沈黙のエール

沈黙のエール

小説・文芸
836円 (税込)

4pt

開催中のキャンペーン

「家族だから、言えなかった」最後に明かされる真実に、あなたは涙する。修行中のパティシエ、里菜。七日後にフランス留学を控えた彼女の元を一人の少年が訪れる。遠い親戚だという彼が現れた夜、父が殺され、実家の洋菓子店が火事になった。警察は素行不良の里菜の兄に疑いを向けるが、そのとき第二の殺人が起きる。すべての始まりは十年前。大切だからこそ生まれる家族の秘密。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

沈黙のエール のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初めての横関作品。深く感動した。
    終盤にかけて、父や兄、深津のそれぞれの行動に隠された強い想いを知り、読み終えた後、改めて「沈黙のエール」という題名を見ると、その意味がより一層胸にグッと来て泣きそうになった。

    あらすじを見たとき、主人公の身の回りに起きる不吉な出来事たちを見てかなりシリアスで暗い内容だと思った。しかしいざ読んでみると、出来事は確かに辛く苦しい内容ではあるが、主人公もその周りの人々もしゃんとしていて、かつ前向きに生きようとしている姿に心惹かれた。
    兄の克己もどうしようもないアホな男だという印象しかなかったが、読み終えるとまぁアホではあるが、家族や仲間想いの頼れるお兄ちゃんだと知る。それは少なからず、お父さんの影響も大きく、友人の多大な借金を肩代わりしたり、息子の試合にシュークリームを作って家族総出で応援したり、そういう姿を見てきたからだろう。
    主人公の里菜も、遠戚だと思っていた陽介の面倒をなんだかんだ見ていて、温かくて優しい人物だった。

    後半にかけて、金銭的な事情や、経済的には豊かでも大事な人を失ったことによって、人間が根本から変わっていく様を目の当たりにした。信じがたいが本当に人は懐や心が貧しくなると、変わっていってしまう。彼らにも朝宮家のような、温かい人達がそばにいたら違ったのだろうか。それでも同じ道を歩んだだろうか。

    人間の愚かな面も表層化していたが、全体的に温かい空気が流れ、また読みたくなる作品だった。

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    横関大4冊目。いつもの雰囲気。洋菓子店を営む父親が殺害され、時を同じくして店舗も放火にあってしまう。謎多き事件を通して娘である里菜は、これまで自分だけ知らされていなかった家族の秘密を知ることになる。やや甘いのだが、最後の感動でやや甘の★4つ

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    「横関大」のミステリ作品『沈黙のエール』を読みました。

    『ピエロがいる街』、『グッバイ・ヒーロー』に続き「横関大」作品です。

    -----story-------------
    「家族だから、言えなかった」
    最後に明かされる真実に、あなたは涙する。
    号泣ミステリーの大本命!

    修行中のパティシエ「里菜」。
    七日後にフランス留学を控えた彼女の元を一人の少年が訪れる。
    遠い親戚だという彼が現れた夜、父が殺され、実家の洋菓子店が火事になった。
    警察は素行不良の里菜の兄に疑いを向けるが、そのとき第二の殺人が起きる。
    すべての始まりは十年前。
    大切だからこそ生まれる家族の秘密。

    2つの殺人と、1つの火事。
    すべてはひとつの糸で繋がっている。
    10年前、父と姉は、私に何を残したのか。

    温かくて、爽やか。
    新世代のミステリー作家、登場!
    -----------------------

    父親が殺され、事件の真相を追ううちに、隠された家族の秘密が明らかになり、そして、感動のエンディングが待ち構えているという感涙のミステリーでした、、、、

    終盤、二人の人物の評価が逆転し、それが大きな感動を生む展開はなかなかです… 恥ずかしながら、読み終えたときには涙が零れていましたね。


    パティスリーで働く「里菜」は、パリに留学に行くことになっていた… そんなある日、「里菜」のもとに親戚の子供だという小学生「陽介」が訪ねてくる、、、

    生意気な「陽介」を連れて焼き鳥屋で夕食を食べていると、実家の洋菓子店が燃えていると知らされる… 「里菜」は、急いで駆けつけたが、店は燃え落ち、父「有三」の居所がわからない。

    そのとき、「里菜」の携帯電話が震えた… 番号は「有三」のものだ、、、

    しかし電話に出たのは、東上野署の刑事だった… 「有三」は、近くの神社の境内で殺害されていた。

    ショックのあまり意識を失い倒れる「里菜」… 翌朝、回復した「里菜」が燃えてしまった店の様子を見に行くと、長年行方不明で素行の悪い兄「克己」が帰宅し、高校時代の仲間を連れ込み大騒ぎをしていた、、、

    以前、実家の近くでクリーニング店を営んでいて、当時、「克己」等の所属する少年野球の監督だった「矢野」が「有三」殺害の容疑者として浮上するが、その「矢野」も自宅で遺体となって発見される… 怒涛の冒頭から一気に展開する謎… 謎… 謎、、、

