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双子の長子は不吉という理由で世間から隠され育てられたアルステット王国のルレア・フレイヴォリツ。長く小康状態が続くクロファール皇国から「フレイヴォリツ家の娘」を皇太子・ラーシュの妻として迎えたいという書状が届く。冷酷で「獣君」と称されるラーシュのもとに嫁ぎたくない妹の身代わりになったルレア。居場所のなかった少女が身代わりに嫁いだ先で愛され自分らしさを取り戻していく王道のシンデレラロマンス。
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【M&Aが学べる!実話に基づく経済小説】 第二の人生をスタートさせるため、会社を売却する。 それが全ての始まりだった…! 会社を乗っ取る魔物たち、札束飛び交う知能戦。最後にカネを掴むのは誰だ——。 ビジネス界から絶賛の声、続々! 手に汗握る! シリアスでエキサイティングなM&Aのリアルがここにある。 Boost Capital代表取締役 LINEヤフー元最高経営責任者 小澤隆生 M&Aにこのような罠があるとは驚きだ。 とにかく面白い。経営者にとって必読の書である。 ベンチャーバンクグループ 代表取締役 鷲見 貴彦 全国民、熱狂間違いなし! これを超えるケーススタディはあり得ないだろう。 国立シンガポール大学兼任教授 田村耕太郎 「主人公、恵島に訪れた悲劇は、これからM&Aを目指す経営者にも訪れる可能性が充分に存在する。この物語を通して疑似体験をすることで、スタートアップの経営者が少しでもM&Aに関するリテラシーを高め、2025年以降の日本のM&Aに夢を持てる環境を作りたいと思う。」 (本書「はじめに」より) 第1章 会社のエグジットは M&Aか廃業だ! 第2章 M&Aは経営者のキャリア形成。我儘に生きろ! 第3章 4つのゴールを実現する 2段階エグジット 第4章 プロ経営者との合流 第5章 乱気流のプロペラ機着陸 第6章 退任前夜 第7章 失望。取り返しのつかないLPS契約 第8章 老獪。乗っ取りの初手 第9章 襲い掛かる三重苦 第10章 キャスティングボード 第11章 ファンドへの完全敗北 第12章 違法性のあるエビデンスを集めろ! 第13章 10対1の勝負 第14章 天王山1か月で10億の資金調達 第15章 ホワイトナイト
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百貨店内の書店、銀河堂書店に勤める物静かな青年、月原一整は、人づきあいが苦手なものの、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、その責任をとって一整は店を辞めざるを得なくなる。傷心を抱えて旅に出た一整は、以前よりネット上で親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるために、桜野町を訪ねる。そこで思いがけない出会いが一整を待ち受けていた……。一整が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人が、元同僚たちが、作家が、そして出版社営業が、一緒になってある奇跡を巻き起こす。『コンビニたそがれ堂』シリーズをはじめ、『花咲家の人々』『竜宮ホテル』『かなりや荘浪漫』など、数々のシリーズをヒットさせている著者による、「地方の書店」の奮闘を描く、感動の物語。
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人気刑事映画のロケ現場で出た本物の死体。夢と現のはざまに消えた犯人を追え! 警視庁地域総務課の楠木肇(くすき・はじめ)は、普段はほとんどやる気のない男。しかし、事件となると意外な才能を発揮する。楠木が所属する特命班「FC(Film Commission)室」には、地域総務課、組対四課、交通課から個性的な面々が集まっている。 FC室が警護する人気刑事映画のロケ現場で、潜入捜査官役の俳優が脚本通りの場所で殺された。新署長率いる大森署、捜査一課も合流し捜査を始める警察。なんとしても撮影を続行したい俳優やロケ隊。「現場」で命を削る者たちがせめぎ合う中、犯人を捕えることができるのか。人気シリーズ「隠蔽捜査」の戸高刑事も登場! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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有罪率99.9%といわれる日本の刑事裁判だが、その判決を下す裁判官たちのことを知る人は少ない。 主人公であるみちおは、高校中退で弁護士となり、その後裁判官となった異色の経歴。ひげ面にラフな格好、「前例がない」ことばかりを行う、クセもの裁判官だ。 いっぽう、東大法学部卒のエリート判事である坂間千鶴は、絵に描いたような冷静沈着で融通の利かない裁判官。みちおに振り回されるが、次第に「真実をつかむ」ことを深く考えるようになっていく……。 特例判事補(裁判官)の主人公を中心に、裁判所で働く個性豊かな刑事裁判官や書記官を描いたフジテレビ月9の大人気ドラマを完全ノベライズ!
