山本容子の作品一覧
「山本容子」の「ハムレット! ハムレット!!」「京都遊び 三十三景」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山本容子」の「ハムレット! ハムレット!!」「京都遊び 三十三景」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本の中の登場人物が、読んでくれた人のつづきが気になると言って、抜け出てきちゃうお話。主人公は40代の司書桃さん。
この本の表紙が赤いのも、意味があってのことなんですよね。
桃さんが四方山市に戻ってきたのも、赤い本を手にすることになったのも、杏おばさんとの会話ひとつひとつも、細かなことすべてに意味があって、読後の感動につながりました。
話の中に出てくる、『はだかの王様』『オオカミと七匹のこやぎ』『狼王ロボ』『うりこひめ』など、読み返したくなりました。
高学年向けの児童書だと思いますが、大人になって読んだほうがグッとくると思います。
いや、高学年で読んで、また大人になってから再読すればいい
Posted by ブクログ
この真っ赤な表紙と装丁にも意味があるの。
読み終えてから気づいて、ぐっときたなあ。
わたしたちは「本の続き」が気になるけれど
本の中の登場人物も、「本を読んでいる人の人生の続き」が知りたくなって、本の中から飛び出してきてしまう…というところから、はじまるストーリー。
物語の冒頭で、
本の中からはだかの王さまが飛び出してくるあたり、
楽しい児童書だ!と思っていたのに、
まさかのまさか、いろんな家族と、主人公の桃さんの成長と感動のストーリーでした。
設定はとても面白かったけれど
主人公が40代の女の人だったり、
家族のあり方、お話がちょっと大人向けかな、とおもうので高学年〜だなあ。