ロンドンの姉妹、思い出のパリへ行く

ロンドンの姉妹、思い出のパリへ行く

2,999円 (税込)

14pt

4.0

「さて、今日の“お楽しみ(エクサイトメンツ)”は何かしら?」ロンドンに住む99歳のジョゼフィーンと97歳のペニーの姉妹は、ただ者ではない。第二次世界大戦中、姉は海軍婦人部隊に、妹は応急看護婦部隊に所属していた。戦後もそれぞれ社会に貢献する日々を送り、現在は退役者として講演をしたり、インタビューを受けたりして暮らしている。そんなとき、戦時中のフランスへの働きに対して、姉妹にレジオン・ドヌール勲章が授与されることに。二人は甥の息子アーチーと一緒にパリへと向かうことにするが、ペニーには別の思惑があった。パリでの勲章授与式の裏で、長年心に秘めてきたある計画を成し遂げなくては――。モールス信号での会話が得意で格闘術の心得もあり。“いつも機嫌よく(トゥージュール・ゲ)”を合言葉に、第二次世界大戦から現在まで激動の時代をたくましく生きる最高の姉妹を描いた、勇気をもらえる感動作!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ロンドンの姉妹、思い出のパリへ行く のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    99歳と97歳の姉妹と甥の息子。姉妹は第二次世界大戦中にそれぞれ軍で活躍し、それぞれに大きな秘密を抱えつつ、「いつも機嫌よく(トウージュール・ゲ)」を合言葉にやって来たが……
    妹のペニーの視点での記述が大半だが、その歩んできた道のりが大変起伏に富んでいて、複雑だが引き込まれる。姉のジョセフィーンもさ

    0
    2025年03月11日

    Posted by ブクログ

    かわいらしい表紙と題名に惑わされてはいけない。つい、ほんわかほのぼのした物語を想像してしまうけれど、そうではないのだ。年老いた女性は慎ましくあってほしいとの思いをあっさりと裏切ってくれ、話は戦時中のハードボイルドな世界に入っていく。人はいくつになっても野心とユーモアを忘れてはいけないのかもしれない。

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦とその後の混乱を生き抜いた姉妹の物語。
    現代と過去を行ったり来たりしながら、徐々に紐解かれていく2人の?一族の?物語。
    表紙のイメージと違ってシリアスで緊迫した場面も多かったけど、いつの時代もどんな時も“いつも機嫌よく”を合言葉に強い絆で結ばれた姉妹のストーリーはとても面白かったです。

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリーなのかと思って読んでみたら、「コメディとミステリの要素を併せ持つ上質なフィクション」だった。「いつも機嫌よく(トゥージュール・ゲ)」を座右の銘に第二次世界大戦、戦後を乗り越えてきた姉妹のお話。
    姉妹の若かりし頃の話と現在の話が入り混じるので、ちょっとわかりにくいところもあるけど、後から伏線

    0
    2025年06月28日

ロンドンの姉妹、思い出のパリへ行く の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す