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「本をさがすんですよね。」 「いやいや。本をさがしてもらいたいのではない。青田早苗ちゃんのつづきが知りたいんじゃ。」 「本ではなくて、青田早苗ちゃんのつづきですか?」 桃さんには、さっぱりわけがわからない。田舎の図書館でおこった、不思議なできごとに、司書の桃さんはいやおうなしに巻きこまれてしまいますが…。 本を愛する人、本に愛された人すべてに贈る、心あたたまるファンタジー。 *子どもから大人まで すべての漢字にふりがなつき *小学館児童出版文化賞受賞作
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Posted by ブクログ
大好きな一冊。児童書だけど、人生あまりうまくいっていない大人女子が主人公。笑えて、少しせつないお話。
本の中の登場人物が、読んでくれた人のつづきが気になると言って、抜け出てきちゃうお話。主人公は40代の司書桃さん。 この本の表紙が赤いのも、意味があってのことなんですよね。 桃さんが四方山市に戻ってきたのも、赤い本を手にすることになったのも、杏おばさんとの会話ひとつひとつも、細かなことすべてに意味...続きを読むがあって、読後の感動につながりました。 話の中に出てくる、『はだかの王様』『オオカミと七匹のこやぎ』『狼王ロボ』『うりこひめ』など、読み返したくなりました。 高学年向けの児童書だと思いますが、大人になって読んだほうがグッとくると思います。 いや、高学年で読んで、また大人になってから再読すればいいのかな⭐
この真っ赤な表紙と装丁にも意味があるの。 読み終えてから気づいて、ぐっときたなあ。 わたしたちは「本の続き」が気になるけれど 本の中の登場人物も、「本を読んでいる人の人生の続き」が知りたくなって、本の中から飛び出してきてしまう…というところから、はじまるストーリー。 物語の冒頭で、 本の中からは...続きを読むだかの王さまが飛び出してくるあたり、 楽しい児童書だ!と思っていたのに、 まさかのまさか、いろんな家族と、主人公の桃さんの成長と感動のストーリーでした。 設定はとても面白かったけれど 主人公が40代の女の人だったり、 家族のあり方、お話がちょっと大人向けかな、とおもうので高学年〜だなあ。
主人公は司書さん。裸の王様、瓜子姫の天邪鬼…絵本を読んでくれた子供たちの続きが気になる登場人物たちが出てきてしまい…、 今まで私が読んだ絵本の登場人物も気にしてくれたら嬉しい。 悲しいとき、寂しいときに本当に出てきてくれたらいいのに。
親権争いから家出まで、思ってたより濃い背景事情。あと、司書資格欲しい。 読み終わった本に入っていたのに、読んだ記憶がなかったので、再読。
良かった。子供の頃に読んだらどういう感想をもっただろう?単純なハッピーエンドではないお話だけど、じんわり温かくなる。手元に置いてまた読み返したい本。単行本だけど買うかな。。
霧のむこうの不思議な町で初めてこの作者を知り、俄然興味が湧き、読んだ2冊目。めちゃくちゃ面白い!空想の世界へぐんぐん惹きこまれ、私もこんな本が書けたらいいな、と創作意欲をかきたてられました。次は何を読もうかな。
はだかの王様や「おおかみと七ひきの子やぎ」の狼など、絵本から飛び出したキャラクターたちが、かつて自分の物語を読んでくれた子どもの「つづき」が知りたいと頼みこんでくる。 本好きのツボをくすぐる設定。いいなあ! 最近、藤田和日郎の『月光条例』を読んだので、モチーフが似てるなと思いながら読んだ。 話の質...続きを読むは違うけど。裏表紙に鉢かづきがいるから、余計に思い出してしまった(笑) 登場人物が本の中から飛び出す…というのは割と王道だと思うけれど、それを軸に読者(人間)側の問題が描かれているところに現代っぽさを感じる。 主人公の桃さんは離婚歴のある中年女性で、その他子どもたちの家庭環境も少し複雑。 彼らの抱えるわだかまりが、絵本キャラクターの出現によって浮き彫りにされ消えていく、このあたりの展開にカタルシスを感じた。 4つの章に分かれていて、一番気に入ったのは狼と小国順一くんの話。 順一くんを探す過程が面白いし、お母さんが「おおかみと七ひきの子やぎ」を読んで聞かせた理由が切なくて。 最後に「そういうことだったのか…!」と思える話って好きだ。 最後の章も、ここでオリジナルの絵本を出しちゃうのかと心配になったものの、そこはさすがの柏葉さん。 ラストあたり泣きそうになりながら読み終えた。 つるばらさくやの絵のモデルとか、あったら見てみたい。 余談だけど、はだかの王様がメタボ扱いされているのに笑った。そう言えば、痩せててハンサムなはだかの王様って見たことない気がする。 逆に、あまのじゃくは鬼のイメージが強かったので、男の子姿が新鮮だった。
ファンタジーでありながら主人公は中年の現実を生きる女性というところが良い組み合わせだと思いました。伏線もあり人間ドラマもあり大人が読んでも楽しいと思います。
以前から気になっていた本です。 私もたくさんの本と出会ってきました。 子供の頃から本は大好きで、 何度も読み返して大切にしていた本も、年齢を重ねたり、引っ越ししたりで無くしてしまった本もあります。 そんな大好きだった本のキャラクターが、私がどうしているか心配して会いに来てくれるなんて 夢のような素敵...続きを読むなお話です。 わくわくしながらも 最後、寂しさや、温かさで涙が出てしまいました。 また大好きな本が一冊増えました。
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