感情タグBEST3
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雪乃さんメインのストーリー。
「殺すわよ」とツンしてる「普通」を捨てたやさしい少女が悪夢に対しての覚悟をみせる話。
追加キャラでアノニマスさんが出てくる。今後の追加キャラにも期待!
横川麻智のアパートで殺された麻智の弟。
初登場で吊るされたのかよwwwと爆笑した。
蒼衣と雪乃は恋愛に発展する要素が今の所、皆無なのも面白い要素でした。
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またしても画像なしorz
断章のグリム2巻でございます。今回はヘンゼルとグレーテル。
まぁ、これも知らない人はいないでしょうw
なかなか面白い発想とでもいうのか、魔女を殺したグレーテルは魔女になる、というのがルールでした。
ただし、グレーテルがいれば帰る場所があるので魔女にはならない、というのも。
電子レンジが恐ろしいことになってた気がします。
レンジ=かまど、でしたかね。蒼衣君、よく見られたなぁ。自分の断章発動条件が、理解して拒絶すること、だとしても…。むむぅ。
立派に普通から逸脱してる気がしますw
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今回の泡渦は「ヘンゼルとグレーテル」です。
帰る場所を無くしたグレーテルは魔女に変わるという悪夢です。
怪物になると復讐を誓った雪乃に残る
普通の少女らしい感情が窺えるストーリーでした。
一人では帰る場所を見失ってしまいそうな危なっかしい雪乃を
帰るべき平穏へ導くヘンゼルの配役が蒼衣だったのが
二人の関係を表していて印象的でした。
蒼衣に対する苛立ちや、それに対するきつい意思表示が
自分に言い聞かせているようで、私は雪乃にいじらしさを感じます。
泡渦は潜有者が元になりますが
潜有者が人として悪なのかと言うとそうではありません。
色々な要因が人を歪ませてしまいます。
その苦悩が狂おしくて、私は「断章のグリム」が好きです。
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鬼才・甲田学人の新作、断章シリーズ☆
数々の泡禍と対峙する、普通を愛する少年と、異端で知られる少女。
神の悪夢と呼ばれる忌憚の世界。
グリム童話や、時にはアンデルセン童話をモチーフにした新境地!
えぇいとにかく読んでみろぃ!!!!!(笑)
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市立第一高校の一年生で時槻雪乃のクラスメイトの媛沢遥火は、通学途中で怪異に巻き込まれた。自身が以前から恐怖症のように苦手としていた駐車場。そこに停まっていた車の窓に、まるで赤ん坊がこちらを覗き込んでいたかのように、白い手形が二つ浮かんでいた。彼女は、学校で腫れ物扱いされている時槻雪乃に話しかける唯一の少女だった。
同じ頃、白野蒼衣も〈グランギョニルの索引ひき〉と名付けられた、童話の形を取るほど大きな〈泡禍〉の予言を受けた。おそらくは雪乃も一緒に巻き込まれるだろう予言を。人喰いの物語の予言を――。
かくして神の悪夢と混じり合った悪夢は、再び〈童話〉の形で現実のモノとなる。
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まさか、白野くんが雪乃ちゃんを殺して、んで最後には白野くんがアリスで自身を破滅させて終わるとかにしないよね?前作…
この人の参考資料とかプロットとかを覗きたいと思う今日この頃。
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シリーズ2
今回はヘンゼルとグレーテルで、グレーテル→人食い魔女っていうループが、なんだかなるほどそういう風にも考えられるなと思いながら読んでました。
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おもしろかったー。
ヘンゼルとグレーテルと魔女の割り振りが意外性があって、
なおかつ、納得することができた!
たしかに昔から不思議だとは思ってました。
迷子になった彼らは家に戻ることが出来たのだろうか・・・って。
まさか、グレーテルが魔女を引き継いでいたという見方があるなんて・・・。
目は悪くなるほど泣きはらして、それでも魔女になるしかない・・・。
なかなか深いです、グリム童話!!
