三角寛の作品一覧

「三角寛」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 山窩は生きている
    ふとしたきっかけでサンカの話を知り、興味を持ったので購入。

    世間的に「信憑性が疑わしい」と言われることも多いようだが、自分としてはその点はあまり重要ではない。例えば宇宙科学や歴史文化でも、自分の目で判断しようがないという意味では真実かどうかは断定できないので、想いを馳せるという点ではどれも同じだと...続きを読む
  • 山窩奇談
    日本のノマド。漂流民の系譜は以前読んでいたが、今またとても新鮮に感じる。自然と一体になるように囚われず生きる民の文化が今も底流していることを願うし、その系譜を忘れず生きていくことが必要と感じている。
  • 山窩奇談
    古からの忍びの末裔で独自の屋外生活を送る野の民・山窩。昭和初期までは存在したというこの人々のことを浅学にてまったく知らず、なんとダイナミックなノンフィクションと興奮して読んだら、なんとこれは彼らをネタに作家が創作した読み物であった! いろいろ吃驚しつつ、しかし、そういう人たちがいたのは事実で、教科書...続きを読む
  • 山窩は生きている
    戦後まで、こういう、戸籍なく、狩猟採集(+手仕事による少しの収入)によって暮らす人たちが普通に市井にいたということがびっくり!こうした人たちって、今はもういないんだろうか?本当に?当時の、ちょっと、差別的というか、見世物みたいに彼らを扱うメディアの様子は嫌な感じがしたけれど…最近は日本の民俗学を読む...続きを読む
  • 山窩は生きている
    日本にはサンカという浮浪民がいて竹細工作りや犯罪をしていたという。赤松啓介のルポにある非常民とも通じる。戸籍制度に縛られないが故に生活難になったことも分かる。解説で戦後民主主義を否定すべくサンカを筆者が持ち上げた可能性も指摘。

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