山本容子のレビュー一覧

  • パリ散歩画帖
    アパルトマンに滞在して旅をするって理想。
    でもやっぱりそれなりのものがないとね・・・
    こういった本を読んで夢気分に浸る。
  • つづきの図書館
    本の中の登場人物が、読んでくれた人のつづきが気になると言って、抜け出てきちゃうお話。主人公は40代の司書桃さん。

    この本の表紙が赤いのも、意味があってのことなんですよね。

    桃さんが四方山市に戻ってきたのも、赤い本を手にすることになったのも、杏おばさんとの会話ひとつひとつも、細かなことすべてに意味...続きを読む
  • つづきの図書館
    この真っ赤な表紙と装丁にも意味があるの。
    読み終えてから気づいて、ぐっときたなあ。

    わたしたちは「本の続き」が気になるけれど
    本の中の登場人物も、「本を読んでいる人の人生の続き」が知りたくなって、本の中から飛び出してきてしまう…というところから、はじまるストーリー。

    物語の冒頭で、
    本の中からは...続きを読む
  • つづきの図書館
    主人公は司書さん。裸の王様、瓜子姫の天邪鬼…絵本を読んでくれた子供たちの続きが気になる登場人物たちが出てきてしまい…、
    今まで私が読んだ絵本の登場人物も気にしてくれたら嬉しい。
    悲しいとき、寂しいときに本当に出てきてくれたらいいのに。
  • つづきの図書館
    親権争いから家出まで、思ってたより濃い背景事情。あと、司書資格欲しい。
    読み終わった本に入っていたのに、読んだ記憶がなかったので、再読。
  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • つづきの図書館
    良かった。子供の頃に読んだらどういう感想をもっただろう?単純なハッピーエンドではないお話だけど、じんわり温かくなる。手元に置いてまた読み返したい本。単行本だけど買うかな。。
  • つづきの図書館
    霧のむこうの不思議な町で初めてこの作者を知り、俄然興味が湧き、読んだ2冊目。めちゃくちゃ面白い!空想の世界へぐんぐん惹きこまれ、私もこんな本が書けたらいいな、と創作意欲をかきたてられました。次は何を読もうかな。
  • 京都遊び 三十三景
    銅版画家の山本容子さんの、京都ガイドのエッセイです。
    山本さんの、手書きの挿絵?と、地図が、また味わい深く、とても惹かれます。
    地図は意外とわかりやすいと思います。
    紹介されている場所、お店も、京都に住んでいた山本さんならではの視点で、ちょっとタダの旅行者とは視点が違うので、より魅力的。
    京都に行き...続きを読む
  • パリ散歩画帖
    パリって小洒落た街のような雰囲気を漂わせていそうだけれど
    実際はとても人間臭い街だと思います
    著者の創作物はその部分がよく表されているアートなのかなと

    可愛いけど、実生活に基づいている可愛さというか
    その点を非常に上手くひき出している
    パリの魅力を再発見できるはずです
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • 京都遊び 三十三景
    山本容子さんは、あこがれの人の一人。
    この人の銅版画も好きだし、外見も素敵。
    でもこのエッセイを読んで、もっと好きになった。
    大阪の人だけど、京都の大学(京都藝大)に来たことを
    とても嬉しく思っておられるのがありがたい。
    間に挟まれた、銅版画も素敵です。
  • つづきの図書館
    はだかの王様や「おおかみと七ひきの子やぎ」の狼など、絵本から飛び出したキャラクターたちが、かつて自分の物語を読んでくれた子どもの「つづき」が知りたいと頼みこんでくる。
    本好きのツボをくすぐる設定。いいなあ!

    最近、藤田和日郎の『月光条例』を読んだので、モチーフが似てるなと思いながら読んだ。
    話の質...続きを読む
  • 山本容子のシュールなフランス語講座
    絵付きで説かれるとすごく印象に残ります。
    やはり視覚的人間であることを自覚。
    遠い遠いフランス語会話への道のり。
    小さな一歩から。
    この本は小さくて持ち歩けるのも魅力です。
  • つづきの図書館
    以前から気になっていた本です。
    私もたくさんの本と出会ってきました。
    子供の頃から本は大好きで、
    何度も読み返して大切にしていた本も、年齢を重ねたり、引っ越ししたりで無くしてしまった本もあります。
    そんな大好きだった本のキャラクターが、私がどうしているか心配して会いに来てくれるなんて
    夢のような素敵...続きを読む
  • つづきの図書館
    山本容子さんの
    絵に惹かれて手に取ったけど
    とてもいいお話だった
    最後の締め
    つながって...つながって...
    そう来たか!
    というのが面白かった
  • つづきの図書館
    本を読んでくれた子のつづきが知りたい!と絵本から出てきてしまったはだかの王様、オオカミのロボ、あまのじゃく、そして魔女と幽霊。
    不思議な出来事に巻き込まれながら進んでいく桃さんのお話。こんなお仕事、あったら大変だけど楽しそう。
    終わり方も意外だったけどなるほど〜と思った。
  • つづきの図書館
    童話と親子の話し。

    王様が好き。

    「桃さん、ひたいのしわ!」って注意してくれる人、私にもいたらなぁ。
    あと、これ、名言。
    「桃さん、まずおちつけ。若い娘さんでもあるまいし。いままで生きてきたうちに、不思議なことの二つやみっつ、おどろいたことの四つや五つ、なかったとはいわせん。」
  • つづきの図書館
    YAもののブックガイドから、かな。絵本の登場キャラたちが、逆に読み手のことが気になって、表に出てきてしまうっていう物語。物語の続きが気になるとか、絵本の世界に入ってしまうとかはよくありそうだけど、本作の設定はそういう意味で斬新。変に難解なオチのつけ方とかもなくて、安心して読み進められる。それが逆に、...続きを読む
  • つづきの図書館
    桃さんのキャラが独特。
    これといった特技もなく地味で友達のいない40代のバツイチ女性が主人公の児童書なんてそうそうないと思う。
    親を亡くして独り身、家族の縁のない桃さんが、王様達の持ち込んできた問題を追いかけるうちに改めて家族の絆を取り戻していくようなストーリー。
    形は様々でも思い合っていない家族は...続きを読む