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Posted by ブクログ
舞台は横濱の馬車道。洒落たカフェ・ペガサスを母と切り盛りする毅志は、父が存命中に公認会計士オフィスとして使用していたカフェの二階のテナントを募集していた。その特殊な構造からなかなか借り手が見つからなかったのだが、そこに奇妙な男二人・皆藤晋と山南涼平が現われた。二人はペガサスの二階で探偵事務所を開業したのだが、皆藤達の仕事に興味津々の毅志は、カフェでの仕事の傍ら探偵業を手伝う事を許可された。だが、毅志の心の中に皆藤と山南が何を追いかけているのかが気になり、徐々に出過ぎた行動を取るようになるのだが。。。皆藤と山南が追い求めるものとは、そして毅志が見つけたものとは!?
Posted by ブクログ
「探偵もの」ではあるが、ちょっと毛色が変わっている。
「主人公」は、喫茶店のマスター。
自分の店の二階を人に貸しており、
その部屋に二人組の探偵が入居してくる、
というところから物語が始まる。
そのうち、喫茶店の営業が暇な時は、
探偵仕事を手伝うようになるマスター。
二人の探偵とも仲良くなり、仕事も面白いが、
何故か二人との間に「溝」を感じるマスター。
やがて「探偵仕事」とは言えないような案件を
手伝うように言われるようになり、徐々に膨らむ違和感。
が、多くは説明してくれない探偵達。
溝が段々と深く広くなっていくようで...
やがて、とある事件に巻き込まれたことをきっかけに
ふいに行方をくらます二人の探偵。
独自に調査を始めたマスターは、
徐々に事件の全貌と核心に迫っていくが...
...何だか感想文と言うよりも、
あらすじ紹介になってもうた気が(^ ^;
「あらすじ」で言うとこういう感じだが、
ここにさらに重要な親子が絡んできて...
いや、むしろその親子が、話全体から見ると「核」で。
日常のすぐ隣で「ありえへん世界」が静かに存在し、
ときどき「こちら側」に触手を伸ばしてくる。
そんな恐怖感が、ぞわぞわと這い上がってくる感じ。
まぁ、探偵ものだし、ありえへん世界の話だから、
所々「荒唐無稽」な感じがするのはご愛敬(^ ^
舞台となる横浜・馬車道の特性をうまく生かし、
「ご当地小説」としても魅力的な味わい(^ ^
キーワードでまとめると「希望」「信じること」かな(^ ^
Posted by ブクログ
貫井作品というと、霧がかかったような感じで、不穏な空気を醸し出しているイメージですが、この作品は、比較的クリアで、手軽に読める印象がありました。
主人公は、探偵かと思いきや、喫茶店のマスター。1Fに構える喫茶店の上に探偵事務所を始めることになった2人の探偵。時間に経つにつれ、主人公は探偵に憧れを抱き、手伝うことになった。
中盤までは、単なる依頼が2件請負って、解決というスタンスで、違和感ありつつも、雰囲気は軽い印象でした。
しかし、段々と色んなことが繋がっていき、さらに2人の探偵が行方不明にと怪しさ抜群に展開していきます。真相が明らかになるにつれ、ドロドロとした関係が浮き彫りになって、面白かったです。貫井作品といえば、伏線の回収が魅力なのですが、今回はあまり衝撃的ではありませんでした。ドンデン返しというものがなく、結末はモヤモヤ感があって、色んなものが気になって終了でした。今までの作品と比較すると、浅めかなと思ってしまいました。
サスペンスというよりは、ミステリー色の方が強く、読後感は物足りなさを感じました。
Posted by ブクログ
横浜の馬車道を舞台にした探偵サスペンスミステリー
かなりマイルドなハードボイルド?
終わり方が物足りません。
ストーリとしては、馬車道の喫茶店の2Fに入居してきた二人の探偵とその店のマスターの物語です。
マスターは二人の探偵の仕事を手伝います。
最初の仕事は女性を暴行した男を嵌めて刑務所送りにする仕事。
マスターは違和感持ちながらもその仕事を手伝います。
そして2つ目の仕事は、女に男を引き合わせる仕事。うまく紹介して二人は付き合い始めますが、その女は金を無心するようになり、結局、結婚詐欺師としてつかまります。
これもマスターは違和感持ちながら手伝います。
そんなある日、マスターが襲われることに。
それを契機に二人の探偵は姿を消します。
なぜ自分が襲われたのか?二人は何を隠しているのか?
マスターは自らその謎を明らかにしていき、さらにこの二つの仕事の意味を明らかにしていきます。
そして真実が...という展開です。
その真実がちょっとなぁって感じ。
さらに、最後のシーンへ続くわけですが、これも物足りない..
なんか、都合よく終わった感じ..
横浜馬車道が妙に詳しく描かれていて、それも違和感あり(笑)
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