甲田学人のレビュー一覧
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断章のグリム5巻です。
またしても上下巻らしいですw
今回は赤ずきん、ということで配役が少なめですかね?
配役予想はネタばれか…な?
一応、追記部分に書いておきます。
今回初めて、断章を人に使っていますが…。
雪乃と蒼衣の断章は人間には使えない、かな?
あ、蒼衣は出来るかも…。理解と拒絶ですし…。
なんというか、人に対して使うと凄いことになるのね…。
神狩屋の断章は人間に使うとどうなるか、以前出ていたはずですが。
痛々しい!
雪乃さん、毎度のことながら重傷ですよね。
ネタばれというか、配役予想ですね。
赤ずきん>
赤いアクセサリーをつけている。という条件があるようですが。
該当すると -
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断章のグリム7巻は初の短編集。
元々は雑誌掲載? HPでしょうか?
別の媒体で連載していたものを一冊にまとめたものだそうです。時間軸はバラバラですね。
金の卵~にいたっては、風乃さん生きてますしw
雪乃も昔は普通だったんだ! と感激してしまいました。「うるさい、殺すわよ」なんて言わないよっ!
今回は、大きな事件ではないので、グリム童話ではありませんね。
全てイソップ童話です。誰でも知ってるような童話なので、タイトル聞けばあぁ、あれか~、と分かるはず。
犬と肉とかw
深夜0時に~、のお呪い、MISSINGでもやってなかったかしら…?
白い手よりも魔女様が襲ってきそうだと思いましたw
このおま -
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断章のグリム8巻目。今回はグリム童話の中でもマイナーな「なでしこ」という話を題材にしております。
私もなでしこという話は知らなかったので、発売リストを見た時から「なんじゃこりゃ!」と思ったのですが。
いやはや、絵本向きではないので仕方ないかもですねw
なでしこのあらすじは本編でも2回ほど出ておりますので、問題はありません!
でもちょっと悔しかったので青空文庫で探してみたのですが、やはりありませんでした…。
さて、今回のなでしこという物語。舞台は以前登場した「人魚姫」の舞台になります。
やはりというか、あの話での生存者になる千恵ちゃんは、保持者となってしまいましたねぇ。
とはいえ、まだ騎士には -
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断章のグリム9巻、なでしこの下巻です。
今回は蒼衣くん、途中退場ですね。学校があるので、蒼衣が直接事件にかかわっているのは前半戦とラストだけ。
今までに無いことで、雪乃と蒼衣は別行動ですw
前回の記事の追記部分で書いていた配役予想は、ほとんど外れでした。
部分部分では当たっているのですが…。相変わらず、予想を裏切る展開に最後までドキドキでした。
後味はまぁ、悪いんですけどね。
あと、例のごとくで痛いシーンも多いです。雪乃も重症ですし、群草さんにいたっては…。神狩屋も腕一本なくしてますしね。
まぁ、神狩屋は1週間で腕は生えてきたそうですけど。
シーンとしては、一真と臣くんのラスト付近のやりと -
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断章のグリム10巻、いばら姫の上巻でございますっ!
今回はいきなりやばい展開になっておりました。いきなり雪乃たちが襲われることって少なかったような気がしますけど、今回はいきなり襲われるどころか追い込まれている感じです。
閉じ込められている以上、泡禍から逃れる手段もありませんしね。
いばら姫ということで、範囲は今のところごくごく狭い所(真喜多家)でのみ起きているのがせめてもの救いでしょうか?
この巻に限ったことではないのですが、今回もグロシーンが…。
人魚姫の「泡」とか、赤ずきんの「針の道」も嫌だったんですけど、今回の耀くんのアレが相当きつくて、一気に読めませんでした…。
仕事の休憩時間に何と -
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今月の新刊、断章のグリムでございます。いばら姫の下巻ということで、事件の解決編ですね。
今回は真喜多家に閉じ込められているということで、泡禍の範囲は狭いのですが、その分逃げ場がないのが厳しいデスね。
まさに満身創痍という感じでございました。
例の如くで、登場キャラがほぼ全滅という鬱END。
ネタばれ回避で書くのが難しいので、まとめて追記部分に書きますけれど…。
とにかく面白かったデス!
上下巻だと、どうしても刊行ペースの問題で間があいてしまいますが、潜有者の考察や配役何かを考えられるのも楽しいデスね。
あんまり当たりませんけど!
