甲田学人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレいつも以上に満身創痍な話。
「いばら姫」だからやむなしだが、脱出できない家の中で不死の異形と対峙は、最初から難易度が高い。
治めるには蒼衣くんの「目醒めのアリス」しか手段がないのに、発動条件である「理解」に至るまでが長い長い。
仲間側にも犠牲が出るし、むかつくあいつが再登場するし、読んでいるこちらのストレスも半端なかった。
何より、不死の怪異の見立てが何故「いばら姫」だったのか、なかなか思い至らくてストレスという。
ゆえに、謎が解けた時の解放感は凄くよかったのだが、犠牲になった家族のことを思うと気が重い。
泡禍は常人を常人のまま狂わせてもしまうらしい。
不死の異形が相手の最中、不死、いや蘇りに関してさらっと大きなネタバレも来て、最後の最後まで驚かされた6巻だった。
安心して読めるのは、神狩屋さんと蒼衣くんの解釈談義くらいかも。
あのパート、毎回楽しみなのです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待った3巻。
表紙が太郎さんでめちゃくちゃ嬉しい。この倦み疲れた表情がたまらない。
真絢が死んで自責する太郎さん、原作でも思ったけど想像以上に責任感あるんだよね。
望まず『ほうかご』に囚われて嫌々「顧問」やってるのに投げ出さないものすごく真面目で優しい気性が出てる。皮肉は言えども、ちゃんと向き合ってるんだね。好きだ。
太郎さんのノートがグチャグチャになって汚れてるの細かい。メイジさんありがとう。
イルマの恐怖が伝わる。このパニック、恐怖、日常が壊されていく感覚。小学生がこんな思いするの間違ってるだろ。
原作だと内面描写がしっかり書かれてたから「可哀想だけどリアル過ぎて自己嫌悪から苦手な子」だったけど、漫画だと「とにかく可哀想な子」になる。
次回は留希と惺の回かな。留希がコー君に希望を見出してるのが可愛いけど結末知ってるから可哀想過ぎる。 -
ネタバレ 購入済み
シリーズ最高傑作
シリーズで一番の傑作と名高い「人魚姫」。感想とはちょっと違うけど、個人的な志弦さんと神狩屋さんのイメソンがあります。奥田美和子の「雨と夢のあとに」。
志弦さんからの神狩屋さんへの想い的なイメージで。歯磨きのシーンは未だにトラウマです。キャラが明らかな異常に極限の恐怖に怯えながら息も荒く、ソレを見ようとする心理描写と情景描写はいつもながら見事です。色々ホラーは読みましたが、甲田先生よりそれが上手い作家さんはいない。
志弦から神狩屋への手紙の出だし「空が、とても青いです」と最後の言葉は何年経っても覚えています。
配役と、そして散りばめられた伏線に気付いて驚く。夢見子に葉耶の面影をここで見てるんだ…。 -
Posted by ブクログ
ラノベのホラーを買うの初めてだけど、面白かったです。ラノベレーベルで出ているというだけで、ぶっちゃけると一般文芸でもいいのでは?というくらいのしっかりとした作りだった。
あらすじとしては、小学校高学年の男女たちがある日とつぜん深夜の学校に集められる。なんやかんやあって怪異の「観察」をすることに。
ちなみに怪異とは「学校の怪談の卵」的な存在で、適切に観察しないと怪異が成長しホンモノの「学校の怪談」になってしまう。そんなわけで小学生たちは怪異を観察する「かかり」になってしまった、、、というストーリー。
深夜の学校に集められるという展開自体はありきたりであるものの、「怪異を観察する」という主人公たちのタスクは斬新だなと思った。
また、「怪異の観察」を通じて主人公たちの心の闇が明らかになる点も面白い。
まだ一巻しか読んでないので不明な点は多いけど、学校に集められた子供たちはワケアリの子供たちで、怪異の観察を通じて精神的に成長していくのだと思う。
ホラーとジュブナイル要素があってとても好印象。
というわけで⭐︎5つ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ伏線回収も素晴らしく、とても読みごたえがありました!
海深のことはとても残念でしたが、ホールでの出来事のあと、意識を失ったのになぜ?と思っていたのでその時かな…と思いました。
と思いつつも、成り代わられたら砂の人形にされ、怪我をすると砂が吹き出すという認識だったので、爪で手のひらを傷つけたときに普通に血が出てたのはまだ人間だったからなのか?など確信が持てるわけではないけれど…
首の赤いリボンも気になるところです。
メリーさんとお揃いになっているところ、また、去年のかかりが首あるいは頭にかかわる死因であること、リボンをほどくと首が落ちること、確実に無関係ではないはず…
それをかかりが始めから身につけているのは何故なのか?
メリーさんの影響力がそれほど強まっていたのか、別の要因があるのか…
来年の3部もとても楽しみです♪