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困ったことが起きたら、「なんとかしなくちゃ!」 日常に潜む「キモチワルイ」や「モッタイナイ」を見逃さない主人公・梯結子は商人の家系に生まれた四人きょうだいの末っ子。幼いころからその天才的なひらめきと観察力と調達力で、次々に難題に挑む。混み合う砂場、プライドが傷付くお友達が出るお誕生会、不利な生徒会長選挙でのアピール――誰もが諦めた課題を「なんとかしなくちゃ。」の一心で解決する、新感覚エンタテインメント!(幼少期~大学生編) 表紙がなぜお城のジオラマ? ↑読めばわかります! 世の中の「キモチワルイ」をスッキリ整理 痛快!問題解決エンタメ小説 ↓この難問、解けますか? Q. 学生新聞の広告効果を最大化するには? Q. 家族の夕食の予定がバラバラ。食材を無駄にせず家計の負担を減らすには? Q. 最も効果的に潜在顧客へ届けるポスティング戦略とは? (答えは本文に!) 単行本 2022年11月 文藝春秋刊 文庫版 2025年10月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
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心身を壊し勤めていた会社を辞めた青年・千秋は、祖父がかつて谷中で営んでいた中華料理屋「春夏冬軒」跡を間借りし移り住んだものの、生きる気力が湧かず、食べ物を義務的に口に押し込むだけの日々が続いていた。ある雨の夜、傷だらけの怪しい男・小虎が現れ、料理をするかわりに泊めて欲しいと頼み込んでくる。彼が作る炒飯は、千秋が幼い頃に「春夏冬軒」で食べた思い出の味そのものだった。「おいしい」という感情を取り戻した千秋は、小虎を雇い入れ、ふたりでかつての「春夏冬軒」のような町中華を始めるべく奮闘するが!? 居場所探しも生きる意味も、まずはお腹いっぱいになってから。巨大食品会社の子息×野良中華料理人青年が東京下町で繰り広げる、おいしくてちょっとほろ苦い口福人情譚。
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名探偵は、いつも遅れて現れる――!? ユーモアミステリの永久定番〈鯉ケ窪学園〉シリーズに新たなバディ登場! 理事長の娘・朝比奈麗華は大のミステリ好き。密室盗難事件、プールサイド昏倒事件…etc、 今日も学園で起きる事件を解決しようと現場に出向く。 相棒の探偵部員・石橋くんは、昼行灯のような捜査ぶりだが、あるとき突然推理が冴えわたりはじめ……。 『放課後はミステリーとともに』『君に読ませたいミステリがあるんだ』の〈鯉ケ窪学園〉シリーズが20周年を迎えた東川篤哉の、真骨頂にして新境地! 爆笑必至の本格ユーモアミステリ。 目次 第一話 名探偵、密室に現る 第二話 殺人が未遂だった話 第三話 生徒会役員室の攻防 第四話 天使はプールサイドに浮かぶ 第五話 茶室に消えた少女
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森崎ウィン&向井康二(Snow Man)W主演の映画『(LOVE SONG)』(2025年10月31日公開)のノベライズが登場。 世界的なBLブームを牽引したドラマ「2gether」の立役者、チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が手掛け、東京とバンコクを舞台に、異国の地で再会した二人が次第に心を通わせていくラブストーリー。 突然の辞令で東京から海外勤務を命じられた研究員・ソウタは、バンコクで学生時代に想いを寄せていたカイと再会する。 タイでカメラマン兼ミュージシャンとして活躍するカイの姿に心が揺れるソウタ。 一方のカイも、学生時代に歌っていた“未完成の歌”をソウタが覚えていることに驚きを隠せない。ふたりを繋ぐ歌が再び胸の奥で響き始める──! バンコクの風景とともに、ソウタとカイ、2人の恋心の揺らぎがそれぞれの目線から丁寧に描かれる。
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第38回小説すばる新人賞受賞作。 小学四年生の吉沢癒知は、宗教団体「荻堂創流会」の近畿支部で「降り子(=創父の生まれ変わり)」として信徒から崇拝されていた。幹部の母からは、神聖な身体を持つ者として食事や他者との触れ合いを厳しく制限されていたが、自分に寄せられる信徒の信仰心や日々の「儀式」に抵抗をおぼえはじめていた。そんな癒知の前に現れたのは、家庭の事情で何度も転校を経験している渡来クミ。引越し当初、近所を散策中に見かけた「めっちゃきれかった」癒知に興味津々。ある日、学校のトイレで遭遇したことをきっかけに、ふたりは距離を縮めていく。そして繋がりを持ったのは癒知とクミだけでなく、母親同士も親交を深めるようになり……。
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「わたしは、さらわれた子ども」―― 小説家志望の美女の不審死。遺作『失踪』に隠された忌まわしき記憶。 偽りの素性に即製探偵コンビが挑む! 元「小説新潮」編集長が満を持して放つ、完璧なミステリー! 突然死した藤堂理沙の死因の調査をしてほしい――。 依頼を受けた高円寺の私立探偵・常念勝は、理沙の親友である麻川マリから、小説教室で理沙が提出した課題作品『失踪』を渡される。 誘拐された子どもが生みの親を訪ねるという内容は、かつて自分を「さらわれた子ども」と語っていた理沙そのもの。常念とマリは、理沙の執筆の足跡をたどり、神戸、京都、大阪へと飛ぶ。 いないはずの弟、消えたパソコン、二人を襲う暴力……。複雑に絡まり合う謎と、輪郭をなくしていく理沙の正体。 常念は理沙の遺したフィクションの迷宮にはまっていく……。
