感情タグBEST3
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再読。佐和野君と敷島君の存在が個人的には救いです。癒される。
このシリーズだと『人魚姫』と『なでしこ』が好きです。〈悪夢〉のおぞましさが際立っていて辛くもあると同時に、登場人物の優しさや強さが垣間見れた様な。上手く表現出来なくてもどかしいですが……。
臣と一真の友情に感動。
群草さんが忘れられない。
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私的には断章のグリムの中で一番好きな話です。
ただ、後味は良くないかも。
前巻までに出ていたキャラクターでも、どこで死ぬかわからない。サブメインだからといって、死なないとはかぎらない。
それがこのシリーズの一つの怖いところであり、面白いところでもあります。
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断章のグリム9巻、なでしこの下巻です。
今回は蒼衣くん、途中退場ですね。学校があるので、蒼衣が直接事件にかかわっているのは前半戦とラストだけ。
今までに無いことで、雪乃と蒼衣は別行動ですw
前回の記事の追記部分で書いていた配役予想は、ほとんど外れでした。
部分部分では当たっているのですが…。相変わらず、予想を裏切る展開に最後までドキドキでした。
後味はまぁ、悪いんですけどね。
あと、例のごとくで痛いシーンも多いです。雪乃も重症ですし、群草さんにいたっては…。神狩屋も腕一本なくしてますしね。
まぁ、神狩屋は1週間で腕は生えてきたそうですけど。
シーンとしては、一真と臣くんのラスト付近のやりとりが好きです。
見てて悲しくなりました。最終的な結末も含めて、このシリーズ特有の後味の悪さは健在です。
またこの街を舞台にした事件もありそうですし、ロッジはこのまま行くと一真が世話役としてまとめて行くんじゃないかな、という気がします。
千恵の断章詩は今回伏せられていましたけれど、そのうち出てきそうな感じもしますね。ただ、騎士になることはないだろうな、という気がします。
後味は悪いんですけど、内容は面白く満足でしたので★5つつけました。
ただし、ホラーやグロが苦手だとこの小説はとてもじゃないけど読めないかとw
個人的には銀雨ファンなら絶対に楽しめると思います。
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<感想>
また、上手いなぁ・・・・・・
今回は今つもに増して複雑。これは、有名じゃない話しだからという部分もあるとは思うが、わざと複雑に見せてますね。。
例えば、この巻の頭。視点を変えることによって複雑さ、そして前巻との矛盾を浮き彫りにしてますね。(実際は矛盾ではなく、単に、前者が真実なのに対し、後者が警察に語った嘘)そしてこの違和感を上手く使えているのではないでしょうか。
今回は交錯するお話。
それを暗に示すためにも良い効果が出てると思うんですよね。
そして、最後の展開からの群草さんの決意。ここまでの流れは圧倒的。もう凄いの一言。
いつか、こんな話しを書ける人になりたいですねww
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何れ起こるのではないかと思っていた事が、
纏めて起こった巻。
個人的にはそう云う印象が強いです。
只其れ以上に実際起こった事は想像を超えていましたけど。
学校の休日の期間内に終わらない泡渦。
泡渦が誘発する断章の暴走。
死を決意して使う断章。
潜有者の死を以て自己完結する泡渦。
色々な新しい要素が満載で、もしかしてそろそろ纏めなのかしら?
と危惧してしまったりします(巻数的にももう次で二桁ですし)。
只まだ蒼衣や雪乃の本質に触れる様な新要素は追加されていないので
もう少しは続いてくれるとそう思っています。
本当に好きな作品だと、終わりが近づくと其れだけ話が盛り上がって高揚しますが
終わってしまう寂しさの心の準備をしだすので複雑な気持ちになります。
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信仰すべき甲田氏の最新刊!(2009年1月19日現在)
グリムはMissingより露骨な表現が増えたと思うんだけど、それでもあたしはすき!
この巻はラストで泣きました←
下巻やっと出た!期待は裏切らなかった!
