西永良成の作品一覧

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作品一覧

2023/04/21更新

ユーザーレビュー

  • 椿姫
    想像以上に良かった。
    名作なだけあって色んな感情が一気に湧いてきた。
    アルマンのマルグリットに対する強い想いに発狂した時は、どうか落ち着いてと話を聞いてあげたくなった。
    マルグリットの立場もあり、凡庸な青年アルマンとの恋はあまりにも壁が大きくて高すぎた。
    それでもマルグリットがアルマンの強い想いに応...続きを読む
  • レ・ミゼラブル 第五部 ジャン・ヴァルジャン
    流行りのファスト映画の発想とは真逆の、あらゆる細部を逃さずに徹底的書き込む「全体小説」。これでしか表現できないことがある。
    「なお、優れた『レ・ミゼラブル」論を書いたバルガス・リョサはこれに関して、この小説によってただちに社会が変わるといったことはないにとしても、「じぶんたちが生きている世界よりも正...続きを読む
  • 冗談
    メモ

    クンデラ2冊目

    政治的背景と運命に翻弄される男女を描いているのは存在の〜と同じだが、
    今作は登場人物の独白によって構成されている。

    政治、伝統、性愛、信仰に踊らされ、
    それぞれ皆、葛藤しながら不条理の中を生きていく

    何にせよ過去は修復出来ない、
    すべては忘却されていくだけ


  • 冗談
    恋人への一通の絵葉書に宛てた冗談に狂わせられた人生について時代(世代か?)の価値に翻弄されながら、時にはかつて愛した女性への自身のノスタルジアから翻弄され、時には自分を追い込んだ相手への復讐を選ぶ主人公ルドーヴィク。
    愛した女性ルツィエについては実体性や物質性、具体性を失って伝説や神話に自分の中で変...続きを読む
  • 冗談
    自分が全く予期していなかったことがきっかけとなって、自分の人生が思いもよらなかった過酷な流れに巻き込まれていってしまう。そして、そんな自分の運命を左右したものに復讐を遂げようとするのだが、運命はそんな思いをあざ笑うかのように「お前にそんな復讐などできはしないのだ」ということを思い知らせる。
    人生とは...続きを読む

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