山本容子のレビュー一覧

  • つづきの図書館

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     誰かに気にかけられる人はしあわせ。
     誰かを気にかける人はしあわせ。

     誰かの人生の「つづき」を気にかける。
     途中まで読んだ本のつづきが気になるように。

     色々な本の中から飛び出した登場人物(?)たちが、
     新米おばちゃん司書とドタバタを繰り広げます。
     自分の本を読んでくれていた誰かの、「つづき」が知りたくて。
     そんな彼らとつきあいながら、変わっていく主人公。


     自分が読んでいた本の中の登場人物が、
     自分のその後の知りたがっているなんて、とても素敵な想像。
     たしかに逆はよくあること。

     人生という名の本の、半ばまで生きてきた主人公の「つづき」が
     意外にも思える形でラストを迎えます。
     
     もちろん、その先のつづきも気になりますが。

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    2017年08月16日
  • パリ散歩画帖

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    とにかく可愛らしい色彩の版画に惹かれて買いました。
    眺めるだけでも十分楽しめます。
    マルシェに売っている何気ないモチーフがこんなに素敵な版画に変身しちゃうのですね☆

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    2011年07月19日
  • 山本容子のシュールなフランス語講座

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    以前に、山本容子さんの個展に行ってから彼女のファンになりました。
    簡単なフランス語の習得方法などが素敵な版画とともに綴られています。
    これを読んだからと言って急にフランス語が得意になったり好きになったりするわけではないと思いますが、すごく楽しみながら読めます。
    私は版画のテキストが気に入って購入しました。
    フランス人と日本人との時間の観念の違いに気づきました。

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    2011年07月19日
  • 山本容子のシュールなフランス語講座

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    ネタバレ

    現代銅版作家山本容子さんが紹介するフランス語の学び方
    柔らかく色彩豊かな銅版画を見ながらフランス語が学べ、楽しさ一杯

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    2012年01月08日
  • 山本容子のシュールなフランス語講座

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    min「おもしろかった!みんな第二言語やってる?」
    ラファエル「中国語やってました」
    かのと「中国語やってみたい」
    min「みんな中国語!?」

    min「この本を読むと絵を見て言葉の歴史がわかるかんじ」
    ラファエル「文化的な?」
    しまざき「フランスが分かる感じですか」
    min「作者のエピソードから描かれてるからなじみやすいよ!」

    ラファエル「★は?」
    min「4つで。役に立つ!」

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    2009年10月04日
  • 青春の玉手箱

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    審美眼を養うには
    子供の頃から
    いろいろ興味を持つこと
    なんだと思う。
    私も上村松園の絵、
    好きです〜。

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    2009年10月04日
  • パリ散歩画帖

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    山本さんの色遣い、大好きです。
    本当にセンスがいいな〜って思う。

    読み物としては物足りないけど
    かわいいから★は4つ。

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    2009年10月04日
  • 青春の玉手箱

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    時代のミューズとして活躍する山本容子にも、人知れぬ苦労・努力があった。美大を目指した浪人時代、貧乏アーティスト時代、初めての結婚、そして離婚…。「銅版画家・山本容子」になるまでの日々を鮮明に描いた青春エッセイ。

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    2009年10月04日
  • 哀しいカフェのバラード

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    初めて読んだ作家。何とも不思議な作品。どこにも救いかない終わり。それでも、不思議と印象に残る作品だった。

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    2025年03月25日
  • 哀しいカフェのバラード

