異セカイ系

異セカイ系

825円 (税込)

4pt

第58回メフィスト賞受賞作。小説投稿サイトでトップ10にランクインしたおれは「死にたい」と思うことで、自分の書いた小説世界に入れることに気がついた。小説の通り黒騎士に愛する姫の母が殺され、大冒険の旅に……♪ってボケェ!! 作者(おれ)が姫(きみ)を不幸にし主人公(おれ)が救う自己満足。書き直さな! 現実でも異世界でも全員が幸せになる方法を探すんや! あれ、何これ。「作者への挑戦状」って……?

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異セカイ系 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年03月02日

    あああ、すごかった…
    この小説には読み進めていくと、いくつかの仕掛けがされていることがわかります。それがとても楽しい!
    そして、やっぱり主人公がいい人すぎなのです。
    全部救おうと悩み、考え、実行する。
    創作をされる方には手にとってほしい!キャラクターが作者の自己満足であらぬにはどうすればいいのか?
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    Posted by ブクログ 2018年11月09日

    この本を読み終わると優しい気持ちになれたし、みんなに優しくしていこうと思った。

    今まで見たことのない小説の形で読み進めるうちに何度も驚かされて、文章が関西弁なところもなんだかほっこりした。

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    Posted by ブクログ 2023年07月07日

    誠実さや愛や祈りをテーマにした小説。 誠実さや愛や祈りはいつだって至上のエンターテイメントとなりうる。
    メタ構造を用いており、『好き好き大好き超愛してる。』や『君と彼女と彼女の恋。』などとの類似性を感じる。
    本作のメタ構造は、『好き好き大好き超愛してる。』の「世界間の差異を創作内で解体することを通し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月03日

    小説投稿サイトに自らの小説「臥竜転生」をアップする名倉編はその小説世界に飛ばされる。小説世界と現実世界を行き来する事で、小説を手直しする必要に迫られ…不具合を正すために、更に新たな世界を作り…と、現実と小説世界でとてもややこしいが、事が起きるたびに、厳しいルールをかいくぐり、様々な策で解決させる名倉...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月24日

    「まじめに。正直に生きていれば。きっとさいごにはしあわせになれます」

    『真相はまだない。犯人も。正当化も。これからおれが推理するとこではじめて決まる。
    書かれるまえの小説のように。
    それがおれの推理 ー いや。創造であり想像。』

    『答えるまえに答えはなく。答えてはじめて答えが生まれる。そういう問...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月16日

    小説サイトで10位になると小説世界に行けるようになり、11位以下に転落するとその小説世界は消滅する。死んでしまうヒロインの母親を救うために小説を書き換えようとするが… そこで書かれるメタ世界、異セカイ系。現実で小説を書く作者の物語。描かれた時点で現実も小説と同様…と、ここまではまぁわかるが作者への...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月03日

    2018年96冊目。入りの地の文で危険な香りはしたけど、読み進めるうちに慣れていった。この突き抜けてる感じは嫌いじゃない。最後がややこしくなってしまったのは致し方ないとは言え勿体なかった。

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    Posted by ブクログ 2018年08月26日

    野崎まどの「2」などの影響を受けてるように感じられたが、レトリックを巧みに使った作品としては非常に楽しめた。あの日ラノベを貪るように読んだ全ての元・オタクたちに読んで欲しい一冊。

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    Posted by ブクログ 2019年10月05日

    想像していたよりは悪くなかった。論理を捏ね繰り回してるだけな感じはあったけれどね。オチはなんとなく予想ついてたけどセカイ系の解釈の一つとしてはありだと思う。

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    Posted by ブクログ 2019年09月16日

    初名倉。メフィスト賞受賞作。初めての異世界モノで勝手がよう分からんけど、他もこんなもんなの?最終的にはキャラクタ愛をトコトン追求する作品。まあまあ楽しめました^^ 星三つ。

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