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その企みに、三度驚く。 隠匿された重大な事実とは―― 読み飛ばし厳禁の本格ミステリー! 売れないミステリー作家の冷泉彰成は、弟子の久高享に創作テクニックを仕込みながら、執筆を続ける日々を送っていた。 そんな折、冷泉の元に二通の手紙が届く。一通は女性からのファンレター、もう一通はファンレターのようではあるものの、「殺人と云う名の粛清を献上する」と書かれた怪文書だった。 不気味ながらも悪趣味な悪戯だろうと捨て置くが数日後、今度は殺人事件捜査中の刑事が訪ねてきた。被害者の女性は半年前に冷泉にファンレターを送っており、殺害当日は冷泉と会う予定だと周囲に語っていたという。 まったく身に覚えのない冷泉は潔白を訴え、一旦は事なきを得た。だが、再び殺人事件が発生。被害者はまたもや冷泉のファンだった。そして冷泉宛てにまたしても不気味なファンレターが――。
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金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。 食べると元彼の顔が浮かぶけど、お蔵入りさせたくないあのレシピ。 また、作れるようにいたします。 「女を振る場所によりによってラブホをえらばなくたって いいでしょうが、ばかー!」 29歳、4年付き合った彼氏にフラれた、 クソ重くてめんどくさい女、桃子。 国宝級のイケメンだけど、 実は忘れられない彼女がいる店長、雨宮伊織。 親との関係に複雑な思いを抱えながら 近所の寺、星山寺で修行する僧侶、黒田穂積。 金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。 元彼の好きだったあのレシピ、 成仏させて、 また作れるようにいたします!! 泣いて、泣いて、みんなと話して、 泣き止んだら、 あのご飯を作って、一緒に食べよう。
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母方の故郷・磐座を訪れた少女・奈智は、 あるキャンプに参加。その目的は――? 吐血、変質して、どうなる? 青春小説? ホラー? ファンタジー? 恩田ワールド全部盛りにして、到達点! 「構造的には、世界の秘密を発見する本格 SFだが、同時にファンタジーでありホラ ーであり伝奇小説であり思春期小説であり ラブロマンスであり少女漫画であり……と 自在にジャンルを横断し、見たことのない 世界へ読者をいざなう。恩田陸のジャンル 小説の集大成とも言うべき大作だ」 ――大森望(翻訳家、書評家) 週刊新潮より 十四歳の少女、高田奈智は、四年ぶりに磐座 の地を訪れた。二カ月の間、磐座城周辺で行 われる、あるキャンプに参加することになっ ている。しかし到着の翌朝、体の変調を感じ、 激しく多量に吐血してしまう。そして奈智は、 親戚の美影深志や同じキャンプに参加する天 知雅樹らから、今回の目的を聞くことになる。 それは、星々の世界―― 外海に旅立つ「虚ろ 舟乗り」を育てることであった。
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誠実に生きる人間に自然は容赦なく襲いかかる。「苦難の意味」を真正面から問いかける感動の長編。 上富良野郊外で、開拓農民の祖父母や兄、姉、妹と暮らす耕作は、中学進学をあきらめ、小学校の代用教員として、一家の生活をわずかながら支えている。そこへ、長い間離れて暮らしていた母が帰ってくるという吉報が届く。そんなとき、十勝岳が突然大噴火、一帯を泥流が襲う……。1926(大正15)年5月に実際に起こった十勝岳大噴火を背景に、懸命に生きる人間の姿を描く感動の長編。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」、十勝岳中腹に立つ著者写真等を収録!
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バハ1000レースに賭ける男たちの夢と熱い魂! 四輪駆動車の生産に力を入れてきたスバル本社は、その性能を全世界にアピールするため、カリフォルニア半島を縦断する過酷なレース「バハ1000」への出場を決定した。レオーネ4WDに荒地走破性能を備えたスーパー・レオーネを開発し、オフロードレースに出場したいというテスト・ドライバー、尾島龍一郎の長年の夢がかなうことになったのだ! 長篇レース小説。 ●高斎 正(こうさい・ただし) 1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ~ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。
