作品一覧

  • その本はまだルリユールされていない
    3.8
    1巻1,683円 (税込)
    小学校図書館司書のまふみは製本工房に暮らす中で様々な人と出会い本が人の心を救いうることを学んでいく。本好きに贈る心温まる物語
  • 猫の浮世絵 「お江戸ねこ草紙」の巻
    -
    物語の中でも猫は大活躍。江戸~明治時代に出版された草紙(絵本や挿絵入り小説本)に見られる猫を取り上げます。  どの浮世絵にも猫、猫、猫だらけ!? 猫好き人間のための浮世絵解説書、その決定版がついに登場です。電子オリジナル作品。 第一章 鎌倉猫おこまの物語(山東京山作、歌川国芳画『朧月猫草紙』) 第二章 猫の仮面をかぶって(仮名垣魯文作、歌川芳虎画『黄金花猫目鬘』) 第三章 行ってみたいな猫の国 ●坂本葵(さかもと・あおい) 1983年、愛知県生まれ。東京大学文学部卒業。作家。著書にノンフィクション『食魔 谷崎潤一郎』(新潮新書)、小説『吉祥寺の百日恋』(新潮社)。
  • 猫の浮世絵 「明治の猫じまん」の巻
    -
    時は明治時代。古き江戸の面影を残すものから、文明開化のハイカラ生活の中まで、ここにもあそこにも猫がいる!  どの浮世絵にも猫、猫、猫だらけ!? 猫好き人間のための浮世絵解説書、その決定版がついに登場です。電子オリジナル作品。 第一章 猫の博覧会 第二章 やっぱり美人ずき 第三章 おもちゃ絵で遊ぼう 第四章 百猫画譜 ●坂本葵(さかもと・あおい) 1983年、愛知県生まれ。東京大学文学部卒業。作家。著書にノンフィクション『食魔 谷崎潤一郎』(新潮新書)、小説『吉祥寺の百日恋』(新潮社)。
  • 猫の浮世絵 「江戸の猫七変化」の巻
    -
    歌舞伎に怪談に化け猫、時には雅な平安朝まで。絵師たちの想像力の中で目まぐるしく七変化する、奇想天外な猫の世界へようこそ。  どの浮世絵にも猫、猫、猫だらけ!? 猫好き人間のための浮世絵解説書、その決定版がついに登場です。電子オリジナル作品。 第一章 猫と鼠 仁義なき戦い 第二章 源氏ねこ物語 第三章 驚きの七変化 第四章 開幕! 猫かぶき 第五章 化け猫大暴れ 第六章 百猫画譜 ●坂本葵(さかもと・あおい) 1983年、愛知県生まれ。東京大学文学部卒業。作家。著書にノンフィクション『食魔 谷崎潤一郎』(新潮新書)、小説『吉祥寺の百日恋』(新潮社)。
  • 猫の浮世絵 「江戸の猫ぐらし」の巻
    -
    江戸の猫たちはどんな風に人間と寄り添いながら暮らしてきたのでしょうか? 浮世絵を通じて、江戸の猫の日常生活に迫ります。  どの浮世絵にも猫、猫、猫だらけ!? 猫好き人間のための浮世絵解説書、その決定版がついに登場です。電子オリジナル作品。 第一章 猫しぐさ 第二章 猫と美人 第三章 猫と暮らす 第四章 国芳の猫ざんまい ●坂本葵(さかもと・あおい) 1983年、愛知県生まれ。東京大学文学部卒業。作家。著書にノンフィクション『食魔 谷崎潤一郎』(新潮新書)、小説『吉祥寺の百日恋』(新潮社)。
  • 食魔 谷崎潤一郎
    3.4
    1巻836円 (税込)
    その食い意地こそが、最大の魅力。「料理は藝術。美食は思想」という哲学を生涯貫き、粋な江戸前料理からハイカラな洋食、京都の割烹、本場の中華まで、この世のうまいものを食べ尽くした谷崎潤一郎。「食魔」とも称された美食経験は数多の名作に昇華され、食を通して人間の業を描いた。「悪い女ほどよく食べる」「蒟蒻とサドマゾ」「東西味くらべ」など、斬新なアングルで新たな魅力を掘り起こす、かつてない谷崎潤一郎論!
  • 吉祥寺の百日恋
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    この恋は偽り、それとも真実?──若き錫乃介はその美貌ゆえに放蕩の日々。かつて道ならぬ恋にあった義姉・永遠子にけしかけられ、侯爵家の令嬢・深雪を百日で籠絡出来るかの賭けをする。手練手管で誘惑し、念願の褒美を得るはずだったのだが……。大型新人がラクロの古典文学を基に斬新な視点で描く、現代猫版〈危険な関係〉。

ユーザーレビュー

  • その本はまだルリユールされていない

    Posted by ブクログ

    日常で起きる小さな事件に揺れながらも、主人公が製本の世界に触れ、前を向いていく姿がとても素敵。ディスレクシアの子どもが、文字を正しく認識できる“武器”を手に入れる場面や、ラストの“本の結婚”のエピソードに特に心を動かされた。
    同じ内容の本でも、その背景には手に取る人それぞれの物語がある—その当たり前のことを改めて気付かせてもらえて、読みながら自分にとっての大切な一冊のことを思い出した。

    0
    2025年11月15日
  • その本はまだルリユールされていない

    Posted by ブクログ

    今年イチの本だった。まだ9月ですが。
    本屋で背表紙だけ見て、ルリユールって何だろうと手に取ったらスミレ色が素敵で即購入。本をテーマにした本は数あれど、この物語には各章に主人公まふみの生き方が丁寧に綴じられており、同時に1冊1冊の本とその持ち主、場に宿る無数の生も重厚にルリユールされていた。
    ついでに製本の本も買ってしまった。製本やってみたい。

    0
    2025年09月23日
  • その本はまだルリユールされていない

    Posted by ブクログ

    美しい装丁に惹かれて手に取りました。
    めくるめく手製本の世界にうっとり。
    本への愛が溢れていました。
    本を扱う仕事にはロマンがあるなあと感じました。

    0
    2025年08月21日
  • その本はまだルリユールされていない

    Posted by ブクログ

    すてきー!
    やっぱり本って素敵。
    いろんな思いが詰まってる
    作者さんだけじゃなくて、その本に関わった全員の思いが。

    0
    2025年06月24日
  • その本はまだルリユールされていない

    Posted by ブクログ

    色々な悩みを持った人達が、とある製本工房と出会い、人生をルリユール(もう一度~し直す)していく物語。

    とにかく、何かと足を引っ張ったり、ぐちゃぐちゃに引っ掻き回すような、悪い人がいない!(そりゃお話を進めるうえで多少は「?」って感じる人はいるけども)
    そして、表現や描写などの、紡ぎ出す言葉がステキ!

    頭の中で、製本される本たちの生き生きとした様子が想像できちゃうし、あの、青のお店、本当にあってほしい。入り浸りたい(笑)

    コメントに、流れが予想ついちゃうってのを見かけたけど、それで良いのです!
    そこは、予想できてよいのですよ!
    その先にある事がもっと大事だから。

    温かくて優しい世界で、急

    0
    2025年06月11日

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