書物狩人

書物狩人

691円 (税込)

3pt

たかが本――だがそこに書かれたことは時として大企業を破滅に導き、国家を転覆させることもある。錚々(そうそう)たる依頼人の願いをうけ、世に出れば世界を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わずあらゆる手段を用いて入手する「書物狩人(ル・シャスール)」。歴史の闇に隠されてきたその足跡が今初めて語られる! (講談社文庫)

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書物狩人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月08日

    この前に読んだ本が文書を巡る話で、しばらく積読していたこの小説を読む事に…(全く、関連性はないです〜!)
    世の中には、人目に触れてはならん書物はいっぱいあるねんな。
    そんな書物を探り出すお仕事が、「書物狩人」。何か本探すのが本業とはいえ、ヤバいヤツなんで、関係者がヤバい!
    諜報機関から、マフィアまで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月30日

    初読みの作家さん。
    古書をめぐる歴史ミステリのような、スパイ小説のような短編4編。

    ケネディ大統領の暗殺や、カトリックの教義を記した福音書、ナポレオンの遺髪、陸軍中野学校など史実と絡めながら、世界を揺るがしかねない秘密をはらんだ曰く付きの本を手に入れるため、手段を問わず暗躍する〝書物狩人〟の話。
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    Posted by ブクログ 2019年12月18日

    たかが本。されど本。
    なんて生易しいものではありませんでしたぁ~
    依頼に応える為には、どんな手を使ってでも!
    とは書かれていたけれど、騙しっぷりがすごい。
    しかも表面は極めて紳士的!
    けれど腹の中はコールタール並みのクロドロ!
    そして久しぶりの敬語萌え。
    命より本が大事と言ってのけるル・シャスール
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    Posted by ブクログ 2013年06月02日

    書物シリーズ、1作目。4編からなる短編集。

    歴史ミステリとコンゲーム的な要素が上手く絡まり、短編ながら、「ダ・ヴィンチ・コード」のような面白さを味わえた。実は歴史の裏にこんな真実があるのかも、、、みたいな、荒唐無稽ではなくちょっとしたリアルが感じられるのがイイ。シリーズとして続編も出ているようなの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月03日

    スーパーせどりや、半井優一。ル.シャスールの名で呼ばれる銀髪の青年が、歴史の闇を背負う古書を探し出し、依頼人に届ける話だが、歴史の中の出来事のほとんどが事実だとは、驚きだ!本だけでなく、歴史に関する知識も相当なものだ。四話の内1⃣話だけが日本、ほとんどが外国を舞台としているが、面白かった。

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    Posted by ブクログ 2012年12月11日

    「本好きにはトリビアが嬉しい本にまつわる軽い日常系ミステリ」
    は割とよく見かけるし最近増えてきていますがこれは
    「書籍が関係する歴史の謎に挑むミステリ」
    と少々おおがかり!

    ケネディ暗殺、雷帝の書庫、正教会が隠匿した福音書、ナポレオンの蔵書などなど
    世界史になだたる偉人・事件に関わる壮大な謎…
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    Posted by ブクログ 2012年02月18日

    たった1冊の本が、国際政治を動かすことがある。宗教団体の正統性を脅かすことがある。歴史の通説を覆すことがある。
    そんな秘密をはらんだ本を、依頼を受けて、命をかけて手に入れる。それが書物狩人の仕事。
    1冊の本を巡って、様々な国の、人の思惑が交差する。

    とにかく説得力がある。ノンフィクションとフィクシ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月04日

    待ってたんです、文庫に来るの!気になってたんですけど、中々買えなくて……

    幻の本を巡る駆け引きというか何と言うか……
    そうなんですよね、歴史だって変えちゃう本ってあるんですよね
    禁書になったのだってあるし
    実際の歴史に残る本を廻るのが良いですね
    実際あるのかも!
    とか思わせる世界観が堪らない!

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    Posted by ブクログ 2011年01月24日

    世界各地の稀覯本を入手する職業、書物狩人。
    一冊の本を巡る物語に緻密に事実が練り混まれているのが凄い。
    騙しのトリックもなかなかの上質ミステリ。
    (1/22)

    0

    Posted by ブクログ 2010年07月18日

    歴史の謎に関わる怪しげで貴重な本を手に入れる凄腕の狩人・ル・シャスールが魅力的。
    本好きには憧れてしまう存在だ。

    0

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