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Posted by ブクログ 2014年03月26日
「書物狩人」の最終章。
長崎の孤島で起きる、連続殺人事件を冷理な推理で解決していく。宿敵との対決も果たす。
因習に関わる書物を巡って、事件は勃発して波紋が広がる。抜群の構成力に引っ張られて息もつかせず物語は進んでいく。感情を現さない書物狩人が、今回は探偵を担い顔を赤らめて事件の真相を暴いて行き、宿敵...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月29日
ル・シャスールの物語も最終巻。
紗幕というタイトルが、書物狩人とミスター・クラウンの存在を象徴してますね。
見えるようで見えない薄さ。オモテとウラを行き来する彼らにぴったしです。
ミスター・クラウンとマスター・キートンの意外な相似。30年もすれば、次代のル・シャスールの目標となった可能性のある書...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月01日
書物狩人シリーズ、8作目。そして今作が最終巻。
舞台は日本の長崎県五島列島の一孤島。最終巻である今作では、この地でル・シャスールと宿敵ミスター・クラウンの最終対決が行われることになります。今作の主役となる稀覯本は、かつて隠れキリシタンの里となっていたこの島の旧家に伝わる「呪いの書」。私が思うこのシ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月19日
今回の舞台は日本。ノストラダムスの預言書を巡る書物偽造師との対決。
1970年代に多感な時期を過ごした者にとって、五島某による一連のノストラダムス関連書籍は、オウム信者ならずとも影響を受けた筈だ。
本書では宗教、信者の持つ暗黒面に触れているのだが、舞台が国際的なものから日本へと移り縮小した印象が強い...続きを読む
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