グロokという方にはお勧めですv
まぁ、ここからはネタば -
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夜魔―怪―でございます
書き下ろしが一本以外は、ハードカバーからの再録になります
ハードカバーでも購入しておりますが、割と覚えていないものですね
新鮮な気持ちで読むことが出来ました
魄線奇譚なんかは、小学生くらいの時に誰もがやったことあるんじゃないですかねぇ
道路の白線だけを踏んで歩く、というのは
まぁ、私の住んでいるところは田舎なので、白線のある道路が通学路にそんなにありませんが…
繕異奇譚も、女の子なら大事にしていたぬいぐるみの一つや二つはあるのではないでしょうか?
そんな、現実にもちょっと身に覚えがある気がする、という内容ですので、そこが怖いですね
しかし、書き下ろしの接鬼奇譚がま -
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テーマはトラウマ・惨劇・童話。
甲田作品を読み始めたのがコレ。
古参の方からはラノベ化してしまった、との
悪評も多いですが、
前作も読んだ上で、
エンターテイメント性が伸び、
描写力(特にグロ部分)がアップした感じがします。
この人の作品に元々"怖さ"を感じなかったので
こういう方が向いているんじゃないかなぁ、と思いました。
作者様の言う"メルヒェン"を前面に出していますしねw
童話に関する考察部分が面白い視点であることから
そういうものとしても一読の価値あり。
作者様の造詣の深さが窺い知れます。
前作では明るい部分が皆無だった(と思う)ん -
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<感想>
また、上手いなぁ・・・・・・
今回は今つもに増して複雑。これは、有名じゃない話しだからという部分もあるとは思うが、わざと複雑に見せてますね。。
例えば、この巻の頭。視点を変えることによって複雑さ、そして前巻との矛盾を浮き彫りにしてますね。(実際は矛盾ではなく、単に、前者が真実なのに対し、後者が警察に語った嘘)そしてこの違和感を上手く使えているのではないでしょうか。
今回は交錯するお話。
それを暗に示すためにも良い効果が出てると思うんですよね。
そして、最後の展開からの群草さんの決意。ここまでの流れは圧倒的。もう凄いの一言。
いつか、こんな話しを書ける人になりたいですねww -
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<感想>
…………やばいそろそろ買いたくなってきたwww
上下巻を途中で読むのを止められない。。。
まぁ、終わクロとかホライゾン級じゃないから余裕っちゃ余裕なんだけどさ。
でも、ほんと上手すぎ。
ぶっちゃけ最近、死にすぎな気がしなくもないですが。。
でも、やっぱりこの解釈は神だと思いますよ?
想像できないもん。
そりゃぁ、まぁ専門に研究してたり象徴学やってる人なら分からなくもないのかもしれないですけど。。
でもやっぱり、初めにタイトルが分かっているのが一番影響が強いのかな。
例えば、赤ずきんだと分かってなかったら今回だって納得いくものが全くといっていいほどない訳ですよ。
それが、赤ず -
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<感想>
もう、ザ・ワールドですよ。はい。
この人の作品は常に一定水準に達するものの、万人受けではなく、一部の人に受ける作品といったところでしょうか。
面白いというより衝撃だしwwww
いや、中毒性はありますね。。
(そういって4巻でしばらく止まってるんですけどね。。)
でもね、今回のこの巻の、神狩屋の過去の話はやばいね。もうやばいとしか言えないんだけど。
自分の舌をスープに入れるとか、そんなことを表現しますか?と。
それも、ただ単に書くだけじゃなく、この人が書くと、もの凄いリアルな衝撃が来るんですよね……
いやはや、もう脱帽ですよ。私ぁ
そして、何よりこの巻は今までよりも犯人が分か -
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雪乃の身体にも表れたぶつぶつと拡がる小さな芽。
残された時間は―――。
「……し……白野さん? 雪乃さん!?」
真っ黒に焦げたドアと壁と天井。ひっくり返って破壊された棚。床はガラス破の混じった水で水浸し。庭に出されていた田上颯姫は、恐る恐る戻ってきた居間の前で立ち尽くす。床に凄惨な血溜まりと、ずーっと廊下の向こうへと続く人間を引きずったような血の痕が残る、誰もいない返事もない居間の前で――。
始まりは『生まれ変わりの子供』の話を真喜多莉緒が母親に話したことだった。異形化した母親と荒んでいく家族関係、そして閉ざされた真喜多邸。雪乃たちを助けにきたはずの蒼衣も隔離され、惨劇は予想以上に拡がってい -
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