ヘンゼルである蒼衣くんの台詞もよかった。
グレーテルが魔女にならないように・・・・。
道しるべになるよ・・・。
次にも期待です。
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作者はグロくないと言い張りますが、やっぱりグロいです。
このシリーズに於ける童話の解釈が好きです。
土地柄や習慣だったり宗教的であったり、たかだか童話だと思っていても奥が深いと思ってしまいます。
もうちょっと救いがあればより良いと思いますが、これはこれで持ち味な気もします。
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今回はヘンゼルとグレーテルです。読んでいくうちに「ナルホドー」と関心したりしなかったり。あとがきで、作者さんは「グロではない」というんですけど、どうなんでしょう。私は十分にグロだと思うんです…
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ヘンゼルとグレーテル。ええ、メルヘンなお菓子の家が出てくるはずのお話ですが、この方の手にかかると当然のようにこの結末。解釈の違い、なのかな。気付かなかったけれど、確かにこの話、この作品の内容と同じ解釈も出来るのです。盲点でした。童話って奥が深い。
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前巻での細かい設定をすっかり忘れてしまっていたせいか、最初の方でダレて挫折するかと思ったけど、1/3くらい(?)を過ぎたら途端に勢いに乗って読みきってしまった。とりあえず蒼衣が嫌い。そしてイラストレーターをかえて欲しい…。
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『Missing』の作者の新シリーズ第二巻。
相変わらずホラーな内容です。
しかし書き方がうまいので話にぐいぐい引き込まれますね。
今回はヘンゼルとグレーテル。
童話を紐解きながらだれが童話の主人公なのかを探す。
ってか、内容が『Missing』っぽいというか焼き直しというか・・・。
個人的には風子がどうなるのかが気になって仕方ありません。
続きが気になります。
今回は雪乃の行動理念や考え方を記した部分が多く感じた。厳しさの裏側には優しさがある。
状況描写や場面展開の際に、少し説明口調が過ぎる部分があって読みにくく感じるとこがあった。
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泡禍に立ち向かう騎士として生きていく覚悟をもつ雪乃ですが、蒼衣は彼女にもできるだけふつうの少女と変わらない生活を送ってほしいと願います。しかし雪乃は蒼衣の忠告には耳を貸さず、クラスメイトたちの迫害を受けていました。しかし、委員長の媛沢遥火(ひめざわ・はるか)だけは雪乃のことを気にかけて、彼女に接近します。
そんな遥火の過去にまつわる悲劇が明らかになり、泡禍が近づいていることを知った蒼衣と雪乃は、遥火の身に降りかかる災厄を防ごうとします。
主人公たちも今回の事件の関係者たちも、過酷な運命の波に翻弄され、幸福な結末にたどり着くことはないのですが、彼らの芯の強さが印象的で、ライトノベルにありがちなもってまわった心情描写は比較的捨象されているように感じます。
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実質再読。高校くらい以来。これも、いらないからともらった本。
魔女の連鎖とは……。最初は本当に怨嗟的なストーカー的なものだったと思うし、あの女性で終わっていたかもしれない最悪な物語。委員長が潔癖すぎて、そういうところも嫌に思っていたのかもしれないし、その優しさに影響を受けての雪乃の行動だったと思う。
蒼衣くんの雪乃への気持ちの向け方も大変だ……。ボーッと生きているように見えて、とんでもな爆弾抱えてる。お人好しゆえも少なからずあると思うが。
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灰かぶりよりはマシだったけど痛みの表現がほんと痛い...
寝る前にベッドの中で読むもんじゃなかった...
蒼衣くんの今後が気になる。
あとP257の挿絵って誰...?
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次にめくられたのは、ヘンゼルとグレーテル。
そして『舞台』は、彼女の義務である学校。
1巻の彼はそれほど出てこなくなるのかと思いきや
ひょこひょこ出てました。
そういえば『お友達』予定でした…。
骨、と言われて最初に思い出したのは
『騙すため』に使われた骨でしたが
そこは違ったようです。
奥が深い…。
どうやら、これの探偵役は、彼のようです。
どこまで『探偵』としていけるのか。
むしろ再び能力使う日はくるのでしょうか?
今回もまた、後半と言わずあちらこちらに
想像してはいけない状態が。
もちろん、後半の方が怖いですが。
電子レンジほど、ではないでしょうか?
