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Posted by ブクログ 2018年09月06日
実に面白かった!
1960年の昭和文学であるが、登場人物のユニークさ、キャラの濃さ、彼らに起こるどたばた騒ぎと恋愛悲喜劇、登場人物の思い、悩みは現代においても輝きを失うものではない。緻密な描写で、トコトコ走る特急列車の車内、仕事、人々の活動の様子がありありと伝わってくる、実に読んでいて楽しい小説でし...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月30日
いやぁ~面白かった!
ぶらぶら本屋を行ったり来たり彷徨うこと3時間(笑)
書店員さんの熱烈なオススメで手にしたのだけれど、
コレは読んで良かったなぁ~。
1960年に書かれたとは思えない、
(昭和35年といえば、東京オリンピックが開催される4年前で、JRがまだ国鉄で、東海道新幹線もなく、ビートルズ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月21日
12両編成、食堂車は8号車
11時35分、回送機関車が連結された。機関車がついたとなるととたんに列車がシャンと、生きてきた。機関車なしの列車なんて家屋に過ぎない。準備中の食堂車の風景がうまく描かれている。ステーキの固い肉をどう美味にするかの工夫も参考になる。昭和の素晴らしい時代だ。
11時55分、東...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月15日
七時間半とは急行列車ちどりが
東京から大阪まで走る時間である。
食堂車で働くサヨ子とコックの喜一は両思いだが
家業の洋食店を継いでほしいという
サヨ子のプロポーズに
ホテルの料理長になる夢が捨てられない
喜一は迷っている。
皆に評判のよいサヨ子に嫉妬した
美人で高慢な「ちどりガール」有女子は
喜一...続きを読む
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