感情タグBEST3
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神狩屋の過去の話
志弦のお腹には神狩屋との子供がいた!!
病人相手にナニやってんの神狩屋さんwwww
しかし、志弦は「雅孝さんは何も知りませんよ。私が嘘ついたんです。雅孝さんは想像もしてないと思いますよ?。」
「・・・・なんだと?」
そして、志弦はシチューに自分の舌肉を入れて食べさせる!
追伸、シチューのお肉は私です。
かなり笑わせて貰いました。
志弦さんのユーモアのセンスには見習うべきところがある?!
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《購入済》前巻から不穏に胎動していた、それぞれの狂気が溢れ出し奔流する下巻。伏線がスッキリと回収されるのに、後味は最悪だ。上巻が感覚的な痛み、この下巻は配役の精神的な痛みを丹念に抉り出している。
他人の心を理解共感するのは難しい、どうしてもすれ違う。ただただ悲しい、愛する人を失う物語。
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作中で『今までと違い、人の狂気が見える』と風乃さんも言っていましたが、今回おこった泡禍は真相が見えるごとに登場人物のこころに締め付けられました。読んでいる最中も鳥肌が止まりませんでしたが、章のひとつひとつ区切るごとに話を整理していたら涙が…。神狩屋さんの過去は辛すぎました。
…この作品の子達には幸せになってもらいたい。
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人魚姫下巻ということで、事件真っ只中からスタート(のはず)。
この話は、何となく配役は分かっても、誰が潜有者なのかさっぱりと分からなくて、正直やられた~!! と思いました。
言われてみれば納得なんですけどね。人魚姫の物語で一番不幸なのは、娘を亡くした父親って…。
あとちょっと遅かったら、赤ずきん以上に被害者出てたんじゃないかなぁ、と思います。
泡だし…、ね?
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<感想>
もう、ザ・ワールドですよ。はい。
この人の作品は常に一定水準に達するものの、万人受けではなく、一部の人に受ける作品といったところでしょうか。
面白いというより衝撃だしwwww
いや、中毒性はありますね。。
(そういって4巻でしばらく止まってるんですけどね。。)
でもね、今回のこの巻の、神狩屋の過去の話はやばいね。もうやばいとしか言えないんだけど。
自分の舌をスープに入れるとか、そんなことを表現しますか?と。
それも、ただ単に書くだけじゃなく、この人が書くと、もの凄いリアルな衝撃が来るんですよね……
いやはや、もう脱帽ですよ。私ぁ
そして、何よりこの巻は今までよりも犯人が分かりにくい。
何となく、妹ではなさそうだなとは思いはしたが、それだけ。
それなのに伏線はちゃんと張ってるし。。
なんというか、この伏線が童話を理解してないと回収できないものだからこそ、なのかな?
平然と伏線を置いてるのに気づけないんだよね。。
だからこそ、この作品は凄い。。
たは〜虜になりそう。。買ってないけど(ぉぃ
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切ないねぇ・・・。
思いもよらない人物が原因でした。
幸三さん・・・彼の王国だったんだね・・・この故郷は。
泡=死
こんな概念があるなんて始めてしりました。
これを綺麗にまとめあげた物語でした。
後、狩鹿さんの経緯がひどすぎて。
彼女を失い、死も失った。
無神論者になり永遠に彼女の魂とは出会えない王子様。
全体的にまとまりのあるお話でした。
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鬼才・甲田学人の新作、断章シリーズ☆
数々の泡禍と対峙する、普通を愛する少年と、異端で知られる少女。
神の悪夢と呼ばれる忌憚の世界。
グリム童話や、時にはアンデルセン童話をモチーフにした新境地!
えぇいとにかく読んでみろぃ!!!!!(笑)
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じりりりりりん!
寺の敷地内にある住職一家の住居に、不意に電話のベルが鳴り響いた。くぐもった遠い電話の音は、音が夜に食い尽くされたかのような静寂の中を虚ろに繰り返して、響き続けた。誰も決して出ることなどなく、血と、腐った磯と、そして石鹸の匂いが混じったような、異様極る臭いがただよう住居の中に――。
神狩屋の婚約者の七回忌前夜、人魚姫の物語をなぞる惨劇は、蒼衣たちが訪れた海辺の町全体に広がっていく。そして、大量の泡に押し潰されるかのように、徐々に泡禍に巻き込まれていく蒼衣と雪乃。彼らが死の連鎖を誘う人魚姫の真相を知る時――。
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恐怖系小説もついに4巻目。
泡の泡渦。相変わらず描写がグロイです。
今回一番人が亡くなるお話かと。
(前作Missing時代から含めて)
食事中に読むのはお勧めできません。
お魚が食べれなくなっちゃうよ?
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じりじりと発売を待っていました!
始まったばかりの悪夢の続き。予想を上回る恐怖と狂気と凶器の物語。
…この韻を踏む語りがすっと入ってくるのが好き。
描写される狂気の逼迫間にふと周囲を見回してみたり。
しばらくは泡が怖くなりそう。
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やっぱり痛い...今回は泡だったので暫く食器洗うのも怖くなりそう。
なんというか、神狩屋さんは普段が穏やかなだけ狂気が際立って見える気がする。でも一番怖いのは志弦さんだと思った。
お父さんと千恵ちゃんの泡への認識の違いも興味深い。
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再読。
ですが、やっぱり目玉とかのぐちょぐちょ系は苦手...
人魚姫自体あまり好きな話ではないのですが
こういうバッドエンドならいいかも。
お母さんが恐かった...
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いいかげんにしろよ私のPC何回も何回も感想消しやがって←
なに書いてたっけ?
