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貫井徳郎史上
最も切なく
悲しい誘拐事件
スリルと感動のどんでん返しミステリ!
警視庁を震撼させた
世紀の誘拐事件の真実とは?
元警察官の辰司が、隅田川で死んだ。
当初は事故と思われたが、殴られた痕がみつかった。
真面目で正義感溢れる男が、なぜ殺されたのか。
息子の亮輔と幼馴染みの賢剛は、死の謎を追い、
賢剛の父・智士の自殺とのつながりを疑うが……。
隅田川で死んだふたり。
そして、史上空前の未解決誘拐事件の真相とは?
男たちの絆と葛藤を描く、慟哭の長編ミステリ!
解説/西上心太
【目次】
第一部 亮輔と賢剛
第二部 辰司と智士
第三部 亮輔と賢剛
第四部 辰司と智士
第五部 亮輔と賢剛
第六部 辰司と智士
第七部 亮輔と賢剛
解説 西上心太
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
これ、絶対読んだことあるんだよなぁと思いながら読んだ。なんか誘拐事件があったのは覚えていたけど、最後まで読めてしまった。なんてことだ。
亮輔の父親の濱仲辰司が殴られて川の中で死んでいた。殺人事件として取り扱われる。賢剛は刑事だ。辰司はご飯の後に一杯飲み屋のかげろうに向かった。
辰司は賢剛の父の智士と仲が良かった。智士はすでに自殺している。辰司の遺品の中に幼児餓死虐待事件と誘拐事件のファイルがあった。地上げ屋がひどいことを民家に仕掛けるが、逮捕者も取締りもされず、辰司は絶望している。
幼児餓死虐待事件の母の比奈子が自殺。もとはといえば地上げ屋に家を高額で買い取られたことで夫が仕事を辞めて愛人を作ったことが発端だった。地上げ屋が悪い、やつらに反省を促そうと誘拐事件の計画が持ち上がる。天皇の具合が悪い。
Posted by ブクログ
バブル期(昭和の終わり)に起きた未解決の誘拐事件と、現代の交番勤務警察官殺人事件が交錯し、謎が明かされる。
殺害された警察官、辰司の息子である亮輔は、父の死後に自分が父について何も知らなかったことを悟る。なぜ父は殺されたのか、立派な警察官だと思っていた父にも後ろ暗い部分があったのかと疑念を抱きつつ、調べ始める。一方、辰司の親友だった智士は28年前に自殺。だが誰もその理由を知らない。智士の息子、賢剛は刑事として辰司殺しを追う。
亮輔がたどり着いた事件の結末に、賢剛は打ちひしがれる。
なぜ智士は自殺したのか、なぜ辰司は殺されたのか。人間の思いやりと愚かさを同時に感じる作品。
「罰せられない罪はない」。まさにその通りだと、思う。
Posted by ブクログ
過去と現在が交互に語られます。
ラストまでは主に過去編がドラマチックなんですが、昭和から平成に遷移するという時代背景を色濃く描写した内容です。そういったファクター(バブル経済期)があるために、その経験の無い私は過去編の登場人物の心情、(例えば義憤から誘拐に至るまで)に完全には同調する事ができません。他にはバブル関係ないのですが下町育ちの連帯感みたいなものも、わたしは馴染みがなく理解し難いものがあります。
それでも尚、最初から最後まで飽きる事なく一気に読み終えました。
というのはやはり、著者が凄いという事なのでしょうね。流石です。
面白かったです!
Posted by ブクログ
長年、街の平和の為に尽力してきた元警察官の父・辰司を何者かによって殺された濱仲亮輔は、幼少期から兄弟の様に親しかった、警察官の友人である芦原賢剛に早期の犯人逮捕を依頼するとともに、単独で殺人犯と死の真相を追う。だが、寡黙で実直な父の過去を調べるにつれて疑問は深まるばかり・・・・・・一方、賢剛も刑事として、幼少期に自殺した父・智士の父親代わりになってくれた辰司の殺害犯逮捕に全力を尽くしていたのだが、捜査は進展しなかった。
亮輔と賢剛、そして彼らの父・辰司と智士、消せぬ過去と因縁の正体とは!?やはり私は貫井徳郎さんの作品が大好きだと再確認させられた作品です。
Posted by ブクログ
隅田川で溺死体としてみつかった元警察官。側頭部に殴られた傷があり、事故ではなく、事件であることがわかる。
息子とその親友で警察官の二人で事件の真相を追うが、その裏に隠された秘密とは?
読み終わった後、深いため息が出た。。知らない方が良いことがある、を地でいく話だったなあ。
分かるほど悲しい気持ちになる。
間接的に殺された人のために、そこまでリスク負えるものなのか?そこは良く分からないところだったかも知れない。
結構登場人物が多いうえに、章で分かれているとはいえ現在と過去を行ったり来たりするので、なかなか読むのには集中力が要るかも知れない。
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