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    ネタバレ

    1917年にアメリカ南部に生まれ、23歳で小説家デビューした天才少女、アルコール依存症などで50歳で亡くなられた著者の1951年出版の作品。

    村上春樹さんによる訳者あとがきで使われていた「異様性」という言葉がまさにピッタリな、いろんな異様性を背負う登場人物。

    山本容子さんの銅版画がさらに印象強く人物像を浮かび上がらせる。

    人間の、なめらかじゃない部分、なだらかじゃない部分、が強調されるような、特質。

    見た目だけじゃなくて、個性的な性質。

    ミス・アミーリアと呼ばれる、カフェ、の店主であり、それ以上にこの物語の中心となっている、アミリア・エヴァンズ。

    「せむし」と称される、カズン・ライオン。登場時から不吉不穏。

    _自分と世の中のすべての事柄との間に、生き生きとした結びつきを即座に打ち立てられる本能だ。

    かつてミス・アミーリアが結婚した、マーヴィン・メイシー、初めから、この男がこの物語で問題を起こすことが記されている。

    といいながらも、彼は後半まで実際には登場しない。

    でも、彼の不在が彼が忘れ去られていることを全く意味せず、口にされることなく主人公やその他の人々、そしてその町の記憶のなかに強く残っている。

    _…カフェの陽気な賑わいにとっての不吉な通奏低音としてそこにあった

    読者にとってもこの通奏低音が初めから流されている。

    村上春樹さんの訳者あとがきでは、同性愛の関係が語られているとも読み取られている。

    小説を介して、一般の言葉で語られないものを描く。

    それとは対照的にも、この物語の始まりと終わりに、囚人労働者の歓びある唄声が一瞬流される。

    上手くいっているときがオチではない物語を語ること。

    なんだろう、結局人は死ぬから?それでも生まれて死ぬまでの間に、

    カフェでの賑わいのように、思い返すと人生の一瞬のようでいて実際に5年ぐらい平穏に続いていたりする、かけがえのない時間があって、

    結局人と人はすべてを分かり合うことはできないし、いつか別れることになることも多いけれども、

    だからといって知り合わなければよかった、というわけではない、なにか分かち合える時間と場所の重みがあったりする。

    バラードという一つの物語の奏で方、かなー。

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    2025年01月25日
  • 哀しいカフェのバラード

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    3.7 奇妙な設定の話だが、不思議と惹きつけられた。人が惹き合うのに理由はいらない。惹き合う関係はあっけなく終わってしまう。人生は悲しみに満ちている。

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    2024年12月14日
  • 哀しいカフェのバラード

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    ネタバレ

    哀しいカフェのバラード

    著者:カーソン・マッカラーズ
    訳者:村上春樹
    銅版画:山本容子
    発行:2024年9月25日
    新潮社


    村上春樹が翻訳をして、山本容子が銅版画を描いている。まあ、これだけでも売れそう。1951年に書かれた名作らしいけど、村上春樹の翻訳ってどうなんだろう。これまで、レイモンド・チャンドラー以外であまり面白いと感じたものはなかった。今回も、うーん・・・って感じ。

    長身で骨格と筋肉は男性並、腕力も強い女性、ひどい内斜視のアミーリアが主人公。彼女は父親から町のメインストリート(といってもわずか100メートル)にある建物を引き継いだ。元々は飼料や肥料、粉や嗅ぎ煙草などを販売する雑貨屋だったが、彼女はそこにカフェを開いた。また、3キロ離れた沼地に、郡で一番美味しいお酒をつくる醸造所を持っていて、自分で酒を造っている。最初はその建物で販売のみをしていたが、ある時、酒を買いにきた町の男たちに無料でつまみを出し、それまで許していなかった建物内での飲酒を許した。その日をきっかけに、そこはカフェになった。

    彼女は19歳の時、ある男に好きになられた。その男は、町で一番の悪で、機械修理工をする22歳、マーヴィン・メイシー。アミーリアの前では、何も言えなくなっておとなしい。2年間、告白できなかったが、ついに結婚をすることになった。町の人たちは、なぜ彼女がそんな男と結婚などしたのか理解が出来なかった。

    新婚生活に入ったが、彼女は初夜を許さなかった。夜になると寝室から降りてきてオフィスで仕事を始める。マーヴィンはプライドを傷つけられる。そして、最後はアミーリアに殴り飛ばされ、追い出される。結婚生活はわずか10日間だった。彼はその後、何軒かで銀行強盗をはたらき、人を殺して刑務所に。

    アミーリアのもとには、ある日、小さなせむしの男が現れた。話を聞くと、アミーリアの母親は、その男ライモンの母親と腹違いの姉妹になるという(ライモンの母親が姉)。つまり、カズン・ライモンというわけである。カズン・ライモンはミス・アミーリアの家に住み着いた。そして、小さな体で人気者になり、彼の希望によって店には自動ピアノが設置された。

    カフェは賑わった。ミス・アミーリアはカズン・ライモンを愛していた。しかし、彼女にとって不吉な情報が耳に入ってきた。マーヴィンが仮出所したという。彼は町に戻り、子共の頃に世話になった里親の家に勝手に上がり込む。そして、カフェにもやってきて、ミス・アミーリアと睨み合いつつ話すことなく、暫くすると帰って行くが、やがてなぜだかアミーリアの家(カフェの建物の2階)に住み着く。寝室が2つあり、一つはカズン・ライモン、もう一つはマーヴィンが使用。ミス・アミーリアは今のソファで寝なければいけなくなったが、体が大きいのではみ出してしまう。

    カズン・ライモンは、マーヴィンの虜になり、彼の後を常について回った。奇妙な三角関係のスタート。

    やがて、対決の日を迎える。アミーリアとマーヴィンが殴り合って対決する日だった。町の人たちが、そして遠方から車に乗った人々が、カフェに集まった。お互いに強烈なパンチが入ったところからスタート。両者、ふらつく。そして、殴り合いが進むと、レスリングに。この町では決着はレスリングでつかる。どうやらアミーリアが勝ちそうな雰囲気になった。マーヴィンの首をしめている。このままでは・・・というところで、カウンターの上に乗って見ていた小さなせむし男のライモンが、信じられないような距離を飛んでそこに覆い被さって助太刀をする。形勢は逆転し、マーヴィンの勝ち。

    マーヴィンは店中を破壊し、奪い、去って行った。そして、カズン・ライモンも去って行った。カフェは再開することなく、ミス・アミーリアは外から板を打ち付けさせた。近くの店もなくなり、すっかりうらぶれた町となった。その建物は、時々2階の窓があいて、性別不明の内斜視の人間が外を覗く。

