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Posted by ブクログ
断章のグリム9巻、なでしこの下巻です。
今回は蒼衣くん、途中退場ですね。学校があるので、蒼衣が直接事件にかかわっているのは前半戦とラストだけ。
今までに無いことで、雪乃と蒼衣は別行動ですw
前回の記事の追記部分で書いていた配役予想は、ほとんど外れでした。
部分部分では当たっているのですが…。相変わらず、予想を裏切る展開に最後までドキドキでした。
後味はまぁ、悪いんですけどね。
あと、例のごとくで痛いシーンも多いです。雪乃も重症ですし、群草さんにいたっては…。神狩屋も腕一本なくしてますしね。
まぁ、神狩屋は1週間で腕は生えてきたそうですけど。
シーンとしては、一真と臣くんのラスト付近のやりとりが好きです。
見てて悲しくなりました。最終的な結末も含めて、このシリーズ特有の後味の悪さは健在です。
またこの街を舞台にした事件もありそうですし、ロッジはこのまま行くと一真が世話役としてまとめて行くんじゃないかな、という気がします。
千恵の断章詩は今回伏せられていましたけれど、そのうち出てきそうな感じもしますね。ただ、騎士になることはないだろうな、という気がします。
後味は悪いんですけど、内容は面白く満足でしたので★5つつけました。
ただし、ホラーやグロが苦手だとこの小説はとてもじゃないけど読めないかとw
個人的には銀雨ファンなら絶対に楽しめると思います。
Posted by ブクログ
<感想>
また、上手いなぁ・・・・・・
今回は今つもに増して複雑。これは、有名じゃない話しだからという部分もあるとは思うが、わざと複雑に見せてますね。。
例えば、この巻の頭。視点を変えることによって複雑さ、そして前巻との矛盾を浮き彫りにしてますね。(実際は矛盾ではなく、単に、前者が真実なのに対し、後者が警察に語った嘘)そしてこの違和感を上手く使えているのではないでしょうか。
今回は交錯するお話。
それを暗に示すためにも良い効果が出てると思うんですよね。
そして、最後の展開からの群草さんの決意。ここまでの流れは圧倒的。もう凄いの一言。
いつか、こんな話しを書ける人になりたいですねww
Posted by ブクログ
『――――お姉ちゃん』
悲嘆と暗闇の中で泣いていた金森梢枝の背後から、突然少女の声が囁かれる。背後の闇から聞こえてきた、小さく、くぐもった、しかし異様にはっきりと聞こえた声。忘れもしない、忘れるわけもない、しかし記憶の中以外ではあってはならない、死んだ妹の、“声”。
金森琴里の自殺を発端に、徐々に悪夢が浸蝕していく海辺の街。だが蒼衣は、ユリと物語の行方が分らぬまま、雪乃を置いて、地元の普通の日常に戻らなくてはいけない。琴里の恋人だった臣と幼馴染みの一真を護るために必死な雪乃。そして悪夢は、雪乃を心配する蒼衣の予想を大きく裏切り、拡散していく――。
Posted by ブクログ
自分たちの身に降りかかった泡禍にあらがうことを決意した臣でしたが、事件の帰結は彼と一真を、予想以上に過酷な運命の選択へとみちびいていきます。そして、一真たちの所属する騎士団をとりまとめていた群草宗平(むらくさ・そうへい)は、みずからの能力を利用して、事件のもっとも不幸な帰結を回避することをえらび、神狩屋たちの前からすがたを消すことになります。
今回の物語は、これまで以上に入り組んだ謎と救いのない結末のために、とりわけ強い印象にのこっています。すこし残念だったのは、せっかく千恵が再登場を果たしながら、あまりめだった活躍をしていないところでしょうか。もっとも、彼女のおかげで騎士として生きることをえらんだ雪乃の過酷さがきわだたされているという面はあるのでしょうが。
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