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轟音! インディー500マイルに賭けた男たちの死闘 マツダ・ロータリー車が米国最大のレース「インディー500マイル」に出場が決まった瞬間から、技術者たちの不可能を可能にする戦いが始まった。世界の名車が一堂に会する5月のインディアナポリス……。轟音と共にスタート、マシーンに魅せられた男たちの強烈なドラマが開始された! 長篇レース小説。 ●高斎 正(こうさい・ただし) 1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ~ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。
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気鋭の若手評論家の初小説! 南部照一は、孤独な自営業者だった。茨城県取手市在住。猫と車を愛する27歳の平坦な人生は、ネット上のとある出会いによって狂っていく。 ひょんなことから保守系言論人の勉強会に参加し、中堅警備会社「シュトケイ」の懸賞論文に応募するや、入選。一躍、保守論壇の新星に祭り上げられ、日本唯一の右派系テレビ局「よもぎチャンネル」レギュラー出演者への道が拓けていく。 順風満帆の照一だったが、彼が足を踏み入れたのは、野心と嫉妬が渦巻き、裏切りや出し抜きが横行する下劣な世界だった。論客同士のパイの奪い合いから、思いも寄らぬ襲撃事件が発生した――。 ◎気鋭の若手論客、古谷経衡氏による初小説。単行本発売時、ネット右翼を騒然とさせた話題作が早くも文庫化! 解説に元外務省主任分析官・佐藤優氏。 <小説の体裁を取っているが、右派の論壇人としてデビューした古谷経衡氏にしか書けない優れた社会人類学的作品だ。21世紀の日本で、愛国心を道具にして、排外主義的ナショナリズムが生成していく過程が見事に描かれている。>――解説/作家・佐藤優氏
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障害を抱える青年けんちゃん、18歳。 けんちゃんと出会って、みんな変わった――。 特別支援学校高等部に通うダウン症のけんちゃん(18歳)。言葉をスムーズに発することができず、不可解な言動も多い。癇癪を起しては「気持ちを落ち着かせる部屋」に閉じこもる彼に、どの職員も手を焼いている。 そんな彼と出会った人々――特別支援学校の寄宿舎で臨時職員として働く多田野唯子、校内イベントを取材する地方紙記者・水上悠介、学校の生徒たちが立ち寄るコンビニの店員・七尾光、同じ支援学校に通うことになった女子生徒・若山葉月――それぞれの視点でけんちゃんとの交流を描いた連作小説です(全5編)。 著者こだまは、かつて特別支援学校の臨時職員として三年間働いていた。そこでの経験を下敷きに物語を紡ぎ、けんちゃんという障害のある高校生を魅力的に描く。気づけば読者は、“寄り添う”ともまた違う、“あたらしい世界”にいる。 『夫のちんぽが入らない』で衝撃デビューを果たした著者渾身、9年ぶりの初創作小説!
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膨大なアートとテキストで綴る、『最悪の物語』――。 ※こちらの商品には、『SINoALICE -シノアリス-』PC版で使用できる特典シリアルコードはついておりません※ ※この商品はPCモニター、タブレットなど大きいディスプレイでの閲覧を推奨しています。※ 350点以上ものジョブイラストに加え、ストーリー、設定画などを多数掲載。ジノ氏をはじめとするクリエイターインタビューも収録した、『シノアリス』初のアート&設定集。 カバーイラストはジノ氏描き下ろしの『アリス/Book of Library』&『スノウホワイト/Book of Library』。 (C) 2017-2022 Pokelabo Inc./SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. (C) 2017-2022 Pokelabo Inc./SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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将棋は、決断のゲームである。無数の選択肢から、一手を選ぶ。 将棋は、明快なゲームである。残酷なまでに白黒がはっきりとつく。 しかし、単純な「結果」にたどり着くまでの間に、無数の思いが凝縮されている。 だからこそ、将棋は物語の宝庫なのだーー。 超豪華執筆陣による「決断」をテーマにした傑作将棋小説アンソロジー。 青山美智子「授かり物」 「俺、東京に行く。漫画家になるんだ」 二十歳の天才棋士と同じ日に生まれた、平凡な我が子。初めて知る息子の夢に戸惑う芳枝だったが――。 葉真中顕「マルチンゲールの罠」 将棋の強さにだけは自信があった。 思い出話をきいてくれ。 あの日、俺は頼まれたんだ。 「天才」かもしれない少年を、この道場から追い出してほしいと――。 白井智之「誰も読めない」 名人戦、第五局。一日目の対局が終わり、ひと息ついた挑戦者が、 拉致された。連れ去った人物は、挑戦者に頼んだ。 ある殺人事件の犯人を見つけてほしい――、と。 橋本長道「なれなかった人」 元・天才棋士の青柳は、アマチュアとしてプロ棋戦を勝ち上がってきた段という男と対局する。彼は、青柳が三十年前に奨励会から蹴落とした相手だった。因縁の再戦を前に、二人がした約束とは。 貴志祐介「王手馬取り」 「両家の父が結婚式に来なかった」 井上家で未だに残る謎を解決するのは、元真剣師を名乗る老人で―― 芦沢央「おまえレベルの話はしてない(大島)」 奨励会員の息子を持つ男性が自己破産申請にやってきた。担当する弁護士の大島は自分も元奨励会員で事情もよく分かり、あと一歩のところまで順調に手続きが進んでいたが――。 綾崎隼「女の戰い」 「朱莉さんって銀みたいな人ですよね」 数少ない女性奨励会員として奮闘する倉科朱莉の、苦悩と成長の日々。 奥泉光「桂跳ね」 菅原香帆の日録に記された、将棋を通じた友との交歓の日々。 桂跳ねに込められた、友人の悲愴な決意とは。