・伏線ありすぎ
・むしろ伏線ですべて埋まってる。いろいろすごい
・これはランダムに読み返すと余計その伏線が浮き彫りになってすごいことになりそう
・設定が強固で忠実で型にはまってるからこそだよね
・最近のラノベにしては内容好き←「ばかな女の子」がでてないからじゃね?←なるほどそうか!
・↑の話だけど、最近のラノベはジョブチェンジクラスチェンジしすぎだよねーチートすぎっていうか
・ホラーグロ嫌い発言は本当かも
・質量感はあるけど毎回現実感はないよね。想像して脳内補完をすすめるとよくわかる
・好きなひとこそ現実感はよけい増すから
・質量感しかない非現実的な恐怖だからこそ物語には合致するけど
・嫌いなことを質量感がでるほどにがっちり想像して出力するとか作者どえむなんじゃね?←ここ笑うところ
・計算ずくすげー
・記号化がすごい
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遂に、人魚姫の泡渦は終わります。
生きる事は"炎"を言う風乃の言葉が印象的でした。
此処ではまだ明かされていませんが、風乃にとって炎は特別な存在です。
目覚めのアリスの「−変われ」はいつ聞いても切ないですね。
大切な物が理不尽に、成す術無く奪われていくのは酷く残酷で悲しい。
きっと此れ程自分の無力さを思い知らされる事は無いだろう。
亡者の王国を壊すしか悪夢を終わらせる方法が無いというのも残酷で、
そして何よりたった一人生き残った千恵は、
その悪夢を背負い続けて生きていかなくてはいけない。
生きる事は闘いだ。
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何だか悲しい話でした。
どこかでねじれちゃったものがそのまま数年経ったが故の悲劇の様な気がしました。
上巻を読んだ後の予想とは全く違った、良い意味で裏切られたと思います。
彼女はあの後どうなるんでしょうね・・・。
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どうしてこの人はあんなメルヘンな話をこうもアレな方面に持っていけるのか不思議でなりません。物語の構成が素晴らしいと思います。
しかし、主人公の蒼衣がどうしても好きになれないのは僕だけか。
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不覚にも泣きそうになったよ。だがその後の壊れた発言に何ともいえないものが…。結局みんな病んでいるのか。今回の潜在者がまた女の子だったらがっかりだなーと思っていたけど、見事裏をかいてくれた。切なさと苦しさと何よりもやりきれなさが満載。現時点ではシリーズ中最も好き。だけどやっぱり蒼衣は嫌いなので★4つ…。
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人魚姫編の下巻で、神狩屋の過去の恋と人魚姫の物語をモティーフにした泡禍の謎が明らかになります。
今回は、これまでにくらべても救いのない結末で、それだけいっそう、泡禍に見舞われたひとの運命を理解し、それによって泡禍を終わらせる能力をもつ蒼衣のやるせなさが強く印象にのこっています。ただそれ以上に、志弦の振る舞いにはさすがに引いてしまいました。
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大学以来の再読。この手洗いうがいが喚起されている中、そして季節柄海の生き物を見たりする機会が増えるこのタイミングで読んでしまった……。でも気になって……。
神狩屋が普通そうで、尋常ではないことがよく分かる回。過去にしか希望がなく、人魚姫に縛られ、一生会うことも叶わない。名前が神を狩るっていうのも納得する。
途中、もしかしてお母さんが……?と思ってしまったけど、果たして?
蒼衣は相変わらず優しい。
しかしまあ……この手洗いうがいのこのご時世に、手を洗っていたら……とか洗い物してたら……とか、少し恐怖が続きそう。
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この作品は読むとトラウマになりそうなことばかり書いてあるな。台所でひたすら目玉を潰し続けるとか……。それに鹿狩の過去も壮絶すぎるし…。
私が密かに待ち望んでいた泡禍からの救出者。この作品では泡禍から生き残る人がやたら少ないので、たまには誰か助からないかなぁと思っていた。今回も生き残りはしたものの、助かったとは言いづらい状況であるため、この物語の基本構造は泡禍に巻き込まれたらもう終わりという事を再認識させられた。
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泡になって溶けた親族。
そして『バイ菌』によって連れて変えられた少女。
おお生き残りが! と思ってしまった今回。
そして予想通り、前半よりもさらにグレードアップした
想像してはいけない場面達。
しかし…驚きの予想が、当たってしまいました。
断章にどうやってなってしまったのか。
その理由もまた…すごかった。
しかし冷静になって考えると、そもそもそれは可能なのか。
むしろ、それは火が通ったものになりえたのか。
こ、根性?
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神狩屋の婚約者の七回忌前夜、人魚姫の物語をなぞる惨劇は、
蒼衣達が訪れた海辺の町全体に広がっていく。そして、
大量の泡に押し潰されるかのように、徐々に泡禍に巻き込まれていく蒼衣と雪乃。
彼らが死の連鎖を誘う人魚姫の真相を知るとき・・・
上巻よりグロイ描写も多いです。
最後が切ないのはいつものコトですが、今回のは
またちょっと切なさ倍増ですね・・・(´Д`)
どんどん目が離せなくなっていく!!
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三作目、の下巻。
神狩屋の過去と、断章を得るに至る「八百比丘尼」の物語。
二つの人魚姫の物語を内包しながら泡のように膨らむ悪夢。
……しかし、ほんとに神狩屋のうんちくと、それ受けての蒼衣の発想がありえねーー。
繋げるにも、そこは知っててもつながんねぇよっ?!
とびびる飛躍で、でも的をついてるし納得してしまうんだから、凄い。