ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
たかが本――だがそこに書かれたことは時として大企業を破滅に導き、国家を転覆させることもある。錚々(そうそう)たる依頼人の願いをうけ、世に出れば世界を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わずあらゆる手段を用いて入手する「書物狩人(ル・シャスール)」。歴史の闇に隠されてきたその足跡が今初めて語られる! (講談社文庫)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
この前に読んだ本が文書を巡る話で、しばらく積読していたこの小説を読む事に…(全く、関連性はないです〜!) 世の中には、人目に触れてはならん書物はいっぱいあるねんな。 そんな書物を探り出すお仕事が、「書物狩人」。何か本探すのが本業とはいえ、ヤバいヤツなんで、関係者がヤバい! 諜報機関から、マフィアまで...続きを読む色々取り揃えてます! 色んなヤバい事が記載されている書物。これからは、書物ではなく違う記憶媒体になる? 前に、何かで聞いた事があるんやけど、一番長持ちする記憶媒体は何か?ディスクなりのデジタルもんかと思ってたけど、紙が一番みたい。って事は今後も書物は活躍するのか…私の記憶が正しければやけど…私の記憶媒体(脳味噌)は、長持ちなんかしないから怪しいかも(^^;; 歴史に埋もれた事実を収めた古書を巡り、国、はたまた、諜報機関を相手に活躍する「書物狩人」。古書ミステリーって言うみたいやけど、なかなかでした。 確かに過去の書物持ち出して、ごちゃごちゃ言う国あるしな。近所に。 「書物狩人」さん!何とかして〜!
初読みの作家さん。 古書をめぐる歴史ミステリのような、スパイ小説のような短編4編。 ケネディ大統領の暗殺や、カトリックの教義を記した福音書、ナポレオンの遺髪、陸軍中野学校など史実と絡めながら、世界を揺るがしかねない秘密をはらんだ曰く付きの本を手に入れるため、手段を問わず暗躍する〝書物狩人〟の話。 ...続きを読む 西洋史好きなので、やはりヴァチカンやナポレオンが絡んでくる「神々は争う」「Nの悲喜劇」が面白かった。 フィクションなんだけど、あり得そうな設定にどんどん引き込まれる。 主人公ル・シャスールの正体も謎に包まれたまま。シリーズ化してるらしいので、今後その辺りの謎が少しずつ明らかになることも期待しつつ、読んでみたい。
たかが本。されど本。 なんて生易しいものではありませんでしたぁ~ 依頼に応える為には、どんな手を使ってでも! とは書かれていたけれど、騙しっぷりがすごい。 しかも表面は極めて紳士的! けれど腹の中はコールタール並みのクロドロ! そして久しぶりの敬語萌え。 命より本が大事と言ってのけるル・シャスール ...続きを読む最後の「実用的な古書」が気に入りましたぁ~ こんなこだわりもあるんだと、溜息出ました。
書物シリーズ、1作目。4編からなる短編集。 歴史ミステリとコンゲーム的な要素が上手く絡まり、短編ながら、「ダ・ヴィンチ・コード」のような面白さを味わえた。実は歴史の裏にこんな真実があるのかも、、、みたいな、荒唐無稽ではなくちょっとしたリアルが感じられるのがイイ。シリーズとして続編も出ているようなの...続きを読むで、期待して読みたい。
スーパーせどりや、半井優一。ル.シャスールの名で呼ばれる銀髪の青年が、歴史の闇を背負う古書を探し出し、依頼人に届ける話だが、歴史の中の出来事のほとんどが事実だとは、驚きだ!本だけでなく、歴史に関する知識も相当なものだ。四話の内1⃣話だけが日本、ほとんどが外国を舞台としているが、面白かった。
「本好きにはトリビアが嬉しい本にまつわる軽い日常系ミステリ」 は割とよく見かけるし最近増えてきていますがこれは 「書籍が関係する歴史の謎に挑むミステリ」 と少々おおがかり! ケネディ暗殺、雷帝の書庫、正教会が隠匿した福音書、ナポレオンの蔵書などなど 世界史になだたる偉人・事件に関わる壮大な謎… そ...続きを読むれらに圧倒的な知識をもって挑むのが書物狩人です。 (別に謎に挑んでるわけじゃなく依頼で書物を探し出すとたどり就くのだけど…) コンパクトな短編でありながら、 さながら洋画の歴史アドベンチャーを見ているような、 謎解きのワクワクさとダイナミックさすら感じます。 元々は冒険小説を書かれていた、と解説を読んで納得! 銀髪の書物狩人に美貌の人間コンピュータ…など エンタメがかった登場人物ながら、 詳細な史実解説と緻密な歴史考察で胡散臭さを感じさせない 骨太なミステリーに仕上がっています。 そのほとんどがしっかり根拠に基づいているのも凄い! 世界史に疎い私には驚きの連続。
たった1冊の本が、国際政治を動かすことがある。宗教団体の正統性を脅かすことがある。歴史の通説を覆すことがある。 そんな秘密をはらんだ本を、依頼を受けて、命をかけて手に入れる。それが書物狩人の仕事。 1冊の本を巡って、様々な国の、人の思惑が交差する。 とにかく説得力がある。ノンフィクションとフィクシ...続きを読むョンの混ぜ方が絶妙で、どんどん引き込まれてしまう。1冊の本が持つ力の大きさに、驚いて、少し怖くなる。 歴史ミステリー&本好きにはたまらない作品。 続編も出ているみたいだからこれは読まなくちゃ!今でさえ読みたい本が山のようにあるのに、また増えてしまった。
待ってたんです、文庫に来るの!気になってたんですけど、中々買えなくて…… 幻の本を巡る駆け引きというか何と言うか…… そうなんですよね、歴史だって変えちゃう本ってあるんですよね 禁書になったのだってあるし 実際の歴史に残る本を廻るのが良いですね 実際あるのかも! とか思わせる世界観が堪らない!
世界各地の稀覯本を入手する職業、書物狩人。 一冊の本を巡る物語に緻密に事実が練り混まれているのが凄い。 騙しのトリックもなかなかの上質ミステリ。 (1/22)
歴史の謎に関わる怪しげで貴重な本を手に入れる凄腕の狩人・ル・シャスールが魅力的。 本好きには憧れてしまう存在だ。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
書物狩人
新刊情報をお知らせします。
赤城毅
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
桜守兄弟封印ノート ~あやかし筋の双子~
書物奏鳴
麝香姫の恋文
虹のつばさ
亡国の本質 日本はなぜ敗戦必至の戦争に突入したのか
書物法廷
書物迷宮
書物紗幕
「赤城毅」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲書物狩人 ページトップヘ