壁の男

壁の男

作者名 :
通常価格 800円 (728円+税)
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作品内容

彼はなぜ絵を描き続けたのか?
〈最後の一撃〉が読者の心を撃ち抜く感動の傑作長編。

北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。
決して上手いとは言えないものの、その色彩の鮮やかさと力強さが訴えかけてくる。

そんな絵を描き続ける男、伊苅にノンフィクションライターの「私」は取材を試みるが、寡黙な彼はほとんど何も語ろうとしない。
彼はなぜ絵を描き続けるのか――。

だが周辺を取材するうちに、絵に隠された真実と、孤独な男の半生が次第に明らかになっていく。

〈最後の一撃〉が読者の心を撃ち抜く感動の傑作長編。

解説・末國善己

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
416ページ
電子版発売日
2019年11月07日
紙の本の発売
2019年11月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

    Posted by ブクログ 2020年08月03日

    なぜ伊苅が町中に絵を書くようになったのか?

    取材をする側の人が、色々な人に聞き回ります。

    それとは別に、過去の伊苅が明らかになってきます。

    あまり上手くは無い絵らしいですが、心に残る絵を書く人らしいです。

    本だから、自分でその絵を想像するのも楽しかったです。

    そして、最初の答えは、最...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月25日

    田舎の住宅街で話題となった、壁や塀に描かれた原色の絵。住民たちの壁や塀に、彼はなぜこのような絵を描いたのか。
    貫井さんの本だからミステリー的な動機を探る物語として読み進めたのだが、途中からそこはあまり重要でなくなってくる。彼が絵を描こうとする背景、彼の人生が愛に満ちていたことに感動してしまった。最終...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月07日

    貫井徳郎の作風は重くて暗く後味も良いとは言えない。設定は極めて現実的で、犯行動機を生んだ背景をつまびらかにされる下りでは身につまされ、そのあたりがイヤミス作家のひとりに数えられている。本書も然りで、ぐいぐい引き込まれ没入してしまった。

    ある北関東の寂れた小さな町の家々の壁に描かれた幼い子どもの落書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月12日

    最初に提示されるちょっと不思議な現象。なにそれ?そんなことある?いったいどうしてなの?と感じる読者。そして、その読者を納得させるためだけにあの手この手で延々と語られる物語。如何に読者を納得させられるか、に挑戦した小説。
    そんな印象。
    貫井さんの巧みな語り口は素晴らしく、なんていうか、するすると読めて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月19日

    北関東に家々の壁に原色で描かれた稚拙で奇妙な絵で話題となり注目を集める小さな街があった。描いているのはすべて、ひとりの男だという。ライターの「私」が周囲に取材を重ねるうちに真実と男の孤独な半生が明らかになってくる。時系列を遡っていきパズルがはまってくる。子供の部分には感動してしまった、久々の貫井さん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月24日

    感動。
    子供が癌になるシーンは泣いた。
    構成の仕方も面白いし、いい話って感じだった。
    うん、最後もジーンと来るし、いい本だ。

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    Posted by ブクログ 2020年02月02日

    一言で言ってしまうと、一人の男性の人生を時系列とは逆に書いているのだけど、この物語の展開の仕方が新鮮でおもしろい。

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    Posted by ブクログ 2019年12月31日

    淡々と物語が進み、徐々に壁に絵を描く男の人生が明らかにされていく。
    しかしそれは困難ではあるが、聞いたことのあるような困難。
    そこでわ最期の真相。
    それがこれまで読んできた物語に全く異なるスパイスが加わる。
    味わい深い作品。

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    Posted by ブクログ 2020年10月27日

    読んでる途中で感じる小さい違和感を、しっかりと回収する貫井徳郎らしい作品。
    登場人物の人生を振り返るように綴られる、それぞれの人生に暗い影を落とすエピソード、そして心の底に溜まっている澱は、自分の中にもあると気付かされる。
    全体的に地味で、やり切れないストーリーではあるが読後感は悪くなく、伊苅という...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月11日

    貫井さんの作品、というよりミステリーを読むのが本当に久しぶりでした。貫井さんの作品は多く読んでいるせいか、常に”ある種の警戒”をしながら読んでいるのですが当作品は比較的、すんなり読めました。(悪く言うと物足りない。。。)
    肝心なストーリーなのですが、壁に奇特な絵が描かれている事が密かに注目を浴びてい...続きを読む

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