たまには蒼衣君の断章詩も聞きたいなぁ(笑)
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『――――お姉ちゃん』
悲嘆と暗闇の中で泣いていた金森梢枝の背後から、突然少女の声が囁かれる。背後の闇から聞こえてきた、小さく、くぐもった、しかし異様にはっきりと聞こえた声。忘れもしない、忘れるわけもない、しかし記憶の中以外ではあってはならない、死んだ妹の、“声”。
金森琴里の自殺を発端に、徐々に悪夢が浸蝕していく海辺の街。だが蒼衣は、ユリと物語の行方が分らぬまま、雪乃を置いて、地元の普通の日常に戻らなくてはいけない。琴里の恋人だった臣と幼馴染みの一真を護るために必死な雪乃。そして悪夢は、雪乃を心配する蒼衣の予想を大きく裏切り、拡散していく――。
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《購入済》どうしようも出来ない現実を突き付けられた気分だ。この結末しか無かったのかと悔しい気持ちになる。
ハッピーエンドではないし、苦々しい結末なのだから、後味はすこぶる悪いはずなのに、諦めの極致なのか妙に清々しい。
それは彼の悪夢が、大量の花で彩られたまま幕を閉じたからでもあるのだろう。綺麗な物語だった。
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『なでしこ』という名の泡渦。あまり有名ではナイ童話ですが、今回のお話しは面白かった。そして一番泣けました。
いつも悲しいラストですが、今回は悲しすぎる。
騎士達の辛さが一番出ているお話しじゃナイかなぁ・・・
と思います。
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今回は犠牲者が多いですね・・・。
一真が生き残ったのは嬉しいけど・・・変わりに・・・・・・。
今後物語りが続いていっても、彼はあの閉鎖された空間で異形と何十年も生き続ける。
これから断章のグリムを読むときは彼を1度は思い出すことでしょう。
今も閉じ込められている彼のことを。
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自分たちの身に降りかかった泡禍にあらがうことを決意した臣でしたが、事件の帰結は彼と一真を、予想以上に過酷な運命の選択へとみちびいていきます。そして、一真たちの所属する騎士団をとりまとめていた群草宗平(むらくさ・そうへい)は、みずからの能力を利用して、事件のもっとも不幸な帰結を回避することをえらび、神狩屋たちの前からすがたを消すことになります。
今回の物語は、これまで以上に入り組んだ謎と救いのない結末のために、とりわけ強い印象にのこっています。すこし残念だったのは、せっかく千恵が再登場を果たしながら、あまりめだった活躍をしていないところでしょうか。もっとも、彼女のおかげで騎士として生きることをえらんだ雪乃の過酷さがきわだたされているという面はあるのでしょうが。
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少し時間は巻き戻り、姉がどうしてこうなったか、から。
初っ端からスプーン一杯がやってきました。
おかげ様で飛ばし読み。
全部読んで、うっかり想像したら色々駄目になりそうなので。
日常をこよなく愛する少年は一時帰宅。
非日常を愛する少女は現状維持。
もう少年に出番がないかと思いきや。
しかし2重構造になってるのがすごいです。
ふたつあるよ、とか言われた時点でそこを考えるべきだったのかも?
いやでも普通そこまで考えを巡らせませんし…。
ああの最後もすごいですし。
体をはってでも守るもの…その覚悟はありますか? と聞かれたら
ないです、と笑顔で答えられる自信はあります。
ところで彼女の断章詩。
いつか出てくるのでしょうか?
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再読。
あまり納得のいかない終わり方でした。
うーん...すんなり入っていかなかった。
千恵の発動条件の言葉が知りたかったなぁ。
何を選んでいたんだろう。
群草のおじいちゃんがそのまま残る、というのは
ぞっとした...むりむりむり。
あぁ、群草さん 好きだったのになぁ。
最後までいい人だったなぁ。
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世界を救う為に親友を殺す事が出来るか。あやふやな世間の為に自分に関わりのある者を見捨てる事が出来ると言い切る人がいたら、その人とは友人に離れそうもない。でも、きっとそんな人が世界を救うんだろうなぁ…それはそれとして、悪夢が重なり合うパターンは今後も出てきそうでますます酷い悪夢が出てきそうだなぁ…
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「お花の王子様」の行く末が気になって、ごりごりと読みすすめ。
童話が知らないものだったので、余計話の展開が予測できなくて終始緊張しっぱでした。
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次々と這いより出現する恐怖。二種類の「なでしこ」という童話。
最後の最後まで謎が解けない複雑な構造と、鳥肌が立つほどの生々しい描写。日常と表裏一体の異常。
悪夢を悪夢で閉じて物語りは終わる。
何ともいえない読後感の一冊でした。