    捜査を進める上野署は、「矢野」が「有三」を殺害し、「克己」が「矢野」を殺害、自宅に放火したのではないかと疑いを持ち、動機等を探っていた… 一方、「里菜」は、「克己」の中学までの野球仲間で現在は警察官となり交番に勤務している「深津」と偶然出会い、「里菜」の悩みを聞いた「深津」は、上野署の刑事「片山」と情報交換をしつつ、独自に調査を進めていく。

    交番勤務の「深津」が、刑事を出し抜くような捜査をしたり、鮮やかに真相を推理する部分は、ちょっと出来過ぎ感がありますが、、、

    彼の活躍により、家族の過去の秘密や兄の「克己」の不可解な行動の目的が判明し、衝撃の真相が明らかになります… いやぁ、感動の結末でしたね。

    兄の「克己」って、ホントに酷い奴だなぁ… と思わせておいて、表現が下手なだけで、実はムッチャ人柄の良い奴で、それを知ったとき、ホントに泣けましたねぇ、、、

    事件を通して暴かれる家族の秘密には辛い部分もありますが… 元野球部のチームメイトの「深津」と「克己」の信頼や、「克己」と高校からの同級生たちの絆、刑事の「片山」の「深津」への期待、「深津」と「里菜」の恋の行方、「陽介」の悲劇と「朝宮家」への想い等々、ばらばらになったと思われた絆を再確認して、新たな絆も結ばれるという展開は好感が持てました。

    おいしいシュークリームが食べたくなりました。

    0
    2022年11月16日

    購入済み

    とても読みやすく、感情移入でき、心が温まり感動しました。
    続きの話があれば是非読みたい

    0
    2021年01月28日

    Posted by ブクログ

    横関さん、やっぱり面白いなぁ♪不幸に割りと好かれているように見えた里菜の人生は、本当はそうじゃなくてとてもとても愛されていた♥突然父を殺され、兄は傲慢で荒っぽくて逮捕までされてしまって。姉の死にまつわるあれやこれやも、辛いことに変わりはないけど、でもそれぞれの愛情の結果だったのだと思うと胸が締め付けられるような。ロクでもない男に惹かれるのは姉妹の遺伝子なんだろうか…。でも、沈黙のエールを体現する真実とラストの兄の思いはなかなかのオチ。犯人は後半で察しはつきますが、それを差し引いてもかなり面白い作品でした。

    0
    2016年12月10日

    Posted by ブクログ

    「家族だから、言えなかった」
    最後に明かされる真実に、あなたは涙する。
    号泣ミステリーの大本命!

    って煽っているほどではありませんでした(笑)

    いろいろもやもやがあったり、違和感あったり、好きじゃないキャラだったりして、のめり込めなかったのかも(笑)

    パティシエを目指す里菜のもとに現れた親戚の少年。
    7日後にはフランスにパティシエ留学することが決まっている中、そのタイミングで、実家の父親が殺害。
    さらに実家の洋菓子店は放火。
    さらにさらに、素行のわるい兄が実家に居座る。
    そんな中、さらに殺人事件が..

    事件の真相は?
    隠されていた10年間の家族の秘密

    という展開ですが、
    まず、この少年の大人びた?言葉遣いが気に入らない(笑)
    素行の悪い兄は実はいい人っていうのも気に入らない。(ありがちな展開)
    10年前の秘密も違和感(隠し通せるわけがない)
    交番勤務の警察官の深津が刑事以上の推理で真相を明らかにしていくところも気に入らない。(そんな設定あり得るんだっけ?)
    なにより、犯人の動機が気に入らない。
    フランス出発までの1週間で解決する?

    とはいうものの、父親の葬儀で配りたかったシュークリームの流れはよかった。

    ある意味軽いストーリ展開でした。
    2時間ドラマとかで見てみたい感じ。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    なんとなく読めていたラストだった。
    帯で煽られていたような大号泣のラスト!ではなく、なるほどなーまあそうだよなーというようなラストだった。

    お兄ちゃんが実は良い奴、というのもわかっていたけれど、現在の周りへの当たりのきつさはなんでだろう、とどうでもいい事を考えてしまった。

    0
    2023年11月12日

    Posted by ブクログ

    さらっと読める。ストーリーがマジっすかみたいで、、、
    でも、最後は兄貴がいい奴だからイイねぇー。
    でも、チョイとココまで人の良い人は本だから描けるかも^o^

    0
    2020年07月26日

    Posted by ブクログ

    帯の「号泣ミステリーの大本命!」につられて読んでみましたが、残念ながら号泣しませんでした。
    というか、涙も出なかったような....(-ω-;)ウーン

    いつも思うんですが、「帯」煽り過ぎじゃありません?

    ミステリーの部分よりも、家族との絆、仲間との絆、自分達の周りを取り巻く人々の温かさ、なぜかそういう所に目がいく作品でした。

    これはこれで悪くないのですが、個人的には、もう少しパンチが効いたミステリーの方が好みかな。

    0
    2017年07月07日

    Posted by ブクログ

    里菜のところに陽介が現れ、その日に父親が刺殺、お店は放火。父親の知人が犯人と思われたがその知人も殺された。そして知人を殺しのは自分だと言ったのは兄だった。

    読みやすい文章。ミステリーにありがちなトリックにはしる文章ではなく良かった。深津は刑事になるんたろうな。

    0
    2015年10月21日

沈黙のエール の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

横関大 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す