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ダーティホワイトボーイズ
オクラホマ州立マカレスター重犯罪刑務所に収監されていた終身囚ラマー・パイはシャワールームで黒人受刑者を殴り殺した。黒人たちの逆襲を恐れた彼は看守を脅し、子分二人をつれて脱獄に成功する。迷いなく邪魔者を殺して進む、生まれながらの悪の化身ともいうべきラマーとその一行は銃を手にいれ、車を奪い、店を襲い、警察を嘲笑するかのように、ひたすら爆走し、破壊しつづける!スティーヴン・ハンタ―が圧倒的な筆力で描く、驚異の悪漢バイオレンス超大作! -
PRICELESS
リッチなサラリーマン生活が大激変! 何もない極貧のどん底生活のなかで、新しい“人生の価値観”を見いだしていく――。話題沸騰のドラマを上下巻に分けて刊行! -
黒い夏
高校生のレイは、かつて興味半分に人を殺したことがあった。証拠不十分でレイの容疑は立証されなかったが、四年後、レイを怪しむ元刑事エドはレイを罠にかける。ドラッグの売人でコンプレックスの塊であるレイは追い詰められ、ついに暴発する。人間の狂気を描いて比類なきケッチャムの問題作! -
ラッキーセブン
えっ、俺が…探偵!?自称“自由人”のフリーター・時多駿太郎(28歳)。人妻との密会現場を撮られた駿太郎が探偵を逆尾行してたどり着いた先は「北品川ラッキー探偵社」。スカウトされ、探偵として働くことになり、個性豊かな仲間と力を合わせて難解な依頼の解決に乗り出す。フジテレビ系話題の探偵ドラマを完全ノベライズ。 -
TYOミレニア
■内容紹介 1970年、後の都知事となる鈴野、天才建築家の名をほしいままにした丹波へ「新東京国際空港を建設せよ」と密命が下る。それは、期せずして江戸開府から繋がる千年都市へのかけはしとなった。臨海地区の埋め立て、お台場への企業誘致、ゲートブリッジの建造……、遂に最後の「島」の完成が目前に迫る――。都市伝説のごとく語られてきた臨海地区開発の真の企み、東京の発展に心血注ぐ男たちを描ききった都市開発スペクタクル。 ■著者紹介 森崇 俊(もりたか しゅん) 1955年、東京生まれ。横浜国立大学経済学部経済学科卒業。不動産鑑定士資格取得。1992年、(株)プロパストを創業し、代表取締役に就任、業容を拡大する。2006年、ジャスダック証券取引所上場を果たす。レゾンデパン大磯、オリゾンマーレ、ガレリアグランデ、ガレリアサーラ、ブリリアマーレ有明などのマンションを供給。2011年、会社を引退し文筆業に転身。本書と同時に『季節、めくり』を執筆、刊行。 -
ハイボールがあれば、この夜は明けない 酒場の探偵酩酊譚
ハシゴ酒の開放感を見事に再現しながら、ここまで伏線を緻密に張れるなんて! ――友井羊(「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」シリーズ著者) 熟成ベーコンのカルボナーラ、大根のから揚げ、明太もちチーズもんじゃなどとお酒を堪能しながら 探偵たちは、行く先々の店で起きている“消失事件”の解決に挑む! 朝まで呑んだことが彼女にバレて、大人気イタリアンを店の前でドタキャンされた仁科。そんな二人のやりとりを盗み聞きしていた、探偵を名乗る山﨑という男に「予約がもったいないから」と押し切られ、食事を共にすることに。だが仁科は、朝から山﨑を数回目撃しており、自分が某かの理由で尾行されていると訝しむ……が、二人は食の好みも息もピッタリ。“にわとり横丁”に呑み直しに行くと、先々の店で不可解な事件が起きていて!? -
3分で切ない! 泣きたい日に読む25の物語
1話3分で思わず涙! 『さよならドビュッシー』中山七里、『サイレント・ヴォイス』佐藤青南、 『珈琲店タレーランの事件簿』岡崎琢磨ほか、大人気作家が描く珠玉の作品集! 僕の大事な家族はこのところ、居眠りばかりをしている(乾緑郎「ムギとの別れ」)。アイスクリームを食べれば蘇る、大切な人の思い出(佐藤青南「君に捧げる薔薇の花」)。初めてできた友達と、電車を乗り継いで見に行ったものは……(沢木まひろ「カラフル」)。父に必要とされないわたしが手に取った、自分だけの武器(中山七里「屋上の戦場」)。 切なくもあたたかい、思わず涙がこぼれる25作品をご堪能あれ! -
