獅子文六の作品一覧

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作品一覧

2023/05/11更新

ユーザーレビュー

  • 沙羅乙女
    「こんな面白い小説がまだあるのか!かわいらしい恋物語はいつのまにか二転三転するドタバタ劇へ」

    SNSでひょんなことで出会った本。
    表紙のなんとも言えない雰囲気と帯のメッセージで手に取った本でしたが、個人的にはかなり好みでした。

    最近朝ドラにはまっているわたしですが、なんだかワンクール分の朝ドラを...続きを読む
  • てんやわんや

    恐怖からの自由

    戦前と戦後社会の連続性について、この作品は描いている。この指摘や示唆は丸谷才一「笹まくら」が最も成功していると感じているけれど、「てんやわんや」で書き込まれているのは庶民感覚により近く、山口瞳が「卑怯者の弁」で絶唱に近い声で、戦争も殺し合いも絶対に拒否したいといったものと近似値である。いろんな自由が...続きを読む
  • コーヒーと恋愛
    1963年に刊行されたこの本、自分が生まれる半世紀も前の話なのになぜか共感できるし、登場人物がいい人すぎる。温かい心で本を閉じた。獅子文六、ちゃっかり登場するのかわいくて好き。
  • コーヒーと恋愛
    1963年に刊行された昭和の小説です。
    主人公は、テレビタレントのモエ子さん。
    ドラマの母親役やオバサン役で人気の女優です。
    八つ年下の夫、ベンちゃんは、劇団の舞台装置家。
    劇団の若い研究生アンナとベンちゃんの仲を疑って、モエ子さんはヤキモキしています。
    モエ子さんはコーヒーを淹れる名手でもあり、コ...続きを読む
  • バナナ
    お気に入りの散歩ルートにある移情閣。傍らの石碑に本作の一節が彫り込まれており興味を持った。バナナの輸入とシャンソンと美食。移情閣を建てた実在の人物・呉錦堂と同じ姓を持つ台湾華僑の一家。お金持ちで家族仲は良好だが、それぞれちょっとした秘密を抱え、それが妙な具合に絡み合う。天童さん。息子・龍馬のために行...続きを読む

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