悪党たちは千里を走る

悪党たちは千里を走る

756円 (税込)

3pt

「真面目に生きても無駄だ」。しょぼい騙しを繰り返し、糊口を凌ぐ詐欺師コンビの高杉と園部。仕事先で知り合った美人同業者と手を組み、豪邸の飼い犬を誘拐しようと企てる。誰も傷つけず安全に大金を手に入れるはずが、計画はどんどん軌道をはずれ、思わぬ事態へと向かってしまう――。スピーディな展開と緻密な仕掛け。ユーモアミステリの傑作。

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悪党たちは千里を走る のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年04月28日

    色々誘拐ネタはあれどこの手があったか、と感心。
    慟哭、乱反射などの貫井さんのイメージとは全く違うが楽しめるユーモアミステリ

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    Posted by ブクログ 2014年05月22日

     面白かった!

     ミスリードやフェイク(同じ意味だ)が随所にちりばめられ、読んでいてずーっとわくわくしていられる。

     最後まで読みえおえて、さてもう一回ってなる。
     しかし、解説を読むだに、この作家さんの普段の小説とはテイストが異なるのね。うむむ。寂しい。でもほかの作品も読みたくなった。

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    Posted by ブクログ 2022年07月27日

    考察や深読みなど無く、これぞエンタメ小説という作品。ただただスピーディーな作品をワクワクしながら楽しめた。

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    Posted by ブクログ 2019年02月11日

    貫井氏はこの作品を楽しんで書いたのだろうなと思う。
    ドジな詐欺師とその子分、美貌の詐欺師の3人に
    賢い少年の誘拐が絡んで、突っ走ってゆく。
    思わず吹き出す場面あり、ホロリとさせる場面あり。
    気晴らしとしてオススメ。

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    Posted by ブクログ 2018年04月27日

    貫井さんのミステリーとしてはとても軽快なテンポの良い作品であった。貫井さんのミステリーといえば、どんよりと暗ーい、はたまた、少々グロテスクな表現が思い浮かぶは、このミステリーには全くでてこない。いうなれば、少々文字数は多いが、ミステリーの入門としてお勧めできる一冊と感じた。かといって、これで貫井さん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月19日

    作者にしては珍しいコメディタッチのクライムサスペンス。
    意外だったのは身代金の受け取り方法。現代的で、かつ斬新だった。それ以外は大した驚きのない物語。でも、キャラの魅力はあるし、読みやすいので、結果楽しめた小説だ。別の案件で続編があってもいい。

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    Posted by ブクログ 2016年02月24日

    ドラマを見てからの原作。実写化ってホント原作通りにやらないよね。そんな自分らしさを出したいなら、完全オリジナルでやれ!って思うけど、それだとスポンサーがつかないんだろうね笑 だからドラマ版の高杉はあんな役どころなんだね。高杉=監督、演出家、プロデューサー・・など、ドラマ関係者の分身なんだと。だいぶキ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月03日

    金持ちの家の犬の誘拐を企む三人の男女。しかしその家の子どもに自分を誘拐誘拐するよう逆に依頼される。ここまではどこかで見た事のあるような展開。だが、謎の人物『ジョンレノン』の登場により状況は一変する。完璧な誘拐計画に走る亀裂は想定内なこかはたまた、、ハラハラ感がたまらない。本当の悪とは何なのか。誰もが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月24日

    テンポ良し、読みやすさ良し。
    なかなかおもしろかった!
    長くないよ!臆することはないぞよ!

    続きも気になるね!ないけどね!ないやろけどね!

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    Posted by ブクログ 2011年06月16日

    個人的に好きな一冊。

    貫井徳郎と言うと暗めの犯罪小説のイメージが強くなってきたが、被害者は誰?や本書のような、コメディタッチの作品も面白い。
    巧の計画話からの展開がスピーディで飽きさせず、一気に読んでしまった。

    巧帰宅後、両親と刑事さんがどうなったのか気になる…!

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