誘拐にドライバーはいらない
6億円奪取の鍵は自動運転!? 二転三転、世界最新(たぶん)の誘拐劇 迷惑運転手の車を盗む灰塚、鴨宮、土橋の泥棒三人組。その夜、車のトランクで監禁されている女を見つけた。夏川と名乗る女は、自分を攫った犯人捜しの協力を求め、三人はさらなる悪事に手を染めるはめに……。一方、駐車場の予約サービスで急成長中の「パークコネクタ」社長の山喜は、副社長の夏川が行方不明となり狼狽していた。警察は、別の事件に夏川が巻き込まれた可能性があると言い――。 【著者について】 浅瀬明 あさせ・あきら。1987年、東京都生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業。現在は書店員。第22回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『卒業のための犯罪ブラン』(宝島社文庫)で2024年にデビュー。 -
猫吸い探偵 鎌倉かつお節店の覗き猫
謎の解決の糸口は 猫の記憶を覗く“あの”儀式。 鎌倉の人々と猫の優しい物語。 『猫を処方いたします。』著者・石田祥氏、推薦! 鰹節の芳しさと、“アレ”。――どちらも幸せな香りです。 目を閉じて、思い切り吸い込んでみたくなります。 鎌倉の片隅に佇むかつお節屋「カツヲ堂」。 夢に破れた青年・凛は、店主のおばあちゃんのもとに身を寄せていた。 ある日、近所の人に困りごとを相談され真相を探ることになったが、解決の糸口は摑めない。 そんな時、おばあちゃんから【猫吸い】の儀式を教わる。それは、猫のお腹に顔を埋めて香りを吸い込むことで、“猫が見た過去”を追体験できるというもの。 凛は猫吸いで得た情報をヒントに謎を解いていく――。 これは青年が猫に導かれれ、居場所を見つける心優しい物語。 プロローグ 第一章『カツヲ堂といなくなった猫』 第二章『僕の血液型と二度助けられた猫』 第三章『迷子の子猫ちゃんとストローおじさん』 第四章『消えたタイムカプセルと番猫』 最終章『吾輩は、ソウセキの猫である』 -
猫に蹂躙されたい人に贈る25のショートホラー
※猫が怖い思いをする作品は、一つもございません! 猫×ホラーの書き下ろしショートショート集! 愛猫の死後、起きるようになった不思議なこととは(三津田信三「白猫と黒猫」)。 彼女の家の中に、まさか元カノの飼い猫が?(岡崎琢磨「瞳孔」) 社畜の私が、飼い猫と入れ替わった!?(上條一輝「かわりばんこ」) その女は猫を飼っていた“はず”だった(澤村伊智「りこしゃん」)。 祖母の頼みを聞いた私に、その猫はひどく怒って……(神永学「猫の箱」)。 猫の可愛さと怪異の恐怖にひれ伏す、猫×ホラー25作品!! ●執筆陣 岩井志麻子、岡崎琢磨、小田雅久仁、尾八原ジュージ、伽古屋圭市、柏てん、上條一輝、神永学、北原尚彦、貴戸湊太、久真瀬敏也、香坂鮪、佐藤青南、澤村伊智、斜線堂有紀、高里椎奈、高野結史、高橋由太、土屋うさぎ、塔山郁、猫森夏希、林由美子、松下龍之介、三日市零、三津田信三 -
このマンガがすごい! 2024
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2023年のマンガ総決算!!! ここでしか読めない超豪華な内容が盛りだくさん! オトコ編1位作品の特別描き下ろしマンガ&オンナ編1位作品の描き下ろしイラスト・インタビューが読めるのはここだけ! 林子平さん・トマトスープさん・山口貴由さん・とよ田みのるさん・高野ひと深さん・冬野梅子さんなど人気漫画家&敏腕編集者のおすすめマンガ情報もたっぷり掲載! 表紙は話題沸騰中のあのさん。 あのさんがマンガを語る特別インタビューも掲載! 買った人だけ応募できるサイン本プレゼントキャンペーンも! ※サイン本プレゼントキャンペーンに応募する際には、紙版に付いている応募券が必要です。電子版を購入された場合は応募いただくことができませんので予めご了承ください。 -