    この小説で、主要な3人に会話がほとんどない。一体、この3人に何があったのか、何が起きたのか、町の人々同様に、我々読者にも分からないことばかり。最後の訳者あとがきを読んでも、同じようなことが書かれているが、村上春樹氏は欠落した人間ばかりだが、そこにあるのは愛で、愛が絡んだ展開なんだという。マーヴィンとカズン・ライアンには同性愛的要素もあるのだろうという。そして、「せむし」という表現についても、古典だからと使用に理解を求める記述もあった。



    ミス・アミーリア・エヴァンズ:カフェの経営者
    ライモン・ウイリス:カズン・ライモン、繁盛の功労者、せむし男
    ファニー・ジェサップ:せむし男の母
    マーサー:ファニーと腹違いの妹、アミーリアの母?

    スタンピー・マクフェイル:赤ら顔の職工人
    ミセス・マクフェイル:鼻にイボのあるお節介ばあさん
    レイニー家の双子:
    ヘンリー・メイシー:恥ずかしがり屋で臆病、
    マーリー・ライアン:アミーリアがせむし男を殺したという噂の張本人、「三日マラリア」
    ヘンリー・フォード・クリンプ:
    ロッサー・クライン:

    レイナー・スミス:頭のおかしな隠者

    ジェフ:黒人の料理人、

    モリス・ファインスタイン:ユダヤ人、引っ越した、なよなよした男の喩えに、

    <19歳の時代>
    マーヴィン・メイシー:機械修理工、邪悪だったが22歳の時にアミーリアを愛した
    ヘンリー・メイシー:その弟
    ミス・メアリ・ヘイル:彼ら兄弟を子供の頃に引き取った善人

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    2024年11月29日
  • つづきの図書館

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    「本をさがしてもらいたいのではない。青田早苗ちゃんのつづきが知りたい」こんな無茶ぶりをぶっ込んでこられて司書さんはどうするのか!?
    本の設定だけで、読みたい!!!が爆発。
    児童図書のコーナーにあったけれど、大人の私が食いついた一冊。
    今ある状況が大変な中も楽しめている部分や、少しずつ変化している部分に気づくことってなかなか難しいけれど、そういうところに気づけるって、生きた日常だったり人生を生きる感覚に繋がるように感じる。
    よーし、今日過ごす一日の中で私も、忙しくて大変な中で小さなひとつだけでも楽しめる部分はどんなことか見つける視点で過ごしてみよう!

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    2024年05月01日
  • つづきの図書館

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    レファレンスのお話と思って読み始めたら、さすがは柏葉幸子さんファンタジー。
    予想と違っていて、物語に引き込まれました。
    柏葉さんは日常から始まる異世界を描くことが多くて、大好きです。

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    2022年05月07日
  • つづきの図書館

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    子供の頃、何であんなに大人びた本ばかり読んでたんだろう。あの頃にもっと良質な児童書を読んでおけば良かったな。この本もそんな本。でも、まさか依頼主が中のひとだったなんて。

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    2021年10月01日
  • つづきの図書館

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    主人公は40代のおばさん司書。読んでくれた人のつづきが気になると、絵本のなかからでてきてしまった人たちに振り回され、つづき探しを手伝っていく。

    はだかの王様、狼、あまのじゃく、幽霊…つづきを知りたくてでてくるけど、つづきは知ってしまったら終わりがくる。私たちに本のつづきが気になることがあるように、本の方も私たちのつづきが気になることがあるみたい。そんな本。

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    2017年01月28日
  • つづきの図書館

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    はだかの王様に、オオカミ、あまのじゃく、幽霊。彼らは、絵本を読んでくれた人の「続き」が知りたくて、絵本の中から飛び出してきます。王様たちの会話がかわいいです。

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    2016年12月18日
  • つづきの図書館

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    ネタバレ

    児童文学というより大人の女性向けメルヘン。
    まあ、よくできてるかな。オチがついたというか。
    手紙の相手は察しがつくし、4歳の時別れても10年後の息子がわからないということはないし、母親は離婚の際、親権をとりやすく、ましてやこの主人公は虐待したり浮気したりしそうにないのに、なぜ養育できなかったか、エピソードも生さぬ仲の親子の話が二つ入っている、など細かいこと言うときりないが。
    しかし、これで泣くってことはない、私は。

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    2015年08月09日
  • パリ散歩画帖

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    私もこんなふうに
    ノリで、ぱぱっと一冊
    出版できるといいなー笑
    っていうラフさ。

    包装紙などにらくがきする
    その感じがかわいい。

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    2015年06月30日
  • パリ散歩画帖

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    著者/山本容子さんの視点を通してのパリが切り抜かれている。
    好きなアーティストの物や人に対する見方がかいま見れて少し嬉しい気持ちになる。
    パリ...また行きたい

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    2014年09月05日