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Posted by ブクログ
この本は赤毛のアンを読んだ方なら多分あの雰囲気に浸ることが出来て満足するでしょう。舞台は夢見がちの女の子の憧れであるカナダのプリンス・エドワード島であることも一層その想いを強くする点です。
お話の上手な大人びた14歳の少女、セーラ・スタンリーが本の題名になった ストーリーガールそのひと。彼女は母を早くに亡くし父も放浪癖のため一緒に暮らしてはいません。そのため、プリンス・エドワード島のおじやおばのところで暮らしています。この辺りの事情もアンの境遇と似通ったところです。そして、この本の語り手である僕、 べバリー・キングは13歳の少年ですが、父親の仕事の都合で弟のフェリックスと一緒に プリンスエドワード島に住むおじに預けられるところからこのお話は始まります。こんな設定のもとのストーリー・ガールとの出会いだけにぐんぐんお話に引き込まれます。 おじのところには、年の似通った3人のいとこ達がいて、その他に彼らの友達の少女、そしてストーリー・ガールの家の雇い人の少年も登場し、色んな”事件”に遭遇します。 彼らの友情を元に日常の喜怒哀楽が繰り広げられるのです。大人になるにつれて失ってしまいがちな感情が呼び戻されます。 モンゴメリの作品は登場人物がいきいきとしていること、そして、彼らに人生の本質を何気なく語らせているところが読者を惹きつけてやまない点です。 その意味では、この本も道の曲がり角に手元に置いておきたい一冊といえます。
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小説・文芸
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