このライトノベルがすごい! 2024
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま本当に面白いライトノベルはこれだ! ライトノベルの今を知るためのライトノベルガイドの決定版。今回は、2018、19年に2年連続で単行本・ノベルズ部門1位を獲得、シリーズ累計850万部を突破した『本好きの下剋上』を特集します。香月美夜さんのインタビューのほか、椎名優さんの描き下ろしイラストが表紙&ピンナップポスターで登場します。もちろん、「文庫部門」と「単行本・ノベルズ部門」の通常の年間ランキングも実施。それぞれ1位になる作品は何なのか!? そのほか、キャラクター・イラストレーターランキング、上位作家へのインタビューやジャンル別ガイドも必見。ライトノベルの“今”を切り取ります。 -
京都家守夫婦の白い契り 雪割家の花嫁
エブリスタ×宝島社『この文庫がすごい!』大賞受賞作(応募総数1874作品)! 僕の結婚相手は、4回目の結婚に心を閉ざした花嫁だった――。優れた方術士を輩出する京都の名家で元次期当主だった鈴夏文人と、海外との貿易も盛んな大阪の豪商の令嬢・雪割一華の結婚は、出会いから衝撃的で!? 政略結婚とはいえ夫婦になったからにはと歩み寄ろうとする文人に対し、夫婦関係を拒絶し両家にとって円滑で具体的な離縁まで勧めてくる一華。かつて一族の期待を背負った聡明な令嬢だった一華は、ある事件を境に公の場に出てこなくなったという。ぎこちない夫婦生活の中で少しずつ一華を知るほど、文人は彼女の抱える秘密を共有したいと願うようになっていくが、彼自身も人には言えない秘密を抱えていて――。 『家』に縛られ、秘密を抱えていた二人が紡ぐ婚姻譚が始まります。 -
日本文学の発生 序説
「優れた著作である、というより怖ろしい力を秘めた本である」――三浦雅士(新版解説) あるものを発生させる力というのは、その発生自体が目的で終息するわけではない。発生した後もその力は一つの傾向を保ち、発生させたものの変化を促し続けるのである――。古代人が諺や枕詞、呪詞に顕した神意と神への信頼を、折口は「生命の指標(らいふ・いんできす)」と名づけ、詩歌や物語の変遷を辿りながら、古代より脈打つ日本文学の精神を追究する。生涯にわたり書き改め続けた貴重な論考。 解説・井口樹生/三浦雅士 (目次) 詞章の伝承 文学様式の発生 律文学の根柢 声楽と文学と 小説戯曲文学における物語要素 文学と饗宴と 異人と文学と 翁舞・翁歌 日本文学の内容 日本文学発想法の一面――誹階文学と隠者文学と 笑う民族文学 追い書き 解説「日本文学の発生 序説」の課題 井口樹生 新版解説 凝視と方針 三浦雅士 著者略年譜 -
神無島のウラ
教師も子どもも取り残さない令和のケア小説。 関東で小学校の教員をしていた槙屋深津は、二十年ぶりに故郷の神無島へ帰った。三年に満たない結婚生活にピリオドを打ち、島の小・中学校の臨時教諭になるためだった。神無島は、週に二便しかないフェリーで鹿児島港から約十二時間、外周十五キロほどの鹿児島県の離島だ。 学校の教師や子どもたち、島の人たちは深津の帰郷を歓迎するが、小学四年生の宇良という男の子だけ現れなかった。人の善悪を見抜き、どちらかわからないうちは、姿を見せないという。自分はどんなふうに見られているのだろうか。深津は悪寒を覚える。島を離れた十二歳の自分の姿が蘇る──。 地元の子どもだけでなく、不登校や親の虐待など家庭の事情で「島留学」をする子どもたちも通う全校生徒十二名の学校。厳しくも豊かな自然と、子どもを守ると言い伝えられる島の神・ウラに見守られながら成長する子どもたちと、家庭の事情やトラウマを抱えた大人たちの心の解放を描く。 解説は、小説家の真下みことさん。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『神無島のウラ』 の文庫版となります。 -
おもいでホームクッキング
