甲田学人の作品一覧
「甲田学人」の「ほうかごがかり」「Missing」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「甲田学人」の「ほうかごがかり」「Missing」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
二松学舎大学卒。2001年『Missing 神隠しの物語』でデビュー。作品に『断章のグリム 全17巻』、『ノロワレ』、『時槻風乃と黒い童話の夜』などがある。
Posted by ブクログ
ラノベのホラーを買うの初めてだけど、面白かったです。ラノベレーベルで出ているというだけで、ぶっちゃけると一般文芸でもいいのでは?というくらいのしっかりとした作りだった。
あらすじとしては、小学校高学年の男女たちがある日とつぜん深夜の学校に集められる。なんやかんやあって怪異の「観察」をすることに。
ちなみに怪異とは「学校の怪談の卵」的な存在で、適切に観察しないと怪異が成長しホンモノの「学校の怪談」になってしまう。そんなわけで小学生たちは怪異を観察する「かかり」になってしまった、、、というストーリー。
深夜の学校に集められるという展開自体はありきたりであるものの、「怪異を観察する」という主人
Posted by ブクログ
伏線回収も素晴らしく、とても読みごたえがありました!
海深のことはとても残念でしたが、ホールでの出来事のあと、意識を失ったのになぜ?と思っていたのでその時かな…と思いました。
と思いつつも、成り代わられたら砂の人形にされ、怪我をすると砂が吹き出すという認識だったので、爪で手のひらを傷つけたときに普通に血が出てたのはまだ人間だったからなのか?など確信が持てるわけではないけれど…
首の赤いリボンも気になるところです。
メリーさんとお揃いになっているところ、また、去年のかかりが首あるいは頭にかかわる死因であること、リボンをほどくと首が落ちること、確実に無関係ではないはず…
それをかかりが始めから
Posted by ブクログ
分厚さにびっくりしつつ、でもその長さを感じさせない、最初から最後まで飽きる暇もなく面白かった。
と言ってしまうには、あまりに凄惨で、犠牲者も多いので不謹慎な気もするが。
雪乃さんも蒼衣くんも今回はどちらかというとメインよりは傍観者に近く(特に雪乃さん、蒼衣くんは最後に役割があったのでよかったけど、雪乃さんは今回あまり見せ場がない)ひたすら神狩屋さんこと雅孝さんの掘り下げ話。
そしてテーマは人魚姫。
今回もそこからの連想、解釈が面白かった。
真相に至った蒼衣くんの推理と、今回の潜有者の目から鱗感じも。
それに人魚と言えば「あの伝説」も話さないとなと思っていたら、しっかり雅孝さん絡みで登場して満