巻き込まれたクラスメイト(男)の、無事の帰宅を願いますw
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《購入済》ヒロインがメインの巻。私には1巻よりも恐怖が少し失速したように感じた。本の厚さの割に内容が残らなかったかも。救われたようで後味はザラザラして苦い。
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断章のグリム 二巻。
媛沢遥火は雪乃のクラスの委員長で
唯一雪乃に喋りかける存在。
あるトラウマで止まっている車に恐怖を感じる遥火。
そんな遥火を中心に今回は『ヘンゼルとグレーテル』の
予言が蒼衣に下されたっ!!
一巻も面白かったですが、二巻もまた面白かった!
人物紹介や現象の説明などが簡単になった分、
よりお話しに引き込まれて読めました。
でも今回も痛々しい描写が多い上に
かなり残酷な表現が・・・切なさもアップです(T-T)
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この事件に関わる一番重要な解釈、
「○○を殺した△△が○○になる」
の解釈が面白かったです(ネタバレにつき伏字)
数少ない友人(とゆか、クラス内で唯一話す人)が関係者ということで、こちらも読んでて辛かったです。
Posted by ブクログ
鬼才のダークメルヘン2作目。
ヘンゼルとグレーテル、という「人食い」の物語。
夏の車の中で、置き去りにされ熱中症で死んでしまった赤ん坊から始まる悪夢。
やっぱり、背筋に寒い、少し気持ち悪いけれど面白いんで困る。
話的には、「灰かぶり」からそのまま繋がっている感じ。
「灰かぶり」か蒼衣が騎士になるまで、ならこちらは騎士になって最初の事件。
そして、「騎士になる」前に神狩屋に投げられた、蒼衣に関する「危惧」。
面白かったです。
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○2008/07/03
買ったはいいものの、1巻のパンチが強すぎて読めずじまいだった2巻。買ったのはここまで。……1巻ほど痛さはなかった。
物語の入りを読んで、改めてこの人は恐怖描写が上手いなぁと思った。ホラーの映像ものによくある、一歩、一歩、ゆっくり忍び寄る…っていうのをすごく的確に文章化してる。
魔女とグレーテルの考察とか、なるほど!って感じ。甲田さんの話は、偏りがあるけど豆知識が拾えるところも好きだ(笑)
っていうかこれ、出版社が電撃じゃなければ確実にラノベじゃないと思うんだけど…。
否定するわけじゃないですが、挿絵の中の小物、ほとんどが同じ角度から撮った絵しかなくてなんていうか…硬い。もうちょっと自然な感じの手法を取り入れて欲しい。
わたしには甲田さんのイメージである"グロ"が入るとダメなんだと思った。なのでこのシリーズはとりあえずここで頓挫…。勇気が出たらまた3巻から手に取ってみます。
ということで、さようなら。
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今回はヘンゼルとグレーテルをベースにした物語。
全開のがインパクトありすぎて、今回はずいぶん可愛く見えます。それでも、十分すさまじい文章なのですが(笑
どうせならイラストもグロくすればいいのに!?
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今回のグロテスクはスプーンの匙一杯分だったらしいです。・・・嘘だ、絶対嘘だよ、奥さん!(誰。この作者が本気出すとどうなるんでしょうか。
考察のあたりはすごく興味深いんですけどね。ってかそれ目的で読んでる気も。それにしても気分が。・・・うげ。
Posted by ブクログ
今回は前巻よりは大分読みやすくなったと思います。しかしながら、まだ説明の描写が多い。もう少し話を進めるにつれ、設定をちょっとずつだしていくテクニックを身につけて欲しい。そして何より設定がこんがらかったし、相変わらず描写が雑です。グレーテルが魔女になるという解釈は、非常に新鮮で面白かったし、いいスパイスになったと思います。全体を見れば、ストーリー的には面白くはあるものの、文章の運び方や乱雑さが気になり、それ故にその面白さにのめり込む前に投げ出してしまいたくなるということだろうか。最後の雪乃と風乃のやりとりは個人的にすごく好きだし、綺麗だと思いました。長所が伸びるだけ短所が伸びるのではなく、長所は伸ばして短所は縮めるような作品を次巻に期待しています。