レシピに宿る思い出、心動かす美味しい物語。 美味しく、前を向く。 もう二度と会えないあの人の、大切な味をもう一度。 ここは鎌倉・つだやまホームクッキング。 鶴岡八幡宮手前を曲がり、木立ざわめく石段を登ると現れる古民家、「つだやまホームクッキング」。母を亡くしてからモノクロの日々を過ごす野川智也は、講師の津田山とその息子・心路からスカウトされ、この料理教室でアルバイトをすることに。 ここでは故人のレシピを調査・再現するコースがあり、「あの味にまた会いたい」と願う人々が訪れる。夫が娘たちに作っていた「まじかるおにぎり」、バリスタを目指していた青年が両親に淹れた「ケーキのような」カフェオレ、厳格な恩師が同窓会に差し入れた独特ならっきょう漬け……。やがて野川は、津田山にも長年探している味があると知り……。 レシピに宿る思い出に、きっと涙する。心動かす美味しい物語。 -
SG シャドウ・ガバメント
陰謀論か? 現実か? 売国奴は許さない! 現職の総理大臣が狙撃された。自国国民党の党首でもある西脇正次だ。 とっさに盾となったSPの三沢夕輝は被弾。 かろうじて生還したものの、凶弾に斃れた先輩SPの吉村昭人を喪った責任感から、警視庁を退職。 やるせなく、気の重い日々を送っていた三沢の前に、ある日突然、内閣情報調査室の諜報員・錦戸洋二が現れた。 今、政財官とメディアは売国派と愛国派に分かれ、暗闘を繰り広げているという。 売国奴たちは外国勢力に媚びつつ、移民や北朝鮮、原発問題等を利用、国民の分断を煽り、巨大な利権をほしいままにしているらしいのだ。 愛国派の錦戸に誘われ、救国を決意、再起した三沢。 国家のゆがみを正すため、許されざる国賊の陰謀を次々に挫く! 書き下ろし長編ポリティカル・サスペンス。 -
ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりの少女の姿が--。ビブリア古書堂の「その後」を描くシリーズ最新刊。 -
殺戮の狂詩曲
少年時代に殺人を犯したが、のちに氏名を変え、弁護士となった御子柴礼司。 常識外れの論理と禁じ手すれすれの証拠を駆使し、悪評まみれの御子柴が、 高級老人ホームの入所者九名を惨殺した男性介護職員の弁護を引き受ける。 自らの凶行を崇高な使命だとうそぶく被告人の真意とは? シリーズ屈指の衝撃作。 「被告人が無実だろうと真犯人だろうと関係ない。依頼人の利益になる判決を勝ち取るだけだ」 ドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」原作「御子柴弁護士」シリーズ、第6弾。 ●御子柴礼司(みこしば・れいじ) 本シリーズの主人公。14歳の頃、幼女を殺害しその遺体を解体してばら撒き〈死体配達人〉 と世間から呼称される。少年刑務所を経て、高額の報酬を得ながら、 検察の見立てを次々ひっくり返す悪徳弁護士となる。 -
夫妻集
結婚して三十年、初めて意識した妻との乖離。 仕事に子育て、中年の夢……。 四組の夫婦が相手に向き合い、乗り越える人生の分岐点。 ***** 娘が婚約者を連れてきた。 他人の分の寿司も遠慮なく口にする、だらしのない男。 娘が選んだ人ならば。自分は、心が広く先進的な父親。そう思っていたはずなのに。 神保町にある出版社、景談社で働く佐原滝郎は、娘の結婚に心が揺らぐ。 「娘が結婚すべきではない」と感じた婚約者は、意外にも滝郎の妻には好印象。 妻もあの婚約者のことは気に入らないと思っていたのに、一体なぜ? 積み重ねてきた夫婦生活の中で初めて見えた、自分と妻の間にあるひずみ。 もしかして、妻と自分はーー。 社内の三組の夫婦の姿を見ていくうちに、滝郎はある決意を固める。 転勤、再婚、中年の夢……。 四組の夫婦が直面する、結婚生活の危機。 連れ添ってきた相手と向き合い、それぞれが出した答えとは? -
Q
