しろ海の風景描写がいい。
    そしてそこで

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    各お話の読後感が似ていて、ふしぎだった。本当に海のように、さらりとしていながらも、髪や肌にはすこしベタつきが残る、でも気持ちはスッキリするような。切ないお話も多かったけど、梓さんと櫂くんのお話が1番好きだった。

    p.260 いつだったか、二人で海岸を撮りに行った日。知らない女の人が、浜辺に座って

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    それぞれ海の街で繰り広げる物語、ほんのわずかな気持ちの変化など、とても読んでいて切なくなった。物語が繋がっていて、どんどん読み進められた。これは売りに出さず、手離したくない1冊になった。

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    「-海は、この星の涙の、行き着く先かもしれない。」
    涙をたくさん流し切ったこのタイミングで出会った一冊。
    カツセは全てお見通しらしい。
    天アンカット、愛おしい。

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    短編集ですぐ読み終えられた
    海より山派だけど、海もいいなあってなった
    みんなそれぞれ人生があって、でもどこか繋がっててた 読んでてこんなに情景が浮かぶのすごい
    もっとその後の話も知りたくなった
    鯨骨で泣きすぎて恋人に心配された

    0
    2024年12月20日

    Posted by ブクログ

    「海は、この星の涙の、行き着く先かもしれない。」
    本当にそうかもしれないと思った。
    人はなんとなく海を見たいと思うことがあると思う。どんな感情でも、そんなことってあると思う。

    登場人物の一人ひとりが、自分とどこか似ていた。
    わかるなあ、と共感したり、私が思ってたことってこれだな、と気付いたり、あの

    0
    2024年11月16日

    Posted by ブクログ

    完成していない浮遊感のある本
    なんとなく関係が繋がっているけど繋がりきらない

    小説はすべて内容が解決しがちだけど、この本は現実と似ている。理解できそうで理解できない、でもそれが良い

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    海の出てくる話を読みたくて買った本。
    はじめてのカツセマサヒコさんでした
    それぞれの話を読み終わると心温まり、毎回“はぁぁぁぁ(ジーン)”となっていた
    久しぶりに余韻に浸れる本に出会った


    ・海の街の十二歳
    ・氷塊、溶けて流れる
    ・オーシャンズ
    ・鯨骨
    か特に好き

    0
    2025年09月14日

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