樹上のゆりかご

樹上のゆりかご

748円 (税込)

3pt

歴史ある高校の学祭で起きる事件の数々…、学校に巣くう「名前も顔もないもの」とは? 人気作家の学園サスペンス。思わず自分の高校時代を思い出す、みずみずしい感覚の物語。

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樹上のゆりかご のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月06日

    最近は、中高生が主人公の本を読んでも「面白かったけど、中学生のときに読みたかったな〜」という感想で終わることが多いのですが、これは!この本は!ただ素直に「面白かった〜!」と読み終えることができました。

    久々に、読んでいる間(この1週間くらい)は、ずっと本の世界が右肩の上に乗っているような感じで、高...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月27日

    ずっと心に残っている本。初めて読んだ中学生のとき、ここに描かれている高校の雰囲気がまぶしかった。そして、近衛有理さんの考え方・言動、ひろみとの会話の内容がとても新鮮で、刺激的だった。今でも少し憧れている。

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    Posted by ブクログ 2023年07月04日

    誤解を恐れずに書き記せば、所謂「名門」「進学校」と世間で認知されている高校に通った経験がある大人には、非常に刺さる小説ではないかと思う。所謂学園ものとは、ひと味違う。

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    Posted by ブクログ 2023年03月06日

    2002年に単行本で読んで、2014年に中公文庫で読んで、今回は後日談もある角川文庫。
    「クン」付けの違和感を今回も感じてしまって、そんな自分がおかしくもある。
    そして上田ひろみの葛藤はいつもやはり初々しい。

    円紫さんとわたし、も彷彿とさせるなぁ。

    あとがきを読んで気づいたのだけれど、携帯電話っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月06日

    ″RDG″シリーズに通底する、学友との交流を満喫しながらも学園生活に潜む「異物」に触発される主人公たちの言動を見守る。「王国のかぎ」で魔神となって波瀾万丈の活躍をした経験を秘めていることと思うと、一見引っ込み思案な上田ひろみの胸の内を想像するとなかなか興味深いものがある。

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    Posted by ブクログ 2018年01月06日

    わたしの通っていた高校は男女比3:2、進学校、自由な校風、イベント重視、と共通点が多く懐かしい気持ちになれました。そこに上手く馴染めなかった自分とひろみを重ねてみたり…… 「これは王国のかぎ」は確かに忘れられない初恋になる。

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    Posted by ブクログ 2017年11月12日

    「これは王国のかぎ」を読んだあとすぐ読みました。主人公が同じだし、違う話だよーと書いてあっても、それなりに同じ空気感かなーと思ったら、全然違ってた。

    なんか、毎回本当上手く表現できないんですが、この人の感情表現の視点が独特で、面白いです。うーん、本人の感情なのに、客観的?とうか、視線が自分自身じゃ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月23日

    20160809
    第一印象は普通という感じだったのだけど、なんだか気になって再読するうちに、かなり好きになってた。
    夏郎とひろみの一年後、という続編の短編が収録されているというので購入したのだけど。
    また買ってるということは、やっぱり萩原作品の中でも好きみたい。スルメ的な…?
    再読しても、やっぱりサ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年06月12日

    これは王国のかぎが自分的に拍子抜けだったので、この作品はどうかなと不安げに読み始めた。
    結果ラストまで止まらず読めた。
    ひろみと夏郎な関係がどうなるのか気になって一気読みだった。
    荻原作品で好きな作品の上位に入るな。
    この二人がどうなっていくのか気になる。

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    Posted by ブクログ 2018年09月12日

    「空色勾玉」「レッドデータガール」の萩原規子の作品。犯人Kの謎解きにかんしては、あまり感想はなく、冷静と狂気を併せ持つ人はいるだろう程度だったが、話の流れや言葉の選択などは好ましく思った。歴史のある古風な学校は、女子からみたらこんな感じなのかなと知らされた読書だった。

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