あの子の輝きに、生かされている。 千葉県富津市の清掃会社に勤めるハチこと町谷亜八は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身。ようやく手に入れた「まっとうな暮らし」からはみ出さぬよう日々を生きている。唯一の愉しみは祖父の遺したアウディでアクアラインを走ることだった。ある日、血の繋がらない姉・ロクから数年ぶりに連絡が入る。二人の弟、キュウを脅す人物が現れたという。 キュウにはダンスの天賦の才があった。彼の未来を守るため、ハチとロクは、かつてある罪を犯していた。折しも華々しいデビューを飾りキュウは急速に注目を集め始めたところである。事件が明るみに出ればスキャンダルは避けられない。弟のため、ハチは平穏な日々から一歩を踏み出すことを決意するのだが……。 一方、ロクの同棲相手である本庄健幹は彼女の行動に違和感を覚えだす。言いようのない不安を解消するため、健幹はロクの故郷・富津に向かった。あてもなく情報を探るうち、首に刺青を入れた男と出会う。彼もまた、町谷の家を探していた。 抗えない圧倒的な〈現実〉、そして守るべき日常。そのなかでそれぞれの愛を貫こうとする人々。コロナ禍の日本を舞台に突如現われたカリスマをめぐる、最高速度の物語。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『Q』 の文庫版となります。 -
囮姫の契約婚
「君を狙うすべてを祓うよ、僕の囮姫」――忌み嫌われる私を見初めた金髪碧眼の貴公子は、異形の影を討伐する『影斬り少尉』だった。 皇都の夜を騒がす異形の影を視認し誘き寄せてしまう体質で疎まれてきた真野青葉は、夜会で偶然出会った藤波家次男・千晃からその能力を買われ求婚される――影を釣る囮として。 仮初めの夫婦生活、千晃の軽薄な言葉、夜ごと任務に帯同する日々。でも、時折見せる彼の優しげな視線と一途な態度。千晃の言動のギャップに翻弄されながらも、青葉は忌み嫌われてきた自分の力が求められることで徐々に自信を取り戻していく。そして、欠けたものが満たされていくのは千晃も同じで……。 -
霜月記
名判官だった祖父・失踪した父・重責に戸惑う息子――町奉行を家職とする三代それぞれの葛藤を描く。 18歳の草壁総次郎は、何の前触れもなく致仕して失踪した父・藤右衛門に代わり、町奉行となる。 名判官と謳われた祖父・左太夫は、毎日暇を持て余す隠居後の屈託を抱えつつ、 若さにあふれた総次郎を眩しく思って過ごしている。ある日、遊里・柳町で殺人が起こる。 総次郎は遺体のそばに、父のものと似た根付が落ちているのを見つけ、また、 遺体の傷跡の太刀筋が草壁家が代々通う道場の流派のものではないかと疑いを持つ。 さまざまな曲折を経て、総次郎と左太夫はともにこの殺人を追うことになるが、 果たして事件の真相と藤右衛門失踪の理由とは。 第165回直木賞、第34回山本周五郎賞候補『高瀬庄左衛門御留書』の砂原浩太朗が描く、 令和の時代小説の新潮流「神山藩シリーズ」第三弾。 ~「神山藩シリーズ」とは~ 架空の藩「神山藩」を舞台とした砂原浩太朗の時代小説シリーズ。 それぞれ主人公も年代も違うので続き物ではないが、統一された 世界観で物語が紡がれる。 -
終活シェアハウス
女4人で272歳。終の棲家に立退き迫る! 人生は、黄昏れてからも面白い。 東洋文化大学の学生である速水翔太は、自称料理研究家の奥村歌子さんを始めとした女性三人が住むシェアハウスのアルバイト秘書(なんでも屋)をしている。小学校入学から短大卒業まで同じ女子校に通った68歳のオバサマ達からあれこれ押しつけられても辞めないのは、歌子さんの賄いが美味しすぎるからだ。そこに、新たな同居人・緑川恒子さんがやってきた。彼女は軽度認知障害で、帰り道が分からなくなることもしばしばある。さらに歌子さん所有のシェアハウスにも売却の危機が迫っていた……。 「私たち、まだまだ人生諦めませんから!」元気いっぱいのエンターテイメント小説! 「道を譲れって……譲って脇にどいた私の道はどうなるのよ。 私だって、前に進まなくちゃならないでしょうが。道がなければ生きていけないでしょ。 脇で指くわえたまま、どうすんのよ、人生まだ、終わってないのに」 ーー本文より ※この作品は過去に単行本として配信されていた『終活シェアハウス』 の文庫版となります。 -
