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Posted by ブクログ
「不本意に生きて、何もできずに死ねばいい」
苦悩の蒼衣を気遣いつつも、雪乃が取る行動は――!?
“――彼女の髪に、触ってみたい……”
少女が歩道橋を登り、階段の一番上に、ぺた、と差し掛かった時。突然、ぐん、と後ろ髪を鷲掴みにされた感触と同時に、髪の毛が思い切り後ろに引っ張られた。そして、恐怖とともに堕ちていき――。
いまだ葉耶の悪夢に苦しむ蒼衣は、葬儀屋の件でさらに自責の念に駆られていく。葬儀屋の蘇りにより自我を保っていた保持者が多く、蒼衣は方々から恨まれていた。周囲は蒼衣を休ませようと気を遣うのだが、〈泡禍〉解決の依頼は増えていくばかりで……。そして舞い込んできた蘇りの娘が関わる〈泡禍〉事件に、蒼衣も責任を取るかのように、雪乃と二人で解決に向かうのだが――。
Posted by ブクログ
前巻の最後に、蒼衣の能力の発動によって「葬儀屋」がこの世からいなくなってしまい、関東の騎士団に動揺が走ります。責任を感じた蒼衣は、まだ精神が不安定だといって反対する神狩屋の忠告を振り切って、他の騎士団からの要請におうじることを決意します。
蒼衣が向かったのは、飯田真佐代(いいだ・まさよ)という女性が世話役を務める騎士団でした。そこで彼らは、眞守大輔(まもり・だいすけ)という男と会うことになります。彼は、娘の死を受け入れられない妻を救うため、葬儀屋に依頼して娘を生き返らせていました。しかし、蒼衣の力によって葬儀屋が死んだために、娘もふたたび亡くなってしまい、狂気の淵にいる妻のために苦悩していました。
蒼衣は、大輔と彼のもう一人の娘である眞守玲(まもり・れい)の身のまわりに起こりつつある泡禍の対応にあたりますが、そんな彼らに神狩屋から、勇路がリカのもとからすがたを消したという知らせがもたらされます。
登場人物が増えたことで、騎士団関係の人間どうしの軋轢も生じてましたが、身動きのとりづらい状況に蒼衣たちがどのように対処していくことになるのか、つづきが気になります。
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