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本作は、私・三浦晴海が、急死した大叔父の日記に記された奇妙な単語を調べた際に、実体験したことをまとめた記録です。 作中の資料もすべて、現地に足を運び、時には人の力を借りながら集めました。 しかし残念ながら共に調べてくれた、 大学時代の友人も、快活な大叔父の同級生も、高名な学者の先生も、 全員もうこの世にはいません。 それでも、皆様にはぜひ知ってほしいのです。 私がたどり着いた真相を。「あしか汁」とは何なのかを。 そしてなぜ、こうして「あしか汁」の正体を語ろうと思ったのかを。 私の一生が台無しになった理由を、 どうか無関係と思いながら楽しんでお読みいただければ幸いです。 巻末には、「あしか汁」を調べた元編集者が遺した 最期の日記を掲載しています。
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2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。 60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。 長らく忘却していた20年前の記憶――黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。 まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、 よりリスキーな〝シノギ〞に手を出す。 歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい……。 善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作! 【世界中から翻訳オファーが殺到!】【読売文学賞受賞作】【本屋大賞ノミネート】
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※本書は、昭和51年7月に刊行された角川文庫『壺中美人』(電子版発売日:2012年8月3日)を改版した作品となります。重複購入にご注意ください。 陶器収集で有名な画家が自宅のアトリエで何者かに殺害された。 現場におもむいた金田一耕助は、聞き込みを続けるうちに数日前、テレビで見た“壺中美人”と称する曲芸を思い浮かべる。 なんと発見者のたえは、血にまみれたパレットナイフを握りしめたまま、身体をねじまげ壺の中へ入っていく女の姿を見たというのだ! 表題作ほか奇妙な廃墟で起きた殺人事件を追う「廃園の鬼」を収めた、愛と裏切りを映し出す、横溝正史の傑作推理。
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刑事〈ショーン・ダフィ〉シリーズ最高傑作 クロスボウで射殺された麻薬密売人。事件の裏には北アイルランドを揺るがす秘密があった。ショーンは捜査中、IRAに襲われ……
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★映画化企画進行中!★ シリーズ累計45万部突破! 自分の余命を知った時、あなたならどうしますか? 死を肯定する医者×生に賭ける医者 対立する二人の医者と患者の最後の日々―― 衝撃と感動の医療ドラマ! ※本電子書籍は「最後の医者は桜を見上げて君を想う」「最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)」「最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)」全3巻を1冊にまとめた合本版です。 【あらすじ】 あなたの余命は半年です――ある病院で、医者・桐子は患者にそう告げた。死神と呼ばれる彼は、「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く。だが、副院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」を諦めない。対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末とは? 究極の選択を前に、患者たちは何を決断できるのか? それぞれの生き様を通して描かれる、眩いほどの人生の光。息を呑む衝撃と感動の医療ドラマ誕生! 【文庫書き下ろし】 <「最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)」 全国の書店員様からのおすすめコメント> 読み終わった瞬間、心が震えた気がした。言葉に出来ないような想いを物語として伝えてくるこの物語はきっと読んだひとりひとりにとって特別な作品になる。 (TSUTAYA 三軒茶屋店 栗俣様) 一息に読んだ。一行だって読み飛ばせなかった。人の脆さが、弱さこそが、心を温めてくれるのだ。そう強く思えた。 (紀伊國屋書店 梅田本店 田中様) 諦めてもいい。この台詞から見えてくるあなたの未来は、きっと今よりも輝く。 (オリオン書房 ルミネ立川店 田邊様) 全ての人は救うために生まれてくる――生きるのを諦めていた彼を変えた人との出会い。二人の過去の想いが交錯する。人は皆、誰かの希望を持って生きている。これは希望の物語。 (紀伊國屋書店 新宿本店 宮本様) 泣いた。あぁ、そうだったのかと。死を目前にして明かされた真実は愛に満ち溢れていて、私まで救われた気がした。手術室のくだりはハンカチなしでは読めない程、泣いた。 (未来屋書店 伊丹店 中尾様) 病気になっても、あがいてあがいて闘うか、諦めるか選ぶことはできる。この作品を読んで、たとえ死が待っていようとも、周りの人の為にあがきたいと思いました。 (大垣書店 高槻店 工藤様) 様々な境遇の患者達に感情移入してしまい、上下巻一瞬で読み終えてしまいました。桐子、福原の過去との対峙を経て、最後の最後に交差する思い出。驚きました! (MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 高見様) 涙なくしては読めませんでした! ! 電車の中で読んでいて涙が止められなくなり大変でした…。死を目前にして死を受けいれられるのか、最後まで生きようと闘うのか。自分が、どう選択するのか今はわかりません。けれど、私も1人の親としてカズくんのお母さんのように最後まで強く優しくありたいと思いました。 (BOOK EXPRESS エキュート上野店 高村様)
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会社社長の毒殺事件が発生。なぜか遺体のポケットにはライ麦が。それは恐るべき連続見立て殺人の端緒だった……名家で起きた三つの殺人事件。かつて仕込んだメイドを殺されたミス・マープルが正義の鉄槌を下す!/解説:霜月蒼
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坂道と石段と石垣が多い町、夏流に転校してきたミチル。六月という半端な時期の転校生なので、友達もできないまま夏休みを過ごす羽目になりそうだ。終業式の日、彼女は大きな鏡の中に、緑色をした不気味な「みどりおとこ」の影を見つける。思わず逃げ出したミチルだが、手元には、呼ばれた子どもは必ず行かなければならない、夏の城―夏流城での林間学校への招待状が残されていた。ミチルは五人の少女とともに、濃い緑色のツタで覆われた古城で共同生活を開始する。城には三つの不思議なルールがあった。鐘が一度鳴ったら、食堂に集合すること。三度鳴ったら、お地蔵様にお参りすること。水路に花が流れたら色と数を報告すること。少女はなぜ城に招かれたのか。長く奇妙な「夏」が始まる。(「七月に流れる花」) 夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦(てるひこ)。毎年子どもたちが城に行かされる理由を知ってはいたが、「大人は真実を隠しているのではないか」という疑惑を拭えずにいた。ともに城を訪れたのは、二年ぶりに再会した幼馴染みの卓也(たくや)、大柄でおっとりと話す耕介(こうすけ)、唯一、かつて城を訪れたことがある勝ち気な幸正(ゆきまさ)だ。到着した彼らを迎えたのは、カウンターに並んだ、首から折られた四つのひまわりの花だった。少年たちの人数と同じ数――不穏な空気が漂うなか、三回鐘が鳴るのを聞きお地蔵様のもとへ向かった光彦は、茂みの奥に鎌を持って立つ誰かの影を目撃する。閉ざされた城で、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き……? 彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。短くせつない「夏」が終わる。(「八月は冷たい城」)
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知ってしまったこの恐怖は、誰かに伝えるしかない――。 怪談の連鎖反応を刻みこんだ迫真の怪奇取材録 TV番組等で活躍中のオカルト研究家・吉田悠軌が綴るリアル怪談集。 ・新宿の某ビルで起きた不可解な怪事「誤報」 ・自宅に出現した怪しい男の驚愕の正体とは「イケメン」 ・屋根裏で捕獲したコウモリと奇妙な因果「チーズと赤ワイン」 ・夜な夜な襲いくる足のない異形の秘密「小野小町」 ・同じ日を幾度も繰り返す実在したループ譚「火曜日の娘」 ・集落の少女が語る不可思議な半生「インドの片田舎で」 ・近寄ってはならない祠に手を合わせると…「つつみのきぶねさま」 ・異様な笑顔で迫りくる謎の男、そして連鎖する恐怖「怖い話を聞かされた」 誰かの身に起きた怪異が伝播し描かれた恐怖の波紋は、やがてあなたの元にも――。
