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世に出れば歴史の真相を覆しかねない本を、合法非合法を問わずあらゆる手段で入手するプロフェッショナル、“書物狩人(ル・シャスール)”。スペイン内戦末期に出版された、ロルカの幻の詩集獲得のためグラナダ地方を訪れたル・シャスールは、依頼人である老婦人を前に、この本に隠された驚くべき秘密を語り出す。シリーズ第二弾! (講談社文庫)
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Posted by ブクログ
〜概要〜 赤城毅先生が書いた歴史ミステリー本。 書物狩人という国の政府や大企業から依頼を受け、世間に出れば大事になりかねない“秘密”をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段で入手する人物____その中でもナンバー1の実績を持つル・シャスールの物語。第二弾!! 〜目次〜 書庫に入りきらぬ本...続きを読む……フェデリコ・ガルシーア・ロルカの幻の詩集『グラナダ悲歌』 長い長い眠り……南満州鉄道株式会社の時刻表 愛された娘……家出娘が抱えていた古書(フランツィスク公爵家の由来を記したグラゴール文字の書物) 冷やしすぎた秘密……ナチス・ドイツの細菌戦マニュアル 〜感想〜 この中だったら『書庫に入りきらぬ本』『愛された娘』がオススメ。 『書庫に入りきらぬ本』のオチが本当にいい。 このシリーズの中だったら二番目に、オススメしたいぐらいいい。 ル・シャスールの敬意の払い方が小粋。 『愛された娘』は父娘の愛情が見所。 父親が娘を守るために色々と手を尽くしている。
2011/10/16 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2015/12/2〜12/7 書物探偵シリーズ第2弾。いやいや、本当に好きな世界。今気づいたが、硬派版ビブリア古書堂か。第3弾がますます楽しみに。
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