異分子の彼女 腕貫探偵オンライン
腕貫さんもテレワーク!? 王道の安楽椅子探偵! 旧友が妻殺しで逮捕された。被害者はかつての憧れの女性・ナナ。 驚愕したおれは、記憶と感情の渦に突き動かされ「リモート相談窓口」に向かう――。 日本推理作家協会賞(短編部門)に輝いた表題作「異分子の彼女」をはじめ、 コロナ禍の櫃洗市で発生する奇怪な事件の謎を、公務員探偵がオンラインで鮮やかに解決。 大人気ミステリシリーズ最新作、待望の文庫化! * 文庫版第四巻『必然という名の偶然』の解説を書かれた法月綸太郎さんは櫃洗市を「人殺シティ」と呼んでいたが、言い得て妙である。 本書でも、コロナ禍下であっても、櫃洗市はやはり人殺シティだ。それでもこの町が、なんだか魅力的に見えてしまう。 きっと、そこに生きている人たちが魅力的だから、何より、腕貫さんがいるからだろう。 どれだけ事件が起き、人が死んでも、腕貫さんがいる限り、この町で謎が謎のままで終わることはないのだ。 ――織守きょうや氏「解説」より -
分岐駅まほろし
満月の夜、<もしもあの時…>を巡る時間旅行へ。 ――それは《後悔》を巡る涙と感動の旅! 「あなたの人生の分岐点はいつですか?」 かりそめの人生リセットで手に入れた予想外な結末とは!? 分岐駅まほろし――それは満月の夜にだけ現れるという不思議な駅。 過去に《後悔》を抱えた者たちが行き着く場所だとか。 「もしもあの日、あの時、今とは違う生き方を選んでいたら……」 <人生の分岐点>へと巻き戻り、選択することのなかったもう一方の人生を辿る訳アリな男女。 やがて彼らは、本当に大切なものに気づいて……。 涙腺崩壊の感動ファンタジー、待望の文庫化。 ヒューマニズムの名匠・清水晴木が《後悔》を抱えたすべての人に贈る奇跡のストーリー! これは素晴らしき人生の物語。 ――この1冊を読めば、明日から前を向いて生きる勇気が生まれるはず! -
痩せたらかわいくなるのにね?
スリム女性が好みな30代土肥恵太(女性経験なし)は、ダイエット界で「神」と崇められる叔母が営むダイエット教室のバイトを始める。任せられた業務は、途中で退会したリバウンドしているはずの元生徒たちを再入会させること。不本意な再会を果たした元同僚の小百合と一緒にさまざまな理由で痩せられない、痩せたいと願う女性と向き合うが……。痩せたい気持ちは誰のため? ギルティーフードとともにおくる新感覚ダイエット小説。 解説:寺地はるな ※本作品は2019年10月に刊行された単行本『ダイエットの神様』を文庫化に際し改題し、加筆修正をしたものです。 -
ナゾトキ・ジパング
ニッポン×ミステリ! 名探偵は留学生!! 精南大学の男子寮《獅子辰寮》の代表となった長瀬秀次は、四月から二回目の三年生。取得単位は絶望的だが、寮での人望は厚い。同室となるのは、アメリカ Los Angeles出身のケビン・マクリーガル。本来なら、一年生からの付き合いで気心の知れた平塚優作がルームメイトになるはずが、所属するゼミの雄島総一郎教授の一存で決まった。ギリギリの成績で教授に弱みを握られている秀次に拒否権はなかった。 桜満開の三月の終わり、大学の旧学生会館で死体が発見された。第一発見者の寮の後輩が、警察に連行され事情聴取を受けたという。後輩の無実を晴らすことはできるのか──? 「ミョーデス!」日本の文化が大好きなだけでなくすぐれた洞察力を持つケビンと、なにかと巻き込まれがちな秀次が、いつの間にか探偵コンビに!? SAKURA! FUJISAN! CHA! SUKIYAKI! KYOTO! 日本の名所名物を巡る数々の事件の謎を解く、キャッチーな本格ミステリ。 日本文化×ミステリ 新たな魅力の扉を この物語がひらく ──書評家・三宅香帆さん絶賛! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ナゾトキ・ジパング』 の文庫版となります。
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