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「実はこの話、『話してはいけない』って言われたんです」 人が関わってはいけない「何か」。 この世には、テッパンで「障る」「祟る」ものが存在する。 語るたびに何かが起きてきた曰くつきの怪談「障り」を解禁! タブーへ挑む著者渾身の怪奇取材録 偶然で片付けることのできない怪異がある。 人はそれを「障り」或いは「祟り」と呼ぶ――。 ・親族の依頼で悪霊に憑かれた老女の除霊に赴いた僧侶。家の中で見た戦慄の光景とは…「仏間の闇」 ・宿泊禁止の部屋があるホテル。清掃だけはするのだが、その驚愕の方法とは…「ザイル」 ・二種類の呪術が特定の家系だけに脈々と受け継がれている村。その効力は…「黒の禁書」 ・山中の神社へ肝試しに行った三人組。そのうちの一人が突如獣のように…「禁忌の社」 ・美しい島に魅入られた女性が体験した悪夢の一夜。島の人が神と呼ぶものは一体…「神の憑く島」 ・著者があるホテルで遭遇した霊の話。以後、この話をしようとすると…「障り」 ほか、触れてはいけない「事件」「霊」「物件」「呪術」「神」「怪談」 6つのテーマで収録された危険極まりない怪談たち。 禁じられた領域に迫る15の怪! 仏壇に供えられた二つのおはぎを見た時、その違和感に気がついた。 おはぎの表面が、ぐねぐねとまるで生きているかのように動いている。 蝋燭の灯りでそう見えるのかと思ったが、どうも違う。ぶつぶつの小さな無数の黒い粒が、おはぎの表面にびっしりと張り付いていて小刻みに動いている。 「……あなた、何をお供えしているんですか」 ――「仏間の闇」より
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「ときどき思うのよ。偶然って、本当にあるのかしらって。この世には、私たちには見ることも、思い描くこともできない複雑な糸がはりめぐらされていて、その壮大な布の中では、どれもが、あるべきところにあるとしたら……」(本文より) 降魔士の少年・ジェードは、神と魔物、光と闇が共に宿っているとされる、神聖でありながらも恐ろしい聖域<闇の大井戸>で、魔物から聖なる蝶を守る役目を負って暮らしていた。ある日、ジェードの相棒である少女・ルクランが、聖なる蝶が舞い上がって来る予兆の鬼火に触れる事件が起きる。他の降魔士たちと違い、なぜか、予兆の鬼火に激しく反応してしまうルクランは、聖域を守る者のなかで波紋を呼んでいた。自分がなぜ、そんな反応をするのかを知りたいと願うルクランと、ルクランを守りたいと思うジェード。それぞれの思いをよそに、ふたりは壮大で複雑な運命の糸に絡め取られていく。 1999年から2001年にかけて、上橋菜穂子の代表作である『守り人』シリーズの創作と並行して執筆されたこの物語は、のちの『獣の奏者』、『鹿の王』、そして『香君』にもつながる、作者の創作の軌跡を知ることができる貴重な作品でありながら、これまで書籍化されていませんでした。 この物語は、人と人との関係だけでなく、人間と他の命ある存在との繊細で複雑なつながりを描きたいという著者の想いから生まれました。 執筆から二十年以上の時を経て、円熟の域に達した著者の手で加筆修正され、力強くも美しい物語へと成長した物語が、ついに世界へと解き放たれます。
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大学生の夏目は、実際に起きたら嫌なことを逐一スマホにメモする極度の心配性。リマインダーには700件の心配事が登録されており、彼女の統計によれば、そのリストの7割は現実になる。 祖母の死によって住む場所を失った夏目に手を差し伸べたのは、親戚から数々の怪しい噂を流されてもはや正体不明の存在となっている東京のおば、宇曽川ひかりだった。 東京・錦C町にある宇曽川の自宅は、かつて眼科医院だった。そこには、宇曽川曰く「開けたら別の世界に繋がる」という緑色の「開かずの扉」があり、夜な夜な正体不明の足音がしたりWiFiが激重になったりする。無責任な親戚から、「死体が隠してあったりして」と言われたひと言が次第に頭から離れなくなる夏目。 宇曽川は夏目の問いかけを常に煙に巻くような嘘で受け流すが、バイト先で出会った幼馴染の南海や、生意気な小学生・千理との交流を通じ、夏目は街に伝わる晴れ男の伝説と、ひかりの過去が繋がっているのではと疑い始める。 果たして、開かずの扉の向こうに隠されているのは「死体」か、それとも――。心配事が尽きない夏目と、嘘つきのおばが織りなす、少し不思議でかなりユーモラスな日常を唯一無二の筆致で描く、第69回メフィスト賞受賞のデビュー作。
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筒井康隆の世紀の奇書が 〈定本〉として三十七年ぶりに復刊! 筒井康隆の毒と笑いをご堪能あれ。 〈ドンドンはドンドコの父なり。ドンドンの子ドンドコ、ドンドコドンを生み……〉 ジャズ・スキャットで使われるバブリングを駆使し、 奇想天外なパロディ聖書として読書界を驚倒させた表題作ほか、 初刊文庫で未収録だった実験作品「上下左右」 (イラストは雑誌掲載時の真鍋博)を収録した完全版。 書下しの自作解説を併録。全十篇。 (解説 井上ひさし) 〈目次〉 バブリング創世記 死にかた 発明後のパターン 案内人 裏小倉 鍵 上下左右 廃塾令 ヒノマル酒場 三人娘 自作解説 筒井康隆 解説 井上ひさし
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TkTokで話題沸騰中! 「怖い話凸待ち配信」で集めた5000話以上から厳選 「怪談は語る場所をTikTokへ移した。それでも、本当に怖い話だけは語り継がれていく」 呪物コレクター・田中俊行 TikTokで大人気!「怖い話凸待ち配信」を毎日配信している富田安洋のもとに集まった5000話以上の恐怖から選りすぐった、リスナーの超怖くて不思議な体験談! ・店に出る幽霊の恐ろしい姿「赤いレインコートの女」 ・山道を走行中にとり憑くおばあさん「峠の老婆」 ・違う時空に繋がる横穴「明和という年号」 ・子どものころ秘密基地で見た戦慄の光景「トラウマ」 ・山奥で迷い込んだ沼に佇む異様な男「時空のおっさん」 ・夫の死後に判明した正体とは…「私の夫」など収録 読んだ人からハマる!中毒者続出!
