コーヒーと恋愛

コーヒーと恋愛

935円 (税込)

4pt

まだテレビが新しかった頃、お茶の間の人気女優 坂井モエ子43歳はコーヒーを淹れさせればピカイチ。そのコーヒーが縁で演劇に情熱を注ぐベンちゃんと仲睦まじい生活が続くはずが、突然“生活革命”を宣言し若い女優の元へ去ってしまう。悲嘆に暮れるモエ子はコーヒー愛好家の友人に相談……ドタバタ劇が始まる。人間味溢れる人々が織りなす軽妙な恋愛ユーモア小説。

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コーヒーと恋愛 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    内容、表現方法などが昔のもので最後まで読み進められるか不安な部分もあったがコーヒーを中心に回る世界が楽しくてさくさく読み進めることが出来た。

    時代に関係なくドタバタな恋愛を過ごしている人はいて、さらに若くはない年齢のふたりがメインだが青春の真ん中にいるような感覚になり、安定だけではないこのような人

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    読売新聞の連載時(1962-63 年)のタイトルは『可否道』。ところが文庫版から『コーヒーと恋愛』という凡庸なタイトルに変更された。映画化もされたが、こちらのタイトルは『「可否道」よりなんじゃもんじゃ』。なにがなんだかわかんない。
    主人公は坂井モエ子、43歳。新劇の役者とテレビタレント、二足のわらじ

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    1962年(昭和32年)の読売新聞で連載された、ドタバタ恋愛喜劇。
    内容が「主婦向けのお茶の間ライトノベル」という感じで、すっごくおもしろかった!

    筆者の獅子文六は、もともと新劇の作家だったが、昭和10年頃から映画とかドラマの原作小説家として人気を得た。でも内容があまりにも大衆的すぎるから、文学界

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    1963年に刊行された昭和の小説です。
    主人公は、テレビタレントのモエ子さん。
    ドラマの母親役やオバサン役で人気の女優です。
    八つ年下の夫、ベンちゃんは、劇団の舞台装置家。
    劇団の若い研究生アンナとベンちゃんの仲を疑って、モエ子さんはヤキモキしています。
    モエ子さんはコーヒーを淹れる名手でもあり、コ

    0
    2023年07月02日

    Posted by ブクログ

    面白かったんだけど、モヤモヤするー。

    モエ子に感情移入して読むと、まわりの人たちが身勝手で腹立たしいなぁ、って感じるけどモエ子にも「そうじゃない!」って思うところもあって。50年以上の月日が流れて、技術や情報は進化しても人間の感情なんてそうそう進化するものじゃないんだとかんじた。

    0
    2021年05月18日

    Posted by ブクログ

    60年前の日本で第一次コーヒーブームが起きた時代。
    現代のコーヒー好きな人たちと同じように熱を持った人たちがいたそうな。
    豆の種類と淹れ方や器具や水の違いや湿度気温、、
    更には考え事をしながら淹れると全く美味しくないなどと心理的な影響まで出てくる。

    主人公たちは恋愛や夫婦の間に生まれた亀裂をコーヒ

    0
    2025年07月08日

    Posted by ブクログ

    どこで紹介されていたかも忘れてしまったほど、ずっとブックマークされていたこの本がようやく読めました!!

    2013年にちくま文庫から発売しているけれど、1960年代の著者晩年の作品。タイトルも連載当時は「可否道」だったとか。コーヒーの当て字も新鮮。

    古い作品なので、時代もあわせてなんだかとてもおし

    0
    2025年05月22日

    Posted by ブクログ

     200ページ(中盤)あたりから、かなり面白くなってきて、もう次の展開が気になって気になって。自分もコーヒーを淹れる仕事をしているから、そして歳も近いことから、モエ子から特に目が離せなくなった。
     というか、私が淹れたコーヒーは、旦那さんはおいしいと言ってくれるけど、実際、お客さんにはどう思われてい

    0
    2025年05月01日

    Posted by ブクログ

    なかなかおもしろかった☆なーんの事件も起こらないホームドラマを見ているようなお話。主役のモエ子は年増のワキ役専門女優で、なぜか彼女がコーヒーを淹れるとめちゃくちゃ美味いってことからお話は始まる。8歳年下の内縁関係の夫は能書きばかりで働かないし、新人女優は生意気だし、もう周りがワチャワチャしてて楽しい

    0
    2025年04月15日

    Posted by ブクログ

    サニーデイ・サービスが好きなので読んだ。登場人物の立ち位置が新鮮だった年上のキャリア女性と若手作家の夫婦とか、演劇の世界やコーヒー道など懐かしさを感じる部分もありつつ、女性の自立とか恋愛観には現代よりも進んだものがあると感じた。かっこいい。

    0
    2024年07月29日

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