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「僕はこの家から逃げられへん身にさせられてしもうた」 大正十四年、大阪。病弱だが勝ち気な女性記者・苑子は、担当する身上相談欄への奇妙な投書を受け取る。 大手製薬会社・丹邨製薬の社長令息からの手紙であり、不審を覚えた苑子は、身分を偽り丹邨家に潜入することに。 調査を進めるうち、その異様さが明らかになっていく。苑子を苦しめていた咳をただちに止める、真珠のような丸薬。 一家の不可解な振る舞い。丸薬を怪しんだ苑子は、薬の成分分析を漢方医に頼む。 返ってきた結果には、漢方医も知らない「骨」が含まれていた――。 もう逃げられない。気付いてからが、本当の地獄の始まりだった。 「丹邨家に巣くう災厄をあなたが払えることを祈ります」
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消えた岡っ引きの父と、溺れ骸を結ぶ謎の器。 おまきは岡っ引きの父・利助を探していた。 火付けの下手人を追ったまま、行方知れずになっていたのだ。 手がかりは父が遺した、漆が塗られた謎の容れ物の蓋だけ――。 いったいどんな容れ物なのか? そして身はどこにあるのか? おまきは材木問屋の息子・亀吉、目の見えない少年・要の力を借りるが、なかなかもつれた糸は解けない。 そんなある日、大川に揚がった亡骸の袂から漆塗りの容れ物が見つかったと臨時廻り同心の飯倉から報せが入る。 しかし、なぜか蓋と身が取り違えられているという。 後に、父の遺した蓋と亡骸が遺した容れ物は一対だったと判るが……。 父は生きているのか、亡骸との繋がりは? 容れ物は誰のものなのか? おまきたちは、新しい手がかりをもとに下手人を探すべく、江戸の町を奔走する! 虚を突く真相に落涙する、第一回警察小説新人賞受賞作。 ※この作品は単行本版『恩送り 泥濘の十手』として配信されていた作品の文庫本版です。
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人工知能の研究で世界的な名声を博す科学者。彼が抱える重大な問題に巻き込まれたジャーナリストのミカエルは、異色の女性リスベットに連絡を取る。やがて二人は、巨大な悪の組織を相手に闘う! 世界20カ国でベストセラー第1位を記録! 今世紀最高のミステリ、待望の続篇。
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本に秘された謎、倶楽部が明かします。 「誰かを不幸にする 名探偵なんていりません!」 圧巻推理に絶賛続出! 人が死なないミステリー ーーー 大学の一角を占有する謎の団体〈名探偵倶楽部〉。 一員である白兎と後輩の志希は、 路上で倒れた女性にある奇書の謎を解いてほしいと依頼される。 不可解な密室、消えた寄木細工の秘密箱、突如炎上する館。 不可能犯罪の数々が記された書籍「神薙虚無最後の事件」は残酷な真相を指し示すが――。 「誰かを不幸にする名探偵なんていりません!」 緻密で荘厳な、人が死なないミステリ。 【本格ミステリ界激震!】 活殺自在に読者を手玉にとるミステリセンス ーー辻 真先 多重推理の果てに現れる新たな景色 ーー麻耶雄嵩 虚構であろうと虚無ではなく。虚無ではなく。ただ、万雷の喝采を ーー奈須きのこ 読み進めるうち、この謎に本気で挑戦せずにはいられなかった ーー今村昌弘 論理遊戯【パズラー】生まれ、戯言拳闘【メフィスト】育ち。擦り切れ方を忘れかけた、ぼくらのための物語 ーー青崎有吾 名探偵の信念と贅沢な趣向。これは、懐かしくも幸福な玩具【おもちゃ】箱だ ーー阿津川辰海 何と技巧と細工に満ちたデラックスな探偵小説世界か ーー城平京 粗削りながら燦然と輝きを放つ才能の原石。瑞々しく魅力的な多重解決ミステリをご堪能あれ ――知念実希人 ※電子版には限定特典として、次巻の「試し読み増量版」を収録しています。
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甘くてスパイシーで苦くてしょっぱい、人生の味わいを詰めこんだ17の物語。どんな人にも、どんな日々にも、凸凹や濃淡、裏表はかならずあるから、そんな欠片を集めたこの本のなかに、自分に寄り添う物語がきっとある。文庫化に際し「魔法少女ミラクルミルキー」「大阪の叔父さん」「前夜」「ムーンライダー」を収録。 sweet / spicy / bitter / salty / tasty 第171回直木賞受賞作『ツミデミック』で話題の著者、 一穂ミチの色とりどりの欠片をちりばめた、味わい豊かな作品集 あなたの思いや生きかたが きらめき、翳(かげ)り、 揺らいで、にじむ。
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未来屋小説大賞受賞! 芳樹は憧れのかつての家庭教師・真壁が結婚を前に脅迫されていると知り探偵に調査を依頼するが――。完全に騙される傑作ミステリー。 憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。そこに現れたのは中学時代にいじめに遭っていた従兄をえげつない方法で救ってくれた先輩の理花だった。調査を進めるにつれ、見えてきた真実。背筋も凍るラスト。気鋭のミステリ作家による、衝撃の傑作長編! ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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仕事のストレスから過食に悩む大野由佳は、かつての同級生に紹介された向井という男性から、明晰夢を操作する方法を学ぶことになった。疑いつつも教えを実践した由佳は、夢の中で思い切り食べることで、食欲を抑えることに成功する。数ヶ月後、向井の教え子たちが集まって勉強会を開催中、滞在先のコテージで殺人事件が発生。その晩に由佳が夢の中で見た本には、犯人の名前が書いてあり…… (「夢落ち」)。日常を出発し、思いもよらぬ結末に行き着く全五編を収録した、新鋭による独立作品集。/【目次】各停十三駅分の帰り道/非運の死/天森町は今日も雨/夢落ち/写真には写らない
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中央アフリカで発見された謎の病、アブバジ病に罹患したパストゥール研究所の学者フランソワ。病床の彼から預かった資料を、ナディア・モガールと矢吹駆は、フランソワの師・マドック博士に届けるため、アテネへと旅立った。しかし博士は、エーゲ海の孤島・ミノタウロス島に渡っていた。彼を追うナディアと駆。島の館・ダイダロス館には、二人を含む十人の男女が集まったが、嵐で島は孤立、ギリシア神話をなぞるように装飾された客たちの死体が次々に発見される。奇怪な連続殺人の真相は? シリーズ中白眉といわれる、記念碑的傑作本格ミステリ。/解説=飯城勇三